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お天気には叶わない!気分は「雨の日」の織姫と彦星 ~おまみのつぶやき~

マミコちゃんがすっごく楽しみにしていた 今日の夜のお楽しみが残念賞になったんでちー

もーねぇ~。はぁ~~。 ← 導入からガッカリですみません。

いきなりですが、2021年8月度の【最高ガッカリ】を本日体験したので、この悲しみをここで消化させようという魂胆です。

今日の日没後から明日にかけて、ずーーーっと楽しみに待ち続けた

ペルセウス座流星群がピーク

を迎えます。
今年は月の光もあまり邪魔しないため、観測にはもってこいの予報。

なのに、なのに、なのにーーーー。
今日は「午後から徐々にお天気が崩れて雨。夜はザァザァ雨でしょう。」という無慈悲な天気予報。

「星空指数」という星の観測に適したお天気かどうかを見れるホームページがあるので、そこでチェックしたところ

今日は観測に最も適さない、指数「0~10」

という、分かってたけど…と希望が砕かれる音がする予報となっていました。
あー、ショック。

まだ日没には時間があり、私の暮らす新潟市は雨は降らずに曇りで持ちこたえてはいますが、何度かベランダで空を仰ぐものの、厚い雲に覆われていて、流れ星を見るのは難しそうです。

* * *

まだ私が「アオハルな事をしていた時代」、仲良しだった男女揃ってお酒を飲んだ後で歩いて海に行き、真っ黒で怖い…とかいいながら、砂浜に寝っ転がってボーーッとする時間を過ごしました。
奇しくも、その日は8月の流星群が見れる日で、おまけに真っ黒で光のない海岸だったので、寝そべって空を仰いでいたら、無数の流れ星がヒュンヒュンと流れるのを見てものすごく感動しました。

その後、8月の流れ星について調べたところ、毎年お盆の時期付近は「流星群」のピークがある事を知りました。
それ以来毎年、8月の流星群を見るのを本当に心待ちにしています。

とはいえ、観測したくとも月明かりや街頭の光に邪魔されて上手く見れなかったり、流星群があまり活発ではない年や、今年のようにお天気に恵まれないこともあります。

8月の流星群と並び、12月にも「しし座流星群」が観測できます。
こちらも観測い…とはいえ、新潟の12月はキンキンに冷えて観測するには寒すぎる。
ガクブルしながら頑張って数個観測できれば…という感じで、やっぱり夏の流星群を見たい!!と思ってしまいます。

数か月前からこの日を指折り数えて楽しみにしていましたが、お天気ばかりはどうしようもないですもんねー。(白目)

気分は1年間の逢瀬を楽しみにしていたのに、まさかの雨?!でしょぼくれる織姫と彦星です。
かーーっ!!

* * *

流れ星に願いを託す…とは言いますが、アオハル時代に流れ星を見た時に思ったのが

うわっ!
流れ星一瞬。
これを見た瞬間に願いを言うとか、ムリムリ、リーームーーでしょ?!

というものでした。
目を凝らして空を見ていたら、突然「ヒュン」と星が弧を描いて流れるのですが、1秒もあるかないか…

つまり、流れ星を見た瞬間に「願いがすぐに出てくる」くらい、しっかりと自分が何を願いたいのかを持ち続ける事が大事なんだろうなぁ。
咄嗟に「あ、あ、願い事…」ではなく「私の願いはコレ」と瞬時に言えるくらい、自分の願いは大事にしていいし、大事にすべきなんですよね。

流れ星をこんなにも楽しみにしてたのは、もちろん星が流れるのを見るとすごく感動するからなのですが…

ほら、私ってヨコシマだし。
ほら、モジモジガールな私は、他力本願が基本だし。

そうです!!
星に願いを託すことを鼻息荒く待っていたのです。

そう、今日夜の間に流れる星全てに「チオビー」「チオビー」「チオビー」「チオビーの彼女になる!!」と願いを託したかったんです。
これでもか!!!というくらい、強欲に星に願いを繰り返す魂胆だったわけです。

チオビーの彼女になりたいの♡

というロマンチックな乙女心。
相変わらず、モジモジが止まらない私には、今こうやって「星に願いを託す」のが精いっぱい。

チッ ← 悪い感じの舌打ち。ワルマミコ

往生際の悪い私は、まだ雨が降っていないのでベランダから空を仰いで「しょぼーーん」としたりしていますが、お天気ばかりは本当に自分の意思に関係なく『どうすることもできない事』ですもんね。

ちなみに、今朝この悲しみを共有してもらいたくて、Cradleに泊まりに行って以来やり取りをしているグループメッセンジャーで「悲しいときーー。悲しいときーーー。雨予報でチオビーゲットのお願いを流れ星にできないときーーー。」というようなことを書き込んだところ、弁護士カウンセラーの正美ちゃん

残念。
妄想流星群にお祈りしましょう。

とお返事をくれたので、ほほう!と気を取り直し、妄想流星群ならぬ「妄想未来」から今日の自分を思い出すという高度な(?)妄想をしてジタバタしました。

* * *

2年後のペルセウス座流星群のピーク日。
一緒に暮らしているチオビーが帰ってきて、晩ご飯を食べて、それぞれがお風呂に入り、明日から休みという事もあって「乾杯の時間」のスタート。

ネットフリックスで二人で見たいね~とチェックしていた映画を見ながら、チオビーにもたれかかるようにグダグダする私。
そのまま膝の上に頭を乗せて、甘えん坊スタイルで横になってテレビ画面を見ていたのだけれど、扇風機が首を振るタイミングで薄いカーテンが揺れて、窓の隙間の空が見えた。

あっ!!
今日は流れ星が見える日!!!

ガバッと起きてベランダから外に出て、空を見上げる私に『なになに、突然!』と動画を停止して缶ビールを片手にベランダに出てくるチオビー。

今日、流星群の日なんだよ。忘れてたけど、星が見えているから目を凝らしてたら流れ星が見えるかも。
お願い事、しなくちゃ。

そう言って空を仰ぐ私の後ろから、二人羽織みたいにしてチオビーがかぶさるようにして、ふたりで空を見上げる。
夜とはいえ、熱帯夜だから、暑い。

無言で空を見上げて7分。

あっ!!!

思わず声を出すと、チオビーが「どこ??」と言うから、右上の方向を指さして「あっち」と言うと間もなく、見上げた空の真ん中から下に向かってヒュンともう一つ星が流れた。

あっ!!!!

と今度は同時に声をあげて、ふたりで顔を見合わせて笑う。
手にしていた、ぬるくなりだした缶ビールを一口飲んだ後で、私もお裾分けしてもらい、また空を仰ぐ。

マミコさんは何をお願いしたの??

と聞かれて、答えに詰まる私。
だって「チオビーと結婚したい」って、ねぇ。

「秘密ーー。チオビーは何をお願いしたの?」
『マミコさんとギンちゃん、仁くんとずーーっと仲良く一緒にいれますように。かな。』

あぁ、なんだよもう。
同じように「ずっと一緒にいたい」って思ってくれていたんだね。
嬉しくなって、思わず振り向いてチオビーの頬にキス。

『ちょ、ちょ、ちょっと。どうしたの?』と言いながら笑うあなたを見て、急に思い出したのは2年前の夏の日の事。
まだこの頃は、あなたに片思いしていて、なんにもできなくて「流れ星に思いを託したい」と流星群の日を指折り数えて待っていたっけ。
だけどその日、雨が降って、流れ星は見れなかった。

星に願いを託すくらいしかできない…けれど、それでもその「叶うかどうか分からない一縷の望み」にも縋るほど。何もできなかったあの時の私が、今こうやってチオビーに包まれて空を仰ぐ未来なんて想像できなかった。

あのね…と、その時の気持ちや雨が降って流れ星が見れなかった事、あなたのことを大好きだけれど何もできなかった夏の夜の話をしたら、ギューーッと抱きしめられた。

そして、流れ星のように幾度もチオビーからのキスが降ってきて、ベランダを後にして部屋に戻る。

私たちがキスしたその上で、いくつ星が流れたんだろう。
また来年も、その次の年も、あなたとこうやって手をつなぎ、流れ星を見て笑い合える未来が続きますように。

愛おしそうに私を包んでくれるチオビーの胸の中で、見えないけれど流れ落ちる星に「どうぞ、お願いします」と託した夜でした。

* * *

なーーーんてね!!!!

かーーっ。未来の流星群のピーク日に、今日のことを笑いながら「もどかしかったよなぁ」と言える日が、きっと来ると信じて。

雲の上で見ることはできない場所で流れる無数の星たちに「どうぞ、シクヨロっす!」とチャラくお願いておこうとおもいます。

かーーっ。妄想ってやっぱり楽しいですね~

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