何が起きるかなんて、やっぱり本当に分からない!!
昨日は久しぶりに「お外でお客様に会う」予定になっていて、きちんとした格好で午前中の在宅勤務をしていました。
作業する私の隣でなにやらひそひそ話のギンちゃんと仁くん。
ゆるゆるな格好じゃないおまみーぬに惚れ惚れしちゃったかしら???(← 自分に都合よく変換)
私は「クリエィティブ系のIT」が普段の業務。
もともと美術の成績が 1 or 2 という芸術的な能力がないので、私がその手の仕事につくとは想像もしていませんでしたが、自立系武闘派女子ゆえに「やれないなんて言いたくない!やれるようになってやる!!」と歯を食いしばってしまい、結果的に
自分が本当に苦手なことが日々の仕事になり、首が締まる
というトホホな状態になっています。
正直、イメージがわかなかったり「思ったものが作り出せない」という苦しみで、新しい仕事の担当になると眠れなくなったりもします。
かなり「精神的に限界」に近かったので、上長面談をしてもらった結果、今のクリエイティブな業務から「管理業務」へシフトしていこう!と提案をしてもらい、同時にちょっとずつ『新規事業である心の保健室』業務を行えるように準備を進めていくことで話はまとまりました。
今月からは「自分が手を動かすことへの大きな不安」からだいぶ楽になれる予定だったのですが、ありがたいことに今月・来月の大きな仕事がいくつも立て続けに決まり
とにかく人手が足りない!!!
というくらいパンパンになったこともあり、私も現場要員として召集がかかりました。チーン。としてトホホ。
現場要員ではありますが、同時に「管理業務」も覚える作業を同時並行する…ということになり、その話を聞いた時点で泣きそうなくらいしんどかったのですが、何とか折れそうな気持を奮い立たせ、会社を今すぐ辞めるという選択をしないのだから『やりきるしかない!』と自分に何度も言い聞かせて気持ちを立て直しました。
少し大きな仕事の担当なので、今月から再来月まで他の作業と並行しつつ動かすことになり、正直「できるんだろうか??」と大きな不安でいっぱいでした。
今の私ではこなせないよな…と、精一杯に訴えたし白旗も振ったのにな。
そう思いつつ、昨日は新しい仕事のキックオフとしてお客様に担当としてご挨拶・打ち合わせ・スケジュールの確認などをするために準備して出かけたのですが…
営業さんと一緒にお客様の所へ訪問したら、まさかの担当者不在!!!
約束していた日を先方が忘れてしまったのかな?
それとも出先からまだ帰れてないだけかな??
最初はそんな風に思っていたのですが、何やら職場で受付をしてくれた女性の顔色が曇ってきて、不穏な感じ。
担当者に連絡を取ってもらい、今日は戻れない(遠くに行っている)という事が判明し、改めて別日を設定するために営業さんが電話を代わってもらい話をしていたのですが…
契約書を結ぶ前の段階だったので、もう少し安い別の会社(どうやら社長さんのお友達)にお願いすることになったという事で
仕事が失注になりました!!!!
え???
どういうこと???
一瞬ぽかーんとしてしまいましたが、訪問先の会社では2つの仕事を同時担当することになっていたのですが、負担のある「3か月かかる大きな方の仕事」が失注となり、それほど負担はない小さな仕事だけを任せてもらえる事になりました。
もう「やるしかない」というところまできて、頑張るしかないんだ!!と思っていたのに、まさか想像もつかない形で私の抱えていた不安が消えるように仕事がなくなりました。
会社としては望ましい結果ではありませんし、いい話ではないのですが、こんなことってあるんだ…とすごくビックリしました。
自分の意識できる範囲では「頑張るしかない」としか思えなかった現実のはずが、まさか当日にお客様を訪問する = 確定で仕事が動き出している中で、自分には手に負えないと思っていたものがほどけるように消えるなんて、ちょっとだって想像していませんでした。
予測もつかない事があって、もう手は尽くした…と自分では思っていても、自分の顕在意識では思いもつかないような「奇跡」が現実に起きることがあるんだなぁ、とすごい体験をしちゃいました。
実は、今の私の状態では抱えても途中でパニックを起こすのではないか?と自分で自分に対する不安を持っていたので、正直とっても気が重かったのですが、自分にできることとして「もう無理です」と白旗をあげることをしてもダメだった…と腹を括って『なるようにしからならい』とある意味で諦めたところで、思いもしない展開になりました。
大きな担当から外れたので、細かい作業を引き取ることにはなるので「実務をやる」という点では変化はないのですが、本当に現実って何が起きるかなんて分からないんだという体験でした。
もう万策尽きた。
思考している中ではどう考えても無理だろう。
常識から言ってもあり得ない。
そんな状況であって、覚悟を決めて動き出すしかない…となった瞬間に、思いもしない展開が待っていることはあるんですものね。
自分の顕在意識では到底及ばないような現実が未来に待っているなんて、本当にやっぱり「人生」って何が起きるのか分からないから、未来を予測して不安になりすぎる必要はないんですよね。
ある程度の予測はできても、100%その通りになるわけじゃないんだものね。
とはいえ、石橋を叩きすぎる派で考えすぎて自分が苦しくなるタイプなので、まだそれは手放し切れていないのを痛感もしているので、これからは「心配し過ぎない事」も自分なりにできるようになっていけたらいいなと思っています。