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手のひらサイズの幸せ

『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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小さな内緒話 ~私のコトをほんのひとつ~

圧をかけてお相撲を要求するギンちゃん

窓の光を浴びながら、何やらこれから「何して遊ぶ」かを相談しているギンちゃんと仁くん。
お休みの日の朝は、のんびりとギンちゃんと仁くんと過ごせるのが嬉しい♡

今日は私の事を少しお話しようと思います。(ドキドキ)

結局鬼ごっこ

あはは。結局鬼ごっこすることに決まったんだね~
鬼役のにーたん、仁くんが遊んで欲しくて上から見てますよ~

兄弟が遊んでいる間に…

私は丁度10年前、1年半お付き合いした彼と入籍しました。(えへへ)

幸せの絶頂!のはずが
大きな仕事でココロが擦り減ってしまった彼が「うつ病」になりました。

当時の彼は、朝の4時には仕事に向かい
日付を超えた頃に帰ってきて、お弁当が食べられなかった…と残してくるような日々。

1カ月近く休みもなく連続勤務で、ため息をつくことが増えていました。

大丈夫かな?と心配していましたが「あと数カ月で終わるから」という彼を見守ることしかできず
ある朝、ベッドの中でシクシクと泣いている彼がいました。

3日ほどただひたすら部屋の隅で丸くなっていましたが、彼を説得して心療内科へ。
かなり重症のうつ病で入院を勧められましたが、彼はそれを断固拒否。

人の目が怖くなり、外出するときにはマスクをしてパーカーのフードをギュッと縛るようにして被り
スーパーなどの人が多い場所では、人の量に圧倒されて吐いてしまうほどにひどい状態でした。

わが家に来たばかりのかわいいギンちゃん

当時、ペットショップの近くに住んでいた私達は
彼の調子が少しだけ良かった日にお散歩がてら、ペットショップをのぞき、そこでギンちゃんに出会いました。

何に対しても感心を示さず、自分を責めてホロホロと泣くばかりだった日々の彼が
ギンちゃんを家族に迎えたい!と言い、わが家の長男として迎えることになりました。

実は…
私は子供のころ「うさぎ」を飼っていたのですが、夏のある日、薄く開けていた窓から野良猫が侵入し
ウサギを咥えて持ち出された過去があり、ネコは苦手な動物でした。

もちろん、ネコを飼うのも初めてだし、嫌な記憶もあるし…

けれどけれど、ギンちゃんはあっという間に私に魔法をかけるかのように、私をメロメロにして虜にしました。
(ギンちゃんは何もしていないのに!!そのままでいる、素直でいるということの強さをギンちゃんから学びました)

彼と結婚して得られた一つの大きなギフトは「ギンちゃん」と出合えた事。
そして、ネコを好きになれたこと。

ギンちゃんと初めてのお出かけ。軽井沢でした。

ギンちゃんが来てから、少しずつ彼は元気を取り戻していきましたが
波は何度もやってきて、良くなっては悪化する…3歩進んで2歩下がる、の繰り返の日々でした。

※ギンちゃんが来てから、苦手だった外にも一緒に出かけることが増えました
※初めてギンちゃんと一緒にドライブした日の写真。ムイッと顔を出したギンちゃんがかわいい

この当時は、私も疲れきっていて
仕事に行く車の中で、思いっきり叫びながら涙をポロポロこぼしたことが幾度となくありました。

私は強く、しっかりしていなくちゃ
いつまでこの闇のような日々が続くのだろう?
彼は本当に治るのだろうか?

いろんな専門書やお友達から貸してもらった「ツレがウツになりまして」というマンガを読んで
いつかすこしずづ回復できることは理解しつつ、その間に、一番近くにいる私があっけらかんとしている事の重要さを知りながらも
時々、自分の気持ちのやり場がなく、彼に対して少し冷たい態度を取ってしまい、そのことで自分自身がドーンと落ち込む日々でした。

※本を読むことで知識は増えるものの、自分が支える側として出来ていない事を痛感して、自分を責めることも増えました。

実際に、1年半ほどで激しかった波がゆるやかに凪の状態になり、彼は2年弱で「寛解」と呼ばれる「事実上のうつ病克服」までに至れましたが
今振り返ると「あんなこともあったよね~」と思えることも、渦中にいたときは、一日一日、変化がないように感じられて苦しかった。

一番辛いのは、彼。
一番戦っているのは、彼。
彼は何も悪くないし、誰も悪くない。

頭ではちゃんと分かっているのに、朝、少し良くなったと思ったら、仕事から帰ってくると悪化したかのように泣いている姿を見ると
途方もない無力感と絶望感、自分自身の心までどんどん沈むのを感じていました。

私だって、苦しい。
私だって、辛い。

だけれどこれを言うことはできず、私もギリギリで踏ん張っていました。

誰かがそっと、私の話を否定せずに聞いてくれて「お疲れ様。それでいいんだよ。」と言ってくれたら、それだけでどれだけ心が楽になって頑張れたんだろう。

私が欲しかったその場所に、私がいつの日かなれたらいいな…

当時の私は、まだ心理学の事を知る前で、私がカウンセラーを目指すなんて想像もしていなかったけれど
サポートする側の孤独感や徒労感、痛みや不安、自分自身が壊れていきそうになることを体験したからこそ
ただ「今」の気持ちをホロッと吐き出して、また明日から少しだけ頑張れる!と、充電できる場所になりたいと思っていました。

あんまり今日の話に出てこなかったけれど、愛くるしい仁くん

あはは。今日は仁くんは登場していなかったね~。

弱い自分を「ヨシヨシ」と慰めてくれる場所。
涙を見せて、ワンワンと泣ける場所。

私の事を分かってくれる場所。

あの時の苦しさや辛さは、もう一度味わいたいものではないし「あの時に感謝」なんて偉そうなこともまだ言えないけれど
私に起きた出来事は、私にとって必要だった、成長させてくれるためのものだとは思えています。

経験してみなければ分からなかった事。

そして、その経験の最中にカワイイ宝物であるギンちゃんと仁くんに出会えたこと。

うふふ。
振り返ってみると「悪い事」の中にも「かけがえのない嬉しい事」もいっぱいあるんだよね、って過去になった今だからこそ笑って言えます。

きっときっと、いつかの日に自分を振り返った時に
頑張っていたな~。
私がいじらしくて愛おしい。

そんな風に思える日々を、今紡いでいる。(なぁんて、渦中では早く過ぎされーって思っちゃいますけれど、ね)

痛みを抱えているあなたが、今日は少しだけ暖かい優しさを感じることができる日でありますように。