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巨大卵巣腫瘍の術後検診を経て、がんセンターでの診察が終了になりました ~健康ってありがたい~

腸活だから、おやつじゃないでち!っマミコちゃんが言ってるでち

すっっっっっごく久しぶりに、ビスコを買いました。

ビスコって今、味がいくつかあるって知ってました??
私は久しぶり過ぎて、「発酵バター」「メープル」「いちご」とバリエーションが増えているのにビックリ。

どれも気になるお味ですが、いちご味が大好きな私として、まずは「いちご味」を試さなくっちゃ!

なぜ急に「ビスコ」を買う気になったかというと、ビスコには『生きて腸に届く乳酸菌』が配合されているという話を聞いたから。

焼き菓子で日持ちもするビスケット菓子のビスコに、生きた乳酸菌ってどゆことーー?って思いますよね。

ビスコの製造元である「江崎グリコ」のホームページによると、『有胞子性乳酸菌』呼ばれる胞子の状態の乳酸菌がクリーム部分に配合されているのだそう。

この乳酸菌は、水分が少ないと活動を停止しているけれど、発芽に適した環境になると復活してくれるという性質があるものらしく、結果として食べた後で乳酸菌が活動し始めるという、すごく不思議な乳酸菌。

乳酸菌って大事ですよね~。

私は便秘体質で、なおかつ術後はより一層お通じ問題に悩まされているので、ビオフェルミンを飲むことに加えてプルーンジュースやキウイなども取り入れて「腸」を動かそうと躍起になっています。

乾燥状態でも生きているってすごいことですね

ねーーっ。

固定概念っていうか、「生きている」って言う言葉から連想するものって、乾燥している状態と結びつかないけれど、それってあくまでも『自分がそうだと思い込んでいる』だけなんですよね。

「乾燥しても生きているもの」と google で検索してみたら、色々あってビックリしました。

クマムシとか、ネムリユスリカというのが有名みたいですが、私はそのどちらも姿かたちを知らなかったので、その姿を見て「お、おぅ…」と思ったのは内緒です。
虫、苦手なもので…。

他にも、今では「おばけえび」と呼ばれているっぽい、懐かしのシーモンキーも乾燥していても生きることができる卵ですもんね~。

いやはや。
自分が思っている「常識」なんて、本当に幅狭いというか「見知ったものだけ」で、知らないこともの方が多いのかもしれませんよね。

だから、自分が分かっている範囲だけで自分のことを「ダメな存在」なんて評価しちゃっているかもしれないけれど、それだって特定の偏った評価になっているだけで、もっと広い視野(というか、知らない世界のものさし)を使えば、全然ダメなんかじゃないのだろうと思いながら、いちご味のビスコをおいしくいただきました。

ひっっっっっっっっさしぶりでしたが、ビスコは美味しかったです。
はいー。 ← やす子さん降臨

* * *

前置きがメチャクチャ長くなりましたが、昨日、術後検診のためにがんセンターに行ってきました。

本当は6月の中旬が検診予定日だったのですが、予約日の3日前に会社のスタッフさんがコロナに罹患したというメールが届きました。

メールをもらう2日前に全員出社での会議があり、コロナに罹った人と私は隣に座り、休憩時間にあれこれお喋りしていました。

私はマスクも着けていましたし、同僚もコロナ発症前なので大丈夫だろうとは思いますが、念のためにがんセンターに連絡をしたところ、悩ましい…となって予約日を変更しました。

持病や免疫が低下していない方であればいいのですが、がんセンターは免疫が低下している方が多いので、自分は大丈夫であっても「危なっかしい」状態で行くのは危険ですもんね。

という訳で、予定より少し日をずらすことになりましたが、病理結果を聞きに行くのを兼ねた術後1か月検診後の、3カ月後検診に行ってきました。

傷の確認と超音波検査、触診をしてもらっての結果は…

問題なし!
経過良好!!

という嬉しい言葉をもらい、先生も私も、笑顔でニッコリ。

私は過去にも卵巣のう腫の手術を受けていて、今回で2回目。
種類が違うので「再発」というのとは違うのですが、のう腫を作りやすい体質なのかもしれないので、定期健診は続ける必要があると言われていました。

このままがんセンターで1年に1回くらいの検診を続けるという話を、前回の検診時にしてもらっていましたが、幸いにも私は良性で今のところ気になる所見はないので、今後は以前の病院で診てもらおうということになり、がんセンターへの通院は終了になりました。

思い返すと、半年くらい前に「巨大卵巣腫瘍があり、境界悪性の可能性が高いからがんセンターに行くように」と、紹介状を書いてもらって訪れた際には不安でいっぱいでした。

初診時に待合室で、オレンジ色をした『橋わたしーと』という紙をもらいました。

これは、がんという病気で不安でいっぱいな患者さんが「患者サポートセンター」で支援を受けるための用紙。

痛みについてや、体以外の気持ちのつらさについて。
家族や仕事、お金への心配、日常生活への対処への不安や、通院に関する悩み、言語化が上手くできないことや先生には言えないことなどを、オレンジの紙に書いて病院スタッフさんに渡すことで専門家に繋いでもらえるというもの。

私の場合は、境界悪性から良性だろうという見立てだったので、その後はすごく気持ちが楽になって持ち直したのですが、もしも悪性だと言われていたら、きっと『橋わたしーと』を使って、体以外のつらさについて助けを求めていたと思います。

何かの病気をして病院に行った際に、このような「支援があるよ」という提案用紙をもらったことはありませんでした。

それだけ、がんというものは「体にかかる病気の負担以外の痛みも大きい病気」なんだと、オレンジの用紙を見ながら胸がギュッとなったのを覚えています。

がんセンターという名称の通り、がんを患っている方がほとんどです。
自分の診察のために中待合室で待っている時に、声が少し大きくなってしまった方と先生、付き添いのご家族の声が漏れ聞こえました。

抗がん剤の副作用のつらさについてや、食事、今後についてのことが断片的に聞こえてきて、「どうか薬が効いてくれて、予後が良いものになりますように」と中待合室で誰ともなく祈ることしかできませんでした。

私だったら、どれだけ不安だろう。

卵巣がんは再発が多いがんなので、毎回の診察のたびにハラハラしながらの時間を過ごすのでしょう。

そして実際に、扉を隔てて診察室にいらっしゃる方も、待合室で待っている方も、体の痛みや治療の副作用に加えて、大きな不安を抱えながらここにいるんだと思ったら、健康であることの凄さとありがたさを強く感じました。

ひとりひとりにかけられる外来診療の時間も、きっとそんなに多くはないでしょう。

再発してまた手術する可能性があるとしたら、年イチでの診察をこのままお願いするのが安心かもしれませんが、

ここじゃなくても大丈夫だよ

と、がんセンターを終了することができるって、なんて喜ばしくありがたいことなのか!!

今後は、今まで見てもらっていた「おじーちゃん先生」の病院にゴーバーーック!!

がんセンターで診てくれていた「ゴットハンドの主治医」の先生からは、おじーちゃん先生に手術とその後の結果についても連絡してあるからね!と言ってもらい、なんだかホッコリ。

おじーちゃん先生も、ゴットハンド先生も、どちらも言葉が短い先生なのですが、共に共通しているのが「前向き」な言葉をくれるというところ。

基本は年イチくらいの定期健診でOKだけれど、なにか違和感があれば病院に行くようにと言いながらも、

再発率は10%だから、まぁ、絶対とは言えないけど
まぁ、大丈夫でしょう。
うん、多分大丈夫だと思うよ!!

と、こちらを見て笑顔で朗らかにこんな言葉で私を送り出してくれました。

「多分、大丈夫」って、めっちゃ根拠はないじゃないですかーーー。

でも、その「大丈夫」が心強くて、嬉しくて、魔法の言葉のように聞こえました。

2年前に子宮腺筋症の手術をした際には、卵巣腫瘍なんて「これっぽっち」も見当たらなかったのに、2年も経たずに巨大化したように、予想外すぎて未来なんて分からないものなんですもんね。

大丈夫か、そうじゃないか。

そのどっちかは、今の段階では全然分からないものであれば、「多分、大丈夫だと思う」と言ってもらえたら、そんな気がしてきてホッとします。

「またね」ではなく、「お世話になりました」と病院を後にできるって、本当に幸せなことですね。

思いがけない病気の衝撃から、なんだかんだとあっという間に半年が経ち、これでようやく終了となりました。

健やかである何もない今日は、本当に素晴らしくありがたい今日。
体のことを思い煩うことなく、痛みも不安もない生活ができるって、本当に幸せなことですね。

多分、大丈夫!という言葉が予祝となり、10%の再発チーム側にならずに右の卵巣をずっと残しておけますように。

あ…
腫瘍といえば、今年の人間ドックの結果が出まして…

C12判定でしたーー。(ズコーーッ)

健康診断の「C12」という判定は、年1回は経過観察が必要なものがあるよ~という結果。

年イチの確認が必要なのは腎臓で、「腎血管筋脂肪腫」が少し大きくなっていました。トホホ。

マンモグラフィや子宮頚がん検査など、オプションでつけたものは異状なし!!
うれしい!!

毎年のように言われる「両方の肺にある袋」も、若干大きくはなっているものの特に心配な様子はないようですし、大きな病気かもしれないと思って以来、体を大切にしようとより一層思えたので、夜更かしせずにしっかり寝て…って、あれまぁ、もう日付を超えちゃいそうです。

という訳で、尻切れトンボですがこれにてドロン。
がんセンターへの通院がなくなったという嬉しい話を書くことができて、ニコニコのオマミーヌでした。

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