電話対応で愛される「ほんのちょびっと」のコツ ~仕事の上でちょっと役立つ話~
今日からまたサラリーマンとしての一週間が始まりましたが、今日の新潟市は気持ちの良い風がスーーッと入ってくる過ごしやすい一日でした。
ギンちゃんは大きな窓を開けて網戸にしたスペースに潜り込み、風を感じながらノバノバ過ごしていたところを激写。
いい顔してます!!
涼しい風のおかげでエアコンを付けずとも快適に過ごせた…のも夕方まで。
我が家は全方位からの日差しがふんだんに差し込む「日当たり良好物件」なので、午後になると西日もたっぷり差し込みます。
しかも、西日が差す方向に向かってベランダに面した大きな窓があるので、今日は夕方にかけて日差しが強くなったこともあって、爽やかな風以上に室内が熱せられてきたので、黄昏タイムに窓を閉めてエアコンをオンにしました。
雨の影響を強く受けた地域をはじめ、明日はあちこちで猛暑予報が出ているようですので、共に上手に休憩や水分を補給して暑さを乗り切れますように。
* * *
普段、仕事の上で「役立つ事」を書いてきていないのですが、こう見えて(?)今の職場での勤続年数も16年目となり、それなりにOL生活も長い訳なので、仕事の上での『ちょっとしたお役立ち情報』もお届けしていけたらいいなぁ~と思っています。
が…
なにぶん、バリバリのキャリアウーマンでもなければ、日付系のうっかりが標準装備の「ポンコツOL」ですので、そんなに仕事に関するお役立ちネタがないというのが痛い限り。
そんな『数少ない仕事で役立つ小ネタ』の1つとして、今日お届けするのが『電話対応』のコツ。
電話対応で愛される「ちょっとした技」
実は私、電話対応が苦手で、よく噛みますし言いたいことがしどろもどろになることも多々あります。
電話を取るとドキドキ緊張して、うっかり社名を間違えたり、電話口にいる方のお名前や連絡先を聞き間違えたり…なんていうミスも多く、出来るだけ電話には出たくないとすら思っていました。
「電話対応下手選手権」があればいい感じにシード権をもらえそうなオマミーヌ嬢ですが、実は…
電話対応だけで仕事を勝ち取る・新しい仕事のご指名をいただく
ということを、過去から幾度となく繰り返してきています。
ビックリですよねー。
電話対応はお世辞にも上手ではないのに、それでも「いいね」と言ってもらえるんDEATH!!
正直、対応はメチャクチャ下手です。
会社名をウッカリ間違えて、前職の職場名で電話に出てしまい「あっ!間違えました。○○会社です。はわわ。」と訂正したことだって幾度もあるほどです。
でも、電話対応で評価してもらえるその秘密ですが(← もったいつけています)、みなさんは電話対応で大事なことって何だと思いますか?
コール3回以内に取ること?
正しい敬語を使うこと?
メモの取り方??
これらもとっても大切なことだと教わっている内容ですが
一番大事なのは「笑顔」で電話に出ることです。
不思議なんですが、笑顔で電話に出ると声の口調も雰囲気も、笑顔につられて柔らかくなるんです。
電話では当然ですがこちらの表情は見えません。
だから実際に電話の向こうで私が笑顔でいることが相手に見えてはいなくても、笑顔でいる時には不機嫌になったりキツイ言葉を発することが難しいので、自然と柔らかいトーンで対応が出来て、それが相手に優しく届きます。
「笑顔になることがコール3回よりも、筆記用具を持つ事よりも、何よりも一番にすべき大事なこと」と教えてくれたのは、過去に専門学校で働いていた時に学生さん向けにビジネスマナーを教えてにきてくれた外部講師の方が言われていた言葉でした。
その先生によると、世の中には「電話対応コンクール」なるものが毎年開催されているそうで、その優勝者はみなさん電話に出る前に笑顔になるのだそう。
電話対応コンクールのホームページには、過去の優勝者・準優勝者の方の動画(または音声)が紹介されているので、ぜひぜひチェックしてみて下さい。
みなさん、電話に出る時にフワッと笑顔になっていることに気付くと思います。
この話を押してくれた先生曰く、お名前の聞き違いやちょっとした言い間違いなんかは、笑顔で訂正したり聞き直せばいいだけで、それよりも顔が見えない相手には「声に乗って届く雰囲気・声のトーン」のほうがずっと印象に残るものなのだそう。
そして相手には見えなくても、笑顔になることで勝手に声の雰囲気が「暖かみのある柔らかく心地よいもの」になって電話口からこぼれる…というようなことを教えてもらいました。
確かに!!!
電話口での声の雰囲気って、厳しい感じやキツイ口調に聞こえることがあると、ドキッとしますし相手に対してあまりいい印象を持てませんよね?
ちょっとたどたどしくても、その口調が優しくて柔らかいものであれば、心地よく安心して会話を続けることが出来ますし、ちょっとした言い間違いがあっても「あらあら(笑)」と受け流すこともできます。
話をする時に相手に向かって笑顔を向けるというのは、相手を気遣い思いやる姿勢ですが、これは顔が見えようが見えなくても同じなんですよね。
顔が見えないから仏頂面で…というのは、相手に対する優しさや気遣いがないのが、電話越しからも漏れ伝わっちゃうんです。ほんと、不思議ですけれどね。
この話を聞いてから、電話対応は相も変わらず下手で緊張するけれど、電話に出る時にニッコリ笑顔で挨拶することを意識して練習しました。
意識し始めた当時は、電話に出ることに緊張しまくり、笑顔になることを忘れてしまうこともありましたが、とにかく意識して繰り返し練習するうちに、いつしか電話に出る時には息をキュッと吸い込んだ後でニッコリ笑顔で電話に出ることが当たり前になりました。
するとどうでしょう?!
会社名を言い間違えたり、お相手のお名前を間違えたり、うっかりすることがある私なのに『御社のマミコさん(厳密には苗字)の電話の対応が気持ちいいので、今回の仕事は御社にお願いすることにするよ』と仕事の依頼をしていただいたり、『電話でのやり取りだけですが、〇〇という業種の方を特集しているインタビュー記事に出ていただきたいのですが』などとご指名でお仕事をいただいたりするようになりました。
おったまげーーー!!!(平野ノラさんを憑依させてお読みください)
笑顔になることで、お相手に伝わる声に笑顔の雰囲気が乗っかるだけではなく、笑顔になると自分自身の力みが取れて緩むため、自然と軽やかに対応ができるという効能もあって、いいことづくめ。
仕事をしている中で、電話対応はなくせないものなので、ぜひ電話に出る際に笑顔になってみる!という小さな小さなコツを実践してみてはいかがでしょうか?
特別な道具も必要なく、ニコッとするだけで「受話器の向こうの人に愛される」魔法をかけることが出来ちゃうなんて、とっても手軽でいいですよね~。
電話対応コンクールの優勝者さんたちは、笑顔に加えて細やかさや丁寧さがありますが、私はあんなに上手に対応はできていなくて「ポンコツ」な部分の方が多い対応なのですが、それでも笑顔で電話に出るだけで仕事を獲得できちゃうくらい、笑顔で対応することには力があるみたいですYO!!
こちらが先に笑顔を作ってそれを相手に向けると、その笑顔のエネルギーが相手にも届いて笑顔の返事が返ってきやすくなるので、緊張しがちな電話が「柔らかいラリー」に変わることで苦手意識もゆるむ…なんて効能もありそうです。
誰でも実践できる、とっても簡単で手軽な「電話対応のコツ」をご紹介してみましたので、よかったらお役に立てていただければ嬉しいです♡
ではでは、おやすみなさーーーい。(ニコッ)