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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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骨盤内腫瘍がありました ~お腹のはりと膨満感は腫瘍によるものでした~

マミコのお腹のぽっこり脂肪だけじゃなかったんですよ

突然ですが、今日急きょ「婦人科」を受診してきました。

そこで「骨盤内に腫瘍がある」ということが分かりました。

* * *

丁度2週間くらい前から、子宮摘出した際の傷付近がガチガチに硬くなってはっているのに気付き、漢方で通っていた内科の先生に診てもらっていました。

術後、どちらかというと便秘がちでお腹がはりやすかったこともあり、聴診器でお腹の音を聞いてもらったところ、腸が動いていないことが分かりました。

開腹手術をするとどうしても「癒着」が起きてしまい、私は残念ながら腸の動きを邪魔する癒着をしちゃったんだろうなぁ~と思っていて、この時はお腹の「はり」と「膨満感」が強く、イレウスを起こさないように食事の調整と漢方で腸の動きを促すための処方をしてもらいました。

同時に便秘に効果のある漢方も併用し、「腸を活動させて老廃物を出す」ことで、お腹の一部の硬さとはりが改善されるか様子を見ていました。

その際に、聴診器でお腹の音を聞いてもらう以外にお腹を押して触診してもらったのですが、傷跡周辺の硬さが先生的には気になっていたようで、婦人科の手術や受診歴の確認。

●卵巣のう腫で「のう腫」のみ摘出
●子宮腺筋症で子宮・卵管摘出済み
●子宮頸部、卵巣は残っている

子宮摘出済みとはいえ、頸部と卵巣は残っているのでそこからくる腫れということもあり得るので、一度受診するのもいいと思うということを告げられていました。

子宮摘出時と、その後の検診時に「子宮頸がん検診」「卵巣のう腫再発なし」も確認してもらっていたので、婦人科のことは気にしていなかったのですが、受診から2週間…。

お腹のはりは改善されず、膨満感は増すばかりで食べること自体が苦しい状態。
食べなければあまり苦しくないので、食事の量がうんと減っている上に、漢方のおかげで腸が動く感じや便秘も大分解消されてきたはずなのに

お腹だけはさらに膨らんできて、寝る時に触れてみると、丁度おへその下あたりから突然ぼこっと硬くせり出して、まるでお腹にボールが入っているような感じがするようになりました。

お腹、硬いままだなぁ…
っていうか、ちょっと硬い範囲が広がってる??

と思ったのが3日くらい前。

週末、実家に泊まりに行った際にも「お腹だけそんなに太ってどうしたの?」と言われ、代謝が悪くなってお腹がまた太ったんだろうな~と思いつつも、なんとなくモヤモヤ。

この2週間くらい、お腹がはって苦しくて、食事の量が減っているのに太っていくかなぁ??

とはいえ、お腹のはりと膨満感、触れた時に硬い以外に、出血したりふらついたり…といった病的な症状は全くありません。

お腹の中に何かできたとしても、しこりもないしなぁ…。
しこりっていうか、お腹の表面全部が硬いから、癒着しちゃっているんだろうなぁ。

と、全く疑うこともなく思っていました。

でっ!
便秘は少し良くなってきているものの、はりと膨満感があるので、うつぶせになって腸の下にクッションを置いて腸に刺激を与えようとしてみたら

クッションで押されるのが無理!!!
お腹の内側に「大きなボール」のようなものがあって、ゴリゴリして無理!!

で、そこではじめて「これが”しこり”なのでは?」と思い至りました。

しこりって、言葉からしても小さな異物のようなイメージじゃないですか??

広範囲に渡って、しかも私の場合は術後の傷跡部分の違和感や硬さがあったため、これがしこりなのかも…と意識することはありませんでした。

今まで「うつぶせ」になることもなく、あくまでも仰向けでお腹を上から押す程度だったので気付かなかったけれど、自分でも「ボール状の何かがある」とハッキリ自覚できたので、急でしたが婦人科受診をしようと決めました。

* * *

婦人科では「便秘ですね~」「何ともないですね~」と言われて安心するつもりでした。

手術をしてもらった病院のホームページを見たら、婦人科は完全予約制と書いてあったので電話してみたところ、最短で29日まで予約がいっぱい。

電話口で看護師さんに症状を説明したところ、少し待つかもしれないが「予約なし」でも診れるので、今週中に来た方がいいと言われたため、今日急ぎで対応する作業だけ片付けた後で、中抜けさせてもらって病院へ行ってきました。

そこでシヨウが見つかったでちね!!

そのとーーーりっ! ← みんなまぁるくタケモトピアノ

先生にお腹のはりと硬いことを伝えると、すぐにお腹を押して触診。
からの、膣からの超音波検査。

で、何もないとこれで終わりなはずなのに、その後慌ただしく先生がお腹の超音波を当てだしたので、この時点で「あぁ、なんかあったんだな…」と薄っすら自覚。

その後、診察室に戻ると何やら超音波の画像が映し出されていて

骨盤内に腫瘍があるね。
ちょっとね、大きくなってるんだよね。

ということで、画面上には11㎝を示す線とともに、白い塊のようなものが表示されていました。

私「腫瘍…ですか」
先生「結構大きくなってるんだよね」
私「はぁ…」
先生「手術したの、2年経ってないね。その時には腫瘍がなかったから、急速だ」
私「…」

先生が言うには、腫瘍があるのは確認できたが、現段階では良性とも悪性とも判断がつかないため、血液検査とMRIを受けることになりました。

先生「今日、朝ごはん食べてる?」
私「お腹がはってて食べてないです」
先生「おっ!いいね!!今日、MRIやろう」

ということで、とんとん拍子に今日の午後にMRIを受けることになりました。

その際に先生から、MRIでの検査に関係なく、

このサイズの腫瘍は摘出が必要だから手術確定だよ!

という無慈悲な一言が。オーノー。

私「お、おぅ。先生、どっちですか?切るやつですか?」
先生「切るやつだね」
私「お、おぅ…(悲報)

MRIに関して、別室で看護師さんからの説明を聞く際に、手術だといつ頃になりそうか?と聞いたところ、年末か来年だろうとのことで、予想外にすぐじゃないですかーー。
(まだ手術日は決まってないので、あくまでも予想です)

直近での手術か、もう少し後になるのかは検査結果後に決まると思いますが、何にせよ「切るタイプの手術」は受けなくてはいけないようなので、であれば仕事の調整や検査で休みももらう必要があります。

MRIが午後2時15分からの予約のため、血液検査を済ませた後は一旦病院を出て、とりあえず職場へ。

部長に事情を話したところ、とても心配してくれて有休も気にせず取るように!!と言ってもらい、次月以降の業務は早めに調整(引継ぎなど)も部内で検討してくれると言ってくれました。

ありがたやーー。
まずこれで一個、肩の荷が降りました。

そして指定時間に病院に戻り、いざMRI検査へ。

実は私、重度ではありませんが「閉所恐怖症」の気があるので、MRIが苦手。

もうすぐ狭いスペースに縛られて入れられると思うとドナドナが聞こえます

過去に「卵巣のう腫」「子宮腺筋症」の手術前にMRI検査を体験したことがあるので、20分くらいのガマンだろうと思っていたら、今回は

造影剤を使ったMRI検査

のため、先に普通のMRI検査をした後で、注射から点滴のように造影剤を入れてから再度検査をするという、狭い場所に長時間コース。
オワタ…。

造影剤で具合が悪くなったらブザーを押すようにと言われていたのですが、薬が入り出すと、ゾワッというかビリッとするような感じはあったものの、特に不調はなく数分が経過。

きっとあと5分もあれば終わるだろうと思いながら耐えていたら、突然の激しい動悸と指先の痺れが起きたと思ったら、込み上げる吐き気。

やばい!!このままだと機械の中で吐く!!

と思い、ブザーを握るのですが痺れているため弱弱しくしか音が鳴らず。
もう一度弱弱しく握りしめたら、すぐに技師さんが飛んできてくれてMRIが中断。

動機と痺れから汗をかいていて、顔色がおかしかったようですぐにベルト類を外してもらい、吐いてもいいようにしてもらったら、急激に楽になりました。

残り撮影時間を聞いたら、あと3分くらいだったとのこと。
とはいえ、全く撮影できていない訳ではなく、ある程度は撮れているから検査は終了しようということになり、そのまま車椅子で処置室のベッドへ移動させてもらい、しばし横になってから帰宅しました。

お腹のはりと膨満感がある状態で、その部分を長時間押されていたことが吐き気につながったのでは?と、技師さんと看護師さんから気遣ってもらい、優しくしていただき感謝でした。

造影剤を使った検査は「人生初」だったのですが、急な動悸と吐き気は本当にビックリして、ちょっと怖くなっちゃいました。

せっかく検査を受けていたのに、あとちょっとというとことで検査が中断になったことが悔やまれますが…

どっちにしろ、切るって言われてるから、ま、いっか。

会計番号がゾロ目

最後の最後、お会計の時に渡された番号が「333」でゾロ目!
おっ!!ちょっと嬉しい。

ここしばらく「腸の癒着」だろうと思っていたため、腸の動きによくない食品は避けていました。

でも、腸じゃなくて腫瘍だったから、それを気にせず食事をしていいって事じゃない?!と、「早速家に還ったらお菓子も食べちゃおーーっと♡」と思っていたのですが…

【悲報】腸じゃなくても、腫瘍が邪魔してお腹のはりと膨満感が変わらないため、あんまり食べられない

という状況に、トホホです。

でもでも、イチゴ味のお菓子を開封して、トーハトのクッキーを2枚食べられました~。
ずっとおあずけにしていたものだから、至福。やっぱりお菓子っておいしい!!

* * *

検査結果は18日の夕方に聞きに行く予定になっています。

それまでは「良性」か「悪性」かは分からないので、限りなく良性だと思って過ごす予定です。

良性であっても、サイズが大きいため摘出は確定らしいので、またお腹を切る手術をするのか…と思うとそれはショックですが、出来てしまったものはしょうがないですものね。

にしても、本当に急な展開でした。

子宮摘出手術を受けてから、1年10カ月。
術後すぐには、腫瘍らしきものはまったくなく、先生とも「これで婦人科系が楽になったね!」と言っていたのに、こんなに短期間で腫瘍ができるなんて思いもしなかったのでビックリでした。

なにしろ、痛みや出血などの自覚症状は1個もなくて、なんとなーくお腹周りが太ってきたかも…というだけでした。

お腹が出てきた = 太ったのかな?ってなりますよね。

それも、明らかに異様なお腹の出方をしていれば「???」となるのかもしれませんが、じわじわと太って内臓脂肪が蓄積されて行っているのでは?と思うような感じでのお腹の出方でした。

今は、明らかにポコンとしていて妊婦さんのようなお腹になっているのですが、コレも私にとっては馴染みのある体形。
何しろ長いこと、婦人科まわりで「筋腫」「のう腫」といった、お腹がせり出しちゃう感じの状態だったので、お腹が凹んでいる時期の方がまれだったもので…とほほ。

術後、傷の周りの腫れもありましたし、数か月後に少しお腹が凹んだと思ったのですが、その後は少しずつ太ってきた…と思っていたので、カチコチにはりが出るまで全く気付きませんでした。

さらに、しこりいうものがどんなものか分からなかったので、全体的な硬いはりが「しこり」だなんて思ってもいませんでしたが、婦人科に行く気になったのが、内科の先生が気になることとして提案してくれたから。

先生が婦人科の提案をしてくれなければ、一体なんだろう??と思いつつも、婦人科は手術してクリアしているから大丈夫だろうと思い、受診せずに過ごしていたと思います。

婦人科系の「のう腫」「腫瘍類」は、無自覚で物言わぬまま進行してしまうものが多いのだそうです。

積極的にかかりたい病院ではありませんが、健康診断時や1年に1度の検診などをすることで早期に気付くことができると思いますので、特に暴飲暴食などをしていないのにお腹が太ってきたかも…?というときには、何でもないことを確認するつもりで婦人科チェックをしてみるのをオススメします。

結果が分かるまでは何とも言えませんが、開腹手術は免れられなさそうなので、それはやっぱりガッカリです。

ではでは。
おやすみなさーーい。

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