自分を喜ばすことは、自分への”福祉”なのかもしれないと、ネコの本を読んで思った話
先日のブログで「セリアでハロウィンシールを買ったよ!」とウホウホしましたが、他にもシールを買っていたので…
見せびらかしちゃいまーーす。(ドヤ顔)
動物モチーフのものが好きで、気付くと動物柄シールばっかり集まっていたのですが、少し前に買った「プレインクステッカー」というシールをノートに貼ったらとてもかわいくて…
ふんわりやわらかい人物系のシール
にも最近は心ときめいてしまっています。
上手に使いこなせるか…は、また別問題なんですが、絵本のタッチのように優しい色合いのシールは、見ているだけでニッコリ。
そして、柔らかい人物が登場するシールは
相棒として「動物たち」が登場するのが、たまらないんです。
「あの子といっしょ」というシートタイプのシールは、この他にもクマやネコなどの「あの子」が描かれたものもあるのですが、私は厳選してうさぎと犬柄を選択。
でもねーー。
実際に手元に届いたのを見たら『ほかの子も欲しい!』と物欲がたぎって、追加でポチろうか迷ってます。
* * *
先日図書館で、今月の新刊!というコーナーにちょこんと飾られていた本に目が行きました。
「あなたの猫を世界でいちばん幸せにする方法」(ザジー・トッドさん著)と題した、タイトルも気になる一冊なのですが、まず目に飛び込んできたのが、表紙のネコちゃんのイラスト。
こ、こ、こ、このタッチは「松本ひで吉先生」の絵じゃないですかーーー?
柔らかく愛らしいシルエットで、ネコちゃんのかわいらしさがメチャクチャ伝わってくるイラストですよね~~。
私が松本ひで吉先生を知ったのは、『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』という漫画。
ちょうど夫婦問題でしんどかった頃、夫婦問題解決セミナーに参加した際に「自分の好きなことを楽しみましょう!」という話を聞き、だけれどずっと自分を無視して生きてきたので
私の好きなことが、わ、わ、わ、分からない!!
と途方に暮れつつ、彼が帰ってくるのか来ないのか分からず、一人でもんもんとする週末を送るくらいなら、思いっきり存分に漫画を読もうと思って、漫画喫茶に行きました。
そこで普段読んだことのない漫画に沢山出会いましたが、『犬と猫…』もそのうちの1つ。
あああーっ、そうそう、分かる~。
とひとつひとつのエピソードにニッコリして、気付いたらクスクス笑っていました。
あぁ、私、今日笑ってる。
家にいたら、笑うこともなく泣いていたはずなのに、笑えてる。
そう思ったら、なんか泣けてきて苦笑いしたっけ。
その後も、Twitter(現 X)などで情報を勝手にチェックさせていただき、漫画も読んでます!!!
ええ、ファンです!!!
でねでねっ、そのひで吉先生に…
こ、こ、この場所に、ひで吉先生がいらっしゃったのね!!
と、一人で大興奮してサインをカメラに収めてきました。
いひひー、かわいい。嬉しい。
はっ!
推しの先生の話をしてしまったので、随分と本題から横道に逸れましたが…
そう、これが
マミコ・スターーーイル♪
話を「猫を幸せにするための本」に戻します。
本を読むことで、新しい発見や「やっぱり!」と思えるもの、「へーーっ!そういう視点もあるのか?」「猫の特徴って面白い」と、色々と学べるものがありました。
本によると動物福祉の上で「5つの自由」というものがあるそう。(私は「アニマルウェルフェア」について知らなかったので、とても興味深かったです!)
●飢えと渇きからの自由
●不快からの自由
●痛み、ケガ、病気からの自由
●恐怖と苦痛からの自由
●正常な行動をする自由
生きていく上での「水や食事」に加え、快適に暮らせる「環境」、病気にならないように「予防や治療」が与えれ、暴力や不安のない「安心できる場で自由に生きる」こと。
そしてこの「5つの自由」に加えて、「5つの領域モデル」というものがあり、考案者のデビッド・メラー博士(ニュージーランドのマッセー大学元教授)の言葉が本の中で紹介されていました。
「良好な栄養状態、快適な環境、適切な健康管理、正常な行動、そしてもっとポジティブな経験をする機会」が動物福祉の観点から重要だというのだ。
博士は、「動物が生き延びるために何が必要か、ということと、生き延びるだけでなく生き生きと暮らすために何が必要か、は違う」ということを私に教えてくれた。
飼い主なら誰しも、ペットがイキイキと暮らせるようにしてあげたいと思うのではないだろうか。
(引用:あなたの猫を世界でいちばん幸せにする方法/サジー・ドットさん著 日経ナショナルジオグラフィック編集)
ふむふむ。
本当にそうですよねーー。
生きるためには「基本的に大切なこと」として、衣食住が満たされて、さらに健康管理・当たり前に生活できる環境があることが必要なのは、人も動物も一緒。
そして、ただ生きるための安全が守られるだけではなく
『もっとポジティブな経験』をする機会が、動物福祉の観点で重要!
『生き延びるだけでなく生き生きと暮らす』ためには、ポジティブな体験が必要!
ということに、メチャクチャうなずきました。
ペットにとってのポジティブな体験は、たとえばお気に入りのおもちゃで遊ぶ楽しい時間や、窓から植物や鳥や車を眺める時間とか、人と一緒にトレーニングをしてできることが増えて褒められる体験を通してその時間が待ち遠しくなる、などなど、イキイキ・ワクワクできること。
「ポジティブな体験」である、楽しいこと・嬉しいこと・好きなこと・心躍るワクワクできることは、ただ生きるだけじゃなくって
イキイキ生きるために大事なことなんだ!って。
動物福祉の観点でも大切な「好きなこといっぱいしようぜ」という話は、まるまる私たち人間にも当てはまりますよね~。
っていうかぁー ← 急にギャル
ペットたちは身近な存在である私たちが「笑顔で楽しそう」にしていればいるほど、安心したり楽しい気持ちを感じられて、心地よく暮らせるはずです。
そう!
私たちが「好きなこと」「ワクワクすること」「もうさ、とにかくポジティブな体験」をいっぱい自分に与えてあげて、率先して幸せで心地よくあることが、大事なペットたちのためにも必要ってこと!!(強引)
まわりまわってペットにも幸せな気持ちになってもらえる循環が起きる以外にも、周りの人間に対してだって、良い影響をお裾分けできるんです。
自分が好きなことや幸せに満たされていたら、ご機嫌でいられますもんね。
ご機嫌な人が身近にいてくれたら、ホッとしますし嬉しい気持ちも伝染します。
目の前の人が良く分からないけど「不機嫌」だったりしたら、自分が何かしたわけじゃなくても不安になったり、なんかしちゃった?なんか言っちゃったかな?って気になっちゃいますもんね。
だから、周りの人のためにも「ご機嫌」でいられるように、自分の好きなことをいっぱい自分に与えてあげて、自分を喜びで満たしておくのって、重要!!
動物福祉の観点でも「好きなこと・楽しいこと・喜びやワクワク」はメッチャ重要だからね~と言われているんだもの!
自分の好きをもっともっと楽しむぞ!
自分が望むことのために、もっともっと邁進するぞ!
美味しいもの食べるぞ!
好きな場所に遊びに行くぞ!
好きな本を読むぞ!
シール買うぞ!
好きな人とお喋りするぞ!
学びたいことを学ぶぞ!
眠たかったら、お昼寝できる日にめいっぱい寝るぞ!
って、自分にとっての「心地よくポジティブに思えること」をするのは、自分のための福祉。
遠慮なく、やっちゃいましょう。
思いっきり、好きを楽しんで生きていきましょう。
だってね、ただ生きるんじゃなくて、イキイキと自分の人生を生きるのが私たちの仕事だものね。
せっかく生きているんだし、楽しんでヨシ!っていうか、楽しむのが福祉だから!!!
楽しむことを自分にいっぱい与えた分だけ、ペットたちにも「楽しいこと」をしてあげたいと思えるようになっていきます。
まずは、自分が満たされる。
満たされれば溢れて、身近な命にも届けたくなるから。
ってことで、もっともっと、好きを楽しんで生きましょうね~。
マミコおねいさんとの、約束だよ!!