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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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頑張ってくれている「見えない働き」に感謝するとともに、自分の内側に暖かさと愛おしさを感じたことと。

また漢方をやるんですか?

連休明けの一週間…。

つ、つ、つ、疲れたーーーーーっ。(魂の叫び)

って言いながらも、明日も仕事なんですけれどね。(白目)

昨年後半、お腹周りの冷えと腸が動いていないことから「漢方」を飲んで体質改善を図っていたのですが、腸の動きがおかしかったのは『巨大卵巣腫瘍』があったせいだと分かり、内科通いを終了。
その後は漢方を使うことはなく過ごしていました。

術後、傷はすっかり癒えているものの、どうにも「ホットフラッシュ」的な症状と「微熱」に悩まされていました。

巨大な腫瘍を作っていたのは左の卵巣で、私の腫瘍は幸いにも良性だったので「右卵巣」を残すことができました。

卵巣は2つある臓器で、片方を摘出しても残された卵巣が頑張って働いてくれるようになるため、ホルモン分泌や排卵には大きな影響はないそう。

私は卵巣摘出の前に「子宮体部」の摘出をしているため、毎月の月経がなくなりました。

その際に『卵管』は癌の予防切除で摘出しましたが、女性ホルモン分泌のために両卵巣は残してもらっていました。

なので、生理がなくなり自分の「生理周期」のようなものは分からなくなりましたが、体の内側では排卵やそれに伴うホルモン分泌は行われていて、胸が張ったりPMS的な症状を感じることで

私の卵巣が働いてくれているんだなぁ

というのを時折感じることができていました。

でも、PMS的な症状もうーーんと軽くなりましたし、生理が来ないことになれてくると、排卵がどうとか女性ホルモンがうんぬん…というようなことは、ほとんど意識することはありませんでした。

今回手術をするにあたり、右卵巣を残せたので『強制的に閉経』する状態ではなく、右卵巣が働いてくれると思っていたのですが、これがどうした!!!
術後からホットフラッシュのような症状が現れだして、首をかしげるばかり。

術後すぐは卵巣の働きもバランスが崩れるのだろうと思っていましたが、1か月、2カ月と時間が経過する中で傷は良くなるのに「微熱とホットフラッシュ症状」は収まる気配がない…。

右の卵巣が、機能してくれなくなったのかな。
はたまた、手術が謎のトリガーとなり、突然「閉経」したのかな。

とにもかくにも、生理がないので「自分の卵巣の働き」について判断することができないので、次回の診察時に先生に聞いてみようと思っていましたが、家の近くにレディースクリニックが開院するという情報を入手!
さらに、女医さんもいらっしゃるとのことで、もしも「更年期症状」だとしたら相談しやすそうだと思い、開院してすぐに予約して診てもらってきました。

家から近いので、お昼休み中にサクッと受診。

右卵巣は残してもらったけれど、術後からホットフラッシュのような症状が続いていることを伝えると、血液検査で女性ホルモンを測定し、卵巣機能がどうなっているのかを調べることになりました。
結果はGW明けに出ることになっていたので、しばしおあずけ。

私は「ホットフラッシュ」的な外にエネルギーを放出する系の不調はあるけれど、ゆらぎからくる落ち込みなどの内にこもる感じの不調はなく、その場合には「貼るタイプ」の女性ホルモン剤がとても効果があるという説明を受けました。

結果次第で、ホルモン剤を使えれば毎日の突然の発汗と冷えから楽になれる!!

そう思ってすごく安堵した状態でGWに突入。

で…
体と心や思考はすごく繋がりが深く…

レディースクリニックで検査して先が見えた翌日から、パタリとホットフラッシュ的な症状が消えました。

GWは初日の朝から秋田に向かうこともあり、バタバタしていて「ホットフラッシュ」がないことにも気付かない状態。
でも、数日してハタと

あれ?
1日のうち、あんなに何度もカーーッとして汗をかいていたのに、嘘のように何も起きなくなった?!

と気付くと同時に、着替えの際に手が胸に触れると「イテッ」と強い張りがあるではないですか。

も、も、も、もしやこれは、右卵巣が頑張っているのでは?!

そして昨日、結果を聞きにクリニックに行きました。

結果は、ホルモン量的に多分排卵や女性ホルモン分泌があるだろうとのこと。
生理がないので分かりづらかったけれど、まだ更年期(閉経)という状態ではなく、右卵巣は頑張っているとのことでした。

胸の張りと、若干の腹部膨満感(PMS的症状)があったので、うっすらと自分でも感じてはいたけれど、血液検査の結果からも右卵巣が機能していることが分かり、なんとも言えない気持ちになりました。

健気に頑張ってくれて、ありがとう。
少しバランスが崩れてしまったのを、数か月かけて懸命に立て直して動きだせるようになったのかな?

なんか、本当に嬉しいな。
残せた卵巣が、まだ働くことができていることが、とってもとっても嬉しいな。

先生が笑顔で結果を説明してくれている脇で、そっと右の卵巣がある下腹部に手のひらを添えて「ありがとう」と心でつぶやきました。

茶色の漢方でちね

今のところ更年期的な数値ではないものの、ホットフラッシュのような自律神経のバランスが乱れたこともあるのと、お腹やお尻周りの冷えの改善にも役立つうえにいざ更年期になっても続けられる漢方薬を試してみないか?と先生から提案してもらったので、まずは1か月ほど漢方を使ってみることにしました。

2種類の漢方を毎食前に飲むことになりました

処方してもらったのは「温経湯」という、字の情報からも身体を温める系だな…と分かる漢方と、「六味丸」という多分6種の成分が入っているっぽい漢方の2種類。

調剤薬局で薬剤師さんから「いい漢方を処方してもらいましたね!」と言われて、なんだかうれしくなりました。

薬剤師さんの説明によると、温経湯は血の巡りを良くすることで体を温め、手先の火照りを取ってくれて自律神経にもいい働きをしてくれる漢方なのだそう。

もう一種類の「六味丸」は腎に働きかける漢方で、むくみを取ったり熱を取ることに加え…

アンチエイジング的な効果

もある嬉しい漢方なのだとか!(薬剤師さん談)

あらやだー。嬉しいじゃないの。
漢方の力を借りて、アンチエイジングまでできちゃうなんて、漁夫の利ってやつ??
いや、争って横取りするわけじゃないから、一石二鳥の方だな…。

さらに、六味丸は水分バランスを整える仕事もするので、便秘にも効果があるかもしれないのだそう。
やーーーん。嬉しい。

* * *

検査したことで、ホットフラッシュ的な症状は女性ホルモンの低下からくるものではなく、手術がきっかけで自律神経が乱れたことで起きていることが分かったのも、大きな収穫でした。

微熱はまだ残っていますし、発汗もまた起きないとは言い切れません。

もしかしたらタイミング的には病院に行かなくても、自然と発汗が落ち着いたかもしれません。

けれど、日々の暮らしの中でしんどいと感じていて、自分を少しでも楽にするためにお医者さんを頼ろうと行動したことも、自分のためにできる「ご自愛行動」だったと思っています。

結果、大丈夫だった。
そこで数値として「見える化」してもらったことで、自分の体の内側の健気な働きに感謝と愛おしさを感じることもできて、私にとっては『行ってよかった』という嬉しい結果になりました。

漢方で「未病を治す」ということや、体を温めたりアンチエイジング効果まで望めちゃうなんて、嬉しいおまけもついてきましたし、ね。

自分の体を大切にしてあげなくちゃ!
自分の不調や不快を一番分かってあげられるのは、自分なんですもんね。

新しい漢方が効いてくれて、より健やかに楽しく活動できる私になれたら嬉しいな!

ではでは。
明日に備えて寝ようと思います。
おやすみなさーーーい。

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