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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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お天気だったから!が理由でお出かけ ~またひとつかけがえのない思い出ができました~

マミコが連休で そして晴れたから…と連れ出されたですよ

3連休、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

連休初日は雨がザァザァ振り、地域によってはかなり危険な量の雨が降ったようですよね。

私たちが暮らす新潟市も、土曜日はずっと雨が降っていたので、必要な買い物だけしてあとはのんびり。
午後から3魂で実家に移動して、夕飯を食べて早目に就寝。

そして起きたら、ピカーーンとした秋晴れ!!

これから徐々に冬の足音が近付くと、晴れていても寒くてお出かけするのに二の足を踏むようになるし、それに「今年最後の3連休」だし…ということで

朝、思い付きでお出かけをしようと決めました。

ドライブがてら行ける場所はどこかな?と話していたら、母が以前テレビで見て気になった「農家レストラン」に行ってみたいとリクエストを出してくれたので、レストランのある山古志地区を巡る旅に出発進行!!

仁くん、にーたんも一緒にドダイブでち!!

実家の母と妹、そして3魂で出発進行!!

山古志の農家レストランに行く前に、高速道路のインターを降りた後に「ちょっとだけ反対方向」に進むと、朝日酒造や岩塚製菓などがあるため、まずは『美味しいお買い物から』スタート。

おせんべいの直売所でみんないっぱいお菓子を買ってたでち

むふふ♡

岩塚製菓のお菓子、好きなんです。
特に好きなのが「マカダミアナッツおかき」という、フワッとした口当たりのナッツ入りおせんべい。

直売所は、個包装のパックがいっぱ詰まった「欲張りタイプ」の商品や、こわれ煎などのお得商品も並び、あれもこれも手が出そうな危険な場所。

独り暮らしで消費できる量?

ついつい「強欲」が出ちゃって、一人暮らしであることを忘れて買いこんじゃうんですよねー。(白目)

私が買って来たのは、いっぱい食べられる「こわれ煎」の袋たち。

・マカダミアナッツおかき(2袋)
・大袖振り豆もち
・鬼ひび(うすしお味)
・田舎のおかき(塩味)

どれもたっぷり入っているのに、一袋350円前後というお値段で興奮しちゃいました。(ハァハァ)

大好きなマカダミアナッツおかきは、2袋買っちゃいました。うれしーー。

おせんべいをいっぱい買った後は、近くにある「もみじ園」を散策することに。

なんということでしょう!!

もう少しで冬の寒さがやってきそうな11月だというのに、暖かい日が続いているため紅葉がほとんど進んでいなくて「もみじ」を満喫できず。

庭園内は犬を連れての入場はNGのため、仁くんと私は近くをテクテクお散歩して満喫しました。

いやはや。
きっと秋はうんと一瞬で、いきなり雪の季節になりそうでビックリです。

目的の1つだった「もみじ園散策」も終わったので、次は農家レストランへGO!のはずが…

近くにある美味しい天丼屋さんに吸い込まれてしまいました

「山古志の農家レストランに行くのが目的」だったのに、別のお店には行っちゃうとか、いやー、びっくりですよね。

でもね、でもね、妹曰くもみじ園の近くにある「しょじょじ」というお店の天丼は、本当に美味しいから食べる価値あり!と力説するもので、揺れ動いてしまったんです。

農家レストランへは、お茶しに行けばいいじゃない!と。

お昼前だというのにすでに行列ができていて、その人気ぶりにビックリ。

私は「エビ天」が苦手なので、野菜天丼にしましたが、ブロッコリーの天ぷら・コーンのかき揚げがとっても美味しくてニッコニコでした。

美味しい天丼でお腹いっぱいになった後は、一路「農家レストラン」へ!

と思いきや、農産物直売所などに吸い込まれて、お約束通り、寄り道しながら移動しました。

母が行ってみたいと言っていた農家レストラン

山古志地区を走っていくと、ありました!!!

母が行ってみたいと言っていた「多菜田」さんというレストラン。

お茶しようと思ったのですが、店内は大盛況で待ちの状態。
気軽にお茶だけ…という感じではなかったので、残念ながら店内で過ごすことは諦めました。

が、隣に直売所があったので、そこでオススメされていた「里芋」を買っちゃいました。
どう調理しましょ?
美味しく食べたいなぁ。うふふ。

アルパカさんいっぱいいるでちーかわいいでちーー

次に目指したのは、レストランから真っすぐ一本道を進んだ先の「アルパカ牧場」。

私、アルパカを実際に自分の目で見るのは初めてなので、メチャクチャ楽しみにしていました。

「牧場」なので、入場料が必要かと思いきや…

道路沿いに突然アルパカエリアが出現し、アルパカたちを見るのは無料!!

アルパカたちの区画のすぐ脇が駐車場で、そこに車を止めてアルパカたちの姿をメチャクチャ間近に見ることができました。

※牧場脇に募金箱があったので、そこに気持ちでお金を入れることができるようになっていました。

アルパカには直接触れないように、興奮させないように距離を取りながら、少しの時間だけ仁くんとギンちゃんもアルパカの近くへ。

アルパカの数は20頭以上!!

民家の先に突如現れるアルパカ牧場の敷地には、20頭以上ものアルパカたちがいました。

今いるアルパカ達の他に「出張中」の子や、他県にお引越ししていった子たちもいるそうで、アルパカにとって山古志の環境は相性がいいのだろうなぁ。

ギンちゃんとご挨拶

初めて見るアルパカの姿に、ギンちゃんも興味津々でしたが、アルパカ達もギンちゃんが気になるようでご挨拶しに来てくれました。

ちょっと近付きすぎですよ…

口に枝を加えたアルパカさんが、ギンちゃんに興味津々で「ぐいぐい」と首を伸ばして近付いてきてくれました。

嬉しいけれど、勝手に触れ合わせる訳にはいかないのでそっと離れて、つかず離れずの距離感を保ちました。

ぐいぐいさんは仁くんにも興味津々でちたよ!!

枝を加えた「ぐいぐいさん」は、とてもフレンドリーな性格なのか、仁くんにも視線を向けてご挨拶してくれました。

アルパカはくりくりオメメと、モゴモゴと口を横に動かす仕草が愛らしかったのですが、かわいいだけじゃなくイケメンもいました!!

アルパカ達もそれぞれ個性があって、茶色い毛のこのアルパカはメチャクチャカッコよかったんです!!!

アルパカ界の平井堅さん

という感じで、彫の深さと大きな黒目にたたえた憂いがちな感じがとってもイケてる。
私が女子アルパカだったら、きっと惚れてました。

仁くんとアルパカを見る私。首が…

さぁ皆さん、この写真の違和感にお気付きだろうか…

私の首が「ろくろ首」状態になっているーーー。

あはは。
にょろーんとしていて、アルパカたちに負けず劣らずよ!!!

人生初の「牛の角突き」観戦

山古志と言えば「牛の角突き」が有名な地区。

ふらりと思い付きで来たので角突きはやってないだろうけれど、せっかくだから角突き場が見れたらいいよね~と近くまで行ってみたら、まさかの「角突き大会」が開催されているじゃないですか!!!

しかも千秋楽!

なんという偶然!!

興奮して「せっかくだから観戦したいね~」と行ってみたら、なんと今年最後の角突き大会だというじゃありませんか。

角突きの入場料は、一人2,500円。

チケットを買おうと売り場に向かい出したところで、後ろからおじさんに声をかけられました。

なにかと思いきや、角突きを見ようと思ってきたけれど奥様が体調不良で観戦できなくなったので、チケットが無駄になるくらいならもらって欲しいという申し出。

お高いチケットだから、お金をお支払いします!

と申し出ましたが、どうせ無駄になっちゃうチケットだったし、もらってくれて楽しんでもらえればいいとおっしゃられて、チケットを2枚いただくことになりました。

何ということ…

ほんとうにビックリしました。

闘牛ではあるけれど、傷つけたくないという思い

「牛の角突き」というのが、実際にどんなものなのかはよく分かっていなかったのですが、説明を読むと「闘牛」であることが分かりました。

闘牛なので、牛同士を闘わせる試合。
ですが、山古志の角突きは、闘牛であっても特徴があることでホッとしました。

最大の特徴は『引き分け』を原則としている点です。
これは、家族の一員として大切に飼育している牛を勝負が決するまで闘わせることにより、大きなダメージ(肉体的・精神的)を負う前に引き分けに死、牛を傷つけることを極力避けるようにしているからです。
(牛の角突き会場で配られた取り組み表の裏面より)

神事・伝統行事として守ってきたものとはいえ、傷つけあう闘牛だったら嫌だなぁ…と思っていたので、傷つけあう前に取り組みをやめさせるスタイルだと分かって胸を撫でおろしました。

角を突き合わせる牛たちが入場する際にも「〇〇さんの愛牛」というアナウンスがあって、パンフレットにあるように『家族の一員』として愛して育てていることが伝わってくるのもいいなぁ~と思い蒔いた。

ものすごく大きな牛たちがぶつかる音はすごかった!

スイッチが入って攻撃態勢になる前に「引き分ける」と分かっていても、見ていると角が刺さってケガをしちゃうのではないか?とハラハラしました。

私が見ていた間では牛たちが怪我をするようなことはなく、周りに集まっているたくさんの男性陣が絶妙なタイミングで牛の足に縄をつけて引き離していまいた。

闘牛というだけあって、とにかく立派な角を持った大きな牛たちは、その目がギラリと力があって存在しているだけで迫力満点。

大きな体で低く「モーーーッ」と唸るような鳴き声を上げて練り歩く姿は圧巻でした。

角を掛け合って頭で押し合うのですが(それぞれに技があるようです)、牛たちが大きいのでぶつかる際の音も大きくてドキリとします。

パンフレットに書いてあった通り、激しく闘わせるものではないとはいえ、やっぱりぶつかり合うのを見るのは「何かあったらどうしよう」とハラハラするものでした。

闘牛さんと一緒に記念撮影

角突き場では「ペット同伴席」が設けられていたので、仁くんも一緒に観戦しました。

かなりの人が集まって観戦している環境に圧倒されてしまいそうで、ギンちゃんは日陰に泊めた車の中でお留守番。

角突き場には、対戦を終えた牛たちがクールダウンする場所やスタッフさんを通して近付ける牛などを間近に見ることができました。

スタッフさんに仁くんも一緒に記念撮影しても大丈夫と許可をもらったので、どの場所まで近寄っていいのかを確認して一番近い場所でパチリと撮ってもらいました。

仁くんも一緒に大きな闘牛達の近くに行けたり、一緒に試合を見ることができて、思いがけずに大きな思い出をいっぱい作ることができました。

ペット同伴席の天井の文字

仁くんをギュッと抱っこしながら、迫力満点ながらも「傷つけ合わせない」牛たちの取り組みを見ることができましたが、観覧席の上の屋根部分の言葉にもジーンとしました。

生きている事はすばらしい

山古志と言えば、中越地震で大きな被害を受けた被災地。

そして牛の角突きは、復興の象徴というか、希望が託されたものでもありました。

被災した経験を持つ人たちが復興を遂げていく道のりは、私には想像がつかない苦労や大変さがたくさんあったと思います。

今年のお正月に、能登の地震がありましたが、その時に私たちが暮らす新潟市でもかなり強い揺れを体験しました。
私の暮らす部屋でも、テレビや鉢が割れたりカーテンレールが曲がったりと、軽微ながらも被害がありました。

壊滅的な被害ではなかったとしても、大きな揺れは本当に怖いものでしたから、それを上回る震災というのは、精神的にも重たいものだったと思います。

そこから一つ一つ、現実を直視しながら「生きて行くため」に復興していく過程も、大変なものだったのだろうと思います。

またこの山古志エリアで、伝統行事の角突きをする!

とういうことを希望として、たくさんの人たちが祈りを捧げ、手を取り合ってこられたのでしょう。
角突き場の屋根には、色々な人の、いろんな力強いメッセージが書かれていました。

その中にあった『生きている事はすばらしい』という言葉は、仁くんを抱っこしながら「今ここで共に生きて体験を重ねられている」私にじんわり響きました。

ついつい、何事もない平凡な毎日を送っている…と日常の何でもない状態を物足りなく思ってしまいますが、そんな「なんでもない日々」はかけがえのない日々なんですよね。

生きているだけで、素晴らしいんだもの。
生きている「事」が、素晴らしいのだから。

いいお天気だから!という思い付きでの小さな旅でしたが、ギンちゃん・仁くんと一緒に「忘れられない素敵な体験」をいっぱいできた、とんでもなく素敵な旅になりました。

帰り道では、栃尾エリアの「大きな油揚げ」も買って、夜はそれを焼いてレモンサワーを飲みましたが、最高においしかったーーー。

油揚げは「2枚入り」だったので、今日も残りの1枚を焼いてレモンサワーを楽しむ予定です。イヒヒ。

大好きなギンちゃん・仁くんと、思いがけない楽しい思い出を作ることができた今年最後の3連休でした。

さぁ、明日からまた仕事ですねー。
今週は「月曜が休みだったから4日で終われる!」を合言葉に、上手に自分のペースで無理し過ぎずに乗り越えましょう。

さてさて、油揚げを焼かなくちゃ。
またねーーーっ。

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