手のひらサイズの幸せのお友達

手のひらサイズの幸せ

『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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過去に好きだった人も、自分の恥ずかしい歴史も、全部抱きしめて大切にしていい ~手放すっていろんな形があっていいはずだから~

10連休のはずが 今日は仕事することに なったそうですよ

1日は24時間って決まっていて、毎日平等にその時間は流れているはずなのに、休暇中の1日って倍速で進んでいるんじゃ?!と思うくらいあっという間ですよね。

私は今年、夏季休暇制度も組み合わせて「山の日から連続10日の長期休暇」を予定していたのですが、どうにも休み明けの月曜日がパンクしているのが分かり、今日は休みを終えて仕事をすることに変更しました。

10連休とはならなかったとはいえ、前半6連休を満喫できたので大満足です。

今年最初で最後の海水浴にも行けました

月曜日は妹と妹の友達と一緒に「暑くなったらちょっと海に浸かる」ということを繰り返す、ゆる海水浴をしてきました。

あまりに気温が高過ぎて海水もぬるい状態

砂浜が焼けるように暑くて、ビーサンの中に砂が入り込んで足裏を軽くやけどするという「地味だけど1日ヒリヒリする」というハプニングもありましたが、久しぶりに海に入ることが出来て嬉しかったです。

私は全く泳げないので、足が余裕でつく場所以外にはいかないので、メチャクチャ浅瀬でチャプチャプするのですが、海水温が高くて全く冷たくないのにビックリしました。

海の近くのスーパーでお惣菜や飲み物を買って、待ったり海風を感じて過ごす予定…だったのですが、ビーチに響く海浜事務局からのアナウンスに全員で「早め撤退」を決めました。

ただいまの気温、40.5度。
熱中症に気を付けて、無理をせず休憩しましょう。

なにーーー?!
この日は台風前で新潟市はフェーン現象だったので、とにかく暑かったとはいえ、40度超えを体験したのは人生初だったので、ビックリでした。

※気象庁による観測ではなく、海浜事務局の温度計での実測値だと思われます

とってもキレイでいい思い出になりました

夏休み期間中に海に行く予定ではいましたが、台風の状況次第でした。
幸い、新潟市は多少風が強くなった時間帯があったり、気温上昇などの影響だけで済んでくれて、そのおかげで「夏を満喫!」な海時間も過ごせました。

来年もまた、海に行けるといいなぁ~。

海ではやらず自宅前の駐車場でみんなで花火

本当は海で花火をする予定でしたが、あまりに暑いのと風が強くなってきていたので、一旦撤収。

風はあったものの、花火もやれそうだね!と、自宅の駐車場でみんなで手持ち花火をしてキャッキャしました。

大人だって、花火を楽しんでもいいよね!

仁くんも花火見たでちよー。パチパチして怒りんぼみたいな花火さんもいたんでち!

仁くんも抱っこして花火タイムの冒頭に参加。
仁くんの「犬生の中で初」となる”生”花火を見せてあげることができて、夏の思い出がまた一つ増えました。

他にも、妹とおみくじを引いたりと面白かった出来事があるのですが、前置きが相変わらず長くなるため、その話はまた次回に。

* * *

一緒に海に行った妹の友達は、去年の終わりに夫婦問題で苦しみ、我が家にも泊まりに来た”妹分”のような存在。

彼女の場合も私と同様に、嫌いになって離婚したわけではなく、大好きなまま手を離す決断をするしかない状態でした。

いっぱいぶつかって考えて「離婚」を決めて一人暮らしを始めた彼女は、たくさんもがいたり諦めたり、言葉にできない思いをたくさん抱えながら、自分でちゃんと結論を出して前に進んできました。

そしてもう一人、私が夫婦問題でしんどかった時に気持ちを吐き出すためにブログを書いていた際に、同じ境遇(ご主人から突然離婚したいと言われて苦しい状況)だという方からメッセージをもらったことをきっかけに、仲良くなった”戦友”がいます。

お互いにしんどい時には泣き言を言い合い、支え合い・励まし合い、時にくだらないことを言って笑い泣きしながら、しんどくてどうにもならない時期を手を取り合って乗り越えてきました。

私が一足早く離婚をすることになりましたが、彼女も昨年後半に離婚という選択をしました。

台風の通り道に隣接しているエリアに住んでいたこともあり、LINEで安否確認をしたと同時に、しばし近況報告やくだらない話で盛り上がった後で、もうじき離婚から1年になるという話になってしみじみしました。

去年の今頃は本当にしんどかったはずだけど、思い出してもどこまでしんどかったか思い出せないのよね。
私たちも耐えたし、出来た女よね!
色々あったけど、彼に感謝よ。
もう、男のことで泣かないわ。推しと脳内エアデート・いつでもこっちが会いたい時に頭の中で思い浮かべて召喚すればいいのよ!!

一歩ずつしっかり、強く、前に進む。
でも、そこに至るまではいっぱい葛藤したし、手放すのは本当に苦しかった。

状況は異なっていても、夏休みの間に彼女たちと話をした中で共通だったのが

– – – – – –
彼に出会えて、恋をして結婚できてよかったということ。
好きだから苦しかったこと。
しんどかったし、本当は手放したくなんてなかったけれど、それでも今を楽しく生きていること。
今でも「大切」だと思っていること。
傷は大きかったし、時折痛むけれど、それすらも抱えて自分を生きていくことを覚悟したこと。
– – – – – –

私たち、頑張ったよね!
うーーんと、うーーーんと、頑張れないって思うくらい頑張ったよね!!

そう言って笑い合いながらも、笑っていたらあふれる涙があることを、胸の中にある箱の中に大切な人をそっとしまって生きていることを知っているから。

手放しって、嫌いになることではないんですものね。

離婚も失恋も、種類は違うけれど死別での別れも、大切な人と共に生きる人生を「愛したまま離す」という過酷なことなんですもんね。

もういっそ、嫌いになれたいいのに。
あんなやつ!って愛想が尽きて、憎しみの気持ちが持てるくらいになればいいのに。

手放せなかった時には、何度も何度もこんなことを思っていました。

こんなに好きになんてならなければ、楽だったのに。
愛することの幸せ、大切な人の手を握る喜びを知っちゃったから、失うのがこんなも苦しくてしんどい。
どうやったら、嫌いになれるんだろう?
どうやったら、どうでもよくなれるんだろう?

結局私は、上手に手放せなくて執着しまくったままだったけれど、ほんのちょっとの勇気が持てた時に自分を大切にしようと決めて、彼の手を離しました。

手放すまでは「味のしないガムでも噛んでいたかった」とか、「別れて好きな人が出来たら、ガムをペッと吐き出せたよ!」なんて笑い話のように言っていますが、だからといって…

嫌いになった訳ではありません。

結婚という体験をさせてくれた彼だけではなく、過去にお付き合いしてきた彼たちのことも、私は別に未だに「嫌い」になっている訳ではありません。

私の場合は、全てが失恋して振られているということもあるのですが、いつも理不尽に「恋の終わり」を告げられて、傷からいっぱい流血しながら、大好きな気持ちの角を一生懸命に丸めて痛みをゆっくり和らげる努力をしてきました。

時間をかけて失恋を受け入れるしかなくて、そうやって「好きなまま手放す」をしてきました。

私の人生では手を取り合って生きていく存在ではなくなってしまったことは悲しいけれど、大好きになった人を「恋愛とは種類の違う大切な人」「恋愛とは形の違う好き」だと思っていて、ちゃーーんと胸の奥に蓋をしてしまっています。

だって、大好きだったんだもの。
出会えたんだもの。
私の人生の一部に、影響を与えてくれたんだものね。

手放したからって嫌わなくてもいいし、思い出すことがあってもいい。
きっと時間をかけて、過去の幸せばかりがお砂糖に漬けられて甘く心の箱に残ってくれるんだろうなぁ。

私がその時々に、全力で向き合った、私にとっての最高に愛おしい人だもの。

ありがとう、出会ってくれて。
ありがとう、愛させてくれて、愛してくれて。

こんなにも執着しちゃうくらい大切な人に出会えたことにも、ありがとう。

人から見たら「少しもいいところないよ!」とか、「早く別れた方がいい」とか「あなたのためを思って」と言われちゃうくらい、私の大切な人の魅力は他の人には見えていないかもしれないけれど、

私だから、見つけたの。
私にだから、色んなあなたの魅力を見せてくれたの。

私たちだから、引き合えたの。

過去の失恋も、離婚も、「狂おしいほどの愛情」はしっかりと鍵をかけて手放し、残ったものは出会えたことや、過去の愛おしい時間と共に自分の人生の一部を歩いてくれた事の感謝。

そしてきっと、いつまでも味方のような好きという気持ちなのかもしれません。
恋愛とは違う、遠い同志への感情のような、柔らかくおぼろげな、好き。

手放すのが過酷なのは、一生懸命に愛したから。大好きだったから。
それって、すごく素敵なことですよね。
別れは悲しく苦しいことでも、こんなにも愛する人に出会えたっていうことを、誇ってもいいはずですよね。

一生懸命に「大切な人を愛した」から、過酷な手放しになるんですもの。
だから、手放しがなかなかできない、別れを受け入れられずにグルグルとして失恋の沼から這い出せないでいる自分を、どうぞ誇ってください。

こんなにも愛した私、苦しいよね。
こんなにも愛した私、素敵過ぎるよね、って。

元カレのことを思い出してしまう、なかなか前に進めないとしても、そんな自分ごとギューーーッと抱きしめてあげましょう。

そりゃそうよ、こんだけ好きになったんだもんね!って。

そして彼のことをゆっくりと胸の奥の箱の中にしまえるようになるまで、自分の心の傷の手当てをしたり、自分の疲れを労っておもてなしして癒してあげたり、自分が笑顔になれることをたくさん自分に届けてあげながら、ゆっくりヌルヌルと過ごしましょ。

大丈夫、こんなにも愛せる私たちは、強い。
大丈夫、時間がかかっても、根拠なんてなくても、大丈夫だから。

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