前よりずっと受け取れるようになった私に「うふふ」と微笑んだ日
あれもこれもやりたい…と思っていたはずなのに、気が付いたらほぼなにもせずに週末が終わろうとしているのにビックリなおまみーぬですが、日曜の夜、皆様いかがお過ごしでしょうか？
唐突ですが、昨日はとてもおいしいドーナツのプレゼントをもらっちゃいました。
このドーナツを買ってきてくれたのは、先日ブログでも書いた「おデート風（？）なお蕎麦からの竹林ライトアップ」に連れて行ってくれた男友達。
おそばを食べに言った後、特にこれといったやり取りはしていなかったのですが（いつもそんなに頻繁に連絡をし合う感じではありません）、木曜の夜に久しぶりにLINEをもらいました。
もうすっかりWithコロナだから、「おいしいものを食べに行く4人組」での定例会もそろそろやりたいね～という話もしていたので、お店や日程の話かな？と思ったら違っていました。
そこに書かれていたのは、お蕎麦を食べに行った後で竹林のライトアップまでの時間に、彼オススメの美味しいドーナツ屋さんに連れて行ってもらったのですが、残念ながら売切れていて食べられなかったので、土日に仕事で職場に行く用事もあって私の家の近くにもくるから、その前にドーナツを買って届けるよ～！というもの。
ええーっ？！
そんな、いいのかなぁ…
と思いながらも、LINEに書かれていた次の文章にニッコリ。
ここのドーナツは、おまみさんが好きなふっくら系？のものになりますので、おまみさんに食べてもらいたい！
と、私を思って、私に美味しいを届けたいと思ってくれている暖かい気持ちを感じることができて、思わず笑顔になれちゃいました。
私は無類の受け取り下手で、これでも前よりは随分と受け取ることができるようにはなったとはいえ、異性が絡む系なことはとんとご縁がないため、
受け取ることが喜ばせること！
などなど、恋愛系の本を読んで「分かってはいる」ものの、あくまでも教科書を覚えている…ような感じで、実践となるととたんに「いやいや、大丈夫です！！」「お気持ちだけで充分です！！！」「何かお返しせねば！！！」が瞬間的に発動するのを今回も感じたのですが、はて…
もしも私だったら？？？
私が家族や友達、親しくしている同僚などの「喜ぶ顔が見たい」と思える人に対して、あの人が好きだったものをプレゼントして喜ばせたいなぁ～と想像して、それを提案してみた時に
えーーっ？！
悪いからいいよ。
って言われたら、せっかくの「喜んで欲しい」という気持ちがシュルシュルとしぼんでしまうよなぁって思ったんです。
私が好きなものだろうと思うから、食べてもらいたい！食べさせたい！
そう思ってもらえるって、すごくありがたいことだし、誰かからあったかい好意を向けてもらえるって幸せなことですもんね。
ドーナツじゃないですが、その思いは本当にふっくらフカフカで、だからせっかくのお申し出を快諾しよう！と素直に喜んで受け取ることができました。
食べる準備はできています！
というパンダのスタンプと共に、
わーい！
お言葉に甘えちゃっていいのか…って、甘えちゃいたいで～す
と返事をして、土曜日の午前中にお店を出たら連絡をくれるということで話がまとまりました。
オープン時間に合わせてお店に寄って、ドーナツを買ったので12時半頃には届けにいけます！というLINEの通り、お昼過ぎにドーナツを受け取り、嬉しかったので「見てもいい？」と聞いて箱を開けると、そこにはとってもカラフルなドーナツが5つも入っていました。
見た目にも愛くるしいドーナツを前に思わずニコニコする私に、味の説明をしてくれたのですが、
定番のバターソルトやストロベリー他に、ル・レクチェなどの限定のものもおまみさんが好きだろうなぁと思ったら、ついつい買い過ぎました。（テヘッ）
と、喜ばせたいと思って選んでくれたんだなぁ～というのが伝わってきて、じわーーっとあったかく嬉しい気持ちになりました。
私はニヤニヤ…もとい、ニッコリして「わーい、わーい。本当に嬉しい。ありがとう！！」と、大喜びで受け取らせてもらいました。
素直に受け取ることの練習させてもらってありがとう！という気持ちでいっぱいです。
何しろ、受け取り検定初級の私ですもの。
「ただ受け取ればいいんだよ」と言われたって、受け取ることに慣れていないんだから、ちょびっともぞもぞするというか、これでいいのかな？みたいな気持ちが湧くのだって、しょうがないんですもんね。
あぁ、慣れていないけれど受け取るってこうしていけばいいんだ！というのを、ちょっとずつ手探りで自分に教えている真っ最中なんだもん。
今できる私なりの「喜んで受け取る」をできたのだから、うまくやれなくても、これでいい…よね♡
ひとりで5個は食べきれないので、実家の妹と母と、そしてちょびっとだけ仁くんにおすそ分けして、みんなで「おいしいうちに、全種類の味を楽しむ午後3時のおやつ」を楽しみました。
ふっくらでおいしい！と言われていただけあって、フカッとした生地でベタベタ過ぎないアイシングの甘さも絶妙で、本当に美味しかったです。
私は普段、抹茶系の味は得意としていないのですが、5種類あるドーナツの中では抹茶が一番おいしくて、しっかり濃厚で苦みのある抹茶アイシングが大人の味でした。
夕方、仕事の進捗はどうかな？ということと、ごちそうさまをLINEし、「言われた通りフカフカで好きなドーナツでした。一番おいしいと思ったのは抹茶でした～。実家の母と妹も一緒に大満足で3時のおやつにいただきました。ごちそうさまでした。」と伝えると、みんなで楽しんでもらえて何よりです！！と、これまた優しいお返事をもらえてニッコリでした。
誰かの暖かい「気持ち」「思い」向けてもらって、それを笑顔で受け取るって、すごく素敵なことです。
でもうどうかして、そのままの私では受け取ってはいけない！と自立の道を究め、勝手に遠慮することを身に付け、「受け取り下手侍」になった私ですが、ここからまた少しずつではあっても、温かい気持ちを素直に受け取れる「チャーミング侍」を目指していこうと思います。
そして改めて思ったのは、私の世界にはとても暖かい、とっても優しい人たちがいっぱいいるということでした。
きっと今までも同じように、暖かくて優しい人がいっぱいいる世界だったと思うのですが、私が鎧を着込んで『私なんかが…』って殻に閉じこもってはねのけてきたんだろうなぁ。
世界は自分が見たいように作っているのですから、自分に優しくしてあげて、自分を受け入れる分だけ、周りの人の優しさに気付いたり受け取れたりしていくのかもしれませんね。
与えるのも愛情。
受け取るのも、また愛情ですものね。
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