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手のひらサイズの幸せ

『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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隠してもあふれるものが、きっと「自分」のもつ素敵さ ~自分に優しくしてどんな自分にも暖かい目を向けてあげたいですね~

急に我が家にオシャレがやってきたですね

首相が「外出を控えて」と発表する程の、日本全国あちこちを覆うような大雪予報が出ていますね。
皆さんのお住まいの方の雪の事情はいかがでしょうか?

私たち3魂(+1ベコ)が暮らす新潟市は、今日のお昼までは台風か春一番か?!というくらいの暴風だけで空は青かったのですが、お昼頃から一気にそらの気配が変わり、しんしんと雪が積もりだしています。

昨日夕方に職場の駐車場がようやく除雪を終えた…と言っていたのに、今日明日でどれくらいの積雪になるのかハラハラしています。

* * *

今年のクリスマスは、実家にも戻らず(車を出せませんし、この雪の中で運転なんて怖すぎる…)になりそうで、いわゆる…

ボッチクリスマス確定

となりそうですが、この調子では当日にスーパーやコンビニのスイーツすら手に入れに行くことはままならなさそうです。

でもね、すでに先週末に「一足お先にクリスマス」的なことをやれたので、これでヨシ!と誘惑に屈してケーキを食べた自分に『先見の明があるんじゃない?!』とニヤニヤしています。

ゆるっとダイエットしているんですけれど、何かと誘惑に屈してしまっています。あはは。(冷たい涙)

* * *

少し前になるのですが、美術館でやっていた「黒井 健さんの絵本原画展」に行ってきました。

黒井健さんはたくさんの有名な挿絵があるのですが、その一つが『ごんぎつね』と『手袋を買いに』というと、その柔らかな挿絵をすぐに思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか?
どちらも新美南吉さんの童話に添えらえた絵で、見事に物語の世界観を表現している挿絵ですよね~。

両方ともキツネが主役になっている物語なのですが、ごんぎつねは最後があまりにも悲しくて、思い出すだけで胸がギューーッとなってしまうのですが、手袋を買いにの方は、坊という小さな子狐の愛くるしさとほっこりする結末に、子供時代に何度も何度も読み返したのを覚えています。

というか、私が小学生の頃には教科書に載っていたので授業で何度も読んだにもかかわらず、図書館でも借りてきて読むくらいに、好きな絵本でした。

展覧会に行くまで知らなかったのですが、黒井健さんはなんと新潟市出身で、なおかつ私の実家の近くに暮らしていたようでビックリ。
しかも、私の父よりも1つだけ年上なことも分かり、学校区が一緒のエリアだったので、知らずに学校で出会っていた可能性もあるようで、またまたビックリ。

手袋を買いに

展覧会会場は写真撮影はできませんが、会場前の自由に写真を撮っていいスペースに『手袋を買いに』の絵を大きく印刷したものがあり、嬉しくなってパチリと撮りました。

雪は冷たくヒンヤリしたものなのに、黒井さんの絵はどこか温かみがあるというか優しさがこぼれていて、なんでこんなに柔らかい空気感を表現できるんだろう??と、展示されているいろんな絵を見ながら心がほっこりしました。

会場には、作品にまつわる黒井さんご本人のエピソードやコメントがパネル展示されていたのですが、その中でとても印象的だったものがいくつかありました。

写真を撮ったりスマートフォンを出してメモを取ったりできないため、私が覚えてきた範囲なので言葉は違うところがありますが、こんな感じの内容です。

やりたい事やなりたい事があったからイラストレーターになれたわけでもなく、やりたいと興味をもったもの(例えば希望の大学に行くことや就職とか)になれなかった・採用されなかったから、この仕事に巡り合えている。

なれなかった=それは自分がなるべきものではないから。

そして、そのなれなかった道を外れて歩き出すから、自分がなれる・自分がいかんなく才能を発揮出来るものになれる。

そっかぁ。これって「ギフト」ということなんですよね。
私たちは、ギフト(自分の持つ能力・才能)を周りに与えるために生まれているのですが、そのギフトに自分は気づいていないことがたくさんあって、自分にないギフトに憧れて挑戦するけれど失敗することで傷ついてしまいます。
でも、そもそもうまく行かないということは「あなたはその道じゃないんだよ」というだけなんですものね。

目指したもの、憧れたものに「あなたはなれないよ」と言われてしまうことは、凄く悲しいですし切ないことです。
生きていく意味すら時に見失ってしまうような体験でもあると思います。

理想とは異なる「なれなかった道」を歩く中で、自分の持つ能力や力、自分がイキイキと輝いたりライフワークとなる生涯大切にしたいものに出会うことがあるのだと思えたら、理想とは違う自分の人生にも、ほんのちょっとだけでも光が差し込むような気持ちになれるのではないでしょうか?

私自身、自分が願っていた「大好きな人暖かい家庭を築く」ことが、彼と私でやっていくべきことではないんだよ…と、道の途中で別々に生きることになりました。
それはとっても残酷で、たくさん苦しんだし、受け入れるまでにも時間がうんとかかりましたが、願っている生き方とは違う場所で生きている今も、ちゃんと幸せですし、あの当時にはやれていなかった学びを深めていくことも楽しめています。

まだ道の途中で答え合わせはもっと先になりそうですが、でもきっとね、願いから弾かれたとしても、別の道でちゃんと自分らしく生きて行けたねって、人生の最終章の頃に言えているのかな??
なーんて、ね。

そしてもう一つ、黒井さんの絵はどれも柔らかく丸みを帯びていて、あったかい空気が詰まっているように感じるのですが、先に写真で紹介したように、私が大好きな「手袋を買いに」の挿絵は、深く積もった冷たいはずの雪の描写だというのに、どこかホカホカと心が温まるようなお話の世界観が絵からこぼれています。

そんな「やさしさと暖かさ」が絵に詰まってしまうのも、また悩みにもなる訳で、宮沢賢治さんの世界を描くときに「冷たく厳しい雪」が描けなかったそうです。

黒井さんがどんなに厳しい雪を書こうとしても、そこにほわっとした優しさと暖かさが含まれてしまうから。
だからあえてCGで無機質なものを組み合わせて「厳しさ」「冷たさ」を表現した。

というようなことが、コメントパネルの中に書かれていました。

自分にあるものは、隠していてもあふれてしまうものです。
「優しさ」「思いやり」「愛情」といったものも、きっときっと、隠してもジワーッと染み出すようにしてバレちゃうのかもしれませんね。

優しさと暖かさが詰まっていて、隠してもそれが滲んでしまうような、そんな人に私もなりたい。
そんな素敵な私になりたい。

そのためにはまず、自分に優しさや温かさをいっぱい届けてあげて、自分が先に「優しさや温かさ、愛情」に包まれて心地よくある必要がありますものね。

自分の中にないものは、あふれ出てくることはないのですから。

まずは自分です。

自分に対して最優先で優しさや思いやりの眼差しを向けることで、自分がどんどん満たされていくと、勝手に与えたくなる…というか、こぼれて与えてしまいますから!!

私たちは自分を見るときにかけている「専用メガネ」を通して世界を見ています。
自分に優しいまなざしを向けるメガネをかければ、優しいまなざしのメガネを通して自分の外の世界に居る人を見ることができます。
そして、投影(自分を映し出す)という観点で見れば、自分に優しくする=世界から優しくされるんですものね。

いよいよ来週火曜日、とことん私に優しくなろう ~自分を分かってあげる愛ある心理学~と題した心理学講座が迫ってきました!

週末は家でじっとしているのですが、その間にも幾度かリハーサルをして、少しでもみなさんに心地よく聞いていただけるように…と心を込めて準備しようと思っています。

生きづらさやモヤモヤを抱えてしまっている「今のあなた」を見つけてあげて、優しいまなざしを向ける方法について考える90分。
何か本当にちょっとだけでも、講座の中のひとつだけでも、あなたが自分と仲良くなっていくためのヒントになるものがあればいいなぁ~と願いながら講座を組み立てました。

年末のお忙しいタイミングではありますが、お申し込みは26日(月)18:00~までとなっていますので、ぜひぜひ講座にいらしてください♡

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12/27(火)20:00~21:00/とことん私に優しくなろう/ココロノオフィス主催心理学講座

12/27(火)20:00~zoomによるオンライン。
「とことん自分に優しくなろう ~自分を分かってあげる愛ある心理学」のお申し込みを絶賛受付中です!
迷っているけれど…というあなたは、ここからポチッ!

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マミコってどんな人?と講座ご参加を迷われている方に、私の雰囲気がうーーっすら分かる…かもしれない、根本さんとご一緒したYouTubeライブはこちら!

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