宇宙視点でスピッてみよう!この命を生きるだけで、もう十分にすごいんだから。
週末って、なんでこんなにあっという間に時間が経ってしまうんでしょう?!
いつもより「1.5倍速で時間が進む魔法の粉」なんかを、うっかり飲んじゃったのかもしれない…というくらい、休みの日って早く過ぎていきますね。
土曜日は「月イチ出勤日」で仕事でした。
在宅で仕事を終えた後は、お風呂に入ってのんびりと読書でもしながらレモンサワーを飲んで…なんて思っていたのですが、実家からほほえましい誘惑LINEが。
今日は、鯖を焼きましたよ~。
ちょっと厚めの豚肉も焼きましたよ~。
こ、こ、これは!!!
ギンちゃんと仁くん用に、美味しいものを用意したので遊びにおいでというお誘い。
先週は帰省しなかったので、両親がギンちゃんと仁くんに会いたくなってしまったに違いない!!
仁くんは父の部屋で、「おすわりっ!」「握手!」などと指令を出されるたびにキビキビと行動し、ご褒美のミルクアイスももらっていました。
おいしいものを用意して、会いたいと言ってくれる人がいるって幸せだね♡
* * *
私は子供時代から本を読むのが好きで、今も気になる本をお風呂の中や寝る前のちょっとした時間に読むのを楽しみにしています。
子供時代は、本を読むことで「知らない世界を妄想する」ことが好きだったので、特に夢中になったのが『おちゃめなふたご』シリーズ。
何度も何度も読み込んで内容なんてすべて分かりきっているのに、それでも繰り返し読んでボロボロになっても大事にしていた本。
私が生まれるよりもずっと前に書かれた本だと知ったのはずっと後ですが、イギリスという「行ったこともない遠い外国」の『寄宿舎生活』というだけで、妄想の世界が広がり、カラフルに自分の頭の中で世界を描くだけでうっとりしていたのが懐かしい。
本は、あっという間に自分を知らない世界に連れて行ってくれて、自分一人では見つけられない「視点」や「気づき」をもたらしてくれます。
それ以外にも、私はちょっとした言葉に勇気づけられたり、涙もろくもウルウルしたり、ノートに書き留めてその後の自分を支える助けにさせてもらったりと、本からたくさんの恩恵をもらっています。
数年前から、Kindleの読み放題サービス(サブスク)を利用しているのですが、今まで手にして読むことがなかったジャンルの本もいろいろと並んでいたり、気になると思って読んだ本の履歴をもとに別の本を紹介してくれたり(多分AIが選んでくれているはず)して、知らなかったことを知ることができて面白いなぁ~と思えています。
小説やエッセイ、実用書に自己啓発系や少しマニアックな専門書…というのが、割と気になって読んでしまうジャンルなのですが、スピリチュアルな本も結構たくさんあって、気になるものをチョコチョコ読んでは
うーーーん!!
分かったような、分からないような。
むずーーーい。
なんて悶絶するのも楽しい時間。
いわゆる「プロセスは完璧」という感じで、過去に読んだ本の内容が、別の本を読んで数年後に「あっ!そういうことだったのか!!」と腑に落ちて理解が深まったりするので、その時によく分からなかったりしてもあまり気にせずにいますが、すごーーーく雑に大まとめにすると
どんなあなたでも価値があって、そのままで最高なんだよ
ということを伝えてくれているんですよね。
いやほんと、すごく雑なまとめですけれど。
Kindleの読み放題サービスを利用していると、どうしても「無料で読める本」を先に読んで、また次の本を借りたい…と欲が出てしまい、気になって購入している本を後回しにして放置してしまうのですが、そのうちの一冊に「宇宙は逆さまにできている(大木ゆきのさん著)」という本がありました。
数年前に購入し寝かせていた一冊ですが、なんとなく気になって読み始めたら、素敵な気づきがたくさんもらえました。
宇宙の流れにお任せするとか、宇宙と対話するとか、スピ的なものが嫌いな人から見たら「???」と思うような話ではあるのですが、本にあったこの言葉に、すごくあったかい気持ちになりました。
生まれてきた使命というと、(中略)何か世の中に存在する意義のようなものをイメージするかもしれませんよね。そしてそれがわからないうちは、生きていても何の役にも立っていないような気がして、焦ることもあるでしょう。
でも本当は、すでに生まれてきた使命は果たしているのです。
私たちが、人間としてこの世界に存在していること自体が、何よりも重要な「生まれてきた使命」なのです。
あなたという宇宙の最高傑作が生きて体験するすべてが、この宇宙を豊かにしてくれている。
(引用:宇宙は逆さまにできている/大木ゆきのさん著)
この世界には、みんなそれぞれ凸凹として違いのある様々な人たちが存在しています。
ビジネスで成功してお金持ちになる人もいれば、芸能界などで華やかに生きる人もいます。
最近では、インフルエンサーなどと呼ばれる、比較的身近なところから情報発信をしてキラキラした部分を見せてくれる人たちもいます。
お医者さまや弁護士さんなど、頭がよくないとなれない仕事もありますし、職業だって様々なものがあります。
また、独身の人もいれば結婚している人もいますし、離婚という結果になることもある。
子供を育てる人生もあれば、私のように子供には恵まれずに子宮を摘出するという人生もあります。
いろんな人がいて、いろんな生き方があることでこの世界はカラフルなものであるとは頭では分かっていても、より豊かであったり、より立派であったり、何かを成し遂げることができたり秀でた才能がある人を見ると、
何物でもない自分にがっかりして気落ちする
ものです。
そんなことない!という人がうらやましいと思うくらい、私は容易に人と自分を比較して気落ちすることを繰り返してきましたし、今でもやっぱり
隣の芝生は青々と茂って、なんなら青を通り越して金ピカに輝いて見える
と思っちゃうこともしばしばあります。
私は私にしかなれないし、私は私でいいんだ!って「頭では分かっていても」、実際に自分より秀でているように見える人がいたら、うらやましく見えちゃうものですよね。
本に書かれていたこの言葉を目にして、そんな自分でもいいんだよ!と背中を優しくさすってもらったような、暖かい気持ちになれました。
焦っちゃうのはしょうがない。
何者かになりたくなるも、しょうがない。
でも、私は「私としてこの命を生きる」ことを使命として、今ここに存在しているんだ。
だとしたら、キラキラしていなくても、もがいていても、仕事で成功していなくても、離婚していても、子供がいなくても、私を生きているから大丈夫!って。
私として今日ここにいること。
私として今日を生きていることで、十分なんだよなぁ、って。
そこでふっと思ったのが、愛するものを見るときの目線でした。
私は子供を産み育てるという体験をすることは叶わなかったので、あくまでも想像でしかないけれど、きっと自分の子供に対しては
ただ生まれてきてくれただけで、愛おしい。
と思うのだろうと思います。
もちろん、その子がより「素敵な成長」を遂げている姿を見ることも、親としての喜びだと思いますが、その子がもしも秀でた才能を持っていなかったとしても、それに関係なく大切な存在であり続けるのではないでしょうか?
私たちは健やかであるときにはそのありがたさに気づけず、「当たり前」だと思ってしまいがちです。
私も含めてですが、失って初めて、なんてすごいものを与えられていたのだろう…と気づくことばかりです。
過去にもブログで書きましたが、グリーフケアを学ぶ中で「共通して出てくるご遺族の言葉」というものがあります。
それは
もう一度だけでいいから、会いたい
というものです。
私自身、もしかしたら「がん」かもしれないと思ったときに、すごく動揺するとともに、健康でありさえすればそれでいい!!もっと生きられたら、それでいい!!と祈りました。
だからもしかしたら、私たちは本当は「自分を生きることでいいんだよ」ということを知っているのかもしれません。
でもあまりにも当たり前すぎて、健やかな時には気づけないだけなのかもしれませんね。
ギンちゃんや仁くんに対して、キラキラした有名な存在になってほしいとか、ドックショーで一目置かれるような存在になって欲しいと思ったことがありません。
神経質でデリケート、しっぽを過剰グルーミングしてしまうので、いつもしっぽの先端が剥げてしまっているギンちゃんですが、そのまんまで愛おしくてたまらない存在です。
いわゆる「チワワサイズ」と呼ばれる小さな骨格ではなく、3㎏超えの少し大きめチワワである仁くんですが、どんな大きさであっても”かわいいの塊”でしかありませんし、何をしていても愛おしい宝物です。
照れくさいからなかなか認めづらいけれど、きっと私の両親は、私がギンちゃんや仁くんを見つめるのと同じ目で、私のことを『生まれてきてくれたことだけで、いてくれるだけでいい』と思ってくれている…はずです。
はーーっ。照れくさい。
はーーっ。モゾモゾしちゃう。
無価値観とか、罪悪感をたくさん持ち合わせている私は、そのままの私でいい!とまだ胸を張って言い切れないけれど、でも前よりはずっと、私のことを「そのままでもいい」と思えるようにはなれてきてます。
生まれてきて、私を生きている。
それだけで、宇宙から見たら使命を果たしているんだ!とスピって思うことで、もしも自分を嫌っている人が、少しでも自分を愛することができたらいいなぁ~と、本の言葉をご紹介させていただきました。
どんな視点で見てもいいから、自分が自分を受け入れ、許し、愛してあげらえるようになれたらいいですよね。
私もまだまだ、道の途中です。
前よりは自分と仲良くなることができて、自分を否定することはなくなったけれど、それでもやっぱり自分の力が足りないことで気落ちしたり、人と比べて焦ったりなんてことはたくさんあります。
そんな自分が出てくるたびに、自分にこの言葉を届けていきたいと思います。
人間としてこの世界に生まれてきただけで、私の使命を果たしているから大丈夫だよ、って。
そのままでいい。
あなたも私も、デコボコしていていびつな存在だからこそ、補い合ったり魅力に見える部分が違って、輝きをそれぞれにはなっているのですもんね。
そのままの私に、今日は乾杯しなくちゃね!
さてさて、今日からまたウィークデーがスタートですね~。
今秋を乗り切ると、3連休が待っている!という方が大勢だと思いますので、ともにお楽しみをぶら下げながら、今週をエイエイオーで乗り切りましょうね♡