ステキと笑顔がたくさんだった週末のこと ~また誰かと隣で歩く未来もきっときっと素敵だろうと思った編~
今朝の情報番組で「全国的に雨模様」というような言葉を聞きましたが、3魂の暮らす新潟市も朝からざぁざぁと雨が降ってきて、今も曇って重たい空の月曜日です。
昨日は網戸にして風を入れないと「暑い…」と思うくらいでしたが、雨が降っている今日は一気に気温も下がっていて、寒暖差に適応しようとするだけで体も大変だと思うので、先ほどおやつを食べて栄養補給。えへ。
今日の雨とはうって変わって、週末はお天気に恵まれましたよね~~。
土曜日の夕方まで仕事だったのでですが、その後から色々とあった私の週末のことをまとめてドンと書いてしまおうと思います。 ← 誰トク?
いつも美味しいお店や気になるお店を見つけて紹介してくれる友達から、3軒ほどお店リストが送られてきた中から気になった「鶏料理」のお店を予約してもらい、やっぱりビールでしょ?!と乾杯。
鶏肉ってユッケにできるんだ…
と、初めて頼んで食べましたが、あっさり系のユッケはごま油がフワッと香って美味しくて、いくらでもビールが飲めちゃう危険なヤツでした。
他にも、「かきのものと」という食用菊のお浸しや、焼き鳥、写真には写っていないのですが大きなレンコンのてんぷらなど、どれもとってもおいしくて大満足でした。
1軒目は飲み放題でそれなりにお酒を飲んだしお腹もいっぱいだけど…
事前に3軒ピックアップしてくれていた内の1軒が、クラフトビールのお店だったのですが、鶏料理のお店とどっちがいいかギリギリまで迷ったんだよね~と伝えると、じゃあ「〆のクラフトビール行きますか!」ということで、乾杯。
洋ナシとクリーミーなチーズ(マスカルポーネとクリームチーズが混ざったような感じ)と生ハムのおつまみも頼んだのですが、もう洋ナシって出回っているんですね~~。
飲んでいる中で「おいしいお蕎麦」の話になり、偶然にも「おいしいお店」として挙げたのが一緒だったことと、冬の間はお店が閉店しているから、行くなら今でしょ?!という話から、トントンと話がまとまり、翌日一緒におそばを食べに行くことになりました。
向かったのは「平石亭」という、新潟市から車で2時間かかるかどうか?という魚沼市にあるお蕎麦屋さん。
只見線と呼ばれる福島と魚沼の間を結ぶ路線の「大白川駅」の2階にあるお店で、週末と祝日しかやっていない上に、豪雪地帯なので11月の後半~翌年4月の間は営業していない「期間限定」のお店。
朝10時に車で迎えに来てもらい、お店についたのは11時半過ぎでしたが、もうすでに24組も待っているという人気ぶり!!
待ち人リスト(?)に名前を書いて、多分2時間くらい待つことになりそうだから…と、近隣を探検することにしてドライブ。
山を登っていく一本道の道路が二股に分かれるところに看板があり、まずは右の方に行こうか?と右の道路をクネクネと結構な距離を登った所に駐車スペースのようなものがあったので、とりあえず休憩。
どうやらここは「登山道」に通じる駐車場のようで、登山の準備をして山に入っていく人たちが幾人かいました。
すすきが風に揺れて、うっすらと黄色く山の色が変わりだした秋の景色が、高くて済んだ青い空と溶け合っていて、景色を見て深呼吸するだけでリフレッシュできました。
駐車スペースから歩いて50mくらいの場所に「福島県」との県境の看板があり、よくよく考えてみると県境を車や電車でまたいでいくことはあっても「徒歩」で超えた事ってない!!ということで、
テクテクと歩いて徒歩で県境(だと言っているであろう看板の下)を越えて、新潟から「うつくしま、ふくしま」へ入ったり戻ったり…と、謎に浮かれて終始ご機嫌でした。
人生で体験していないことってまだまだあるんだね~。いい体験ができて嬉しいなぁ~。とニッコリ。
山道を登った先の県境辺りを少し散策したところで、大体1時間くらい経ったからお蕎麦の待ち状況を確認しよう!と一回お店に戻り、状況を確認しに言ってくれている間にすぐそばの線路を背にご機嫌にパチリ。
目線、おかしいけど…
お蕎麦屋さんは駅の2階だけあって、駐車スペースのすぐそばに線路があるのだけれど、なんとものどかでいい景色。
電車がタイミングよく走っていたら良かったのですが、残念ながら電車は見られずでした。
待ち時間はちょうど半分くらいの10組が通されていたから、後もう少し時間をつぶすために今度は二股の道の左側を探検。
県境に向かう道とは違い、スキー場や県の施設やダムなどのある道で、こちらの方が狭くて”峠感”のある山道。
お天気も良かったのでヒュンヒュンと何台ものバイクが車を追い抜いて駆け抜けていまいた。
時間もあるしせっかくだから…と、エコ・ミュージアムの看板を頼りに行ってみると、想像していた以上にキレイでお手入れされた散歩コースがある博物館でビックリ!!
入館料無料で魚沼の自然や動植物に関する展示や学びができるミュージアムには、中央に大きな木のスペースがあり、中を潜って潜り抜けたり、地中から顔を出して遊べる仕様になっていて、童心にかえってはしゃぐ大人二人。
地中のトンネルの中にモグラが隠れていたり、顔を出すとそこにネズミがいたりと、あらやだ?!な仕掛けにテンションが上がってご機嫌。
剥製ではなく「ぬいぐるみ」が展示されているのも、なんだかほのぼのしてほっこり。
雪が深い山だけあって、このほかにもカモシカなども見られるのだそうです。
思っていた以上にミュージアムを満喫して、お腹もさすがにペコペコで「蕎麦ーー、蕎麦ーーー」と唱えながらお店に戻り、待ち時間を確認しにいてもらったところ「ちょうど次だって!」と言われて、嬉しさがはちきれそうだった瞬間をパチリ。
お目当ては「鬼面そば」という、ざるそばと天ぷら、小鉢のセット。
お蕎麦は10割蕎麦でお店で手打ち。
10割というと、ボソッとした感じがあるイメージなのですが、平石亭のお蕎麦はボソボソどころかつるっとした食感に驚きますが、さらにお蕎麦の香りがよくて、一口食べて一悶え。
手切りのお蕎麦は太さもまちまちなのに、その素朴なサイズの違う感じが食感のアクセントになって美味しいんです!!
お蕎麦のおいしさに集中するあまり、向かい合って無言でひたすらお蕎麦を食べ、時折「おいしいね~」と言い合うランチタイム。
お店の営業は11月20日で終了するそうなので、その前に行くことができてよかったなぁ。
実は、過去にこのお店に連れてきてもらったことがあって、すごくおいしいお蕎麦屋さんだと思ったものの、お店の場所や名前は分かってなくて二度目に行けずのままだったんです。
今回連れて行ってくれた友達と、美味しいお蕎麦屋さんの話になった時に「連れて行ってもらったので、お店の場所や名前は分からないんだけど、駅の2階にあるお店でお店の手打ちでツルッとしてて…」と言うと、友達が一番好きなお店と一緒のはずだ!!ということで、二度目ましてで連れていってもらえました。
お店の名前や場所が分かったので、ちょっと遠いけれど今度は妹や両親、ギンちゃん・仁くんもドライブがてら一緒に連れて行ってあげたいな~と思います。
って、年内営業中に行けるかなぁ??来年に持ち越しかなぁ??
お蕎麦を食べてお腹いっぱい…なのですが、そこから今度は移動して「加茂市」の商店街に美味しいドーナツ屋さんがあるから行ってみよう!と移動。
ドーナツ屋さんがある商店街の近くに河川敷があるので、ドーナツが買えたらコンビニのコーヒーを買って河川敷で食べようと計画してもらったのですが、残念ながらドーナツは全て完売。
なんてことーーー。
悲しいときーーー。悲しいときーーー。
まぁ正直、お腹いっぱいでドーナツは入らなかったよね!!と、負け惜しんだ後はせっかくなので商店街を流し、以前妹と行ったことがあるオシャレなジェラート屋さんにまたしても吸い込まれました。
お腹いっぱいで食べられるかなぁ?と言っていたくせに、お店につくと「ダブルだよね♡」とジェラートは別腹宣言。
私は清美オレンジとプラム、友達はパンプキンクッキーとミルクにして、お店の2階のベンチに座ってスイーツタイム。
私は二つともフルーツ味だったのでですが、どちらもクッキリとフルーツの味が立っていておいしいジェラートでした。
パンプキンクッキーとミルクも「一口お呼ばれ」してみたのですが、パンプキンクッキーがまるでケーキみたいで濃厚でおいしくてビックリでした。
あんなにお腹いっぱいだって言っておきながら食べれちゃったね~、とクスクスしつつ、秋になって足早に夜忍び寄る気配を大きな窓から眺めてボーッとしたりお喋りしたりした後は、「田上町」という所で竹林のライトアップイベントをやっているのを見に行くことにしました。
ライトアップはいくつかの場所で行われているようで、道の駅と竹林の2カ所を見ようと話がまとまり、まだ日が暮れだしたとはいえ明るかったので、先に道の駅でまったりすることにしました。
夕方5時。
うっすらと夜の気配が進出しているものの、まだそこまでは暗くないので点灯しても「あ、点いた」という感じだったものが、少しずつ夜が深まるにつれてライトがキレイに輝き出していきました。
とはいえ、道の駅とそのわきの施設などからの灯りもあって、まだ5時代はそこまでキレイに光を感じることができなかったけれど、家族連れや女友達同士、カップルやワンチャンを連れた人たちが次々にやってきて光の前でおもいおもいに写真を撮っていて、とても微笑ましい気持ちになりました。
道の駅を後にする前に、せっかくだから…と撮ってもらったのがこちら。
ここから先は、私の写真センスが残念過ぎるので友達が取ってくれた写真をご紹介しますが、少しずつ夜が深くなり始めた道の駅の全体はこんな感じ。
お天気がよくて行楽日和だったせいもあってか、夜がいつもよりゆっくり目にやってきたので5時半を過ぎてもまだ明るさが残っていましたが、遠くから見るのと近くで見るのではまた印象が違って、遠くからの方が素敵でした。
道の駅から車で5分くらいの場所に次に目指す竹林があったのですが、街頭や建物の灯りがない竹林の方はすでに暗くなっていて、到着した時にはもうすっかり闇に覆われていました。
あまり意識していなかったけれど、街の灯りって結構明るいんですよね。
お目当ての竹林は、もう本当に幻想的でロマンチックな世界!!!
竹林の中央に竹ひごで作られた丸い飾りがいっぱいぶら下がっているのですが、下に並んだライトの光を受け、ゆらゆらしている姿が本当に芸術的でした。
夜の暗い竹林の中で光る竹は、本当に暖かくて神々しい感じがして、「かぐや姫」を見つけたおじいさんは、光る竹に吸い寄せられちゃったんだろうなぁと昔話に思いをはせました。
ライトアップされているエリアをくるっと1周できるようなコース設定になっているのですが、丸いライトから少し離れた光がこぼれている竹林との光の色の違いや空の色など、本当にすごく素敵で興奮しっぱなしでした。
くるっと1周し終わったところで、ちょうどメインスポットの撮影の列の切れ目だったので、パチリと記念撮影してもらいました。
ちなみに…ですが、ライトアップの写真は全て友達が取ってくれたおかげで世界観や幻想的な雰囲気がありますが、私が撮るとこうなります。
あれれ??おっかしいなぁ~。
同じ場所、同じ条件でスマートフォン(どちらもiPhone)で撮っているのに、残念にしかならないのはどうしてぇ~??
そうよ、これこそが、
イッツ・マミコ・クオリティーーーーッ!!!
竹林を見て感動し、なんだかんだ写真撮ったよね~とそれぞれの写真を見て笑い合い、そこから50分近くのドライブを経て家まで送ってもらい、楽しかった日曜日のお出かけは幕を下ろしました。
* * *
土曜の夜、日曜のお出かけと、2デイズで一緒に遊んでくれたのは、少し年下の男友達。
毎年年末に、美味しいものを食べに行くのをきっかけに仲良くなり、いつもはグループで会っているのですが、先日声をかけてもらって「お昼ワインのイベント」に一緒に行ったのをきっかけに、また飲もうね~が実現して、そこから次の日も一緒に遊ぶことになりました。
離婚すると決めて今のマンションに引っ越してきてから、気を利かせてくれた人から幾度か素敵な人をご紹介いただき、飲みに行ったりドライブしたり…ということはあったのですが、どうにも気持ちが動かず楽しいとも思えず(まだ全然心の傷が癒えていなかったため)、またいつか誰かを好きだという気持ちを持てるようになりたい、ということを夢見ていました。
と同時に、もっともっと自分のことを大事に扱えるようになりたいと、自分を受け入れることを続けていた中で、ひょんなところでチオビーという素敵な人に出会い、また心がドキドキする好きな人ができるという体験をしました。
チオビーとは今は以前ほど会えるキッカケが少なくなりましたが、今でも勝手に片思いしています。
自分が自分を大切に扱えるようになったら、本当に不思議なくらいに、周りの人からも大切に接してもらったり理解してもらえることが増えました。
でも、男性に関してはどこかやっぱり怖いというか、私自身が距離を取って「壁」のようなものを作っている自覚はあり、パートナーは欲しいけれど消極的な気持ちになることがたくさんあります。
そんな中で、男友達はとっても優しく親切で、すごく尊重してくれて大切に私に接してくれて、おかげで避けてきた「男の人と二人で飲みに行くこと」「男の人と二人で出かけること」を、ゆっくりゆっくり受け入れて体験させてもらっています。
私は在宅勤務ですし、婚活も何もしていません。
アプリ登録もしたことがないですし(やり方がよく分からないのと、臆病で怖い気持ちがあるため)、基本的にはほぼ家にいて、異性と出会うことなんて皆無です。
昔から付き合いのある男友達は数人いて、用事があればLINEをしたり、みんなで集まって一緒に飲んだりということはありますが、それ以外は男っ気のない日々なので、
まさか自分が、デートのような1日を過ごせる
なんて思いもしていない中で、トントントンと話がまとまり、エスコートしてもらって楽しく「おデート風の1日」を満喫させてもらいました。
ほんと、自分では想像もしていない方向やタイミングで、物事って突然起こったり叶ったりするんですよね。
自分を大切にするようにとても大切に扱ってもらえて、終始本当に心地よく楽しめたおかげで、自分の隣に笑顔があって喜んでくれる人と同じ景色を見て、食べて笑って、時には無言でまったりして…ということが、また現実にやってきて欲しいな~ということを感じさせてもらえる貴重な体験をさせてもらいました。
今すぐには、大好きなチオビーが私の隣で笑顔を見せてくれる特別な存在ではないけれど、いつかの未来で隣にいてくれたらすごく嬉しい。
今はチオビーに恋をしているけれど、もしも私のパートナーがチオビーじゃなくても、きっと私は自分が笑顔になれる誰かと未来を歩けるだろうし、誰かであってもきっときっと幸せだろうと思います。
また特別な誰かとこうやって、一緒にお出かけしたり食べたり、キレイな世界を共有する未来があっていいし、やっぱりそんなパートナーシップのある未来が欲しい!!と思いをしっかり感じられた1日でした。
あーー、でもやっぱり、チオビーじゃなくても幸せになれるとしても、チオビーがいいな♡えへ。
おデート風な1日を一緒に過ごしてくれた男友達とは、これからも素敵な友達としての関係性を育んでいきたいと思っていますし、次に会うのはいつものメンバーでの「おいしいものを食べる時間」かな??
改めて思うのは、自分を虐めたり雑に扱っていた時には、異性からも丁寧に扱ってもらうことが少なかったのに、自分が自分を大切にするとちゃんと大切な存在として扱われるということ。
やっぱり自分が先!なんですよね。
大切に扱ってくれて、ありがとう。
私のくだらない話に笑って付き合ってくれて、ありがとう。
美味しい時間を、ありがとう。
送り迎えをしてくれて、1日中運転してくれてありがとう。
楽しかった、と言ってくれてありがとう。
ありがとう!と思えることがいっぱいの時間を過ごさせてもらえて、とってもニッコリな週末でした。
なんだかちょっとだけ、パートナーシップ的な未来に夢が持てたというか、こうありたい!!を描ける体験ができた週末でした。
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