自分をほめる!を楽しむ方法
『スリー・グット・シングス』なる、毎日3つの自分褒めの事と、それが心に響かない時は【感情】に意識を向けてみよう!という話を昨日書きました。
毎日数個、自分にとって「良かったこと」「自分を褒めたい事」「嬉しかったこと」などを数える事で、脳に【ほら!いっぱい素敵があるよね!!】というのを教えてあげる事で、いいこと・褒めるべきことを自動センサー的に探せるように習慣化させるのがこの作業の目的なので、褒める個数は何個でもOKです。
そして、繰り返すことで脳が習慣化する性質があるので『続ける』というのが大事ですが、まぁ、慣れないと忘れるし楽しくないと続かないよね!!という感じで昨日は終わった…はずです。
(← えへへ。昨日自分が書いた話のくせに、もう忘れている。ズボラーニャなおまみです。)
「♪きっとくるぅ~ ♪きっとくるぅ~」と言わんばかりに、5年間怨念を込めて(?)自分を褒めなきゃ…と褒め日記を続けても、何一つ効果のなかった私ですが、毎日自分を褒める【方法】を変えてみたら、自然と『ある』を探せる脳システムを構築できるようになりました。コツは…
楽しむこと!
自由なスタイルを選ぶこと!
アホになること!!
冒頭で仁くんも言っていますが、私は自分を毎日褒める作業として書き出すのが向いていなかった(5年の実績あり)ので、声に出して自分に届けることをやってみることにしました。
名付けて:マミコ劇場
団員であるギンちゃん・仁くんの前で「今日の座長のいいとこを発表します!!」と、二匹を抱っこしたり撫でたりしながら声に出しました。
・定時で帰ることができたであります!!(敬礼)
・いつもまとまりの悪い髪の毛がキレイにまとまったのぉ~♡見て見て!カワイイって言ってーー。(カワイイの強要)
・野菜炒めを作りましたが、これで男子の胃袋を1つゲットするアイテム獲得ですね。ニヤリ。(頑張ったことを評価)
そしてこれらを発表した後、イエーイ!と言いながら、ギンちゃん・仁くんの手を「お手」のようにして『ハイタッチもどき』なこともしてみました。
巻き込み事故って… (どんだけーー)
ギンちゃんや仁くんがキョトンとしていようが、お構いなしです。
時折鼻をペロッとしてくれたり、スリスリしてくれたり…なんだかんだいってお付き合いくれたおかげで『発表形式』というのを楽しむことが出来たのですが、かわいいペットや小さなお子さんなど、付き合ってくれる相棒がいるのであれば、お付き合いいただくのも一つの方法です。
あのね、ママ今日こーーんな嬉しい事あったんだよ!
あのね、ママは頑張ったから「いい子、いい子して欲しいなー」
そうやって話しかけて自分を褒めながら、ハグしてもらったり褒めてもらったりしたら、お返しに今日のギンちゃんの素敵な所を発表するね!と褒めてあげてハイタッチしたり抱きしめたり…そういう時間もあったかくて素敵ですものね~
話しかける相手がいなければ、ぬいぐるみや植物なんかに話しかけるのもアリだと私は思っています。
例えば、小さな子供のころからの相棒のように大事にしているぬいぐるみがあれば、それを抱きしめて話しかけて聞いてもらってもいいですし、植物にお水をあげたり成長を愛でたりしながら「今日の私はこんなに素敵だったんだよ。うふふ。」ってひとり言のように微笑んでもいいと思います。
あ…
ちなみにこれは、全て私がやってみて「いいな」と思ったのでご紹介しています。
ママではないので自分の子供はいませんが、ギンちゃんや仁くんに「いい子いい子して欲しいなー」と前足を掴ませてもらって、自分から寄って行って頭を撫でてもらったりもしました。(自作自演)
そうそう、なんか気分が落ち込んでいる時や明るくなれない日は、鏡の前で全力オタ芸(見よう見まね)で踊りながら
ゴーゴー・マミコ!アイラブ・マミコ!!
マミコのいいとこ言ってみよーーー。そーれっ!!
とか、掛け声をかけて発表したこともありました。
…ってか、全力でオタ芸風の踊りを踊ると、なんかクタクタになると同時に、自分の姿に笑えてきて、笑えた自分に「いいね!」と言ってあげる事が出来て、それだけでちゃんと自分を褒めている事になっていると勝手に解釈していました。
自分のために、自分なりに何が楽しめるのだろう?そう考えて行動したことは、私を愛するという行為だと思うから、ね。
オタ芸風以外にも、実はけっこう楽しかったのが…
●ミュージカル風、自分褒め劇場開演
ギンちゃんや仁くんが白い目で見ていてもお構いなしです。
あくまでイメージですが、ミュージカルに出ている人達って表情豊かに笑顔で大きな声と身振り手振りを大きくして全身で表現しますよね?
それを真似して、自分をほめまくります。
ひざまずいて手を天に向けて「おお!マミコ姫。今日もあなたにお届けしたい言葉がありますぅ~」と言って立ち上がってクルクル回って、街人Aからのほめ言葉、旅人Bからの感謝の言葉、王子さまからの愛の言葉(← 主に笑顔がかわいいとかいい匂いがするとか、若干妄想入ってますが…)とかを移動しながら振り付け付きで「大きな笑顔」で自分に届けます。
そして姫はそれを【受け取る】必要があるので、反芻して歌いながら、ありがとう!ありがとう!!と手を振ります。
他には映画ライオンキングやアラジンを見た後に、なんか壮大なミュージカル仕立てにしたような記憶もあります…
アホだっていいんです。
ハクーナ・マタァターーなんです!(← 気にするな、ってことです)
あ…
みなさん引いてません???大丈夫でしょうか??
他にも、自分を褒めると同時に「気持ちを感じる」というのも私は続けていたので、ブログでもよく叫んでいる『ワカチコ』とか『なんでだろー、なんでだろーー』と歌いながら、自分の気持ちを笑って受け取るようにし続けました。
ネガティブな気持ちになる日だってあります。
そんな日は『悲しいときーーー。悲しいときーーー。』と声に出して悲しみを吐き出しました。
夕日が(ヒック)沈む…ときぃーーー
と言いながら号泣した日だってあります。
悲しい気持ちもちゃんと感じてあげて、その後でギューッと自分で自分を「文字通り腕で抱きしめて」あげました。
他にもいろんなやり方で自分をほめるを実践しました。
眠る前にベッドに入ってゆっくり深呼吸しながらの日もあれば、いい匂いのお風呂に入りながらゆらゆらと自分を労いながら褒めた日もあります。
ベランダで暮れゆく夕焼けを見ながらビールを飲んで一人宴会しながら褒めた日もあります。
スマートフォンのメモ帳に「魅力」を何個も書き出した日もあります。
どう頑張っても褒めたい気分になれない日は、休むことを許可して、また始めようと思った日に自分の両手をパーンとぶつけるようにして「偉い!ありがとう!」とハイタッチみたいなことをした日もあります。
10個褒めらる日もあれば、1個しかない日もありました。
そしていつか、時間を決めたりやり方を決めなくても、自然とその時のやり方で自分を肯定している自分に出会えました。
時に職場のトイレの鏡の前で、心の中のミュージカル団員が「時間内に作業してファンタスティック!」と言ってくれて微笑んだ自分の顔を見て「笑えてるって素敵だね」と思えたり、ギンちゃんや仁くんにも笑顔で発表する事もしています。
書くのが好きな人は、お気に入りのノートに好きな形で書き込むのも素敵だと思いますし、しみじみと時間を作ってお茶を飲みながらつぶやくのが自分らしいならそれも素敵です。
形はなんだっていいんですよ!
自分が楽しいと微笑んだり、クスリと出来たら「やりぃ」なんです。
そう、そう、それなっ!!!
今、LINEスタンプで自由に文字を登録できるやつがありますよね~。
実家の母と妹とのグループLINEで、ギンちゃんが薄めたルイボスティーをマグカップから飲んでいる写真を送ってどうでもいい話に発展していった後、名前を登録できるスタンプを妹が送ってきて、それがとってもツボだったんです。
なんか途中で「産みの親」なる母のことを称えだした後、真ん中の妹のことも称えたりしていました。(※個人名の関係上、そこはカットしました)
でね、でねっ!
この【称えよ】ってポージングと言葉、なんかよくないですか??
とにかくアホっぽくて、最高だと思ったので、早速真似して自分でもやってみました。
背景に星が瞬いている中でスポットライトを浴びた自分をイメージしながら手を横に広げて上に向け
・マミコちゃんを称えよ
・今日頑張ったワレを称えよ
とやってみたら、ふざけた神様になったような気分で、ひとりで爆笑してしまいました。
ひゃだーー。楽しい。
決めポーズを作って、発表した後「キメッ!」とやって笑うというのも、楽しくていいな~と思ったので、ふざけながら自分褒めをしたいときにお試しください。
あ…実は「形を作る」というのも何気にオススメだと思っていて、私は自分を受け入れる際に
いいのいいの。だってこれが…
マミコ・スターーーイル!
とポージングして肯定・受容をしていました。
そのポーズはアメリカ式のチョキのようなものを顎の下に置いてキメ顔にしたり、ウサインボルト選手のようなポーズもしましたし、TT兄弟のようにTポーズをした日もあります。
決めポーズをつけるだけで、なんかやり切った感とアホらしくて否定しないで済む(なんか強引に受け入れる)ので、これは何気に効果がありました。
でね、でねっ!!
ふざけた神様…というイメージから、急に脳内に浮かんだのが『神々の遊び』のネタを繰り広げてくれたお笑い芸人の「モンスターエンジン」さん!!!
『私だ』
「お前だったのか」
『また騙されたな』
「全く気付かなかったぞ」
『暇を持て余した』
「神々の」
『遊び』
というような、神様ネタなのですが、この時の二人の恰好が頭にヒモを巻いて黒いレギンスに上半身裸の変な神様型で、個人的にとっても好きなんです。
で、先ほどの「称えよ」と強引にコラボさせたくなって、寝る前にベッドの中で変な格好をした自分が神様になった状態をイメージし、コントの口調をそのままに脳内に登場させます。
私だ!称えよ。
と自分へのほめ言葉を強要して淡々と「今日の良かったこと」「今日の私の素敵な部分」を呟かせます。
淡々となので、感情がこもらなくてもいいのがまた楽チン。
で、一通りほめ終わったら台詞を呟きます。
神『こんなに素晴らしい人間を演じていたのはお前だったのか…』
私「また騙されたな」
神『全く気付かなかったぞ』
私「暇を持て余した」
神『神々の』
私「あそび」
と言ったところで、さっきのLINEスタンプのうさぎのポージングです!!!
いやー、なんか思いついてやってみたら楽しかったです。
なんか、はい、アホで。
* * * * * * * *
自分を好きになるために自分を褒めるのですから、形はなんだっていいんですよね。
とにかく自分がやりたいやり方を選べばいいですし、それは毎回同じである必要もありません。
その日、その時々で自分がやりたいと思える、自分に合うものを見つけられたらそれでいいんです。
斎藤工さんを脳内に登場させて、私の頑張ったこと・えらい所を発表した後「素敵だな」って抱きしめてもらって受け取った日もありますし、ミュージカルも自分への手紙も出したこともあります。
あなたがあなたを「褒める」方法がどんなものだって素敵なんです。
自分を認めて肯定するために、自分らしいお気に入りのやり方が見つかりますように。