自分にやさしい自分になろう!セルフコンパッションで自分に温かいまなざしを向けませんか?
お盆の時期の少し前くらいから、スーパーに並びだしたシャインマスカット。
でもねーー。
とにかくお高い!!!
一房1,980円とか、粒が大きくてみっしりしたものになると2,480円とか…
お高いんですけどぉ~~?!
とスーパーで悶絶しながら指を加える日々。
去年は比較的リーズナブルに買うことができたので、今年もそうだといいなぁ~と期待して待っていたら、思いがけずに「広告の品」として1房980円の日がやってきました!!
わっしょい、わっしょい。
私にとっては、一房980円でも決して安いとは思えないお高いフルーツですが、それでも1,000円前後であれば「自分へのご褒美」として買うという選択肢が持てます。
今年初のシャインマスカット。
よーく冷やしておいて、今日の朝に早速4粒。
うやうやしく豆皿に乗せて、食後のデザートとして大事に味わいました。
パリッとした皮の中から、みずみずしく甘いマスカットの味が広がり、やっぱりシャインマスカットはおいしい♡
糖度も高くて甘いので、4粒食べるだけで満たされます。
毎日数粒ずつ食べるので、一房あると1週間近くは楽しい時間が続きます。
うんうん。本当に。
今年も1,000円前後で買えるシャインマスカットがいっぱいだといいなぁ。
それなら毎週1房…と贅沢しちゃえます。
今年も大好きなシャインマスカットが味わえて、ニッコリした朝でした。
はぁ~、美味しいって幸せ!!
* * *
自分を犠牲にしても誰かの役に立とうとしてしまったり、いつも自分を我慢させて周りを優先させるという人は、
きっといつだって周りに気を配り、優しい気持ちを向けることができる”素敵な人”だと思います。
周りの人に愛や優しさを届けることに力を振り絞るがゆえに、自分を後回しにしてしまったり、頑張り過ぎて自分にまで手が回らなかったりと、自分を我慢させてしまうことも多いのではないでしょうか?
周りの人に対しては、「私で良ければ、話を聞くよ」「私に何かできることはあるかな?」と力になろうと声をかけるのに、自分に対しても同じようにしてあげる…のは難しかったりしますよね。
どうにも私たちは、自分に対しては「評価が厳しく」なりがちです。
だから意識して、自分を甘やかすように、自分にやさしさを向けてあげましょう。
身近な人や大切な人が困っていたら「助けになりたい」と思える優しいあなたです。
周りの人に対して向けている温かい気持ちを、自分にも少しお裾分けしてあげませんか?
自分を後回しにしたり、自分を犠牲にしても頑張れる人ほど、自分を甘やかすとか、自分にやさしくする…ということに対して抵抗を感じるかもしれません。
実は過去の私もそうでした。えへへ。
自分を甘やかすと、自分がワガママで怠惰になるのではないだろうか?
自分にやさしくするほどには、頑張ってないし足りていないのに…。
そう思ってしまい、なかなか「自分にやさしくする」ということを許可してあげることができませんでした。
甘やかす・優しくするに抵抗があるならば、視点をちょっとだけ変えて
自分にも思いやりを示してみる
ということならどうでしょうか?
これならば、少しは抵抗が和らぎませんか?
自分へ思いやりを持つことを、セルフ・コンパッションと言います。
コンパッションとは、「思いやり」「慈しむ」という意味がありますが、思いやりや慈しみって、どんな感じのものでしょうか?
大切な人や、大好きな友達が困っていたら「助けになりたい!」と温かい気持ちを持つと思いますが、コンパッションとはこんな風に優しさを伴った温かい気持ちのことを指します。
つまり、自分に対して「温かい気持ち」「温かいまなざし」「温かい抱擁」を持って寄り添い、自分を優しく丁寧に、大切に扱ってあげる。
大好きな人や親友に対してするやり方を、自分にも届けてあげましょう。
* * *
私はグリーフケアを学んでいるのですが、グリーフケアは主に「死別」というやり場のない悲しみや苦しみ、希望を持てない状態や、どんなに願っても叶うことのない現実に向き合い続ける作業と共にあります。
そんな中でも、また心はしなやかに回復していく力を持っていて、グリーフから離れて日常を取り戻していくことができるのですが、グリーフの最中にあるときには
どんな感情も、どんな思いも、ただそこにあることを「わかってくれる人」がいることが、哀しみの中にある人の支えや力になります。
温かいまなざしと、思いやりや慈しみの気持ちで、ただ側にいて「分かろうとしてくれる」「理解しようとしてくれる」ことが、深いグリーフにある人が寄り掛かることのできる、優しい支えになります。
当人の痛みも、苦しみも、涙も、希望が打ち砕かれて前が見えない怖さも、変わってあげることも癒してあげることもできません。
けれど、思いやりを持って側にいること、抱きしめ続けることはできます。
流れる涙があれば、流れるままにその涙を流す場所でその側にいて背をさする。
湧き上がってくるやり場のない怒りがあれば、その怒りの声をただ側で聞き続けてあげる。その姿をただ受け止める。
絶望して下を向いているのであれば、上を向けるまで信頼してその手を握り、待ち続ける。
悲嘆から立ち直れない自分を、叱咤激励されることではなく
「大丈夫だからね」「頑張っているものね」と、優しく慈しみを持って包み込んでもらうことで、心がホッとして、少しずつ力が湧いていきます。
それでもまた、落ち込んだり悲しみに引き戻されるでしょう。
悲しみや絶望は深いものだから、何度も繰り返して前向きになる気持ちを悲嘆が上書きするけれど、それでも「思いやりのある理解者」がいてくれて優しい言葉をかけてくれたら、その瞬間だけでも悲しみの角が丸くなるでしょう。
* * *
周りの人に思いやりを示すことができるあなただもの。
大丈夫、その思いやりの目線を自分にちゃんと向けることができるようになれます!
思いやりや慈しみの気持ちがある人がいたら、その人のことを好きになっちゃいますよね。
できれば、近くにいてほしいと思うでしょうし、友達になりたい!職場にいてほしい!って思いませんか??
思いやりのまなざしを、よりブラッシュアップしていくために「自分で実践練習」するのはいかがでしょうか。
突然ですが、あなたはスケートリンクでスイスイと滑り、軽やかにジャンプすることができますか?
私は全く出来ません。
でも、スケート教室に通って滑り方を教わり、日々練習したら、軽やかなジャンプ…までは相当時間がかかるかもしれないけれど、スイスイとリンクの上を滑ることはきっとできるようになると思います。
野球でも吹奏楽でも、なんでも「練習」しなければできるようになりません。
それと同じで、思いやりのまなざしも「自分に向けるという練習」をして磨いて行けば、そのまま周りの人にも「思いやりメガネ」をかけてみることができるようになるので、
意識しなくても「思いやりのある暖かい人」になれちゃいます!!
ねっ!!
自分にやさしいまなざしを向けて、温かい気づかいを示す「練習」を積むことで、どんどん自分は柔らかく安心できて楽になることに加えて、思いやりの力が爆上がりすることで、周りの人にも暖かさをお裾分けできるようになるという
あったかいループ
が起きちゃうならば、もうこりゃ、自分にコンパッションしちゃうしかなさそうですよね。
思いやり・温かさをもって自分にひと言かけてあげるとしたら、今日はどんな言葉をかけてあげたいでしょうか?
目の前に、あなたの親友がいたとして、なんと言ってあげますか?
それを、自分に向けて優しい声で届けてあげてください。
そして自分に腕を回し、ギューッと包むようにして「お疲れ様」「頑張ったね」と労ってあげてください。
暖かく寄り添ってもらえたら、嬉しいですものね。
優しいまなざしをもらえたら、ふっくらしますものね。
「自分にやさしい自分」を作っていきましょう。
優しくされたら嬉しいから、安心して優しくしていきましょうね!!