立ち止まったり走ったり、ぐるぐる回って悩んで気付く ~それが「マミコ・スターーイル」なんだからしょうがない~
2月になったと同時に入院し、翌日に手術を受けて療養生活に突入中のおまみーぬ。
入院中に少しだけサラリーマンの仕事をしましたが、その後はパタッと仕事をやめて有給をのんびりと取得させてもらっています。
入院中の一人時間、そして退院後に療養期間として休みをもらっている間にやりたいと思っていたことがいくつかあります。
一つが「動物医療グリーフケア認定」の勉強。
昨年9月からスタートした学びは、ちょうど今月までが講座参加とレポート作成の課題がありました。
この後、面談を経て認定試験が控えているので、学んできたことを自分なりに復習する時間を持ちたいなぁ~と思っています。
そしてもう一つが、
自分を助けるためのノート作りを思う存分楽しむこと!
図書館で借りてきた本、美容院で読んだ雑誌の一言、インターネットで見つけた気になる言葉などなど、その時に「ハッ!」としたものをスマートフォンでパシャっと記録してあるのですが、気になるものがあれこれあって、書き写すのが追い付いていませんでした。
仕事時間がなくなってゆっくり過ごせているので、日々ノートを広げてニヤニヤしながら、ひとつひとつ言葉を書きとったり読み返したりして、いろんな気付きを得ています。
冒頭のノートに張り付けたのは、年末に自分を喜ばせようと思って「通信販売でシールとメモ」を購入した際に、封筒を止めるのについていたサンタクロースのマスキングテープ。
激務を頑張った自分へのご褒美として購入、届くのを楽しみにしていたのですが、受け取るタイミングで「悪性かもしれない」と気持ちがガクンと落ちて全く開封できず。
クリスマスが終わったころにようやく気持ちが建て直せて、封に使われていたサンタさんのマスキングテープも欲しいと思って購入するのをやめたものだったなぁ~と、きれいに剥がしてノートにペタッと貼りました。
お正月感ある椿のテープとサンタクロース。
ゴッチャになっていて「センスゼロ」なノートですが、私がニッコリできればそれでOK!
涅槃スタイルのサンタさんのテープを見ると、あの時すごく「生きたい」と思ったことや、話を聞いてくれた師匠をはじめとした女友達、そばにいてくれた家族、生きる支えになってくれたギンちゃんと仁くんとの時間を思い出します。
趣味で書いている「自分を助ける言葉のノート」の他に、昨年末に「気持ちを整理する日記」として手帳を買おう!と思い立ち(直感っていうの?こういうのに鈍感なので、ビビッと来たものはできるだけ実行したいと思っています)
『ほぼ日手帳 weeks』という縦長の手帳を購入。
手帳を購入して使いこなせなかった「実績」がある私。
「完璧主義」傾向が強い私は、日記を書くと決めたら「空白の日」があるとモヤモヤしてしまい、見るのが嫌でやめたくなって続かなかったのですが、完璧主義も少しは緩んでくれたようで
あはは。歯抜けでもしょーがない!!
書きたいときに書けばいいし、活用できるようになったなんて、私めっちゃ成長してるじゃん!!
と、どのページも微妙にスカスカした状態であっても、自分の気持ちを書き出すために手帳を「私なりに上手に活用」できていることを笑って褒められるようになりました。
とかいいつつ、歯抜けのページを見ると、まだちょっとだけ「モヤッ」とした気持ち悪さがあるけれど、それでもいいと言える私にゆっくり変容していく途中だもんね!
* * *
自分を助ける「お薬箱」のようなノートを作るのを楽しんでいますが、日々気持ちを吐き出すノートは特に決めておらず、色々走り書きするノートに気が向いたときに書き留めていました。
先にもチラッと書きましたが、脈絡なくポーーンと「やってみたい」「これよさそう」と感じたものには、その時の自分には分からないけれど意味のあるものだったりします。
直感に従う
ってやつですが、私はこれがどうも下手です。
石橋叩き派なので、直感的に浮かんだことも「失敗しないだろうか」「やったことないのに大丈夫だろうか?」と二の足を踏んでしまうことに加え、長いこと自分の気持ちを無視してきたので、ピンとくるセンサーの感度がイマイチにぶいというのもあります。
これも、いきなり直感にバンバン従えなくてもOKだし、ゆっくり少しずつ、できる範囲で無理なくが基本。
結局は、
自分にできる範囲。
自分が苦痛ないライン。
自分らしさを大切にする。
ということが何より大事なんですもんね。
無理したらつらいし、何より「楽しくないことは続かない」ですから。
直感を鍛えるにしろ、自分の希望を叶えるにしろ、「やらなきゃ!」と監視の目を光らせたら息苦しくて嫌になっちゃいます。
直感で「これだ!」と思ったものを取り入れられたら、よかったね!
直感で「これだ!」と思ったけれど今の自分では選ばなかったなら、今じゃないだけだから、それもまたよしよしだね!
こんな風に、自分に笑ってあげながらゆるゆると自分と付き合っている最中です。
今回はこの「直感に従う」を実行できたわけですが、手帳を購入してしばらくは「本当に必要だったのか?」と思うくらい、中途半端でモヤッとした時期もありました。
歯抜けになりつつも入院前に思い立って気軽に気持ちを書き込み始め、入院した後は夜にベッドの上で気持ちを綴ったときにホッとできたことがきっかけで、
手軽に、その時の自分の胸の内を吐き出すっていい!!
と思えるようになりました。
直感に従うことで、新しい扉が開ける…としても、手を出してみてすぐにはフィット感が得られずに「むむむ?」と思うこともあるんですよね。
* * *
休みの期間、ノートと手帳を活用してますよ~というだけならいいのですが、私ってほら、めっちゃややこしい思考&性格をしているため…
趣味の時間とはいえ、毎日ノート作りばかりしていていいのだろうか?
自己満足の子の時間は、無益で後からガッカリしちゃうのではないだろうか?
などと、急にネガディブな気持ちで後ろ向きになっていました。
趣味の時間、好きなことをする時間は最強だよ!
ゆるゆるすること、何も生み出さない時間も意味があるからね!
なーんてブログでしれ~っと言いながら、自分が「好きに集中」したら、それを制御しようとする顕在意識の罠。あー、おそロシヤ。
で、またここで「直感というアンテナ」の話になりますが、ノート作りの他にKindleの読み放題サービスを利用しているので、気になる本を探していたところ
暮らしと自分を、もっと楽しく整える ごきげん ゆるノートBOOK(なかむら真朱さん著)
という本が「あなたにオススメ」みたいに紹介されていました。
『ごきげんゆるノート』という言葉に惹かれ、自分のノートがより楽しく書けたらいいな~と気軽にポチッとして読んでみたら、なんかすごく自分が肯定されたような気分になって、やりたいことをもっとやろう!!という気分になれました。
なかむらさんはノートを多種使い分けていて、私にはピンとこないものや真似できないものもたくさんありましたが、そこは人それぞれ。
何冊も用意して活用するのが楽しい人もいれば、お気に入りの一冊を育てるのが楽しい人もいる。
みんなちがって、みんないい! (by 金子みすゞさん)
その本の中で、いきなり「わわわっ!素敵!」と反応したのが
「なんでもない日おめでとう」を作ろう
ただ楽しいだけのノートも意外と大事
スケジューリングやToDo管理、行動ログなど、何かの役に立てるための手帳も大事ですが、ただ楽しいだけのノートもオススメしています。
(引用:暮らしと自分を、もっと楽しく整える ごきげん ゆるノートBOOK/なかむら真朱さん著)
もともと、手帳や行動ログをつけてはいないのですが、「いくら好きとはいえ、これは自己満だしなぁ…」と、非生産的なことをする自分でいいのかな?と思った私でしたが
自分の好きなように作る「ただ楽しいだけのノート」も大事
という言葉に「いいじゃない!好きなんだし」と背中を押してもらえた気分になりました。
自分が迷子になったとき、モヤモヤッとしている時に、道はそれで大丈夫だよ~と思わせてくれる言葉があるだけで心の霧が晴れるものですね!
普段は手帳やノート作りのための本を読むことはないのに、なんとなく気になったという「直感」が、自分が欲しいと思っている言葉がこっちにあるかもよ~とアンテナを立ててくれたのかな?
なーんて、都合よく「直感スゴイ」とニヤケておきます。
さらに、自分のためのノートアイディアとしてオススメされていたのが
調子が悪い時に見て調子を取り戻せるノート
~「これさえあれば無敵!」な自分取説をつくる
(引用:暮らしと自分を、もっと楽しく整える ごきげん ゆるノートBOOK/なかむら真朱さん著)
あっ!
私が趣味で作っている「自分を助ける言葉のノート」と似てる~(ニッコリ)と嬉しくなりました。
紹介されていたのは「自分取説」として、自分をご機嫌にするものやことをまとめたり、気持ちの再確認をするのに書き出したりするようなのですが、私は「言葉」で自分を助けてきたので、自分の調子を取り戻して助けとなる
無敵な私!にしてあげるための魔法の書
となるノート作りを、これからも楽しみながら続けていこうと思います。
自分の調子を整えるための、大事な種まき作業だとしたら、趣味が自分を助けてくれて最高ですよね!
そしてもう一つ、手帳をより簡単で手軽にするためのヒントも見つけることができました。
私の使っている手帳は、一週間で2Pの見開きになっています。
左のページは月曜から日曜までに7分割されて、その日のことを簡単に書き込めるスペース。
右のページは方眼ノートになっていて自由に使えます。
自由に使えるスペースに、思いついた気持ちを書き留めていますが、毎日の枠を「パッと見たとき」にその時の気持ちが簡単に分かるといいのになぁ~と思っていました。
今日のトピックをひと言書く
(引用:暮らしと自分を、もっと楽しく整える ごきげん ゆるノートBOOK/なかむら真朱さん著)
吹き出し形式にしたり、丸罫線で囲んで、その日のトピックスを簡単に頭に書いておくと、後から見返したときに分かりやすい。
・ちょっと食欲がなくて小食
・今季初のベランダ欲しが嬉しい
・恋愛運を満月に託した夜
・映画館で〇〇を見た、感動
・欲しかった靴をゲット!!嬉しい
という感じで、本当に小さな小さな「私トピック」を囲んで書いておくだけで、その日のことがパッと分かりやすくなりそうです。
なにしろ私は、小さな字でギュギュギュッと詰め込んで書いてしまうので、内容が一目で分かるようなインデックスがあると読み返すときに便利。
その時々で、書いたり書かない日があったり…の「ゆる日記」になるとは思いますが、書けるときにより楽しめるアイディアを収集できたので、より一層「書く時間」が楽しい時間に代わってくれそうでニッコリです。
* * *
分かっていても、気持ちは波があって「上がったり下がったり」しますし、これでいいのかな?なんて自分を責めるクセも時々発動する私です。
だってねぇ、長年かけて身に着けてきた考え方や思考のクセは、いきなりなくせないですもんね。
自分が苦しいと感じている生き方であれば、それをちょっとずつ和らげて楽にしたり、こうなったらいいな~に近づけていくのだって「完璧」を求めずに、ゆるゆる柔らかく少しずつでいい。
3歩進んで、1.5歩戻ってキョロキョロし、その場でまた足踏みして止まっちゃう
のが、私の歩み。
だから、ほんと、亀のような速度ですし同じような課題や問題を前にして苦笑いしています。
それでも、この情けなさや弱さが「私」だから。
モヤモヤしちゃう自分を助けるノートで、自分を支えたり励ましたりしながら、可動域を広げていくのが…
マミコ・スターーーイル!!