決められない・後回しにしてしまうのは、「疲れたよ~」という心と身体からのサインかもしれません
10年に1度クラスと言われる強い寒気が去ってからの方が、積雪が増している新潟市。
予報では昨日の午後から今日の夜にかけて、平地でもさらに20センチ近い積雪の可能性があると言われていたので、週末は3魂でお家にこもって過ごす予定でいました。
が!!!
県の補助金的な事業で「Go To Eat」なる食事券が秋に発売され、妹が2万円分(プラスで4,000円)を購入していたそうですが、なんと使用期限が今月末ということに気付いたとの連絡があり…
私の奢りでお寿司をテイクアウトすることにしたから、泊まりにおいで~
とのお誘いに揺れまくりーぬ。
行きたい…
けど、雪が降ってくる予報なので積もってしまうと私が借りている駐車場に面した除雪の入らない道路や、駐車場自体が雪で止められなくなると大惨事になるから諦めようと思ったら、
ギンちゃん・仁くん・マミコくんを迎えに行けるよ!
明日の朝、早いうちに送っていくし!!
と「あなたは天使ですか?」というような嬉しい声をかけてくれたので、3魂で久しぶりに実家に泊まりに行き、お寿司をお腹いっぱい食べてきました。
実家は近いのですが、このところ週末もバタバタしていたり疲れ切っていて帰省せず。
お正月振りの実家滞在だったので、動物に触れあいたい欲がマックスになっていたらしい父が、デロデロに2魂と触れ合っていました。
午後から雪になるという予報通り、降ったり止んだりを繰り返していた雪が、夜になると吹雪いて真っ白。
寝ている間にどれくらい積もるのか…とハラハラしていましたが、風が強かったこともあってなのか、幸い数センチ積雪が増えた程度で落ち着いてくれていてホッとしました。
今日の午後には雪のピークは落ち着くと言われているので、これから徐々に落ち着くかな??と思っていますが、強い雪ではないものの、まだずっとやわやわと雪が降っています。
今日も積もらずにやり過ごせますように。
* * *
先日、インターネットの記事で「あっ!」と思うようなものがありました。
ストレスや疲労があっても「今は頑張らないといけない時だし」とか「他の人はこんなことで弱音を吐かない」なとなど、無理しちゃうことってあるけれど、自分の限界を超えて頑張り過ぎると体も心も悲鳴をあげて、強制的にストップがかかります。
身体的な病気として現れることもありますし、自律神経のバランスが崩れることでメンタル面が不調になったり、うつ病と診断されて休まざるを得ない状況になってようやく、頑張り過ぎていた自分に気付くというくらい、毎日を懸命に頑張っちゃう人がたくさんいます。
身体や心に大きな不調となって表れてしまう前に気付けて休めればいいのですが、疲労困憊で些細なことがうまくやれない時に、頑張り屋さんほど「なんでこんな簡単な事だできないんだ?!」と、自分をさらに追い込んじゃったりするんですよね。
本当は「こんなに簡単なことが出来ないくらいに疲れている」のに、ね。
私自身、去年のGW明けからサラリーマンの仕事がハードワーク気味で、さらにそこに「好きだから」「もっと知りたいから」と、オンラインでのグリーフケアの講座参加など、楽しいこともプラスしていたため、知らず知らずに疲労が蓄積していました。
年末年始の休みの間に、色々と力を抜いてひたすら休憩をはさんでみたら、思っていた以上に疲れていることにも気付きました。
なので少しペースダウン…を今は心がけているのですが、疲れているなぁと自分自身が感じるきっかけとなったのは
何かを決めるのが、メンドクサイ!!!
と思った事でした。
もうね、考えることにエネルギーを使うのがしんどいというか、決めなきゃいけないこともあれこれあるのに、手足が動こうとしない感じがあるなぁ~と思っていたところに、インターネットで見つけた記事の言葉にハッとさせられました。
記事を要約すると、こんな感じ。
「今日、何を食べたいか決められない!」「週末の楽しい予定を立てているはずなのにイライラして決められない!」というような【決められない】は疲労のサインDEATH!
あぁぁぁぁ~。
そうそう、そうなのよ!!!
お腹はすくけれど、何を食べようかって買い物内容を「決める」が、なんかしんどいって思うことがあるし、最近はちょっと先に予定があると思うと「やらなきゃいけないことがある…」と追われているような気分を感じることがあり、確かに自分でも「疲れているんだな」と思っていたのですが、改めて記事で読んでみてメチャクチャ納得しました。
・何かを決断するときに必要な脳内物質ドーパミンが消耗することが『決断疲れ』の原因
・一日の終わりに疲れて“何もしたくない”と感じるのと同じ原理
「決めることに使うドーパミンすら枯渇する」状態までヘロヘロになるほど頑張ってる、ということなんですよね。
何もしたくない=疲れ果てている
そのサインの1つとして「食べるものが決められない」というのがあるのは、メチャクチャ納得。
私は過去に自分でもどうにもならない…と心療内科の扉を叩いた経験がありますが、その当時の夫婦問題ですり減り過ぎて力がなくなり、毎日「食べるものを決める」ことができず、スーパーでカゴを持ったまま途方に暮れて泣く…という日々を繰り返しました。
かなり怪しい人だったと思うのですが、スーパーの中をグルグル何週もして、それでも「食べたいもの」が全く分からなくて、決めることが出来ない自分がつらくて、声を殺して涙を流して、なんとか食べるものを買って帰っていました。
今思い返しても、この当時の精神的なストレスは大きくて、自分を責めつつもなんとか夫婦関係を改善したくてセミナーにも参加し、仕事では普通な顔をして…と、自分の限界を超えて疲弊していました。
そんな中で「自己肯定感」とか「自分軸」を持たないと、この状況は何も変えられない!この先の自分を助けたい!!と、力を振り絞って行動するものの、決めるためのドーパミンが出せないくらい疲弊している自分に『何が食べたいか、自分の声を聞く練習をしよう!』って追い込んでいたなぁ。(遠い目)
結果、私は心療内科に助けを求めに行って、徐々に回復していく中で「自分が食べたいもの」を決めることが出来るようになっていきましたが、
食べたいものが決められないのは、ちょっと疲れすぎているよ!というサインなんだと改めて気付かせてもらいました。
普段も決めるのは苦手だったり、作業を後回しにしがち…ではあっても、
決めなくちゃいけないことがあるのに、決められない。
やらなきゃいけない作業なのに、どうにも後回しにしてしまう。
何も考えたくない!!とイライラする。
という時には、もしかしたら「疲れている」のサインじゃないかな??と自分に聞いてあげてみませんか?
ブレーキランプ5回点滅が「ア・イ・シ・テ・ル」のサインのように、「決・め・ら・れ・な・い」「後・回・し・に・す・る」「考・え・た・く・な・い」は疲労のサイン。
そこで立ち止まって休む、頑張りを弱めることで、体や心が悲鳴をあげる前に自分を助けてあげることが、自分への優しい接し方ですものね。
とはいえ、どうしても頑張らないといけない局面だったり、頑張ることをやめられない時もあると思います。
そんな時は「決めなくていい」ように、食事はメニューを曜日ごとにローテーションにしてみるとか、いつもより30分早く寝るとか、少しだけ考えることを減らしたり体と頭を休める時間を増やすだけでもいいと思います。
決められない自分を責めてしまって虐めちゃわずに、疲れているんだね…と、暖かい目を向けてあげて、疲労を少しでも取ってあげることで「決められる私」に戻していけますから、自分に優しくしてあげてくださいね♡
私もちょびっとお疲れ気味なので、今日はいつもより早くベッドに入るつもりです。
また明日からも1週間がスタートですもんね!
お互いに「いい加減」に適度に休みを入れつつ乗り越えていきましょう。