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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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分かってもらえるかは相手や状況次第だけれど、伝えてみなければ届かない ~伝えた自分をうんと褒めようね!~

仁くんと にーたんにプデデントってコレでちか??

3連休が終わったのですが…

ぐふふ。
私、今日、有給休暇をもらっちゃってま~す。ま~す。ま~す。 ← 喜びの一人やまびこ

有給申請をした際には、4連休にして少しゆっくり自分を休ませたい!と思っていて、ちょっとのんびりとノートをまとめたり本を読んだりしようと思っていました。

が…
仁くんの会陰ヘルニアの悪化や、ギンちゃんの小さな不調らしきものでバタバタしてしまい、ゆっくりのんびりというよりかは

まずは疲れを取ることが最優先。
二度寝、昼寝、とにかく寝たい!!

という感じで、午前中はひたすらゴロゴロして過ごしました。

有給休暇をもらって「自分だけの特別なお休みの日」ができたら、購入してあるシールや付箋を使いながら、ちょっといい香りのお茶を飲んで…と用意していたものがありますが、それはまたおいおい、毎日の生活の中で時間が作れた時にチョコチョコ活用していこうと思います。

「余暇」にはならなかったけれど、「疲弊してバッテリー切れしそうだった自分の充電」ができただけでもハナマル!!

体力もちょびっと復活したので、これからお茶を飲んでシールを眺めてグヘグヘする時間を持とうと思います。

マヌカハニーってハチミツですか??

冒頭の仁くんを置き去りにしていましたが、そうそう、そう、マヌカハニーを買ってみました。

購入のキッカケは、仁くんの気管虚脱の咳。

心臓病がひどくなっていった時期にも咳が増えたのですが、その時に少しでも緩和してあげられないか?と、「レンコンのすりおろし」「はちみつ」などを試しました。

劇的に回復!ということにはならなかったけれど、レンコンやはちみつは咳に効果を感じたため、今でも咳が増えると活用しています。

夏に買ってもらったリンゴのはちみつでち

知り合いの方からいただいた「ちょっとお高いはちみつ」を食べていたのですが、それを食べ終えたタイミングで、偶然出会ったのが「とうのや・要」さんというお店が手掛けている、りんごの花のはちみつ

キレイな色の非加熱はちみつ

酒屋さんのイベントコーナーで出会ったのですが、「非加熱最上級はちみつ」の説明を聞いて、良さそうだったので購入。

早速ペロリとしてみたら、甘さと共にふんわりとした「花の香り」が広がります。

お、お、お、お上品だな!!

と思ったのですが、どうやらこの「花の香り」が仁くんとギンちゃんには不評で、差し出しても食べようとしてくれない…。

おいしいのにーーー。
まぁ、少しだけクセがあるというか、香りがあるものなので匂いが苦手だと、食べてくれないよなぁ。

リンゴのお花じゃないあたらしいはちみつを買ったでちね!

そう、そう、そうなのよ!!

ってすでに、仁くんがちょびっと「ペロリ」と味見して、お口にはちみつをつけているのですが、マヌカハニーを買ってみました。

お手頃なものから挑戦です

「マヌカハニー」と言う言葉は聞いたことがあるけれど、実はイマイチよく分かっていなかったオマミーヌ。

調べてみたら『抗菌作用・抗炎症作用』に優れている、喉にとても良さそうなはちみつ。

風邪の際の咳止め的な効果に加えて、歯周病や歯肉炎などにも効果が期待できるという情報を発見。
ペット用のオーラルケア用品として、マヌカハニーを使ったものもありました。

私も喉が少し弱いので、風邪っぽいかな?と思った時に喉の炎症を抑えてくれる効果あれば、家族丸ごと全員が使えるじゃないですか!!

ギンちゃんはネコ風邪なのかウイルスのいたずらで、涙が出たり歯肉炎になって歯の半分を抜歯したこともあるので、マヌカハニーがお口の環境にもいい影響があるなんて、仁くんの咳への効果にとどまらず嬉しい副産物!

で、どれを買えばいいの?と調べてみたら、「UMF」とか「MGO」といった品質表示によって抗菌作用に違いがあるのだそう。

ザックリですが

・UMFは抗菌作用の強さ
・MGOは抗菌成分の量

という感じ。

なので、UMF・MGOの数値が高ければ高いほど「お薬的な力」が強くなる!のですが、数値が高ければ高いほど、お値段も上がります。(あはは)

さらに、グレードが高いマヌカハニーになっていくほど抗菌成分が多くなるので、独特な風味が強くなっていくそう。

ふむふむ。
りんごの花のはちみつで、香りが好きじゃない!と食べてくれなかった経験を踏まえて、初めてのマヌカハニーであまり冒険し過ぎない方が良さそう。

だって、ちょっと抗菌成分の含有量が増えるだけで、全然お値段が違うんだもん!!!
一万円以上するマヌカハニーを買って、食べてくれないなんてことになったら、オマミ、泣いちゃう。

ということで、お手頃で良さそうな「UMF6+」「MGO125+」のマヌカハニーを買ってみました。

薬っぽさがあるのかな?とドキドキしていましたが、数値が低めなこともあり食べやすい。

ギンちゃんも仁くんも、ペロペロと美味しそうに食べてくれました。

やったぁ!
これはいいお買い物ができたー。

これを食べ終わったら、次はもう一段階抗菌レベルが上のマヌカハニーに挑戦してみたいと思います。

お薬に頼るタイミングもあるけれど、日常生活の中で食べ物を通して体にいいことをするのも大事ですもんね。

2魂はハイシニア期、私も妙齢なので、頑張り過ぎたり無理し過ぎない範囲で「食べるもの」からの力を借りて健康に気をつけていきたいと思っています。

* * *

はちみつ談義を延々と繰り広げたので、ここからが今日の本題。

えっ?
長いって??

そう、それが、マミコ・スターーーイル!!

と、またしても脱線して行きそうなので話を戻して、仁くんの会陰ヘルニアが悪化してカテーテル留置が必要になりそう…となった際の話をします。

* * *

1週間前、突然の排尿障害で病院へ行ったところ、会陰ヘルニアからの膀胱逸脱であると告げられました。

以前のブログでも書きましたが、会陰ヘルニアはお尻の脇の筋肉部分が破れて脂肪や内臓が飛び出してしまう病気。

手術をしてヘルニア孔を塞ぐこと以外は「対症療法・緩和療法」でしかないのですが、持病があったり高齢で手術のリスクが高い場合は、いきなり手術…ではなく、経過観察をしながら緩和処置を選ぶ方が多いと思います。

仁くんも、そう。

主治医の先生と相談し、麻酔リスクを考えて経過観察を続けてきました。

先生は「排便障害」が起きることを心配されていましたが、仁くんは幸いにも「排泄時に力は必要だけれど排便できなくなる」という症状は起こらず、検査してもらった際にも腸の逸脱も起こっていないことを確認できていました。

ですが、思いもしないタイミングで腸と膀胱が逸脱してしまったことが分かったのが先週。

この状態になり、排尿障害が起きた時点で「手術適応」の状態なのですが、ここでもまた不幸中の幸いで

・膀胱がねじれていない
・飛び出したものを押し込むと自力排尿ができる

ことから、リスクの高い手術ではなく排尿できるようにカテーテル留置の緩和方法も考えたらどうか?ということになりました。

さらに、膀胱が飛び出した際に溜まってしまったオシッコをカテーテルで抜いてもらった後で、膀胱を押し戻してもらうと自力排尿できるので、いきなりカテーテル留置…にもならずに様子見。

ただ、膀胱は飛び出すリスクが常にあるので、排泄の確認と排泄トラブルが起きたら病院へ駆け込む必要があります。

カテーテル留置になれば、仁くんの体を見ながら「合う・合わない」や、ケアのタイミングをどうするか…など、看護や介護的なサポートが必要になります。

「看護をしたい」「何かあったらケアできる状態でいたい」と思うのですが、私は独身・一人暮らしなので仕事中に仁くんの看護をしてくれる人はおらず。

ありがたいことにまだ在宅勤務できる状態は続いていますが、私はサラリーマンとして会社組織に所属して働いているため、会社が目指す「出社推奨」の流れや、固定の出社当番日などもあり、はてさてどうしたものか…。

* * *

ギンちゃんと仁くんは、私にとっては「大切な命」「かけがえのない家族の一員」ですが、ネコと犬、いわゆるペットという存在です。

自分自身の病気闘病であったり、配偶者や子供・親といった「人間の家族」の看護や介護であっても、理解してもらえなかったり、仕事の内容などによってはどうにもならずに折り合いがつかないこともあります。

ましてや、ペットです。

「命であること」「看護や介護が必要であること」は分かったとしても、人間の看護や介護などとは別物だと思う人がいる…というか、それが一般的なのだろうと思います。

人間に対してもですが、子どもがいない人は「子どものいる人の状況」は分かり切れませんし、配偶者は家族の病気やサポートをしたことがなければ、その状況のことを自分ごとのように捉えることは難しいかもしれません。

あくまでも「想像して思いやる」だけで、いざ当事者にならないと見えないものっていっぱいあります。

さらに、考え方も色々です。

そのどれかが良くて、どれかが悪い…のではなく、いろんな思いや考えがあるのが普通で、その中でもお互いに理解し合おうとしたり、納得できる点を見つけたりしながら、折り合いをつけているんですものね。

ペットの看病・介護がある、ということに対して、思った理解が得られないことがあったとしても、仕方のないこと。

それでも…

私にとって「大切でかけがえがない存在」なので、分かってもらえなかったとしても、伝えてみよう。
伝えてみなければ、周りは何も「分からないまま」なのだし、妥協点すら探せないものね。

と、折り入って上司に相談したいことがあるので時間をもらえないか?と伝え、仁くんの病気のことと看病、治療をどうするかがまだ決まり切っていないことなどを話しました。

その上で、自分の出社当番日には仁くんが排泄障害を起こしていなければ、半日ずつであっても出社して作業したいと思っていることや、状況によって在宅にさせてもらいたいという『私の願い』を伝えつつ、会社の意見も聞くことに。

すると、本当に本当にありがたいことに

ペットも家族ですからね。
仁くん、何歳になりましたか?

と、こちらの事情に配慮・理解を示してくれて、働き方についてを考えよう!と言っていただけました。

さらにありがたいことに、上司が会社のより上の人との間で話をまとめてくれて

3月末までは、基本は在宅勤務でOK

にしていただけました!!!

仁くんの不調にすぐ気付ける状態で働かせてもらえることになり、本当にホッとしました。

・全員参加の会議
・社内での外せない打ち合わせ
・お客様訪問などの外出が必要なもの

に関しては、在宅ではなく出社や移動をしますが、もしも仁くんがかなり不調であったとしても、短時間であれば病院や実家、犬のデイサービスセンターなども利用して対応できますし、会社が歩み寄ってくれた分、私もできることはしていきたいと思っています。

カテーテルが不要になったり、または手術を受けることができて排泄補助が要らなくなる…など、状況によって「先のこと」は変わるので、また4月になったら話していきましょう!と言ってもらえているのもありがたい限りです。

ありがたいことに、私は恵まれた形で理解を示してもらえましたが、伝えてみても思う形にならないことも実際にはいっぱいあります。

言わなければ、分かってもらえない。
言わなければ、届かない。

と分かっていても、伝えた後で「やっぱり伝えなきゃよかった…」と激しく後悔してしまったり、伝えたことがうまく伝わらずにガッカリしてしまうことも、たくさんあります。

思ってもいなかったような悲しい反応にあってしまい、泣けてきたり傷付いてしまうこともあります。

伝えてみよう!と勇気を振り絞っても、いざとなったら伝えることができずに飲み込み、我慢したり耐えることだってあります。

できることもあれば、できないこともある。

100%伝えることができればいいけれど、表面的なことしか伝えられないことだってある。

私自身、完璧主義傾向や自分への処罰感情(罪悪感)が強めな上に、ほら、女の皮を被った漢気溢れるタイプなため…

やるならば全力でやるべし!!
間違わずにちゃんとするべし!!

と、自分にプレッシャーをかけて「完璧」を目指そう・白黒つけようとしがちですが、そうじゃなくていいんですよね。

できる範囲で、今の自分ができることをすれば、それで上出来なんですものね。

そしてもう一つ、伝えるという作業には「相手」がいることも忘れてはいけません。

相手は自分ではない「別の存在」だから、相手が何を思い・どう捉えるかは、相手のもの。
分かって欲しいけれど、相手の気持ちをコントロールすることはできないんですもんね。

伝わらなかったとしても、伝えさせてくれてありがとう、と思えたらいいですよね。
伝わらずに気落ちしちゃう自分に対しても、大事な自分の思いを伝えるという勇気を持って、自分のために頑張ったことは、思いっきり労いたいですよね。

私は今回、伝えた先で奇跡がおきて「受け入れてもらえる」「理解を示してもらえる」という、嬉しいギフトをもらうことができました。

あたたかい環境に居られることに、心から感謝です。

* * *

私にとっては、伝える・信頼する、というのは、まだまだ大きな課題です。

素直になる…のが苦手なので、回りくどいしメンドクサイタイプなんですよね、私。

だからこそ、いきなり上達を目指すのではなく、今出来る範囲でスモールステップで少しずつ。

この世界は自分の内側を投影(映し出した)もの、でもあるのですから、世界を信頼するとためには「まず自分を信頼する」ことが必要。

伝えるのだって、まずは自分の気持ちを「自分に知ってもらう」「自分に伝えて理解する」ことから始めなくちゃですものね。

周りの人に伝えられなかったとしても、自分が自分の気持ちに気づこうとして「伝えてね」「分かりたいよ」と寄り添うことができたら、自分自身がきっとホッとできます。

いきなり大きなジャンプはできなくても、小さな水たまりを気持ちよく飛び越える…くらいに、ささやかに軽やかに、小さなことを無理せずに続けて行けたらいいですよね。

私もまだまだ、一歩一歩です。

お互いに、自分をより心地よく生きるために、力み過ぎずに時々休憩しながら、小さな変化を楽しんで生きましょう♡

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