同じキットを使っても同じにならないんだから、もう堂々と「違うんだ」って笑おう
3魂の暮らす新潟市は、今週はずーーっと低温。
別に取り立ててスゴイ用事がある訳じゃないけれど、まもなくやってくるGWは暖かいといいなぁ。
時々ブログに登場させていたので、うっすら記憶にある方もいらっしゃるかもしれまえんが、お正月飾りとしてお迎えした「切り花の葉牡丹」が、なにやらまた
第三形態?!
とも言いたくなるような変化を遂げています。
今月の頭に、ぐんぐん伸びてとうが立った葉牡丹にひよこ色の小さな花が咲いたことを書きました。
葉牡丹は「葉」を楽しむ植物で、とうが立って花が咲いてしまうと葉牡丹らしく育てることが難しいそうで、花を咲かせないようにする方がいいのだそうですが、我が家の葉牡丹は…
そもそもが、切り花だし!!
お正月前に買ってきて花瓶に入れて飾っていましたが、水に漬けている部分を少しずつ切り戻してあげて楽しんでいたのですが、ある程度の切り戻しをした後でしばらくそのままにしていたら、しっかりと発根してくれて今に至ります。
いやもうね、そうとう「もっさり・たっぷり」と根が伸びているので、土に植え付けても大丈夫そうなのですが、とうが立って花も咲いたし…と、どうするかなぁと迷っているまま、相変わらず水差しの状態です。
花が咲いた後は、茎の太い部分まで切り戻してあげるのがいいというのを見たので、切り花だし、この先どうかな??とダメもとでかなりの長さをカットしました。
切り戻しておくと「踊り葉牡丹」と言って、脇芽から新しく葉牡丹を楽しめる…ようなのですが、まさか200円しないお値段で購入したお正月飾り用の1本で、こんなにも色んな表情を楽しめるとは。
ちなみに、葉牡丹の脇にある紫色のストックは、4/8に新潟講座に届けていただいたフラワーアレンジの一部。
もうだいぶ開いてしまい、今週中にはお別れかな?とは思うものの、3週間近く我が家に明るい色を届けてくれてニッコリです。
斬り戻した時には、こんなにも脇芽が出るとは思わなかったのですが、この先はどんな変化を遂げていくのか見守っていこうと思います。
* * *
日曜日の午前中に、お弟子さん仲間である『なにわのパリジェンヌ・Ryoko』ちゃんが主催の「ストレングスファインダーの上位資質に共感性がある人・大集合!」の時間に混ぜてもらいました。
リョーちゃんは、オシャレで美味しいものもたくさん知っている「いい女」なのですが、そこにプラスして話しかけやすくてお日様のように広がる笑顔があったかいカウンセラー。
そして最近、『ストレングスデザイナー』の認定資格を取得!
ストレングスファインダーという、心理テストのようなものから「自分の才能・強み」を発見できるものがあるのですが、その結果から、その人をより心地よく輝かせ、自分の魅力に気付ける視点を届けてくれる専門家になったなんてスゴイ。
ストレングスファインダーは、面白そう!と食いついて受けたことがありますが、結果をもらって「ほほう…」と自分なりにレポートを読んで、なんとなーーく分かったような、分からないような。
自分の上位資質(特に強みとなるもの)と、下位資質(自分にとってあまり得意としていないこと)がおぼろげに分かっただけで、せっかく受験しておきながら、それで終わり!という状態で見返すこともほとんどありませんでした。
ブログの過去記事でも書いていますが、全部で34ある資質の中でも、上位にあるものがこちら。
私の上位5つの資質(強み)
1.共感性
2.最上志向
3.成長促進
4.ポジティブ
5.調和性
日曜日は、上位資質に「共感性」を持つナカーーマが集い、共感性あるあるを話し合う時間でした。
会でご一緒した「数秘カウンセラー・マチコさん」のブログに、会の雰囲気が紹介されているのでご紹介!
リョーちゃんの話にもあったのですが、34の資質があるのですが、個別に案内される「上位5つの資質に関するレポート」の内容は、同じ資質であっても人によって違い、オリジナルのレポートなのだそう!!
えーーーっ、そうなんだ。
「共感性」とひとつの資質でまとめても、そのレポートに書かれているものはみんな違うんだ…というのが、実際にお話会で皆さんの話を聞いてすごく納得でした。
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・お察し能力が高過ぎて、ぐいぐいしてしまう
・相手の気持ちが分かり過ぎて、入り込む&入り込まれてしまう(境界線あいまい族)
・相手の思いや行動が手に取るように分かるため、疲弊する
・共感性をその時々で閉じたり開いたりできる「共感性マスター」のような人もいる
・息するように共感するけれど、境界線クッキリ族 ← これ、私
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ストレングスファインダーのサイトによると、共感性はこのように定義されていました。
自分を相手の状況に置き換えて考えることにより、相手の感情を察することができます。
(クリフストレングスHPより引用)
相手の感情を察するという素敵な能力なのですが、やはりともすると「人の感情まで引き受けたガーール」にもなってしまうという諸刃の剣でもあるもの。
リョーちゃんが言っていましたが、上位資質は自分の持つ強みでもあるけれど、それが足を引っ張る…ではないですが、力が強すぎて自分の枷のようになることもあるのだそう。
長所は裏表で、見方や出方が変わると短所になる、あれと一緒ですね!!
フットワークが軽く、何にでも挑戦できる素敵な長所も、一つのことを長続きさせるのが苦手…という短所だったりという、アレです、アレ。
他の言い方をすれば、陰陽とか、そういうやつDEATH。
個人レポートの中にも「盲点に注意しましょう」という、特徴が裏目に出ることがあるからね!というものがあることを今更ながらに読み返して気付きましたが、こんな言葉か書かれいました。
自分のエネルギーレベルに注意を払いましょう。
他の人の感情に絶えず共感していると疲弊してしまいます。燃え尽きないよう、ときには他の人の感情から離れてみてください。
私はどうやら、この「共感性」という資質や、その次に続く「最上思考」「成長志向」「ポジティブ」「調和性」などがいい感じにサポートしてくれているみたいで、燃え尽きるて共感の沼に落ちる前に適度な境界線を持てているような気がします。
あっ!!
後はもう一つ。
自分が自分に対して「思いやり」「どこまでも優しく」接する上で、多分に上位資質をフルで自分に向けて活用している部分もあると思っています。
随分と自分を蔑ろにしてきた時間がありますが、自分に徹底的に寄り添うことをし続けて数年。
多分、私が一番の強みとして持っている「共感性」を、自分に対してどこまでも発揮できているのかな??
なーんて。
自分の持つ強みが、自分を助けてくれていると知ったら、ますます自分のことが愛おしく感じられちゃいますね。えへへ。
でもね、先にもちょっと触れましたが、自分の中で強い力を持つ資質ゆえに、それが自分をしんどくさせてしまう人がいることも、お話会で分かりました。
ストレングスファインダーのそれぞれの資質は、優劣があるとかどれがいい悪いではなく、どれも全て「才能」。
才能って言われたら、とっても素敵に受け取れますよね~~。
でも、34のグループがあるということは、全く同じではなくても「似たような感覚」「似たような才能」を持つ人がいる訳で、『共感性』という言葉だけでグルーピングすれば、みんな同じ…であるはずですが、みーーんなそれぞれが、全く違っていました。
あるある!
分かる!!
というものはあっても、完璧に同じでコピーされたかのように「もう全てが、あなたと一緒DEATH」というものはありませんでした。
* * *
急に思い出したのが、子供の頃にお小遣いを貯めて買った「ぬいぐるみキット」のことでした。
ふわふわのファー生地の後ろに、印刷された縫い代やカット線が入っていて、手順通りにパーツを縫い合わせると見本と同じぬいぐるみを作ることが出来るキットなのですが、印刷された線の上を縫っているはずなのに、出来上がりは見本と同じではなく、個性というか味が出るんですよね。
目の位置や耳の位置が一緒にならなかったり、同じ大きさで布をカットして縫い合わせたはずなのに、大きさまで違ったり。
仲のいいお友達と同じキットでお揃いのぬいぐるみを作った際にも、見本とも違う、友達とも違う「唯一無二のぬいぐるみ」が出来上がりました。
同じキットを使っても全く同じにならないように、みんなそれぞれに「長所や短所」といった特徴が似通っていたとしても、同じではないんですもんね。
サラリーマンという働き方で安定したお給料をもらえることが合っている人もいれば、自由に時間を使える働き方が合っている人もいます。
お料理が得意な人もいれば、苦手な人もいるし、学業優秀な人もいれば、お勉強はちょびっと不得意…という人もいます。
みんなが違うのは当たり前で、同じ気持ち・同じ考え・同じルールを持つ訳ではないのに、なぜかどうして、私たちは自分が人と違う時に自分を責めてしまいがちです。
また同じように、自分と違う人がいたときにも、受け入れるのが難しかったり、ね。
同じキットを使って、指示された肯定通りに見本を見てそれに寄せるように努力しても、全く同じものが作れなかったんだもの!!!
もうね、堂々と「同じになんてなれやしないのね、えへへ。」って笑ってしまった方が楽チンです。
人と違うものを好きになっていい。
人とは違う夢を描いてもいい。
人より速度が遅くても早くても構わない。
あなたがあなたを好きになって、その「同じではない唯一無二」を愛せれば、それでいい。
ストレングスファインダーの「共通の資質」を持つ人での集まりの中で、また一つ、同じようであっても違う自分でいいし、そんな自分をこれからも「もっともっと」大事にしていきたいなぁ~と思ったオマミーヌでした。