やろうと思ったことがほとんどできなかった3連休 ~それでも充分!と自分で自分に笑いかけた時間~
うふふ。
ミッフィーちゃんってカワイイですよね~。
私の会社では、7~9月の3カ月の間に『各自3日の夏季休暇取得』ができるようになっています。
毎月1日ずつ…とバランスよく休みが取れれば良かったのですが、7月は作業が立て込んでいてタイミングが合わず。
8月もお盆期間の休みがあり、その後にコロナになり…と、夏季休暇をもらうタイミングを逸していましたが、先週末に業務が丁度落ち着くタイミングで夏季休暇を取得!!
金・土・日と「3連休」を満喫する予定でいました。
で、初日。
必要な用事を足しに行った後、移動のルートで「雑貨屋さん」の前を通った際に、吸い込まれて寄り道。
そこで出会ったのが、ミッフィーちゃんの付箋。
グラデーションカラーの透ける付箋は、全部で4種類あってどれもかわいい配色と柄でした。
その中から一つだけ!と厳選して選んだのが、耳折れがチャームポイントのダーンという男の子と並んでいるミッフィーちゃんの付箋。
絵柄もキュンとかわいいのですが、グラデーションの色合いが凄く好み!!
新しい付箋を使って、3連休の間にノート作りも楽しもう♡と思っていたのですが、昨日のブログに書いた通り、本調子ではなくダウンしてしまい…
結果、ノート作りまでは行けずにゴロゴロして3連休は終わりました。
昨日は妹と一緒に用事を足した後で、実家の近くのジェラート屋さんで美味しい栄養補給をしました!!
でもこの時に、顔が真っ白で体調が悪そうだと妹から心配される状態。
昨日はブログを書いた後で少し仮眠もしたし、私自身はそんなに疲れてないと思っていましたが、家に帰ってきたら疲労困憊で、そのままベッドにGO!!
夕方からギンちゃんと仁くんを連れて実家に泊まりに行く予定でしたが、とても車を運転できる体力がない…と断念し、早目に寝る!と8時過ぎにはベッドに体を預けて夢の世界へ。
目覚めたのは、朝8時過ぎ。
たっぷり12時間も寝たので、今日は活動できるかな??と思いきや、動くと咳き込むし、起きているのが少ししんどいと感じ、ほぼほぼベッドの上でゴロゴロして過ごしました。
どうやらコロナから「本格的に復帰」したとは言い難いようで、まだコロナの影響下にあるみたいです。
職場で以前コロナに罹った人も、治ったように見えてもしばらく本調子になれず、なんだかんだ1ヶ月近く不調が続いたという話を聞いているので、私もそんな感じなのかもしれません。
夏季休暇をもらって自分を楽しませる予定でしたが、残念ながら予定はほぼこなせず。
ですが、しっかり体を休めることができたので、自分を労われてヨカッタね!!と自分にニッコリしてあげています。
ミッフィーちゃん付箋や、先に買ってあるこぐまちゃんシールなどを使ったノート作りは、少しずつ体調が戻ってきたら出来ますもんね!!
その時まで、かわいいアイテムを寝かせておいて、お楽しみを取っておきます。
* * *
ベッドの上でゴロゴロしてはいましたが、起き上がるのはしんどくても、寝っ転がっていれば快適だったので、寝たまま読書をすることができました。
読みながらも知らずにウトウトしてお昼寝に突入…
なんていうのも、気持ちよかったし贅沢な時間の使い方だわ~と、ひとりでウフウフして怪しさ満点でしたが、ゴロゴロ読書タイムにとても素敵な言葉に出会ったのでご紹介しちゃいます。
「92歳 総務課長の教え」と題した本は、92歳になられても現役でフルタイム勤務を続けていらっしゃる玉置康子さんが書かれたビジネスエッセイ本。
私は人生の先輩がそれぞれの視点で書かれる文章を読むのが好きなのですが、お歳を重ねた先輩方の本に共通しているのは
分かりやすい言葉で、スーッと読める話をされる
ということ。
とても深い話であっても、そこには難解な表現はなく、すごく平易にかみ砕いた言葉を使われていて、だからこそ心の中に入ってきやすいんです。
私もついついカッコつけようとしてしまうのですが、より分かりやすい言葉を選べるようになりたいなぁと、先輩方の本を読むたびにハッとさせられます。
玉置さんの著書は「92歳 総務課長の教え」と題している通り、エッセイ的な要素はありつつも、ビジネス的な話がメイン。
その中で『やりたい仕事がみつからない』という悩みに対する返答が、とても印象的でした。
玉置さんが好きだという詩人キルケ―の言葉を紹介された後で、誰かがやりたい仕事を見つけてくれるものではなく、あくまでも『自分の内側に答えがあるから、時間がかかってもいいから自分に問いかけるように』と伝えていました。
結果、やりたい事がすぐに見つからなくてもいいし、分からないままでもいい。
少々哲学めいてしまいますが、生きている限り、「いまを生きる」ということが、あなたが最低限やりたいことです。そして明日になれば、また「いまを生きる」と思う。そのくり返しでもいいのです。
(引用:92歳 総務課長の教え/玉置泰子さん著)
私たちは悩み始めると、過去や未来に思考が飛びがちです。
でも、私たちが生きることができる、行動することができるのは「今」だけなんですよね。
そして、今を生きることを続けた先に、新しい扉や新しい出会い、何も生み出せなかったと思うような時間の間に種から根を張った「何か」が、自分を動かす力になったりします。
それがすべて華々しいものではなかったとしても、私たちはいつまでも同じ場所にはとどまれず、否が応でも変化してしまう生き物だから、時間がかかろうが答えらしきものが見つかってなかろうが、今を重ねた先に動き出すことができるはずです。
それに、成長って何も大きな変化じゃなく、見えている景色も環境も変わらないような事の方が多いようにも思うんです。
私自身、5年前の自分と今の自分を比べたら、ずーーーっと生きやすくなって自分を大事にすることができるようになりましたが、見えている世界も暮らしている環境も、あの当時と同じで大きな変化はしていません。
螺旋階段をくるっと上に上がって成長していても、見えている世界は1階や2階上に上がったところですごく変化するわけじゃないですよね。
それと同じ。
でも、今を生きることを積み重ねて、何も華やかさやキラキラしたこともない「毎日」を紡ぎながら、私はいつの間にか自分を思いやることができるようになっていきました。
玉置さんの言葉は、とても優しいですよね。
明日になれば、また「いまを生きる」
そのくり返しでもいい
ただただ、目の前にある時間を自分のために生きるだけで、それをくり返すだけでも十分だ、と。
さらにこの言葉には、玉置さんだからこそ言える言葉が続きます。
なぜなら、生きているということは、それだけでも十分素晴らしいことだからです。私は、戦中戦後を生き抜いて92歳になり、つくづくそう思います。
生きている事は素晴らしいと気づいたら、「いまを生きる」に、「楽しく」という言葉を加えてみてください。「いまを楽しく生きる」と思ったら、「何をしたら、自分は楽しくなれるのだろうか」と発想が切り替わります。
(引用:92歳 総務課長の教え/玉置泰子さん著)
平和で安全に生きることができていると、それが当たり前すぎて「生きていることで充分素晴らしい」ということが見えなくなります。
幸せの青い鳥の話もそうですが、私たちは自分の「当たり前の環境」がすでに幸せであることに気付けないんですよね。
当たり前の毎日がいかに幸せなのかに気づくのは、いつだってそれを手のひらからこぼしてしまった時です。
もちろん、隣の芝がキラキラして見えたり、自分が目指す目標やなりたい姿があれば、そこに到達していない自分にガッカリ気落ちすることもあります。
成長しようと思うのはとても素敵なことだから、時にそう思って肩を落としちゃう自分がいてもいいと思います。
でも、そこで自分を否定するような気持ちになってしまったり、頑張っている自分に対して「まだまだ足りない!」と叱咤してしまったら、それは自分の心を折ってしまいますよね。
成長意欲のある、頑張り屋さんの自分に対して、ひどい仕打ちです。
生きているだけでも素晴らしいのに、さらに成長しようと上を目指す努力をしたり、自分自身を変えようとするなんて…
すごいことをしている私、エライ!!
そんな風に、自分の努力を褒めてあげたいですよね。
何かになれなかったら、描いた結果を手にできなかったら、あなたがやってきたことは無駄なことでしょうか?
オリンピックを目指す選手や、甲子園や全国コンクールを目指して頑張ってきた学生さんたちを前にして、それが叶わなかったら「意味のないことをして…」なんて言わないですよね??
確かに思い描いた結果は得られなかったとしても、その人が「今」を精一杯積み重ねてきたことは、とてもすばらしいことですし、素敵なことだと伝えるでしょう。
それにね、思ったような結果につながらないように見えても、その後周り回って自分が積み重ねてきた経験を活かして仕事をしたり、周りの人に自分がしてきたことを伝えて感謝されたり、どんな未来につながるかなんて今の時点では分からないんですよね。
また、私の好きな言葉の一つにこのようなものがあります。
夢を諦めたんじゃないのよ。
もっと素晴らしい夢に出会ったのよ。
例え努力しても叶わず、いつしかその夢を手放して新しい目標に向かうことだってあるでしょう。
でもそれは、もっと素敵な未来に向かって舵を切っただけ。
過去がダメだったとかは関係なく、私たちは「今」を生きながら「今」から未来を作っていくのだから。
そして、玉置さんの言葉にあるように、今を生きることを続けながら、少しずつそこに
楽しく今を生きる
と「楽しいこと」を加えて行けたら、より心地よくにこやかな人生を送れそうですよね!!
ほんの少しだけ、笑えることを。
ほんの少しだけ、楽しめるように。
それだけでも、自分に暖かい気づかいを示す優しい行動だと思います。
今をほんのちょっとだけ「楽しめる」自分なりの工夫が出来たら、もう上出来!!!
何もない今日を生きているだけで、充分なのに、そこに「楽しい」が加わったら、言うことなし!!
また明日からウィークデーがスタートしますが、頑張り屋さんのあなたが「うまくやれなかった」と自分を責めてしまわずに、今日を生きた事だけでも上出来だと笑ってあげられますように。
私も負けじと、何にもない凪の日々を紡ぎつつ、今日をほんの少しだけでも楽しめたぞ!!と自分に胸を張っていこうと思います。
ではでは。
これからお風呂でぷかぷか揺られてご機嫌になってこようと思います。
みなさんの日曜の夜も、伸びやかでリラックスできる時間でありますように。