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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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離婚や失恋で立ち尽くしているあなたへ。辛い日々の中で、焦らないでね。

コロナが流行っているからお外から帰ってきたらちゃんと石鹸で洗うようにしないとなんでち!

コロナウイルスに限らず手洗い・うがいはウイルス予防に大事な事ですが、私の働いている職場では、本日夕方に「全社メール」でコロナ対策に関するお願いが流れてきました。

・原則マスク着用
・外から帰ったら手洗い・うがい・消毒
・プライベートを含む飲み会・イベント参加自粛
・風邪のような症状の時はすぐに検温し、37度台であれば帰宅する
・会社の体温計は使用後は消毒する
・熱がある間は会社に報告し、出社禁止
・手の届く範囲の近い位置で一定時間以上の話し合いなどを避ける
・状況によっては在宅ワーク指示の可能性もある

私の住む新潟では幸いなことにまだ感染の報告はありませんが、まだお薬や治療法がハッキリしていない病気はやっぱり怖いですよね。
ちょっと過剰かな?と思うくらい用心しておく事に越したことはないのだろうと思いますし、会社の指示も「自分と周りの命を守るために守ってほしいこと」なのでちゃんと指示に従おうと思います。

今日は少しだけ、傷付いて立ち止まって泣いているあなたへのメッセージをお届けしようと思います。

離婚や失恋といった、大切な人・大好きな人と離れる事や繋いだ手を離すというのは、本当に心がえぐれるように痛く悲しい体験です。

私たちが一番大きなストレスを感じるのは死別と言われていますが、その次にストレス負荷となるのが「離婚」だとも言われています。
離婚と失恋はまた事情が少し異なる部分はあるかもしれませんが、似ている部分も沢山あります。
そしてやはり、失恋というのも自分が体験して思うことは、

すごく悲しくて寂しくて、どうやって生きていったらいいか途方にくれるほど辛かった。

ということでした。
一瞬で世界は色彩をなくし、食べ物も美味しく感じられず、足元から力が抜けて崩れ落ちるような感じがして、あんなに大好きで毎日のようにその笑顔を感じていた一番身近な存在が一瞬で失われて、もう声を聞いたり会うことすら出来なくなるなんて、考えただけで苦しくなります。

失恋や離別は「乗り越えられるもの」なんだと、その傷が重症であるにもかかわらず、頑張って耐えてしまいます。
誰にも言えずに1人で孤独と戦う人もいますし、誰かに言えたとしても「まだそんなこと言ってるの?」と言われるのではないか??と、悲しみからなかなか立ち直れず本当は辛いのに「もう大丈夫」という振りをしてしまう人もいます。

でもね、1人で頑張って乗り越えなくていいんですよ。
悲しいよ、痛いよ、悔しいよ、って聞いてもらっていいんですよ。

失恋も離婚も「傷が癒えるまで」は本当に辛い時間に取り残されて孤独でいっぱいです。
別れによってできた傷が「かすり傷」程の些細なものならば、誰しもがこんなに苦しんでいませんし、少し立ち止まったとしても元気にすぐに歩き出せます。
でも違うんです。
複雑骨折してしまったかのように身動きが取れず、元気になるまでには時間のかかる傷なんです。

離婚も失恋も「よくある事」かもしれません。
けれど、その苦しみや痛みの事を大きな声で言う人はいません。
闇の中でどれだけもがいたか、泣いたか、絶望したか、生きることすらやめたくなったのかを言う人は多くありませんもの。

誰も声を上げて喚かないだけで、たくさんの人が「誰にも分かってもらえない」気持ちを抱えて泣いているんです。
立ち止まって悲しんでいるんです。

そして、日常を普通に生きようと、健気に頑張っているんです。

私は自分が別居をし、離婚に向けて考えなくてはいけない時間も、ずっと悲しく不安で心細く、大好きな人に背を向けられた傷はずっとジクジクと痛みを持ち続けていました。
なんとかなるのではないか?という微かな期待を手放せず、けれど現実は大好きな人はうんと遠くにいて触れることもできず、何かあっても1番に声を聞くこともできず、何もしてあげられず・してもらえないという事実に大声で泣いた日が幾日もありました。

そんな風に心は寂しさや痛みでボロボロなのに、私はちゃんと仕事に行き、時に知人たちとご飯を食べたり出かけたりして「見た目には悩みもない普通そうな私」を見せていました。

背を向けられた直後は食べれなかったり眠れなかったりしていたのに、少しずつ元気を取り戻し、日常を取り戻すことはできましたが、それでも一人ぼっちの時間に落ちるところまで気持ちが落ちる事は多々ありました。

本当に、長いトンネルの中で沢山苦しみました。
早く楽になりたくて、焦りましたしもがきましたが、焦ったとしても心は回復するのに時間を要しますし、焦ったから早く楽になれるものでもありませんでした。

だから、焦りたくなる気持ちは本当によくわかるけれど、
焦らないで、ね。
焦らないで、立ち止まったその場所で深呼吸して、自分を大事に暖かく抱きしめてあげてね。

あなたの家族やお友達は、あなたを心配して愛してくれて「他にもいい人はいるよ」とか「みんな乗り越えていることだから」とか「こんなに時間が経ったんだからメソメソしないで」と励ましてくれるかもしれません。
でもね、立ち直るスピードは人それぞれです。
周りが思うよりも立ち直れるのは早くなんてないし、簡単に前を向いて未来に希望を持つなんてできません。

思っているより傷が癒えるには「時間がかかるもの」なんだよね。

そう思ってあげてください。
好きだった分だけ、愛していた分だけ、沢山涙は流れるでしょうし、その傷も大きく、孤独は計り知れない大きさであなたを飲み込むでしょう。
本当に悲しいね。本当に辛いね。

そして、できれば悲しみの中で「1mmの成長」を抱きしめて自信にして欲しいと願っています。

1ヶ月前は食事が出来ない程苦しかったのに、ほんの少しだけでも今は味を感じて「おいしい」「お腹が空いたな」と思えるようになったならば、それはとてもすごいこと。

テレビを見ていても何も心に入ってこなかったのに、今日はドラマを見たら涙がでた、とか、自分のためにお茶を準備してあげることができたとか、お風呂で少しだけ緊張を解いて「はぁ〜」と言えたとか、それくらい小さな、それくらい日常に転がっているような「当たり前」をまた少し取り戻せた事を、すごいね!偉いね!頑張って歩いているね!と労って褒めてあげてください。

出来ることが増えていっても、急に落ち込んだり涙が溢れたり、怒りが湧いたり情けない気持ちになったり、感情がジェットコースターのようにぐわんぐわんと揺れることもあるでしょう。
1ヶ月前と今の私では、なんの変化もないように見える事もあるでしょう。

そうだとしても、絶望や悲しみが吹き出していたこの1ヶ月を、この1週間を、この数時間を、ただ「過ごしたという事」が、もう十分にすごい事だと、あなたに届きますように。

今日のあなたはどんな気分ですか?
眠れそうですか?不安で孤独で泣いていますか?
何かちょっとでも食べれましたか?

しんどいよね、苦しいよね、疲れちゃうし時間が長く感じるし、ぐるぐると同じ事ばかり考えて「もう嫌だー」ってなっちゃうよね。
本当に辛いんだよね。
沢山自分のことも責めちゃうし、嫌いにもなっちゃうし、どうしていいかわからないよね。

それでも、悲しみや絶望の中で、なんとか「今日を生きていてくれた事」に、ありがとうを届けます。

私は時間がかかりましたが、絶望や真っ暗なトンネルから出てくることができましたから、焦らずに少しずつ、とあなたが頑張りすぎないようにと祈っています。

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