今月は、無意味に悲しい。無意味に後悔する。そんなホルモンのいたずら。
突然ですが、数年前に夏限定で販売されたニベアボディーウォッシュに「シトラス+ヴァーヴェナ」(またはリフレッシュハーブという似た香り)のものがあり、これがめちゃくちゃ好きな香りで、限定販売ということもあり
大人買い(詰め替え10袋くらい)
をして使っていました。
幸いなことに、数年間は少しだけ香りが変化したものの、同じようなシトラス+ヴァーヴェナの香りのボディーソープが夏になると限定で発売されていて、その都度まとめ買いしてストックして、1年半くらいかけて使いきることを続けていました。
昨年夏は買い置きの在庫がまだあったので、ドラッグストアでチェックしなかったのですが、今年の春には在庫があと1袋に!!
今年の夏もまた限定販売として発売されたらまとめ買いしようと思っていたのに、のに、のに、のに…
待てど暮らせど、今年の夏はシトラスやヴァーヴェナ系のニベアが発売されない!!!
オーマイガーーーッ!
「限定」販売なわけですから、毎年出るとは限らないのは分かっていましたが、本当に好きな香りだったのですごくショック。
私は自宅のお風呂が好きで、入浴剤とボディーソープは幾種類か香りを準備していて、その日の気分で使い分けるようにしています。
その中でも一番使用頻度が高く、日常使いしていたのが二ベアのもの。
その他、ブドウの香りやローズ、香水のような香り、粒の入ったSABONのものがあるのですが、こちらは「気分に合わせて」選ぶためのもので、あくまでも日常スタンバイしている安定した大好きな香りがあるから楽しめるもの。
およよ。
安定や日常を失うというのは、なんと不安定になる事でしょう…
という事で、ボディーソープ難民になってしまい慌てるおまみーぬ。
そこでまず、洗顔用せっけんとして「好きな香りだから♡」と2個買いした際に、ボディーソープも買おうかなぁ?と迷ってやめたマークスアンドウェブの「グレープフルーツ・ユーカリ」のボディーソープ(詰め替えタイプ)を買いに行きました。
というのも、これも店頭販売は8月いっぱいで在庫がある限り…と、言わば期間限定のため、店頭販売が終わる前に急いで購入となりました。
そうそう、それ!!!
これもサッパリして凄くいい香りなのですが、やはりニベアのシトラス系のヴァーヴェナの匂いが恋しい。
今年は発売されていませんでしたが、来年また発売されるかもしれない…と淡い期待を胸に、しばらくは色々なボディーソープを試しながら、迷わず日々使える安定した好きな香りのもの、というのを探そうと思います。
* * *
ここからは男子禁制・女子だけの秘密トーーークになるのですが(別に男性が読んでもいい話です)、女性って毎月「生理」に振り回されます。
もちろん、生理痛だったり生理中の不快感といった「生理そのもの」に振り回されることもそうなのですが、生理に関連する一連のホルモンバランスの変化が私にとっては、超・曲者でありまして、毎月毎月、振り回され放題です。
PMS(月経前症候群)として、投薬治療が必要なほどではありませんが、ホルモンが体内で変化することで、私の場合は生理1週間くらい前から
・腹部膨満感(腫れ)
・吐き気、発熱
・のどの炎症
・胸が張る(痛み)
・気分の落ち込み、悲しみがわく
という症状がいくつか組み合わさって現れます。
身体的症状である「お腹の膨満感・胸の張り」は大体毎回あるのですが、これはこれで不快ではあるものの、まだ耐えられますが
何もしていなくても勝手に悲しい気持ちになったり、すごくクヨクヨして気落ちしたり、普段気にしない事を後悔してみたりと、とにかくウツウツとして泣けてくるホルモンの乱れだけは、本当に勘弁して~~!!と、こえまた泣けてくるという悪循環。
この気分的な落ち込みは、ひどい時もあれば大したことない時もあり、その時にならないと分からない「私の体の事なのに、私のあずかり知らぬ領域で決まるギャンブル的」なもの。
で…
この数日間、訳もなく小さな事でクヨクヨし出し、久しぶりに「意味も分からないけれど寂しくて悲しくて、ちょっとした事に反応して激しく後悔する」という、私的には激辛バージョンのPMS的症状が出現していました。
あー、しんど!!!
凄く悲しいくてクヨクヨ・メソメソする中で、仕方ない事だし、こんな時こそ無理せずに体を労わってしっかり休んであげようと思えるようにはなれているものの、この症状が一体何日続くのかは、その時次第で長くて数日の時もあれば1日程度で終われる時もあり、これも本当に分からないのがしんどい。
今回はトホホなことに4日程度、激しく落ちる・訳もなく後悔に似た気持ちに支配される状態が続きました。
さらに私は「子宮腺筋症」のため、もうとにかく生理痛と出血量が半端なく、気分の落ち込みとセットでのたうち回るような痛みで、ますます気分が落ちる悪循環。おまけに出血が酷いせいで貧血も…
あー、しんど!!!
こればかりはしょうがないので、痛み止めを使って「痛みを和らげ」たり、あずきの力というレンジでチンしてお腹をじんわり温めるアイテムを1日に何度も腰やお腹に当てて血流を良くしたりしながら、痛みを少しでもやり過ごすことをしてあげています。
子宮腺筋症は、とにかく生理痛が激痛になると言われていますが、痛み止めを飲んでも「痛みが少し和らぐ」程度で、痛み止めがなかったら本当にのたうち回るほどの痛みです。
痛みによっては座薬を処方されることもあります。
ただ、この生理痛は人と比べることがないがゆえに「痛みの程度」が病気なのかどうかって、分からないものですよね??
私は気分の落ち込みやお腹の張りがPMSならば、お医者さんで診断してもらった方がいいかな??と婦人科に行った際に「卵巣嚢腫」が見つかり、手術が必要だということからMRI検査をして、その時に「子宮腺筋症」も見つかりました。
おじーちゃん先生から「子宮腺筋症だね。生理痛、すごいでしょ?」と言われ、生理痛ってみんなあるものだと思っていたのでポカーンとしていたら
基本はね、生理って痛みはないものなのよ。
痛いってことは「病気」のサインや「不調」のサインなのね。
薬を飲まないと痛いって、普通、おかしいでしょ?
と言われて、これまたポカーーン。
そ、そ、そ、そうだったのか!!!
確かに言われてみれば「毎回痛み止め」を飲まなきゃいけない痛みって、やっぱり危険なことですよね??
例えば片頭痛にしても、痛みが続けば病院で頭を調べてもらい脳内に病巣がないかを確認するように、生理痛という言葉はあれど、痛みが続く場合は、婦人科で検査をする必要があるんですよね。
その上で病気がなければ安全ですが、病気の場合は不妊の原因にもなったりしますから、体からのサインである「痛み」を素人判断するのではなく、気が進まない検診ではありますが、婦人科検診を受けるのは、自分の体を労わる事でもありますよね。
* * *
どんなに自己肯定感が上がろうか、自分の体や心の声を聞いてあげることを意識しようが、もうこの「ホルモンの乱れ」には、完全白旗で丸腰無抵抗です。
私の場合、勝ち目はありません。
なので、落ちる時はとにかく自分を労わって無理させないように…と心がけていますが、ちょっと楽しい予定などの場合は、ついつい無理して参加してしまい、また一つ学習したのが
自分がしんどい時は、楽しい予定でもキャンセルする事が自分への優しさだ
という事でした。
笑う事もしんどいくらい、内心は落ち込んでいるのに、何か自分が声を上げると、全部後悔するのに(← 全部ホルモンのせい)、無理してその場にいたことで、後からしんどさが倍以上になって押し寄せました。
やはり、自分が揺れている時は「休む時」ですね!!
本当に女性の体は特に波があり、揺らぎは人によって違うとはいえ、毎月の生理周期に勝手に引っ張られて振り回されて「あー、しんど!!!」という中で頑張ってるんですもんね。
私たち女性は、本当にエライ!!!
私たち女性は、揺らぎと共存していて、すごい!!!
今月の「底なし沼のような悲しみや後悔」は、やっと抜け出しつつありますが、今度は引き換えに痛み止めが手放せない「痛みの沼」に数日浸かります。とほほ。
ということで、今日も無理せず自分を大事に休ませようと思います。
おやすみなさい!!