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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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ペットたちを幸せにする土台は、私たち自身が「幸せ」であること

マミコちゃんがエンエンしながら参加した セミナーの資料でち!!

先週は月に1度の土曜出社&翌日に情時間のセミナーが控えていて、とびきりにバタバタしていたのですが、うって変わって今日は「明日から休みだーー」と久しぶりにゆっくりできそうで思わずにっこり笑顔です。

先週日曜日は、ずっとずっと参加したいと思っていた「動物医療グリーフケアフォーラム」に参加できました。
実は、事務局の方のメールで「6・7日のzoom URL」が送られてきていて、はて??12日だと思っていたけれど勘違いだったんだな、と思っていたら「その2日間は接続テストの日」だったようで、資料と再度のアナウンスがあり開催日が12日だったと判明しました。

資料にちょっとしたカードが入っていて マミコが喜んでいたですよ

初めて参加することもありどんな内容なのか全く分かっていなかったのですが、セミナーのちょっと前にきちんと製本された資料が送られてきました。
開くとすぐに小さなカードが差し込まれていて

一緒に頑張りましょう!!

と手書きされていて、じんわりと嬉しい気持ちになりました。
参加される方はたくさんいて、同じ文面だとしても1枚ずつ書くのは時間の取られる作業だったはずです。
ちょっとした事だけれど「笑顔になれる贈りもの」が同封されているって嬉しいなぁって感じたので、私も真似しようと思いました。(お得意のTTP:てってーてー的にパクる)

私が参加したセミナーの講師である「阿部 美奈子先生」の講座に出てみたいと思い続けて数年。
過去にセミナー情報を見たところ「獣医療に従事されている方」が対象で(他にはトリマーさんなど)参加するハードルが高いものでした。(オンラインではなく会場開催という事もあってだと思います)

今回はコロナで阿部先生が日本に帰国できない事もあり、まさかのオンライン開催!!!
門戸も少し広くなっていて、嬉しくなって申し込みをしました。

マミコちゃんがお仕事の時と違って 真剣にお話聞いてたでち!!

午前中は2時間15分にわたる阿部先生の講義でした。
タイトルは「ペットの尊厳を守るハッピーエンディング ~ペット主役の最終章に導く~」というもの。

獣医療・ペットに携わるお仕事の方が対象の講座なのですが、素人の私でもわかるような優しく噛み砕いた説明で、頭のいい人というのはきっとわざわざめんどくさく難しく表現しないんだなぁ…と別の視点で感動もしました。

講座の中で一貫して言われていたのが【ペット目線でペットを主役にしたグリーフケアをすること】でした。

グリーフというのは『悲嘆』です。
文字通り最愛の命を失った後では激しいグリーフが襲ってきます。
でも、失う前からグリーフって始まっているんですよね。
グリーフは「人」も大きなものとして感じてしまいますが「ペットたち」もグリーフを感じているんです。

ペット自身が感じるグリーフというのは、体が不調で感じるものだったり、自分のことを案じて泣いている飼い主さんを見て安全な自分の居場所が失われてしまったと自分を責めるような気持ち(飼い主さんがションボリしている、笑っていないのは自分が元気じゃないからだ)など様々です。

大事な事・大切にしたい事に気付かせてもらえた2時間15分でした。
テーマが「エンディング」という事や動物医療に携わる方向けなので『安楽死』についての話もあり、もう涙なしには聞いていられない講座でしたが本当にすごくすごくあったかい気持ちになれる時間でした。

セミナーの最中に真剣にメモしたはずですが、し忘れている…と言う内容もあり記憶があいまいになる前にノートを作ってまとめておこう!と思っていたら、なんとまさかの『見逃し配信』という事で期間限定で動画配信いただいたので、期限内にもう一度ちゃんと学ばせてもらおうと思います。

またもう一度見直すことで前回とは違う部分が胸にくるのだろうと思いますが、グリーフケアというのは「人も動物も」一緒で、悲しみや痛み、寂しさや絶望への寄り添い方はなんら人と動物だからと違いはないんです。
だって、同じ命だものね。

そしてグリーフケアについて学ぶだけではなく、カウンセラーとしても大事な事や大切にしたい事もたくさん学べました。

私がメモした言葉で、今見てもウルッとくるのがこの言葉です。

●ペットの最終章 寿命までの限られた時間
・このコにとっての安全な最期の迎え方
・「生きている貴重な時間」

時間は「今」残っているんだよ。
このコが生きているうち、痛みのないうちはこのコが楽しく生きられるようにしてあげよう。

大事だから、愛しているから、ずっと側にいたいから、私たちはお別れが迫ってくると「お別れの先」を意識して目の前の「今」を見ることを忘れてしまいがちです。
だけれど、今、残されている時間を大切にすることがどれだけ大切であって愛を届けられる時間なのかを忘れないようにしたいと思いました。

また、阿部先生から聞いた「海外ではペットたちのことをファーベイビーと呼ぶ」という話も愛おしい気持ちと、ペットたちとの関係についてキュンとさせてもらいました。

ペットたちは毛皮を着た赤ちゃん。
だから飼い主さんはペットの「親」になるんですものね。
それだけ愛おしい存在なんです。
そして「子供のグリーフ」に寄り添うようにすることが大事だという事も、この言葉から分かりました。

資料の最初に、こんな言葉が書かれていました。

ペットは年を重ねても心模様は子どものまま、大人の理屈は分かりません。だからこそ、子どものグリーフに寄り添いながら、治療方法を選択することが最善の方法だと考えます。

(出展:第3回動物医療グリーフケアフォーラム資料より)

子供のグリーフという視点で考えたら、子どもたちは病気で自分たちが辛くても「愛するお母さんやお父さんの笑顔」を見ようと懸命に病に向き合います。
ファーベイビーなペットたちも同じで、飼い主さんの明るい笑顔を見たいと願い、その笑顔に安心するんですよね。
だからこそ、愛する子どもたちが笑顔で治療に向き合えるように

私たち「人」が幸せであり、健やかであり、笑っている事が大事なんです。

まず、自分なんです。
愛する人を包み込み、抱きしめるためには「自分が幸せである」事が土台だからこそ、ペットたちを幸せにするためにも

まずは私が幸せでいなくっちゃね!
まずは私が快適で伸びやかに、自由に生きていなくちゃね!!

自分を幸せにするって、愛すべき守るべき存在がある人にとっては「絶対に必要な大事な事」なんだ!って改めて思いなおす時間を持てました。
自己肯定感を上げること、自分を笑顔にさせること、自分を受け入れて大事にすることは、大事な存在を大切にするために不可欠だからこそ、自分を整える事をしていかないとですね。

他にもいっぱい書きたい事はあるのですが、見逃し配信をもう一度見て、ちゃんと言葉を整理してまたお届けできたらいいなと思っています。

はー、思い出すだけで胸があったかくなる時間でした。

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