マミコ、恋愛を語る ~好きなら一番に私に会いたくないの?!~
私の内側には「リス機能」が内蔵されているのか、おいしそうで買ってきたものを大事にしすぎて、賞味期限切れを起こすことがよくあります。
これもその一つ。
冷蔵庫に入れて大事にしまっていた『バレンタイン前に見つけて買った、オレンジピールの入ったトリュフチョコ』が、冷蔵庫内より本日発掘されました。
悲報!!!
賞味期限は2022.03.21
あーーーっ。やってしまった。
今日は4/22だから、まるまる1か月と1日過ぎています。
とりあえず袋を開けて状況を確認。
見た目は大丈夫そうだし、匂いもクンクンしまくって大丈夫そう。
ということで、急いで実食。
買ってきてからずっと冷蔵庫に入れていましたし、賞味期限は「おいしく食べるための期間」であって、消費期限とはまた違うので、ちょびっと過ぎても大丈夫…と高校時代に習ったし!!
とはいえ、やはり外側のココアパウダーなどの風味は少し落ちちゃっていたんだろうと思いますし、出来るだけ忘れずに賞味期限である「おいしさ保証期間内」に買ってきたものを食べきろうと思います。
* * *
こんな感じでズボラ de ザッパーな私ですが、今日は『恋愛論』を語ってみようと思います。
マミコと恋愛なんて、水と油…というくらい似合わないものではありますが、たまには『誰トク?!』な恋愛についてのうんちくなんかも織り交ぜて…
って、1回目の挑戦にして最終回的な匂いがプンプンしていますが、まぁ、それはそれで…。
だって、ほら!
ちっちゃいことーは気にすんな。
それっ、ワカチコ、ワカチコーーー!!
私は過去に『めんどくさくてこじれた女選手権』があれば、特進コースで上位を狙えるくらい、恋愛中に重たくてジトーーッとした女子でした。
まぁ、これも全て「自己のっ・肯定のっ・カーーン!」が地中にめりこむくらい低くて、彼がいることで自分に価値があると思い込んでいたし、勝手に尽くして見返りを求め、言いたい事は飲み込んでいるくせに突然不機嫌になり、理解がある振りをしながらモヤモヤして拗ねる…
うーーわ、我ながらメンドクサイ女子をやっていました。
そんな私が常々思っていたのは、私はこんなに会いたいのに、彼は忙しさのピークが過ぎたら一番に私に会おうとしないなんて、私のことそんなに好きじゃないのかも?!というモヤモヤ。
例えば、仕事の関係で3カ月くらい他県に出張していた彼が帰ってくる日を、カレンダーに×を付けて待ち焦がれるオトメーヌなマミコがいます。
LINEや電話はたまにあるものの、帰ってくる少し前は仕事が詰まって忙しいから連絡もままならず。
だけどもう7回寝たら、彼が帰ってくる♡
そうやってワクワク・ウキウキと待っていたのに、帰ってくるその日に「そっちに着くの遅くなりそうだけど、すぐに会いたい」みたいな連絡がないわけです。
ってか、帰ってきたその日は会えない的なことまで言われ、じゃぁ翌日?!と思いきやその日は彼はひとりでゆっくりしたいから、その次の日でいいかな?なんて言うじゃないですか!!!
ちょっ、どーゆーことよ?!
私は忙しくても仕事が終わったら「好きな人には一番に会いたい」って思うのに、彼は違うの?
ってことは、そんなに私のこと、好きじゃないのね…
はぁ、はぁ。
なんか熱が入ってしまいましたが、こんな風に思って「すぐに会わない = 私を好きじゃない」って思い込んでいました。
ですが、「すぐに会う」と「好きの度合い」を結び付けているのはコチラの思い込みであって、彼女(または彼)が大好きでも、一人になりたいし自分を整えたくなることがあるんだ!とうことに、ようやく気付けたんです。
* * *
さかのぼること約3カ月。
私は11日間の入院生活を送っていました。
手術はお腹を切ることもあり、術後の具合は想像出来ず、しばらくは実家に身を寄せて至れり尽くせりで甘えさせてもらう予定でした。
幸い、術後の経過はすこぶる順調で痛みも強くはありませんでしたし、毎日のんびりと病室で過ごしつつも、やはり病院と家は勝手が違ってなんだか気も重たくなり、早く帰りたいなーと、退院の日を心待ちにしていました。
そこで思ったことをメモに残していました。
思ったより術後の経過が良くて、まっすぐ自分の部屋に帰りたい(のんびり一人+2魂でくつろぐいつもの生活がしたい)。
ほんと、一番最初は自分のペースでゆっくりしたい…。
大好きな人(家族)には一番に会いたいけど、まずは一回、ちゃんと自分のペースを取り戻してから会いたいと思う。
激務の日々が空けた後の男子が「一回自分のペースを取り戻すために自分の城にこもる」= 「すぐに会いに来ない」というのがなんだかすごく理解できた。というか、親近感。
大好きだけど、一人になって「ふぅっ」とやる事もすっごく大事。
すぐに会わないから好きじゃないわけじゃない!
一人暮らしをしているというのもあって、実家よりも自分の住む賃貸マンションが私の「家」なんですよね。
で、体が思った以上に自由が利かなければ自分の身のまわりのことも助けてもらう必要があるし、ギンちゃんや仁くんのお世話もあるので、マンションに戻りたいなんて思わなかったと思いますが、元気な私は「実家に身を寄せる前に、一旦自分の部屋で思う存分寛いでリセットしてから、大好きな人たちに会いたいなーー」と思っていることに気付きました。
あ…れ??
これって、私が過去に「なんですぐに私に会いたくないのよ!」って言ってたやつじゃない???
いやいや、入院してみて気付きましたが、やっと退院できる = 会いたくないわけじゃないけど、自分をまずは取り戻してから会いたい、ってなるもんなんだなぁとビックリ仰天。
大好きであっても、自分が自分を取り戻すための『ひとりの時間』って大事で、その時間はあくまでも自分を落ち着かせたり癒したり、自分に栄養をチャージするための時間であって、そこに相手への愛情の重さなんて全く関係ないんですよね。
大好きであっても、まずは自分がヘロヘロならば一人で何も考えずにバタンと寝たいし、自分のペースや日常を取り戻すための『オフの時間』って、めちゃくちゃ重要だと気付けました。
こちらは会いたい!と期待して指折り数えているから、その期待通りじゃないことにガッカリして「私のこと好きじゃないんだ」って結び付けてしまいたくなるけれど、すぐに会わないで彼が自分の殻や城に閉じこもっているのは、
一旦彼が自分を取り戻すために必要な時間なんです。
次に大好きな人に会った時に、ちゃんと愛している人を見つめ・抱きしめるためにも、自分を取り戻してエナジーチャージの『ひとり時間』なんですよね!
ということで、男子だけじゃなく女子である私も「いやいや、すぐに会わずに自分を整えるのに一旦家に帰りたいし…」と思ったことで、好き = すぐ会うという方程式は関係ないからね~!という事をお伝えし、今日の『マミコ、恋愛を語る』を終えようと思います。
では、これにてドロン!!