普通の風邪?!そんなことなかった私のコロナ体験記 ~めちゃくちゃしんどかったです~
こ、こ、こんにち、わーーーっ。
「明日から夏休みなので、めっちゃ遊んでくるね~。テヘペロ。」とお盆前にブログを書いてから、あっという間に2週間。
えへ、えへ。
めっちゃ遊んで楽しかったの♡
という話を書く予定が、遊んだ後でまさかのコロナになりました。
職場で支給してもらっていた「抗原検査キット」を使ったところ、正しく検査できたことを示す「C」に1本にだけ線が出て欲しかったのに…
コロナだよ!というのを表す「T」にもクッキリ線が表示されました。
オワタ…。
心当たりはありまくりーぬ。
お盆期間はずっと実家に滞在していましたが、お盆の最中に真ん中の妹が発熱。
翌日に友達と会う予定があったので念のために検査したところ、見事にコロナ陽性。
妹だけ部屋を別にして隔離をしたものの、時すでに遅し。
だって今流行っているコロナって、感染力が凄いっていうじゃないですか!!
お盆が終わった金曜から仕事再開のため、ギンちゃん・仁くんと一緒に私たちはマンションへ帰宅。
この時にはコロナらしい兆候は何もなく、金曜日も特に体調に変化はなく仕事を終えました。
翌、土曜日。
実家の母が、のどの痛みと胃腸の不調を訴え、コロナ検査をしたところ陽性。
私と一番下の妹は、このタイミングまで特に自覚症状もなく元気そのもの。
土曜に妹が東京に帰省するので、荷物を含めて新潟駅まで送っていった帰り道、指と腕の関節が痛みだし、なんだか体が重たくなってきました。
む、むむむ?!
家に帰ってきた際にはピキーンと不規則に痛む関節の範囲は広がり、わき腹辺りもピキピキ。
怖いなー。嫌だなー。嫌だなー。 ← 夏ですし、稲川淳二さん登場
熱を測ると「37.4」で、あぁ、これ、コロナじゃん…とがっくし。
抗原検査キットがあったので、「コロナでしょ?!」とは思いつつも、もしかしたら違うかも…といううっすーーい希望を持ちながら結果待ちをすると…
そのとーーーりっ!! ← 久しぶりのタケモトピアノ
2019年末、突如謎の感染症として世界を震撼させた「Covid-19」。
何度かの株の変化、流行期が過ぎていく中、何とかその全てを逃げ切ってきましたが、2024年夏にとうとう捕まり『初コロナ感染』を体験しました。
ワクチンが登場したり、弱毒化しているとか、5類になったとか、未知のウイルスが登場した時よりは対策が打てるようにはなっているとはいえ、やっぱり「コロナはコロナ」なんですよね。
私は基礎疾患はなく重症化リスクは少ないのですが、ずっとコロナ感染しないように「できる範囲での注意」を払ってきました。
といっても、外出時にはマスクをするとか、うがいや手洗いをするとか、アルコール消毒があればそれを使うといった「頑張りすぎずに続けられる内容」のことだけでしたが、それでも4年以上コロナに罹らずにいることができました。
あっ!!
あとは「基本在宅勤務」で「ひとり暮らし」というのも大きな要因だと思います。
やはり電車やバスで出かけたり、職場や学校でたくさんの人がいたら感染症リスクは高くなりますもんね。
同居家族が感染すれば、家庭内感染を防ぐのも難しいと思いますし。
基礎疾患もないし、罹りにくい環境なのに、なぜコロナに気を付けていたのか??
そりゃぁ、軽症の人もいれば重症になる人もいる「ある意味賭けのような病気」なんてなりたくない!というのもありますが、一番の理由は、我が家には呼吸器の弱い仁くんがいるからです。
人からペット(種を超えた)感染というのは起きにくいようですが、ゼロではなく感染報告もあると聞いて以来、こりゃ危険だ!!と気を付けてきました。
※コロナは人からペットに感染することはあるけれど、ペットから人へというのは私が調べた範囲では報告がないようです。
幸いなことに恐れていた仁くんへの感染はなく、ギンちゃんが少しだけ咳をしたり胃腸障害があったものの(コロナ…?なのかは検査していないので不明)、今はギンちゃんもすっかり元気になりました。
Xでつぶやきましたが、私は熱が出たと思ったらグングン熱が上がり出し、1度40度を超えた後は39度後半をウロウロし続けるという「高熱」に悩まされました。
いやもう、熱が出ている間中ずっと「指・腕・脇腹・こめかみ・首筋・太もも」に電気が走ったようなビリビリッとした『会心の一撃系の痛み』が走り、これがとにかく苦しかったです。
熱が高くて体が熱いし、体力がないので寝たいのに、いつどこが痛むか分からない「ロシアンルーレット」のようなビリビリとした痛みが秒単位で襲ってくる…。
腕がビリビリしたと思ったら、数十秒後にはわき腹に電気ショックを流された痛みでのけぞって、その数秒後に腕にまた電気が流れて「アウチ!」と外国人のような叫び声をあげて…と、痛みに翻弄されました。
ほんとにしんどくて、ベッドの中で何度も体勢を変えるために寝返りを打ち、寝ていられなくて起きてベッドの後ろにクッションを置いてもたれてみたりするものの、痛みは容赦なく襲ってくる。
身の置き所がないというのはこう言うことなんだと思い、泣きました。
結局、39度後半まで熱が上がる日々を4日ほど過ごし、5日目にはようやく38度半ばくらいまでで熱が治まるようになりました。
そこで小康状態が続きましたが、7日ほどだった今日、ビックリするくらい突然解熱して元気になりました。
熱の出始めからずっと身体のあちこちに電流のようビリビリした痛みが襲いかかるのがとにかくしんどかった…。
熱が出きると震えが止まり、身体が熱さでボーッとしてくるので、そこで解熱剤を投与。
この時に時計を見て、次の解熱剤は何時間後には飲める…と確認しておかないと不安になるくらい、解熱剤に救ってもらいました。
解熱剤を飲むと大体1時間弱で効いてくれて、それまでのビリビリした痛みがウソのように消えてくれました。
熱と痛み、両方共「なかったことになる魔法の時間」は、残念ながら有限。
私にとっては解熱剤が効いて楽になってから次の発熱までは、大体3時間~4時間でした。
ビリビリとした電流のような痛みによるお知らせで、解熱剤が切れたと分かるのですが、そうすると次に熱が上がり切るまでは痛みに耐えないといけない…と絶望しました。
熱が39土台になると、もう解熱剤が飲めるよね?!と嬉しくなるほど。
解熱剤を飲んでからの1時間弱は、早く薬が効いて欲しくてもどかしくて、なぜかイライラして怒りんぼマミコになっていました。
何で早く効かないのぉぉぉぉ~。(巻き舌)
と痛みに顔を歪めながら、枕やクッションをボコボコ叩いて、やり場のない痛みと怒りを発散した日々。
嗚呼、おもひで深き。
コロナは風邪みたいなもの!
って言う人が多いじゃないですかーーーっ。
私もそっちがヨカッターーーっ。
てか、絶対そっちだと思ってたのにーーーっ。
コロナは全然、風邪と同じくらい”軽いもの”ではありませんでした。
よくインフルエンザと比較されますが、インフルエンザもしんどいものだし、コロナもしんどい。
それぞれ個人差があるものなので「あくまでも私の場合」ですが、インフルエンザともまた違い、日によって一番しんどい箇所と言うのが変化する不思議な疾患でした。
そうそう、熱が出始めるとトイレに行く回数が増え、寝ていたいのにトイレに行きたくて目が覚めるというのもしんどかったです。
膀胱炎とまではいかないけれど、とにかくトイレが近い!!
腎臓が体の不要物のろ過を頑張ってくれているのかな??と、腰に手を当て腎臓の辺りをサスサスしておきました。
妹 → 母 とコロナ感染していたので、熱が出始めた時点で「コロナだろう」と思い、マスクを2重にして近所のスーパーで数日分の食料を買い込んでおきました。
経口補水液、KIRINの甘さを控えたスポーツドリンク(それでも甘くて水で割って飲みました)、そして「フルーツセラピー」という水分多めのナタデココ入りのゼリー!!!
今回は、この3種の神器(?)に思いっきり助けてもらいました。
熱がグングン上がり出すと、食欲はゼロ。
こまめに水分を取るようにしていましたが、トイレも近くて脱水。
そこで、スポーツドリンクを水で薄めてグビグビ飲むようにしましたが、コレのおかげで適度な甘さにホッとできたのがありがたかったです。
39度後半のフラフラしていた時には、経口補水液が美味しく感じられてビックリ。
スポーツドリンクや経口補水液、レンジでチンするパックご飯やレトルトや冷凍アイテム等々、便利なアイテムがあるからこそ「お家で療養」することができるんですよね。
ほんと、ありがたい!!
熱が出てくると、身体の痛みと熱のしんどさで食欲は全くわかず、解熱剤を使って熱が一時的に引いている間にも「何か食べたい」という欲はゼロ。
あぁ~。お腹すいた~~。何食べよう?
ちょっと小腹を満たすために、オヤツ食べよっかな~?
って思えるって、心と体の両方に大きな問題がないときで、特にドラマチックでもなんでもない普段の毎日はすでに満たされているんですよね。
日々「ある」「幸せ」って分かっているようなつもりですが、実際にそうじゃなくなることで「何でもない日々のありがたみ」にハッとさせられます。
今回も、ベッドの中で熱と痛みに悶え、「もうやだーーーーっ」と声に出してジタバタしながら、何でもなかった時のように”何か食べたい”と思える幸せに思いを馳せ、当たり前の愛おしさに気付き直すことができました。
食欲がないことに加えて、コロナ陽性から3日目あたりから喉が焼けるように痛くなりました。
となると、ただでさえ食欲がない上に喉落ちの良いものである「水分多めのフルフルゼリー」しか食べたくなくなり、1日1個の「フルーツセラピー」に助けてもらいました。
あ!
あとはカットスイカにも助けてもらいました。
* * *
【1日目】
・関節の痛み
・39度後半の発熱
【2日目】
・関節の痛み
・40度の発熱
・うっすらとしたのどの痛み
・頻尿
【3日目】
・ビリビリとした全身の骨の痛み
・39度後半の発熱
・のどの強い痛み
【4日目】
・ビリビリとした全身の骨の痛み
・39度~38度台の発熱
・鼻が垂れたり詰まったりする
・のどの焼けるような痛み
【5日目】
・ビリビリとした全身の骨の痛み
・38度台の発熱
・のどの焼けるような痛みと咳
・鼻が詰まる
【6日目】
・ビリビリとした全身の骨の痛み
・38度~37度後半の発熱
・のどの痛みは軽くなる
・咳が増える
【7日目】
・骨の痛みは軽度に
・37度前半の微熱
・咳が残る
・鼻声
【8日目】 ← 今ココ
・骨の痛み消失
・微熱と平熱を行ったり来たり
・喋ると咳き込む
・鼻声
・元気!!!
正直、熱が高いと言っても3日目くらいまでは「きっと2~3日続くものだろう」と思えていたので、あとちょっと!!と希望を持っていたので乗り切れました。
しんどかったのは4日目を超えたあたりで、熱が一向に引かず、解熱剤を飲んで落ち着いてもすぐに体の痛みと熱がぶり返してきて、その度に心がポキポキと折られて行くような感じでした。
過去にコロナになって熱に悩まされた人の話を聞いた際に、
「4日ほど高熱が続いた後、突然熱が落ち着いて元気になった。ものすごい突然、普通に元気になるよ。」
と言っていたのが印象的だったのですが、私も全く同じパターンで、8日目の今日、起きたら嘘のようにスッキリ元気になっていました。
とはいえまだ微熱があったり、喋ると咳き込んだりと、本調子の普段の私になったとは言い難いのですが、あんなにしんどくて重たかった体が、急にスッキリしたのがとても不思議な感じです。
きっとここからグングン良くなっていくと思うのですが、無理は禁物。
すぐに調子に乗ってあれこれやろうとしてしまう自分の手綱を上手にコントロールして、身体を労わって過ごそうと思います。
妹も実家の両親も、そして東京に戻った後でコロナ陽性になった下の妹も、みんな揃って重症化せずにコロナを乗り切ることができました。
母と父は咳に苦しんだようですが、熱はほぼ出ず。
真ん中の妹は37度台の発熱と頭痛、喉と咳の痛み、味覚・嗅覚が一時的になくなったものの、今は復活。
下の妹はのどの痛みが強かったものの、熱も何もなく終われたそうです。
みんな同じコロナになったはずなのに、人によって症状もしんどい時間の長さも違いました。
ほんとに「コロナは人それぞれ」なんですね。
まだ何とも言えませんが、幸いにも家族全員「後遺症」のような倦怠感や味覚障害、脳がボヤっとするような感じなどを訴えてはおらず、これで終われたらいいね~と話しています。
ウイルスは目に見えないものですし、健康に気を付けていても様々な感染症にかかってしまうことはあり得ること。
夏に入ってから「11波」と表現されるほどコロナに罹っている人が増えているようなので、みなさんがコロナに罹らずに夏の流行期間が過ぎますように。
ようやく元気になったので、読みたかった本を読んでからお昼寝しようと思まーーす。
みなさんも朗らかな土曜日を!!