手のひらサイズの幸せのお友達

手のひらサイズの幸せ

『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

MENU

愛されないのではなく「愛させない」を選んでいたのは私?

今、マミコとお弟子さん仲間では下ネタ系で熱く盛り上がっているそうですよ。Tっていうおパンツの話 してたんでちー。 ティー、ッティティー!ティッティティティー

ちょっ、ちょっちょっとー。
確かに今「女性性」についての話をブログに書いている「魔法使い見習いのサトヒちゃん」や「なにわのバリジェンヌRYOKOちゃん」の記事について、いかに男性性を使って女性性を高めてしまおうとしてきたのかとか、自分の女性性を照れて蓋をしているとか、そういう「高尚なお話」で盛り上がっているのに、下ネタで丸めるとは何事よっ!!

まぁ確かに「女性性を刺激するためのランジェリー」として「おT」ことTバックの話とかしてるけど、それは別に下ネタとしてではなく、結構真面目で「そうそう!そうそう!!」と頷いちゃう武闘派女子が多いのでは??という話なんです。

▼サトヒちゃんの「感じる・感性について」の記事

▼りょーちゃんの「恥じらい」についての記事

実は私はかなり頑丈な「セクシャリティ・ブロック」がある事を自覚していて、性が絡む話になると、俄然口数が少なくなります。
真剣で真面目な性のお悩みについては「イヤらしさ」がないので別に平気なのですが、そこに多少なりとも「エロス」のようなものが混じると、生理的に嫌悪感というか「イヤだ」と抵抗が出てきてしまい、場合によってはその会話が『ちょっと気持ち悪い…』と顔が引きつったりもしてしまいます。

セクシャルな話について『私は貝になります』と殻に閉じこもって出てきたくない私ですが、じゃあ性的な事をした事がない…訳でもなく、なんなんだよ!と自分でも言いたくなりますが、長い事『見ないふり』をしていました。(今もまだ、見ないふりをしたいのが半分くらいあるんですけれども…)

女性性とは、感じる・受け止める・包み込む・柔軟性・優しさといった性質でどちらかと言えば『依存』と呼ばれる側。
感情や直感力に優れ、温かみに優れた性質が強いもの。

男性性として思いつくのは、論理性・リーダシップ・攻撃性・決断力・行動力などなど『自立』と呼ばれるものがイメージです。
思考優先で成長を求める性質が強いもの。

男女ともに性に関わらず「性質」という意味で持っているものですが、男性・女性と付くことからも分かるように、一般的に男性の方が男性性が強く、女性は女性性が強いのは言うまでもありません。

が…
RYOKOちゃんやサトヒちゃんの記事からもお分かりのように、自立系武闘派女子はその字のごとく

・一生懸命に自立してきた(男性性優位)
・成長や変化を好み学ぼうとする(男性性優位)

・受け取るより与えたがる(男性性優位)
・大切な人を守るため犠牲になれる(男性性優位)
・女性性を学習しようとする(男性性優位)
・照れて感情を隠そうとする(男性性優位)

お、おぅ…
書いていてなんだか「漢」が漂ってきて泣けてきました。

私ももれなく「男気あふれる内面を持つ、女子の皮を被った生命体」で、女性らしい部分もあるけれど、それらを抑え込んでまで「女性である自分」を隠して生きてきました。
いえ、多分まだ今も「男性性が強め」に生きていて、女性として自分に備わっている「受け取る・感じる・委ねる・包み込む」という部分は蓋をして開けないようにしています。

マミコは女の皮を被った漢でしたか…なんでTっていうおパンツがお話に出てきたんでちか?

女性にもともと備わっている「女性性」という性質を、いつの日か自分で封印して漢らしく立ち振る舞うようにして自己否定してしまったけれど、女性「らしさ」を纏うことで、自分の中の女性を呼び醒すために、ボディケアに手をかけてみるとか、女性らしいふわっとした装いやスカートを履いてみたり、誰かに見せるためではなく自分の肌に直接触れるランジェリーを女性らしいものにしたり、女性ならではの華やかなメイクや爪やヘアケアを楽しむ事を通して…

外側からあなたは女性として自分を自由にしていいんだよ

とアプローチするのも、女性性を封印してきた私にとっては、大事なことだと思っています。

そのための「おT」こと『Tバック』に代表されるような、女性としてのセクシャリティを高めるランジェリー…なのですが、私、実は…

ブラが大嫌いで基本、ノーブラ派です。(← どーでもいいカミングアウト)

今は便利な「ブラトップ」とか「スポブラ」的なものに助けられていますが、これ、大きい声で言ったら引かれちゃう話なのですが…
もともと「手のひらサイズ」な控えめで謙虚なお胸なので、冬場になるとゆったりした体のラインを一切拾わないニットなどでは、ブラがいらない!ラッキーとばかりに、あの、その…(← 自分から話そうとしているくせにためらっている。モジモジおまみ)

お胸のいわゆる「赤ちゃんが吸うとこ」を医療用のサージカルテープをベリッと貼ることでカバーして(いわゆるニプレス的な…)何とかブラの呪縛から逃れて暮らそうとしてしまうことがあります。

ほんと、すいません。ドン引きするレベルですよね。

余談ですが、卵巣の手術で術後に傷をサージカルテープで保護することから、この技を思いついたのですが、手術して唯一「サージカルテープの万能さ」を知れたことが収穫でした。

2つある胸の真ん中に、茶色の不織布のテープが貼られた私は、そりゃあ当然ですが、予期せずセクシャルな事なんて起きても「NO」としか言えませんし、それってつまり…

自分から女性として愛される事を断固拒否している

ということのような気がしてハッとしました。
さすがにこれではいかん!と思い、ブラは「楽チンなのに自分的にセクシー」だと思う『総レースでワイヤーや窮屈さがないブラレット』と『お揃いのおパンツ』に変えましたが、今の私にはこれが精いっぱい。
ってか、それすら拒否りたい時があると、UNIQLOのワイヤレスブラやおパンツです。
あ、でもブラするだけいいか…(← よくない!女子力低過ぎる!!)

この流れからご紹介するのは気が引けるのですが、昨日はお弟子さん仲間の「田村洋子ちゃん」もこんな記事を書いてくれていました。

▼田村洋子ちゃんによる女性性についての記事

洋子ちゃんのブログの記事に書かれていた言葉に、私も思い当たる節が…

結婚した時のドレス。着る前は泣くほど嫌だったな。だって、似合わない(と思っていたから)。

実は私は結婚式すら挙げる予定はなく、彼が結婚式をしたいと言ってくれたのを受けて入籍から2年後に「2人だけの海外挙式」を挙げました。
結婚式・写真撮影・衣装(美容着付け)がセットになっているもので、海外でも同じドレスが準備されていて、日本で試着・決定していくので持ち込みではない人は元々あまりドレスの選択肢がないのですが、それでもプラス料金を払うと選べるドレスの種類は大きく増えます。

私はパックの基本料金で選べる8種類のシンプルなドレスの中から、別に好きでも何でもない「普通そうに見える」プリンセスラインの可もなく・不可もないドレスを選び、自分はランクアップしなかったけれど、なぜか旦那さんの衣装はパック内だといいものがない…と、追加料金を数万円払ってグレードアップしました。

この事を話したら、RYOKOちゃんも洋子ちゃんも、自分の衣装はそのままにして、旦那さん側をグレードアップしたと口を揃えていて、まさに「武闘派女子あるある」なのだと分かり驚愕。

私は頑なに「結婚式はしたくない」「ドレスは着たくない」「写真もいらない」と思っていたのではなく、過去には夢をいっぱい持っていました。

新緑の頃の公園で、白くてあまり広がりすぎない華奢なウエディングドレスを着てピクニックのような結婚式をずっと挙げたいと夢見ていたのに、いつ、その夢は「私にふさわしくない」と手放したのだろう?
みんなからおめでとうと祝福されて、幸せに微笑む私はお砂糖菓子みたいに柔らかく、想像していた世界はパステルカラーと明るい光で輝いていて、びっくりするくらい『THE乙女』だったのに、それを叶えてはいけないと禁止したのは、何故なのだろう?

ウェディングドレスを試着する日、プランナーさんが「女性にとって今日の試着の日も記念すべき楽しい日なので、着てみたいものがあればレンタルするしないは関係なく、着て写真を撮りましょうね♡」と言ってくれて、ズラーッと並んだドレスを手に取りながら、パック内の決められたドレスは「なんだかとても地味で心踊るものではない」と思っていたのに、他のドレスを見るのすらやめて、決まったものだけをそそくさと試着した時、本当は心が泣いていたのに、それを無視したのはなんでだろう?

私は「愛されるべきではない」と自分で自分を「愛させない位置」に置く事で、自分を守ろうとしていたのではないのかな?

愛されてはいけない、愛させてはいけない。
一生懸命に血と涙を流すようにして「自立をこじらせるくらいまで自立した」んだもん。
委ねて託して受け取って…
それに慣れてしまったら私は弱くなってしまう。
与えてもらえなくなったら(与えてもらえなくなる前提だから)私は途方にくれて、また痛みを感じるのだから、愛されてはいけないし、愛させてはいけないんだ、と、女性性を封印したんだ…

それこそ自立を尖らせてまで女性性を懸命に『封印』したのですから、私は多分、無意識レベルでは女性性が強いのだろうと思います。
でも、大きな罪悪感を持っていて幸せになったり愛されたりしてはいけないと思っていたことや、他にも要因はあるのですが、とにかく

愛させてはいけない!!

と、愛を跳ね返していたのは私だったのだろうと思います。
愛して欲しいと泣きながら、でも女性性を開いて受け取れずに跳ね返し続けて、関係をどんどん拗らせていったのは、他でもない私なんです。きっと。

というのも、おTことTバックに話が戻りますが(← え?)、私は過去にはランジェリーを楽しんでいたし、スカートやらメイクやらを楽しんでいた時期もある事を思い出したんです。

いつから「実用的で楽なもの」以外は私に似合わないと決めつけたのだろう?

最近はクローゼットにワンピースが3枚くらいあって、時にスカートを履けるようになったけれど、結婚していた当時はボーイッシュとは違いますがスカートは2枚あればいい方でした。しかもそのうちの1枚は喪服。
いつもパンツスタイルで唯一履いていたハイヒールすらもローヒールにしてからますます女性性を閉じていきました。

自分を大事に愛せるようになり始め、今は自己肯定できて生きやすくなりました。
思考ばかりしていて(男性性優位)苦しかった自分が楽になり、考える事は少なくなり感じることや自分の気持ちを優先するようにもなれてきています。
前は心から「嫌だ」と思っていたランジェリーも今の精一杯ではあるけれど、レースの女性らしいものを選べるようにもなってきました。(おTはまだ手を出してないけど)

ちょっとずつ、ゆっくりと、私は押さえつけてきた自分の女性性を解いていいよ、と言えるようになれているのかな?
そうだといいな。

実は、絶賛片思い中と言いながら、愛される自信がまだなくて女性性を閉じたままである事もうっすら自覚しています。
でもでも、最近はほんの少しですが、愛されたいなぁ、愛させたいなぁ、と思える気持ちが暖かく自分を包むような感じを持てるようになっています。

私が夢見た新緑のピクニックみたいな結婚式を叶えてもいいし、私はもっと自由に自分を解き放ち、女性として愛されてもいいんだ、よね???

どんな風に私は自分の中に禁止していた女性性を解いていけるのかな?
どんな風に私は変わっちゃうのかな?
むふふ、伸び代あるーーーーっ。(← 自己肯定中)

今まで愛させないようにしてきたのは私だった事、本当にごめんね。
もしも傷ついても、それでもやっぱり、愛したいし愛されたいと思える今の私になるために、愛させない時期はきっと必要だったんだもんね。うん、どんな過去にも体験にも意味がある…もんね!

自己のっ!
肯定のっ!
カーーーン!!

にプラスして、女性性である「感性・包容力・愛くるしさ・柔軟性・弱さをさらけ出せる私」になって笑って受け取れるようになったら、ひゃだ、どうしよう!!

おまみーぬ、無双じゃね?!

という事で、これからは男性性と女性性のバランスを取りながら、もっともっと自分の中に隠している女性性を表に出してあげる事を許可してあげながら、愛させられる私を目指そうと思います。

友だち追加