愛おしむ、大事にする、を教えてもらって実践している話
ギンちゃんが訝し気に見ている筒は「髪・体・お風呂でも使えるオーガニックオイル」。
美容院ですすめてもらって購入したのですが、とってもいい香りでお気に入りなんです。
香りや重たさの違う3種類のオイルがあって、私は軽めの「No.1」と「No2」を使っています。
オイルつながりで話がちょっと飛び、誕生日に「エステでオイルマッサージ」という贅沢な体験をしたのですが、その際にお腹も優しくマッサージしてもらい、とろける気分を味わいました。
乾燥肌なのでお風呂上りに体全体にボディークリームをザッと伸ばし、時に腕や足をクリームを使ってマッサージすることはありますが、お腹ってどうやってマッサージしてあげればいいのかイマイチ分からず。
表面をザーッとクリームで撫でるしかしていませんでしたが、セラピストさんに施術してもらった際に「こんな風に触れればいいのか!」と気付けました。
少し前に『タマタマダケ』の話をしたのですが、そう、厨二下ネタ全開だった例のアレ。
その中で「お腹にある手術痕」に、痺れとひきつれた感じがあって、そこにじんましんが出るという話を書いたところ、お友達のヒロコンヌからメッセージをもらいました。
傷跡はどうしても違和感あるよねー。
あっためていたわってあげてね♡
頑張ってくれた部位でもあるからね。
あっ、本当にそうだ!!とこの言葉で気付かせてもらいました。
傷痕は『頑張ってくれた場所』という言葉に、激しく赤ベコ。
傷周辺に違和感が残っていることに対して、「もうずっとこうなのかな?」「良くならないかな?」と、どちらかというと不満寄りのネガディブさを感じていましたが、いやいや、そうじゃないんだ!!!
お腹にある痺れのある12㎝弱の傷痕は、私をしんどくさせていた子宮を取り出すために
傷付いてくれて、私のために一生懸命に頑張ってくれた場所なんだ。
そう思ったら急に、傷痕に対して「またじんましんが出て痒いよー」とか、「痺れてるなぁ」と首をかしげるのではなく
頑張ってくれたのに、労わってあげられていなくてゴメン!!!
と、言う気持ちが湧いてきたと同時に、じんましんや痺れは「私に優しくして!ってメッセージを発していたのかも…」と思いました。
そこで、傷痕を中心として血の巡りがあまりよくないと指摘されたお腹を、丁寧に優しく労わるように、オイルマッサージを始めました。
仰向けになって寝ながらオイルをお腹に伸ばし、『今まで労わらずでごめんね。いっぱい頑張ってくれてありがとう』と伝えながら、手をお腹に優しく当ててじんわり暖かさを広げてみると、多幸感に包まれます。
オイルの香りが柑橘系で好きな香りなので、同時に大きく深呼吸して香りを吸い込むのもリラックス効果大!!
まだ実践して1週間ですが、1日を終える前に自分への「ありがとう」を込めた手当をしています。
柔らかく手指が伸びるオイルで、傷の周りも滑らかにケアしてあげられているのですが、傷痕はカチコチしていて冷たくて、こんなにも放置して無視していたんだなぁ…と反省。
傷の上下のあまり感覚がなく痺れている部分に、手のひらをのせて温めながら『頑張ってくれたのに、ずっとケアしてあげなくてごめんね。見てあげていなくてごめんね。』と伝えて見たら、思わず涙田出ました。
頑張ったのにずっと無視されてきて、さらに痺れにモヤモヤして…そりゃ、悲しかったよね。ほんとにごめん。
寝る前に自分へのありがとうを込めた手当て。
実践してまだ数日ですが、頑張ってくれたのに見てあげなくてごめんねって伝えたら、思わず涙が出ました。
頑張ってくれた大事な大事な、私の傷痕。
私のために、傷付いてくれた場所。
引き攣れた感じと、ギュッと硬くなってもしかしたら「癒着」してしまったのであろう下腹部分は、時間をかけて硬くなってしまったもの。
だから、マッサージや手当をしたからといってすぐにはほぐれていかないと思いますが、気付かせてもらって「あっ!」と思えた所から、自分にゴメンネって伝えて、優しさや愛情を届けて良ければいいんですもんね。
相変わらず、冷たく硬く痺れていて、痒いと思えばじんましんが出てしまったり…と、傷痕自体は今までと変わらずなのですが
自分の思い、自分の目線が変わるだけで、愛おしく見れるようになりました。
現実はまだ何も変わっていなくても、愛おしみ・大事にする「思い」が芽生えると、自分自身が内側からポカポカした感じになってニッコリできます。
ゆっくり、少しずつ。
ゆっくり、毎日。
自分の傷に「無視してきてゴメンネ」と当時に「頑張ってくれてありがとう」を届けながら、愛おしんで大切にケアしていこうと思います。