自分が思っているより幸せなのかもしれないよ。当たり前には、すでに喜ばしい・楽しいことがいっぱいある。
普段使いで愛用しているのは「フリクションの0.38㎜」なのですが、欲を言えば「0.3㎜」くらいのもう少し細い線が書けるのが理想。
先日、職場に置いていたペンのインクが詰まって書けなくなっていたため、出社当番日の帰り道に職場近くの文房具店に寄ったところ、ペンコーナーの一角に「SARASA NANO」というシリーズの極細カラーペンがズラーーッと並んでいたので、テスターで試し書きをしたら、細い線なのにガリッとした感じがなく滑らかな書き心地に心を奪われました。
さらにカラーバリエーションも豊富で、全色欲い…けれど使いこなせなさそうなので、厳選して5色を買ってみました。
黒だけでも5~6種類あってビックリ!
セピアブラックという、黒の尖った感じが少しまろやかになった優しい黒に心奪われましたが、もう一色レッドブラックなる深みのある赤い色も大人っぽくて、テスターで色を確認して「おおーっ」とひとりで興奮しました。
私がノートをつける時によく使うのが「オレンジ」「ピンク」「水色」なので、厳選して3色を一緒に買ってきました。
いざ家に帰ってきて使ってみたら、サラサラと書ける感じが嬉しくて…
この後追加で「黄色」「マゼンタ」「キャメルイエロー」「ビリジアン」「黄緑」「青緑」「カシスブラック」も買い足しちゃいました。えへへ。
フリクションと色の出方が違うので、ノートを作る際の楽しさが増えました。わーい。
* * *
先日「PMS」の話を書きましたが、少し体のバランスが崩れているというのか、頑張りたくても力が出なかったりしています。
少し前から『顔の赤み(酒さ様皮膚炎)』がまた目立つようになってきているかな??と思っていたのですが、先週突然、肌のバリア機能が著しく低下したようで(排卵に伴う影響もあるのかな?と思っています)、少しピリつく感じがありましたが、あいにくの荒れたお天気で車を出すのが怖く、優しいケアを心掛けて様子を見ていました。
が…
土曜日の朝、起きてみたら顔が尋常じゃないくらい真っ赤になって腫れていて、よーくみると細かい湿疹のようなものが出来ていて、とにかく痛い!!!
石鹸も染みそうだなぁ…と思ったので、ぬるま湯で優しく汚れだけ落とそうと思ったのですが、お湯自体がやすりのように肌を虐める!!と思うくらい痛くてビックリ。
酒さ様皮膚炎を見つけてくれた「かかりつけの皮膚科」は土日が休診日だったので、とにかく肌を刺激しないようにして週末をやり過ごし、月曜の朝イチで病院へいくぞ!!と決め、今日は半休みをもらって皮膚科で診てもらってきました。
赤くなっている範囲は熱を持って炎症を起こしていて、酒さ様皮膚炎もあるとはいえ、何かしらのアレルギー反応を起こしているだろうとのこと。
目もヒリヒリして痒くてたまらなかったので、まずは炎症を落ち着けよう!と、内服の抗アレルギー薬と一緒に目薬と塗り薬を処方してもらいました。
マスクで隠れる部分が一番ひどいこともあり、マスクに含まれる何らかの化学物質に反応している可能性もあるのだそう。
とはいえ、ほぼほぼ在宅勤務でマスクをつけることがほとんどないのに、なんでだろう??
シャンプーや化粧品類、食生活やライフスタイルで何か大きな変化があったものはないのであれば、単純に「ストレス」が引き金で肌にトラブルが起きることもあるそうなので、これは『ちょっとペースを落としなさいYO。キャパを越えていると感じているものは「抱えられません」って言うべきだYO。』という体からのお知らせかな??と、意識して詰め込み過ぎないようにして過ごそうと思います。
こんな状態なので、スキンケアをするのが精いっぱい。メイクなんてリームー過ぎ。
炎症が起きているので、マスクが触れると刺激で痒くてたまらなくなるので、上司に連絡して顔を見せた所、しばらくの間出社当番を免除してもらえることになりました。
肌が落ち着くまで「完全在宅勤務」をさせてもらえるので、その分だけでも余裕が生まれます。
ほんと、ありがたい限りです!!
* * *
今日は半休を取得して皮膚科に行ったのですが、新潟市は昨晩それなりに雪が積もったので、皮膚科までの道中がどれくらい時間がかかるのか分からない…と、診察時間の1時間前に家を出ました。
普段なら10分~15分もあればつく場所なのですが、やはり雪でゆっくりだったため倍の30分がかかりましたが、交通量のある国道は除雪がされていて思ったよりもスムーズに動けたため、診察開始より30分前に病院について待機。
スマートフォンのKindleで本を読んで待ち時間を過ごしていたのですが、読んでいたのが「人生の終え方・オリジナルエンディングノートの作り方」に関する本。
エンディングノートに「自分がどういうことを望むのか」を書いておく利点として、遺される側の精神的負担や、大きな決断の際の後悔を和らげることができるというような内容の部分を読んでいた際に、フッと思ったことがありました。
「私の意識がしっかりしない状態」になり、意思疎通が出来なくなった場合に延命治療をどうするかをエンディングノートに書いておく…というのをイメージした際に出てきたのが『食べられない自分』というものでした。
例えばですが、意思疎通もしっかりできている状態であったとして、今の私が何らかの消化器系の病気と闘っていて治療を続ける中で、このまま行くと「食べる」ということが難しくなる…と言われたらどう思うのかな??
食べることができなくなるので、胃ろうのようなものを作るか点滴での栄養摂取になって、今後は『口から食べることが出来ない』と言われたら???
* * *
私はグルメでも何でもなく、食に対してこだわりが強い方ではありません。
時には「食べるの面倒だなー」と思うこともありますし、適当な食事をすることも良くあります。
それでももし、「この先口から自分で食べることができなくなる」と言われたら、私はきっと絶望すると思ったんです。
もし味が感じられなくなったら、きっと食事は楽しみよりも苦しみに変わります。
過去に精神的にとてつもなくどん底に落ちた時に、食べることが出来なくなったことがあります。
食べなくちゃ…と思って何かを口に入れるのに、味覚がなくて砂を噛んでいるような感じで、泣きながら飲み込んむ日々を過ごしました。
あの時、「食べた時に味がある」ことが、どれだけ幸せで楽しいことのなのかを痛感しました。
この先もう二度と「味わう」「食べる」という楽しさが奪われるとしたら。
考えただけで、なんてつらいんだ…と身震いしました。
先日「一口を味わうマインドフルネス」の話を書きましたが、日常では色んな味を「意識せずに当たり前に楽しむこと」ができています。
おやつを食べた時の甘さに笑顔になること。
朝のコーヒーがほろ苦くて、その香りで少しずつ目覚めていくこと。
ランチのパスタやカレーが美味しいこと。
家族が作ってくれる手料理や、誰かのために味付けを考えて作った料理を食べること。
味を感じて、食べられるということは、楽しいこと。
私たちの毎日には、楽しさと喜びが、いっぱい備わっているんだ!
食べること以外にも、様々な匂いを感じられること、触れて感じることや、聞こえること、見えること、想像する力があること、愛することができること。
笑ったり泣いたり、怒ったり悩んだり、感情を感じることが出来ること。
私たちには、いーーーっぱい「楽しめる」ものが備わっているのに、幸せの青い鳥を探すように、すでにある「幸せ」「楽しさ」は見えなくなっちゃうんですよね。
それだけ、幸せに慣れて当たり前に生きていることが”幸せ”なんだけれど。えへへ。
別に毎日、食べれるって楽しい!毛布の手触りがよくて感激!なんて、小さな楽しみ探しをすることはしないけれど、たまに立ち止まって「今すでに楽しめる物がたくさんあって、満たされている」ことを感じてみることで、どこかにある得体のしれない幸せではなく、目の前の幸せに目を細めて『ある』を体感することが出来ます。
私たちの毎日には、お楽しみがいっぱい隠れています。
今日食べた何が一番おいしかった?
今日聞こえてきた音楽はあなたをどんな気分にさせてくれた?
今日見たテレビやインターネットはあなたにどんな刺激をくれた?
今日感じたのは寒さ?それとも快適な暖かさ?
何も思い煩うことがない『THE・平凡な日』であれば、きっとおいしいと感じたり、お気に入りの曲を口ずさんだりと、ささやかな楽しいをいっぱい過ごせたのではないでしょうか。
だとしたらもう、小さなことだけれど「幸せ」が『あった』ということですものね!!
明日、あなたは何の味を感じられるのでしょう?
うふふ。ぜひ何か小さな一口を味わってみて、感じられることを楽しんでみてください。
私も明日、冷蔵庫で冷やしているメルティキッスを「おいしいな~」って身もだえして味わって楽しもうと思います!!
それでは、塗り薬を塗って寝ようと思います。
おやすみなさーーい。