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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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術後2か月 ~仁くんは病気だったことを思い出せないくらい元気です~

ペロキューっていう 大きなペロペロキャンディーみたいな おやつをもらったでちー

気が付いたら今日は6月最終日。
WOW、まだ「2021年の目標」も書き終わっていないというのに、上半期が終わりを告げようとしています。
ビックリです。時が経つのが早い…

私たち3魂が暮らしているお部屋は網戸にしておくといい風が入ってくることもあり、扇風機と網戸で涼を取れていますが、今日は夏日を思わせる暑さ。
いよいよエアコン稼働かな??

ギンちゃん・仁くんの「ご飯&おやつ」は、基本的には以下のようなルール。

●朝 … カリカリご飯
●夜 … カリカリご飯にトッピング程度のウェットフードやゆでササミなど
●おやつ … ちゅーるや紗を適宜

基本はこのスタイルなのですが、ギンちゃんの「腹時計」がおかしくなる事が多々あり…

●寝る前ご飯 … カリカリを数粒
●真夜中ご飯 … カリカリを数粒
●早朝ご飯 … カリカリを数粒

と、私が寝る前からソワソワとアピールをして頭を擦り付けたり体に飛び乗ってきて、眠らせてくれません。
真夜中・早朝も動揺で、グルグル喉をならしながら頭を私の顔にグリグリ擦り付けたり、前脚でクイックイッと私のおでこに触れたり、最終的には体の上に飛び乗って…と、お腹が空いたアピールをします。

獣医さんに意見を聞いたところ

ネコちゃんの”欲しい”には勝てないと思いますので、睡眠不足にならないように、アピールされたら数粒カリカリをあげてください」

と言われたのをきっかけに、数年に渡り、夜や早朝に起こされるとムクッと起きてベッドサイドに置いてある【カリカリ入れ】から数粒を取り出し、ギンちゃんと仁くんに食べさせるとまた秒で寝る…という睡眠スタイルを続けています。

が…
私が在宅勤務になって、またこの「食事&おやつ」のスタイルに変化が出てきました。

●早朝 … カリカリご飯少量
●朝 … 茹でたチキン (← 仁くんのお薬)
●お昼前、おやつ … ちゅーる、紗
●午後3時 … カリカリ数粒
●午後4時半 … トッピング付きカリカリご飯
●夜9時過ぎ~寝る前 … カリカリ数粒

早朝の取り立てで、カリカリご飯をごく少量あげた後、普通に起きた私が身支度等を済ませると仁くんのお薬タイム。
茹でたチキンでお薬を飲むのですが、ギンちゃんもチキンを食べにやって来るので、2魂で「ササミ2/3枚」程度のチキンを分け合って食べます。
これで満足するようで、朝のカリカリは要らない…とそれぞれがお昼寝をしだすのですが、お昼前にソワソワと私の仕事の邪魔をしだします。

パソコンの上に乗ったり…と「ネコハラスメント」が酷いので、おやつで気を引いていたら、いつの間にか

お昼前は「ちゅーると紗の時間」

という2魂ルールが定着したようで、毎日この時間は協力し合ってソワソワ…。ソワソワが凄すぎて、仕事の邪魔をします。とほほ。

オヤツが終わるとなぜか午後3時頃に「カリカリ」を要求され、お夕飯には早いので「数粒」を食べてなぜか満足。
そして4時半にパートさんの業務確認のため、MicrosoftのTeamsというアプリで連絡をするのですが、チャット通話用の音楽を聴くと、なぜかスイッチが入り

ごーーはーーんーーー!!

と夕飯を食べるまで酷い仕打ちをしてきます。
なので、彼らの晩ご飯は少し早い午後4時半過ぎ。

そして大体9時頃にカリカリを数粒食べ、その後は早朝まで取り立てずに寝るようになりました。

ごく少量を細切れに食べるのが「ギンちゃんの食のスタイル」らしく、フードを入れっぱなしにするのも考えたのですが、仁くんは出されたら完食タイプなので『なんでにーたんばっかりご飯食べるでちか?』となってしまうので、細切れなので手間と言えば手間ですが、これが今のギンちゃんと仁くんの食のルーティーンです。

そして、2魂は「おやつの時間」をとっても楽しみにしています。

おやつっておいしいもんね!
私もおやつが好きなのでその気持ちはよく分かる。

ギンちゃんはフレーバーがいっぱいある「ちゅーる」を、毎日1本、ランダムに味が違うものを食べていますが、仁くんは基本は「紗」というソフトジャーキーなので、時々ですが『ちょっとスペシャル』なおやつを混ぜるようにしています。
アキレスガムだったり、ササミチップスだったり…なのですが、今日は『ペロキュー』というお肉がペロペロキャンディーのようにミルクガムに刺さった特別なオヤツ!!

はむはむ、はむはむ、はむはむ…

特別だけあって、仁くんは目をキラキラ…ではなく「ギラギラ」させながら、時間をかけてハムハムと幸せそうにおやつを頼んのうしていました。

うふふ、かわいいなぁ。

* * *

仁くんは手術をして丁度2カ月が過ぎました。
2カ月前は、毎日のように咳き込んでいて、肺水腫になるのではないか?とハラハラした日々を過ごしていました。

勿論、家の中で走り回る事も出来ず、大親友のひつじちゃんを追いかけようとしては咳き込んでしまい、シャンプーやお散歩といった行動も心臓への負担がかかるので制限がありました。
投薬コントロールも必要でしたし、咳の状態によっては咳止めもこまめに使いました。
湿度や温度管理にも気を使いました。
肺水腫になりかけて、幾度も酸素室で点滴をしての入退院を繰り返し、急な悪化をしないようにとハラハラしていました。
心臓をサポートする薬に加え、利尿剤や肺のサポートの薬など、お薬もどんどん増えていきました。

一緒に寝ていると脈が乱れる音が聞こえていましたし、夜中や明け方に咳き込んで辛そうにする姿を見るのはとてもつらいものでした。

手術後すぐは「原因不明の感染症」で入院を余儀なくされたり、しばらくは咳も残っていたのですが、日に日に回復して、今では2か月前の『とても危険な状態』を思い出せないくらい元気いっぱいになりました。
正直、1か月の間は体力もあまりなくて心配な時間はたくさんありましたが、あれよあれよと元気になり、数週間で信じられないくらい元気になりました。

夜、一緒にベッドにもぐりこむと、仁くんは朝まで隣でスピースピーと寝ています。
大親友のヒツジちゃんを追いかけてハァハァいいながらはしゃいで遊んでいます。
食欲も旺盛で、手術の傷跡もほとんどわからないくらい良くなりました。
トリミングもお家シャンプーも、苦しそうな素振利を見せずにサッパリさせてあげることが出来るようになりました。
お散歩も距離を気にせず、走ったりすることができています。

本当に信じられないくらいよくなりました。

手術のための剃毛で毛をうーーんと短く刈られた部分は、まだ生えてきていない部分もありますが少しずつ短い産毛のようなものが生え出してきていますし、もしも生えてこない場所があっても、それも個性として愛おしく見えます。

手術を受けることが出来て、本当に良かった。
おかげで仁くんとはもう少し一緒に日々を重ねて行けそうです。

ギンちゃんや仁くんは、もともとの「寿命」が私たち人間よりも短く駆け足です。
ギンちゃん・仁くんだけではなく、人間である私の命だって「有限」で、私の方が当たり前に長生きすると思ってはいますが、それだって私の命が明日急に終わることだってないとは言えないんですよね。

手術をしたことで、仁くんの心臓は状態が良くなりました。
費用も高額ですし、この先に他の病気を患わないとも心臓の他の部分が悪くならないとも言えませんが、結果として「今」の仁くんはとても元気でやんちゃです。

なんだか支離滅裂ですが、僧帽弁閉鎖不全症の手術は「リスクがゼロではなく」、人工心肺を付ける大きな手術に耐えられずに命を落としてしまう子もいますし、術後1か月の間の感染症・血栓でお別れをしてしまう子もいます。

仁くんは、幸いにして手術が成功して元気になれました。

この先も定期健診を続けながらではありますが、元気な仁くんの姿をお届けしていけると思います。
術後の経過は「すこぶる良好」です。

仁くんの闘病期間から手術に際して、たくさんのご支援や祈り、暖かいメッセージをいただきました。
その全てに支えてもらい、私たちは「3魂生活」を付づけることが出来ています。

本当に、本当に、ありがとうございます。
そして、これからも私たち3魂をどうぞよろしくお願いします。

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