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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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【ココロノマルシェ】母に対しては悲しい、寂しいといった感情しか動かず、怒りがあまりわきません。

ニトリににーたんがいっぱいあったんでちよねー。アレ、俺じゃないし。似てないですし…

時々、無性に行きたくなる場所。
そう、それは「お値段以上 ニトリ」

日曜日にニトリの「DECO HOME」という「ニトリだけどちょっとオシャレ」を集めたお店に行ったのですが(ニトリにはなくてDECO HOMEにしかない商品もあるようです)そこで見つけた『銀太さん風の猫ちゃんが積まれた』一角。

青くてキレイな色をした悪い目つき!長い体!まさにギンちゃん!!
なんだか大笑いして買うかどうか迷いましたが、手を伸ばして持ってみたら予想以上に大きかったので買わずに戻しました。が!!とてもモチモチしていてお値段も1,000円したかどうか?という感じだったので、我が家にもギンちゃんが欲しい♡人はでDECO HOMEへ急げ!!と、さりげなく煽った後は、(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

いつもお弟子の皆さんの回答や根本先生のブログで勉強、号泣(浄化)させていただいてます。
ひと昔前に比べれば、ずいぶんと卑屈な自分を手放し、楽に生きられるようになってきました。
ありがとうございます!

現在は、母子癒着を解消したり、過去の感情を解放して、セクシャリティを全開にしたい!
もっと自由にエネルギッシュに生きたい!
との思いから、お恨み帳を書いているのですが、書き方について質問があったので、きっと書きまくっているであろうお弟子さんに方に質問だわ!と思いつき、こちらを送らせていただいております。

質問の内容としましては、母以外。私をのけ者にした過去の友人や元彼等には罵詈雑言をいくらでもはけるのですが、母に対しては悲しい、寂しいといった感情しか動かず、怒りがあまりわきません。
これは悲しい寂しいという気持ちを書き続けていれば良いのでしょうか?

かといって、感謝の手紙を書くのは抵抗があるのです。
と、いうことは怒りもあるはずだと思っているんですが、いまいち筆がのらないのです。

これは何のブロックがあると思いますか?

ただの極度のマザコン決定で終了でしょうか笑

打開策や書き方のコツなどあればご教授いただきたいです。よろしくお願いします。
相談者:onihimeさん

onihimeさん、こんにちは。
お母さんとの癒着を切るために「お恨み帳」に向かい合っていらっしゃるんですね。
とはいえ、お恨み帳に怒りが書けないとなると、どうしたらいいのかな?と困惑しちゃいますよね。

怒りは「感情の蓋」という言葉を聞かれたことはあったでしょうか?
私たちが苦しい・辛いと思う「寂しさ」「悲しさ」を感じたくない時に、怒りを使ってその感情を押し殺したり抑えたりする事からこのように言われています。

お母さんに対して、怒りよりも強く「悲しい」「寂しい」という感情が噴出している状態というのは、もしかすると【母子癒着】ということもおっしゃっていらっしゃったので

お母さんの悲しさ・寂しさをonihimeさんが背負い、感じている

のではないのかな?と思ったのですが、ご自身の中にある「私を見て」「私を愛して」「私を信頼して」という思いの他に、お母さんを想った時に

お母さんって可哀想だな
お母さんは寂しそうだな

と感じる部分はありませんか?

癒着の状態というのは接着剤で2人をピッタリくっつけたような状態ですから、常にくっついていて境目がわからなくなるため、感情面でもお母さんの気持ちを代弁するように感じてしまったり、お母さんに対して向けられるものが自分にも向いているように受け取ってしまいます。

つまり、お母さんに対して否定的なこと(例えば「怒り」「文句」「不満」)を言うのは【自分に対して怒りを向ける】のに他ならない訳ですから(勝手にお母さんに向けた感情を自分で感じようとするため)

怒り = 攻撃のエネルギー

ですから、感じたいと思うでしょうか??
それよりもずっと、お母さんも感じていたであろう「悲しさ」「寂しさ」を一緒に感じてあげたいと思ってしまうのは不思議ではないですよね??

また、癒着の裏には【罪悪感がある】とも言われています。

お母さんに対して感じている「悲しい、寂しい」という気持ちは、おかあさんから目をかけてえないこと(仕事が忙しい、嫁姑問題でいっぱいいっぱい、子供に無関心など)から来ているものなのであれば、甘えたいのに甘えてはいけない!と感情を抑圧していきます。

けれど、この甘えたいと言う感情は子供なら普通に持つものですし、押さえつけているだけで消えるものではないので、甘えられないならば「甘えない」という方法を使ってお母さんに近付こう(癒着しよう)とします。

甘えない、迷惑をかけない、お母さんはなんだか悲しそうだし…と必死に頑張りますが、根っこには「愛されたい私」がいるので、上手くできないこともたくさんあったと思います。

そんな中でお母さんに「今忙しいの!」と手を払いのけたら、大好きなお母さん・繋がっていたいお母さんの気持ちを傷付けた…と罪悪感を感じてしまいます。

onihimeさんは、お母さんにうーんと甘えたかったんですよね。
お母さんに笑っていて欲しかったんですよね。
お母さんが、大好きだったんですもの。
そして今も、うーんと大好きだからこそ、癒着を切ってお母さんとの関係を作り直したいと頑張っているんですものね。

お母さんに対して「怒りがわかない」要因の一つに【感情をむき出しにして怒るのではなく、悲しみを通じて怒りを表現している】と言うのもあるかもしれません。

ある種の諦めのような怒りで、どうせ分かってくれない、どう助けてくれない、どうせ愛してくれない…と、静かに怒りを燃やしている(一見怒りとは対極に悲しんだり絶望しているようにして怒りを出している)と言うことはないでしょうか??

私自身、夫婦問題が起きた時にお恨み帳に初めて向かい合い、旦那さんだった人や浮気相手の女性に対して、抑えきれない怒りが罵詈雑言のように出てくる…と思いきや、精一杯頑張って書けた怒りの言葉は

バカ!ふざけるな!!
クソデブ!!!
ハゲ!!氏ネ!!

というような「悪口」レベルのものでした。(ちなみに旦那さんはハゲても太ってもいませんし、多分お相手の彼女も同じだと思います)

そしてお恨み帳に向かい合っていたら、ホトホトと涙が溢れてきて、そこに書き殴った言葉は

なんで私を見捨てたの?
なんで私じゃダメなの?
私の何がいけないの?
私だって彼女に負けないくらい、誰よりもあなたを愛しているのに、なんで私の愛は受け取ってもらえないの?
なんで私はあなたに嫌われたの?

それは悲しみと涙に縁取られた「私の静かな怒り」でした。

もしかしたらonihimeさんも、静かに怒りを表現しているのかもしれませんよね。
それは「寂しいよ」「分かって欲しかったよ」と悲しみの表現を使いながら。

怒りというのは強いエネルギーですから「うわーーーっ」と燃やすことでガンガンと前に進む力になりますし、お母さん以外の人にはきちんと怒りを感じてお恨み帳に書けるのですから「怒りを感じれない」という問題を持っているという訳ではないんですものね。

お恨み帳を書くのは、心の中にドロドロと溜まってしまった感情を解放してスッキリさせる、言わば「感情の排泄行為」です。
怒りを「感じる」のが目的なのではなく、感じているものを処理してスッキリするために書くものです。
onihimeさんが「悲しみ」「寂しさ」をノートに書き出した後で、お母さんにこう言いたかったんだ!という感情を吐き出すことで心が軽くなれば、それはそれでいいと思うんです。

また、先に「癒着している状態では向けられた感情を自分が受け取ってしまう」という事をお話しさせてもらいましたが、onihimeさんがお母さんに向けた怒りをまともに自分で受け取るとしたら…
怒りを感じたいと思うでしょうか???

癒着してしまうほどに助けたかった・愛してほしかった「大好きなお母さん」に怒りという感情を向けてしまったら、お母さんはどう感じるとonihimeさんは思うでしょうか?

嫌われちゃう…それは怖いからイヤだ!
お母さんを傷付けてしまう。
お母さんを絶望させてしまう。
お母さんの望む娘でいられなくなってしまう。
お母さんが私の精一杯の怒りを無視したら??それこそ絶望してしまう。

こんなような事を思う事で「怒りを禁止」しているのかもしれません。

私が本気で怒りを出してしまったらどうなっちゃうんだろう?
私の怒りでお母さんを傷付け、破壊しちゃうくらい威力があるって、私は知ってるんだもん。

怒るということに恐れがあれば、怒りたいとは思いませんよね。
他の人にはガンガン怒りが燃やせるのに、お母さんに対して怒りが許可できないのだとしたら、自分の中の恐れに【怒ってもいいんだよ】と何度も優しく許可を与えてあげることで、少しずつ怒りを感じられるようになるかもしれません。

> かといって、感謝の手紙を書くのは抵抗があるのです。

癒着の裏側には罪悪感があると書きましたが、お母さんの愛情を感じたくて甘えたくてそれを抑圧しながらも、お母さんが感じている苛立ちや悲しみ、無関心さを子供心に救ってあげたかったのではないでしょうか?

大好きなお母さんに笑ってほしい。
大好きなお母さんを助けたい。

けれど小さなonihimeさんは、お母さんを喜ばせる事をしたいのに、やる事を叱られてしまったり何をしても関心を示してもらえなかったりしたら、その小さな体で「お母さんごめんね」と泣いてきたのだろうと思います。
大好きなお母さんの力になれなかった、役に立てなかった自分に罪の意識を感じ、ずっと自分が犯した罪を償うために暗い牢屋に自分を閉じ込めて、私は幸せになってはいけない…と自分を罰し続けているのではないでしょうか?

十分にonihnimeさんはonihimeさんのことを罰してきました。
だからもう、許されていいんです。
もう、自由になっていいんです。

お母さんに愛してもらいたかったし、同じくらいお母さんを愛したかったんだよ。
お母さんが感じていた寂しさを、私もずっとずっと抱えていたんだよ。
お母さんに抱きしめてもらいたかったんだよ。そして、私も孤独で泣いているお母さんのことを抱きしめてあげたかったんだよ。

私がお空の上でお母さんを見つけてお母さんを選んで来たんだよ。
お母さんに愛されるために、お母さんを愛するために、私はお母さんに会いに来たんだよ。

癒着してまで感じているお母さんへの「してもらえなかった悲しみの裏側」には、お母さんに「してあげたかったこと」「届けたかった愛情」がギューッとあるのかもしれません。

怒りを使って癒着を切るという方法もありますが、愛を使って癒着を切るということもまた一つの方法です。

怒りも感謝も、すぐには湧いてこなくてもいいので、onihimeさんがどんな感情を感じて、その奥に隠しているもの(押し殺していたり、閉じ込めているもの)はなんだろう?と優しく・丁寧に見ていってあげませんか?

悲しさや寂しさがあるのであれば、それを癒し寄り添ってあげてください。

癒着は接着剤付きの関係ですから、そんなに簡単にベリッとやったらケガをしますもの。
少しずつ少しずつ、いい感じに距離を取り、いつか「ありがとう」と感謝を込めてお母さんをそっと手放すことができますように。

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