思っているより体が動かない事 ~情けない、ではなく「お疲れ様」を~
子どもの頃、歯医者さんと言えば「虫歯」の治療に通う怖くていやな場所でしたが、大人になってからは『予防歯科』といって虫歯や歯周病にならないように、普段の手磨きだけでは取れない汚れをケアしてもらう定期ケアをするために歯医者さんに通っています。
大体3か月に1度、年に4回の歯医者さん通いなのですが、3か月に1度…って診察予約日を忘れちゃうんですよね。
そんな日付系うっかり体質の私にピッタリのサービスとして、歯医者さんから前日に「明日が予約日ですよ」とリマインドのメッセージが届くのですが、これってありがたいサービスです!!
昨日は3か月に1度の定期ケアの日だったのですが、いつも担当してくれる衛生士さん(注:とてもカワイイ女子)に『ちゃんと磨けていますし歯周ポケットも変わりなく大丈夫ですね!』と褒めてもらえて、なんか嬉しい気分に。
女子でも女子から笑顔で「すごい~♡」と言われると嬉しいのだから、これが男子だったらもっとやる気になっちゃうんだろうなぁ。
そして、無邪気に「すごい」って言ってもらえるのって嬉く得意気な気持ちになるものだと実感し、
笑顔で「すごい♡」という言葉を使う破壊力の凄さ
を学ばせてもらったので、これからは男子に向かって積極的に「すごい」を活用したい…と思ったものの、よく考えたら身近に男子がいないので練習できないゼ!と遠い目をしたおまみーぬです。
丁度、歯医者さんでの定期ケアに合わせるかのように、通販で買っている「愛用の歯ブラシ」が届きました。
私が愛用しているのは「Tepe」という予防歯科先進国スウェーデン製の少しヘッドが大きな歯ブラシ。
このブラシを最初に歯医者さんで紹介された時に「でかっ!」と思ったのですが、磨いて見たら毛の柔らかさと磨きやすさに感動。
1本370円弱で「私的には購入歯ブラシ」なのですが、歯医者さんで購入していました。
が!!
通販を使うと1本200円弱で買えるというのを知り、今は通販で5本セットにして買っています。
Tepeの歯ブラシはカラフルなのですが、通販で買うと色はお店にお任せ(だけど安く買える)で、届くまで何色が来るのか分からずドキドキ。
今回も「私とチオビーが一緒に使えそう♡(注:妄想)」だと思うような、みずいろとピンクの歯ブラシにきゅんとしたのですが、今まで届いたことのないトマト色のようなかわいい赤の歯ブラシにニッコリです。
昨日はお昼時間に歯医者さんの予約だったので、ケアしてもらった帰り道で美味しいお昼ご飯を買って帰ろうと思っていたのですが、歯医者さんの診察台で寝ている間からなんだか体がフワフワするというか力が入らず、軽めの頭痛と吐き気が襲ってきました。
帰る前に車のシートを倒して10分程度横になり、吐き気が少し収まったところで寄り道せずに家まで真っすぐに帰宅。(10分程)
その後、部屋でゴロゴロ横になっていたのですが、どうにもならない睡魔と頭痛でベッドに移動してしばし仮眠…のつもりが、目覚めたら5時半。
Oh,No!
貧血の自覚症状があり、健康診断の結果も「ヘモグロビン値:8」で要再検査。
さすがにここ最近は起きているのもやっとで、ちょっと作業をすると息切れする事が続き、さすがに覚悟を決めて
放置し続けていた婦人科検診
をしに行きました。
貧血そのものは「内科・血液内科」の受診になるのですが、思い当たる貧血の原因であろう『子宮腺筋症』の検診もしなくてはいけないなら、そっちを見てもらって貧血に関して相談・先生の指示で内科などに回してもらおうと思い、病院を受診したのが先週。
健康診断の結果の数値だけですぐに「鉄錠」の開始となりましたが、同時に採血とMRI検査をした結果を先日聞きに行ってきました。
鉄欠乏性貧血を示す「ヘモグロビン値」は健康診断とほぼ同じ「8.1」。
ちょっとしたことで起きていられなくなる、息切れとフラフラが凄い…という事を話すと、婦人科のオジーちゃん先生は
そりゃそうだよー。
だって富士山の頂上でマラソンしてるようなもんだから。
と、貧血ゆえの酸欠を分かりやすく指摘してくれました。
えぇ、ですよねーー。
とりあえず1か月、朝晩の鉄錠を飲んで貧血改善…を目指すのですが、私の場合は貧血の原因が『子宮腺筋症』のため、どこまで改善が見込めるか?という感じで、鉄錠でのヘモグロビンやフェリチンと言った貧血の指標を見る数値が改善されないようであれば注射による貧血治療も考えましょうとのことでした。
さすがに観念して婦人科受診をした私ですが、受診したその日に即MRIで詳細な検査をした方がいいくらい『大きく育てる』ことをしていたようで、MRIの結果
子宮から飛び出す形で大きく育った
という大きな腺筋症についての説明を受けました。
(場所や形状などの説明があったのですが、イマイチよく分からなかった…)
おじーちゃん先生の話では、子宮筋腫や内膜症、腺筋症といった子宮の病気を持つ人の多くは「女性ホルモンの分泌」が豊かだということから、一般女性の閉経平均年齢(52歳なのだそう)よりも閉経が遅く、月経がある限り病巣は育っていくという悪循環。
筋腫とは違い腺筋症の場合は毎月の出血量・生理痛が激しい事から、日常生活に支障をきたすレベルになると治療をするのが望ましいのだそう。
おじーちゃん先生からは3つの提案がありました。
– – – – – – – – –
1)ひたすら痛みや貧血に耐えて我慢する
2)ホルモン療法を行う(6カ月が限度で休止。副作用の可能性もある。一時的なケアを繰り返す療法。)
3)子宮摘出手術(これが一番現実的にオススメ)
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今は子宮そのものは摘出せずに、病巣を取り出す手術も出来るようなのですが、私の子宮はMRIを見る限りいくつも病巣があるため(新たにまた出来始めたものもありました)、全部を摘出するのは難しい事や子宮を残す = また腺筋症になるため、根治を目指すのであれば子宮摘出が望ましいのだそうです。
子宮腺筋症の場合は毎月の経血量がとにかく酷く、病巣がある限りは貧血はついてまわります。(個人差があると思うのですが、私の場合は出血量が多いのに当てはまります)
貧血も長く続くと心臓への負担がかかる事から、手術について考えてみましょうとのことなのですが
今の貧血状態では手術をすぐにするのはよろしくないので、まずは貧血の数値を少しでも上げること
が課題とのこと。
貧血で絶対手術が出来ない…という事ではないとはいえ、今の数値では手術は望ましくないのだそう。
鉄錠を「朝・晩」で飲み始めて2週間。
まだ楽になった感じはないのだけれど、きっと効果が現れるはず!!と頑張って飲み続けます。
残念な事に、鉄錠を飲むと「吐き気」がしてしまい、夜は寝る前に飲んで吐き気をやり過ごしているのですが、朝がなかなか…
むかむかする感じがなければいいのになぁ。とほほ。
貧血は鉄錠でどこまで改善できるか…という感じなので、あまりにフラフラしたり起きているのが辛い場合は「診断書」を書いてくれるとのことで、無理せず休むようにと言ってもらった言葉を『水戸黄門様の印籠』のように自分にも向けてあげて
寝て曜日になるのはすごく残念だし、分かっていても体力がない事でガッカリしちゃう事はある!!
それでも「なんで出来ないの?!」ではなく「しんどい中で精一杯やっているね」と自分に優しく接してあげたい
と思っています。
とかいいつつ、お昼をまるまる寝るしかできないと、起きた時に「あーあ」って思っちゃうんですけけれど、ね。
人と比べて「出来ない」「劣っている」と感じるのは気持ちのいいことではありません。
病気があるとか原因が分かっていたって、ガッカリしてしまう日もあります。
そんな時に、気落ちした自分のことも丸ごと「うんうん」と理解してあげながら、劣っている部分を見続けるのではなく「今やれている事」「出来なかった理由」を大事に紐解いて一緒に笑ってあげる、そんな自分をこの先も育てていきたいな。
私、富士山の山頂でマラソンしながら日々を頑張ってるって、よく考えたら「どんだけ~」ですもんね。
こんなとこまで武闘派じゃなくていいんだけれど、まぁ、それが私なんですものね。
呼吸をしているだけで頑張っている私に、今日も『偉いで賞』を贈って、今日もゴロゴロしながらやれる事を楽しもうと思います。