魔法の呪文とカリサクな朝
おっはよう!
カリカリのクロワッサン、バターとパンの層に柔らかい空気が詰まっていて、噛むとホロリとしつつしっとりとした中の生地とパリパリの外側生地…
何個だって食べられそう!な美味しい朝のパンです。
うんうん。
体の具合が悪い時は、食べたい…なんて到底思えないし
心の具合が悪い時も、食べるということが出来なくなる。
パクパク食べれて「おいしいな」って味を感じることが出来るって、当たり前だと思っている事が出来なくなった時に、そのありがたさや尊さに驚愕します。
うんうん。あったよね~(遠い目)
誰でもそうだと思うけれど、精神的ダメージが大きい時は、食べることや眠ることもできなくなる…ってことがあるよね。
私は5年前の春に一度、食べれない・眠れないを経験する悲しい出来事(夫婦問題)があって
さらに3年前の春にもう一度、食べれない・眠れない…の状況にあった時、普通に食べれるということがどれだけありがたくも幸せなのかと痛感しました。
3年前の出来事の時には、とうとう一人では抱えられずに
ふらふらと道路に飛び出したい衝動に駆られ、ハッとしたときに泣いていた私がいて
自分を助けるために…と心療内科の扉を叩きました。
私が診てもらった心療内科の先生は、羊に似たおじさまドクターで
その時は感情すら感じたくない…と思いつつも、話すたびに涙がこぼれる私をただただ待ってくれて
お疲れ様だねー。いっぱい耐えて、いっぱい頑張ってきたね。
好きで結婚した旦那さんにそんな事されたら傷ついちゃうよね。悔しいよね。
もういいんだよ、頑張らなくて。
よくその状況で、頑張ってきたね。すごいね。よくやってきたね。
と、暖かく優しい口調でこちらを向いてニッコリしてくれました。
私の中で、初めてのカウンセリングだったのですが、
ただ聞いてもらって、それを受け止めてもらって、よくやってきたね、と辛かった時期を必死にやってきた事をただ肯定してもらえただけで
死ななくて良かった、と心から思えました。
たかが言葉。
されど言葉。
そして「ただ聞いてくれる」「過去を否定せずにそれでよかったんだよ」と言ってもらえる事が
自分を責めているときにどれだけ優しく響くかを痛感しました。
うん。読んだー。
初めて心療内科を受診するずっと前に、本屋さんで意思のある女の子のイラストに惹かれて買った本。
くぅ。また今日もディスられた…
私がずっと昔に買っていた本は「自分を分かってあげる自己愛心理学」(高橋 美保さん著)で
昔に1度読んだときに「ふむふむ」と思ったのですが、もう一度読み返したら、色々な気付きがあって、心理学に興味を持つきっかけになりました。
※この本を買った当時は、まだ結婚もしていなくて恋愛に振り回される自分のために本を買ったんだよね(照)
※恋愛だけじゃなく、自分を大切にすることの重要さが描かれている本です
自分の気持ちに嘘をつかない
この言葉にハッとさせられたんだよね~~
何しろ、私は気持ちを感じることすら拒否して閉ざしていたので、嘘をつくどころか「感じること」から始めなくちゃいけなくて、こりゃ道のりは険しいな~と苦笑いしたなぁ。
自分の気持ちに素直で嘘をつかない!の師匠は、ギンちゃんと仁くんです。
マイペースで自由で素直で、見習うべきところがたくさんあって、今でも自分が気持ちに蓋をしたくなる時は、ギンちゃんと仁くんをお手本にしています。
※食べたい、眠たい、寒い、熱い、だるい、楽しい…いろんな自分の気持ちに素直です
※そのために私を簡単に動かして、お世話させてもらってありがとう!とまで思わせてくれる達人です
なんか今日も尻切れトンボで支離滅裂ですが
今日は金曜日。
ふーっと深呼吸して「1週間頑張った自分」を褒めてあげてニッコリしませんか?
もしももしも、少し前の私と同じように「食べること」「眠ること」「生きている事」すら苦しいと感じているとしたら
ゆっくりと自分に「お疲れ様」って言ってあげてくださいね。
自分の気持ちが分からなかったり、どうしたらいいか分からないときは
無理に気持ちを決めたり分かろうとしなくていいからね。
いっぱい悩んでいいし、もがいていいんだもん。
だって、そのうち悩むのに辛くなったり飽きたりするから、ね。
うふふふふ。
わが家の(← 私の)魔法の呪文。
大丈夫、大丈夫!って言ってもらえると安心するけれど、大丈夫じゃないときにそれがすこし苦しい時があって
大丈夫を中国の人がカタコトで言ってる風にしてみよう!って思って発したのが
タイチョピ、タイチョピよーー
という言葉でした。
中国で朝ご飯を作ってくれる屋台のお母さんに「今日もタイチョピよー、はい、いってらっしゃい!」って背中を押してもらうイメージかな???
今は大丈夫な状況じゃないかもしれないけれど
きっといつか「タイチョピ」になるはずだもの。
タイチョピになるまでの期間は人それぞれで、闇の中にいるときは本当に苦しくて、その闇は永遠に続くように思えるけれど(私もそうでした)
そんな時期を経た私は、今「タイチョピー」って笑っています。
大丈夫じゃない今も、きっとタイチョピ。
さぁ!今日はちょびっとだけ何か美味しいものをつまむことができますように。
さぁ!今晩はちょびっとだけ眠りにつくことができますように。
ちょびっとの小さな手のひらサイズの「タイチョピ」を重ねて、あなたの明日がまた少し微笑めるものになりますように。
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