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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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人生に円熟味が増しても苦手な人はいるし、無理して付き合わなくていい ~人生の先輩からのありがたい言葉~

マミコちゃんの好きな飴ちゃんでちね。

「飴ちゃん」と言われる固いタイプの飴よりも、ハイチュウやぷっちょなどのソフトキャンディの方が好きなのですが、固い飴…というか、普通の飴も好きです。

一時期ハマッたことがあるのが、シンプルにお砂糖の甘さを楽しむ「野州たかむらのどうぶつべっこう飴」。

久しぶりに買ってみたら…

やっぱり、好き♡

鳥やウサギなどのカワイイモチーフ型の透き通ったべっこう飴が、飾りもなにもない透明の個包装につつまれている素朴でシンプルなものなのですが、目にもかわいく、お口に入れると甘くて幸せで、キラキラした宝石のようなおやつ。

スーパーで見かけることはないのですが、雑貨屋さんやカルディ、イオンの中にあるカルディっぽいお店(カフェランテ)で、いつも私はこの飴を調達してきます。

仕事中、午前中に1つ、午後に1つ。

ちょっとだけ甘いものが欲しいときに、かわいい動物柄のべっこう飴に脳疲労のサポートをしてもらいながら今週を乗り切りました。

フレーバー付きの「オシャ」な飴とは違って、素朴なのだけれど美味しい飴。
気になっちゃったらチェケラして召し上がってみてください!!

* * *

私はスマートフォンやタブレットを「ジップロック的な密閉袋」に入れ、お風呂で本を読んだり、動画配信などを見てバスタイムを満喫します。

先日、何気なくTVerを開いたら、黒柳徹子さんが出演されている「しくじり先生」の配信があるのを発見!

わ、おもしろそう!!

と配信を見てみたら、本当に期待を裏切らない面白さで沢山笑わせてもらったのですが、それと同じくらい心に残る言葉や、ハッとさせてもらえることもたくさんありました。

「しくじり」的な表現で紹介されていましたが、徹子さんは人見知りなのだそう。

えーーっ!という感じですよね。
何十年も「徹子の部屋」で、さまざまな人と上手に対話されているのに、人はほんと、見かけによらぬもの。

人見知りもそうですが、人間関係の中で「なんか馬が合わない人」とか「苦手な人」っているじゃないですか。

こちらが悪い訳でも、相手が悪い訳でもなく、単純に「合わない」だけ。

できるだけ分かり合いたいし、いい関係を築きたいと思っていても、この世界にはたくさんの人がいて、どうしても歩み寄れない人というのも存在してしまうもの。

価値観の違いとか、大切にしている物事の違い、考え方の違いがあって、交じり合えないものはどうしようもないんですよね。

それなのに、人とは仲良く「すべき」とか、どんな人にもいい面があるのだからそれを探す「べき」というように、苦手な人との関係も良好にした方がいい…と自分に無理をさせてしまうことって、あるあるですよね。

自分がそうしたくて歩み寄るならば全然問題はないんです。

でも、「べき」と思って無理矢理自分を押さえつけて、苦手な人と仲良くならなくちゃ!と思っていたら、かなりストレスを感じちゃいますし、自分がいっぱい傷付いちゃいますよね。

徹子さんは「しくじり」という名目でお話ししてくれましたが…

嫌いな人には即、絶縁状!!

と、自分の中できっちり「境界線」を設けて、合わない人とは距離を取ることをされてきたのだそう。

「絶縁状」という言葉の強さよ。
いや、さすが徹子さん。かっこいい!!好き♡

絶縁状はどんなときに出されるのか?という話になった際に、とても印象的だったのが

「いじわるされたら、お出ししなきゃ」

と真っすぐに言われたことろでした。

うんうん。
世界で一番大切な「私」に対してイジワルする人と、付き合って自分を傷付ける必要なんてないですもんね。

自分を守るためにも、心の中でしっかりと「絶縁状」を突き付けて、距離を取って近付かないようにしていい。

それって、自分が草食動物で、相手が肉食動物だと分かったようなものかもしれませんよね。

わざわざ肉食動物に近づいて行って、怪我をさせられたり、時には致命傷を負うような傷を負って瀕死の状態になる必要はありませんもの!!

草食動物と肉食動物は、近付かずに離れて生きています。

どちらが「いい・悪い」ではなく、それぞれに「いるよなぁ~」と認識し合いながら、絶妙な距離感で暮らしているように、苦手な人や自分と合わない人とは、距離があってもいいんだ、って。

絶縁状も清々しいくらいに自分を大事にするための作業でしたが、人見知りだというエピソードを話されていたときにも、スパッとカッコいい言葉を話されていました。

興味のない人とは話したいと思いません。
誰とでも仲良くできるわけではない。

ほんと、ほんと!!!

みんなとなかよくしなくてはいけない。
周りの人のことも理解し、歩み寄って仲良くしなくてはいけない。

って教えられてきたけれど、全ての人と「仲良し」になんてなれなくてもしょうがないし、その人を故意に傷つけたりするのでなければ、そっと離れていくのは別に悪いことでもなんでもないんですよね。

実際に「絶縁状」を書いて出すところまではしなくてもいけれど、自分の中で「この人とはお付き合いはしなくてもいいな」という人とは、しっかり距離をとってもいいし、どうしても腹が立ってしまうときには

絶縁状ならぬ、お恨み帳を書きなぐる

ことで、感情をスッキリとノートに吐き出して、嫌いなものは嫌い!ムカつくものはムカつく!と、自分を楽にさせてあげましょ!

徹子さんの言葉で、より一層肩の力が抜けたな~と思っていたとことで、90歳を超えられた人生の先輩でもあり、ターミナルケア・グリーフケアにも永年たずさわられてこられた「鈴木秀子シスター」の「ゆっくり変わる」という著書にも、こんな言葉が書かれていました。

顔を合わせたくない苦手な相手というのは、誰にでもいるものです。
「その人のことを思い浮かべるだけで、気が重たくなってしまう」ということは、残念ながら何歳になってもよくあることです。
(中略)
あなたにとって不愉快でたまらない相手がいた場合、いちばんの解決策は、その人と「距離を置く」ことです。
(引用:ゆっくり変わる/鈴木秀子さん著・アスコム)

神様にお仕えする「シスター」と呼ばれる方でも、苦手な人がいることを「そういうものです」とおっしゃっていますし、きっと鈴木秀子さんにも「合わない人」がいるのだろうと思います。

気が重たくなるくらい苦手な人がいるのが「何歳になってもある」と書かれているように、人生が円熟して知識も経験も深まっても、

苦手なものは苦手
合わないものは合わない

んですよね。
なんかとっても、ホッとします。

そして、徹子さんの絶縁状よりはソフトな言い回しですが、不愉快だと思う人、合わない人とは

距離を置くこと

つまり、できるだけ関わらずに最小限の関わりを方をする場所にいるだけでOK!と提唱されています。

さっき、草食動物と肉食動物の話でもチラッと書きましたが、それぞれ同じサバンナに生息していて、「いる」ことは分かっていますし、共存しているので時には近付いてしまうこともあります。

近付くことはあれど、またちゃんと、それぞれの場所に戻っていきますよね。

鈴木秀子さんは「距離を置く」ことが一番の解決策だと言いつつも、社会生活をおくっていると物理的に距離が置けない場合もある場合に

苦手な人には「おはよう」と声をかけるだけでいい

と言っています。

うんうん。
ほんと!!!

無視するのはまた違うし、かといって仲良くするのも違いますもんね。

その上で「おはよう」と挨拶だけは交わす。
何か仕事で必要なことだけは会話を交わす。
何かしてもらったら「ありがとう」と言う。
何かしてもらう必要のある時には「お願いします」を言う。

ちょっとドライかな?と思うかもしれませんが、これくらいの距離感でいていいし、このくらい離れていた方が、自分の心を守る上で大事なことです。

黒柳徹子さんも、鈴木秀子さんも、90を超えられた人生の大先輩方です。

そのお2人が共に「苦手な人がいるのは当然だよ!」「合わない人と無理して付き合わなくていいよ!」「最低限、挨拶できればOK!!」と教えてくれていますから、後輩である私たちはその言葉を素直に受け取って

苦手な人と離れながらも、最低限の会話で大丈夫

と、罪悪感を感じ過ぎずに、自分を上手に守ってあげたいですね。

ではでは。
おやすみのもんたーーー。

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