【ココロノマルシェ】こんな関係を一度持ったのに、これから幸せになっていいのかなとか思ってしまいます。
日曜日にお部屋用のお花を買いにお花屋さんへ行ってきました。
そろっと秋明菊があるといいなーと思っていたのですが、まだ店頭に切り花は並んでいなくて、夏を惜しむようにヒマワリが数種類並んでいました。
いろいろ悩みながら選んだのは、1輪で存在感のある「白いデンファレ」
花言葉は【お似合いの二人】なのだそう!
なんてかわいい花ことばを持っているのーーー。
いつか私もあの人と…(きゃっ。勝手に妄想して嬉しくなっちゃった)
ささやかですがお部屋にお花がある生活は潤いがあって、たった1輪でもニッコリできちゃいます!というマミコ情報をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
こんばんは
以前、不倫の関係にあった彼とお別れした後のことでご相談させていただきました、まると申します。
宮本様、ご回答であたたかい言葉をかけてくださり、ありがとうございます。
こんな相談でもあたたかくアドバイスをしていただいて、本当に感謝しています。
今、彼とお別れしてから丁度一ヶ月ほど経ち、現在の彼との状態は
別れても友達でいられたらいいねという話は前に彼としていて、今はラインは普通にしている状態で、
その中で喧嘩というかすれ違いみたいなことがあると、会って仲直り?するためにたまに会ってしまっています…。
お別れしたので、本当は会わないことはお互い頭にはあるのですが、
お互いの甘えもあるのだと思いますが、まだキッパリとは離れられていません…。
別れたばかりのときより、悲しみなどはだいぶ落ち着いてはきたとは思いますが、
別れたけれど、完全に離れられているわけでもなく、
お互いにとってこれでいいのかな…と思ったり、やっぱりモヤモヤは消えず、すっきりしません…。
すっきりする日なんて来ないのかもしれませんが、
このまま自分はどこへ向かうのかな、とか
お答えいただいたような、これが癒着なのかもしれませんが、
もしこの先自分が幸せになれたとしても、
そもそも彼も家庭に満たされないことがあったから私と関わったのかなとか思うと、
私だけ幸せになって、彼はそのままなのかな…とかどうしても思ってしまいます。
それ以前に、私もこんな関係を一度持ったのに、これから幸せになっていいのかなとか思ってしまい、
自分の幸せに向かう気持ちもイマイチしっかりと持てないような感じです。
また長々とご相談してしまいすみません、、
ご回答いただけたら幸いです。
相談者:まるさん
まるさん、こんにちは。
少しずつ状況も変化し、お二人の望む関係にシフト中…という感じなのでしょうか?
> 別れても友達でいられたらいいねという話は前に彼としていて、今はラインは普通にしている状態
これがまるさんの願っている状態なのであれば、お別れした後でも「お友達」として関係を続けて行くのは、問題ないと思うのですが、過去に恋愛関係だったがゆえに繋がって行くことに罪悪感を持たれているんでよね…
> 喧嘩というかすれ違いみたいなことがあると、会って仲直り?するためにたまに会ってしまっています…。
> お別れしたので、本当は会わないことはお互い頭にはあるのですが、
> お互いの甘えもあるのだと思いますが、まだキッパリとは離れられていません…。
まるさんの願っている「彼と作る友人関係」ってどんなものなのでしょうか?
喧嘩した後や意見のすれ違いは友人関係でも起きることがあり、仲直りして友人関係を続けたい場合に会って話をするというのは何も不自然な事ではないですよね。
けれどやはり、会ってしまうと「恋愛感情」がお互いに湧きあがってきてしまって『友達以上』の距離感になってしまう、と言う事なんだろうと思いますが、そこでまるさんがしんどいと感じているんですよね?
まるさんはこの先、彼とどんな関係になりたいのでしょうか?
キッパリ別れて友人としても会わない方がまるさんが楽になりそうですか?
最初のうちは線引きが難しいとしても、少しずつ距離感を掴んで友人関係を育んで行きたいのでしょうか?
別れた彼と、恋愛というお付き合いはなくなったとしても友達関係を育んでいる人も沢山いますし、それ自体は「いい」も「悪い」もなく、それぞれの価値観やルールだったりだと思っています。
どちらでもいいのですから、一番大切なのは【まるさんご自身がどうしたいのか】というい事。
いいんですよ、急いで結論を出さなくても。
お別れしてまだ日も浅く、いろんな気持ちや感情が揺れていると思いますから、少しずつでいいので、ご自分の心に優しく問いかけてあげてください。
私は彼とどういう関係になるのを望んでいるのかな?
私はこの先、彼とどんな関係を築きたいのかな?
それは私を幸せで安心させる関係かな?
私は笑って過ごせるのかな?
> 別れたけれど、完全に離れられているわけでもなく、 お互いにとってこれでいいのかな…と思ったり、やっぱりモヤモヤは消えず、すっきりしません…。
モヤモヤしてスッキリしないのは、感情と思考が一致していないからかもしれません。
前のお悩みにも書いてありましたが、嫌いになって別れた訳ではなく、一生懸命頑張って「大好きな人から離れる」という痛みを伴う選択をしたんですもの。
本音にはきっと【大好き】がいっぱい眠っているんではないでしょうか?
大好きだけれど、不倫という関係は「良くない・イケない関係」だから、きちんとお別れしなくてはいけない。
この関係は誰も幸せにしないし、自分も幸せにしないんだから、ちゃんとしなくちゃいけないんだ!
と思考でいっぱい考え抜いて、自分の心に言い聞かせて来たのではないでしょうか??
> 別れても友達でいたいというワガママな気持ちもあり
以前のお悩みの中で、まるさんが書いてくれた言葉です。
別れても友達でいたいくらい、大事で大好きな彼への思いは、まだ全然色褪せておらず、側にいたいのにこのままでいたら「友達ではいられなくなる」んじゃないか?と思うくらい、まだまだ大好きがいっぱいなんではありませんか??
まるさん、大切なご自分の「感情」の声に耳を傾けてあげて、泣いているまるさんに優しくしてあげませんか?
思考は確かに「正論」ですし、上手く心がついてこないまるさんの事をいっぱい責めると思います。
友人関係として…と言いながら、友達とは言い難い距離感の自分に対して、彼と会うと安心したり楽しいと思えるのに、別れた後で「何をしてるんだろう…」と楽しかった分だけ【自分責め】をしているのではないでしょうか?
だとしたら、とってもしんどいですよね。
感情は「そんなこと言ったって好きなんだもん」と泣いているのだとしたら、モヤモヤは消えずに残ると思いますもの。
感情は抑え込んでも消える訳ではないので、ちゃんと感じてあげないといつまでもモヤモヤしてしまいます。
だから、まるさんがまるさんの心の声に「うんうん、まだ好きなんだよね。だからこの関係はしんどいよねー。どんなところがしんどいの?彼のどこが好きなの?」といっぱい聞いてあげてください。
感情の声を聞いてあげると、抑えていたものがいっぱい溢れてきて滂沱のごとく涙も出るでしょう。
悔しいよー、悲しいよー、嫌だよー、と色んな言葉も出てくると思いますから、どんな言葉にも「うんうん。そうだね。」って寄り添ってあげてください。
怒りが湧いてきたらお怨み帳の出番です!(DEATH NOTEでもいいですよ!)
なんでこんな思いをしなくちゃいけないの?氏ネ!!
というような汚い言葉でもいいので、湧いてきた怒りや呪詛もじゃんじゃん書いてくださいね。
感情を解放しているんだーーー!って、自分が泣いたり怒ったり拗ねたりするのを「よしよし」ってとことん聞いてあげてください。
いっぱい感情を感じて行くうちに、彼に対する「ありがとう」が湧いてきたら、彼に感謝の手紙を書くのもオススメです。
彼に出逢えて変わった自分がいる事、彼のおかげで見つけられた自分の魅力、彼と過ごした時間でいっぱい笑顔になれた事…
書きながら怒りが湧いてきたら、お怨み帳にシフトして呪いや怨念をぶちまけながら、また泣きながらありがとーーーって気持ちが溢れてきたら感謝のお手紙に戻って…と、情緒不安満載でいいので、気持ちを書きだす作業をしてみてください。
そして、感情の解放と同時に、こんなアファメーションも繰り返して見てください。
私は私、彼は彼。
彼には彼の幸せを見つけて選択する権利があり、彼はそれが出来る人。
私は私の幸せを選んで自分に与えてあげることが出来て、私はそうする事がふさわしい人。
私はこの先に出会う人を「愛していい」し「愛されてもいい」
私は私が幸せになる事を許可し、それを支持します。
私は私…というのは、彼との間に境界線を持つための言葉です。
そして、彼はちゃんとした大人の男性であって自分で自分の幸せを選ぶことが出来るという事を、まるさんの潜在意識に届けるためにアファメーションして欲しいと思っています。
彼が自分の幸せを自分で選べるように、まるさんもちゃんと幸せになっていいんです。
今すぐそう思えなくていいので、心に「幸せになってもいい」という種を捲いて、アファメーションがじょうろの水のように土壌を潤し、ゆっくりゆっくり時間をかけてその種に浸透し、時間がかかるかもしれませんが、いつかその種の硬い殻から芽をだして幸せになっていい!と葉を伸ばし、まるさんがニッコリ笑える時に、まるさんだけの可憐な花を咲かせることができる。
そんなイメージでアファメーションしてもらえたら、きっと心に優しく届くのではないのかな?と思ってご提案しました。
また同時に、まるさんは「罪悪感」をたくさん抱えていらしゃると思うんです。
恋って「不幸」を感じたくてするものではないですよね?
幸せだなー、楽しいなー、愛されているってあったかいなー、と感じる事をしたいはずなのに、自分が傷ついたり、幸せを感じるよりも申し訳なさや苦しさを感じる恋を選んでしまい、さらには人には言えない恋だった…こんな恋を選んでしまった…と自分をたくさん罰しているのではないでしょうか。
自分は罪深いから、幸せになってはいけない、と。
罪悪感というのは自分を幸せにしない感情です。
幸せになろうとする事をジャマして、自分を罰する事を選ばせる感情です。
罪悪感に関しては、師匠である根本さんが本を書かれていますので、もしも「自分の罪悪感を癒したい」と思われるようであれば、ご一読されると、きっとあったかい涙をたくさん流せると思います。
本の中にもたくさん書かれていますが、罪悪感が大きい分だけ、本当は愛があるという事。
そしてまるさんに届けたかったのは、師匠の本に書かれているこの言葉です。
私たちは愛を与えられなかったときに
最大の罪悪感を覚える
> 彼も家庭に満たされないことがあったから私と関わったのかなとか思うと
彼を愛して癒し続け、助けになりかかったんですものね。
彼に愛を届け続けたかったし、愛を与えて彼の笑顔に触れて、安らぎを届けたかったのに、それが「不倫」という関係だったがゆえに、できなかったんですもの。
彼のことを愛し、心が安らぎ、幸せを感じられないとしたら、私だけが幸せになってはいけない…
そう思ってしまうのは、大きな愛を持っていたからではないでしょうか?
そして、それはきっと彼も同じなんだと思うんです。
別れても友人関係でいたい、と同意し、それでも友達以上の気持ちを抱いて抑えているのは彼も同じなのではないですか?
パートナー関係というのは、お互いに投影しあうものが強く、彼もまた、まるさんに「愛を届けられなかったこと」「不倫という関係で傷つけてしまったこと」にたくさん罪悪感を抱えていると思います。
> 私だけ幸せになって、彼はそのままなのかな…とかどうしても思ってしまいます。
この思いを彼も抱えていたとしたら、まるさんが罪悪感を癒し、自分に優しく寄り添い感情を解放して緩やかに笑顔になれていけて「幸せ」に笑っている姿を見せてあげられる事は、彼の罪悪感を癒し、そうすることでやっと、彼は自分の幸せに許可を出せるのだとしたら、まるさんは「幸せ」になってはいけない…と自分を苦しめ続けるのではなく
彼の幸せのためにも
私が幸せになる
という選択をしてみませんか?
不倫という関係を持ってしまったから…と自分を罰し続け、幸せになることを拒否しているのを彼が見たら、彼はどう感じるでしょう。
俺だけが幸せになってはいけない…と、彼の幸せを放棄すると思いませんか?
彼のために、大好きな人のために、幸せになってください。
まるさんが自分を許すことは、彼を許すことです。
お互いに、たくさん傷付き罪を背負い、今もどうしていいか分からず近付くことも離れることもできずに途方にくれているんですものね。
まるさん、急ぎすぎなくていいんですよ。
頑張りすぎていませんか?
大きく深呼吸して、まるさんがまるさんの腕を伸ばしてぎゅーっと自分を抱き締めるようにして、まるさんのことを優しくトントンとしてみてください。
頑張ってるね。ありがとう。
いっぱい傷付けちゃったね。いっぱい罪を背負わせちゃったね。
ごめんね、こんなに重たい荷物を持たせちゃって。
これからはゆっくりその荷物を降ろしていって、ちゃんと幸せになろうね。
私のために、彼のために、幸せになることが罪を償う大切な作業だから、ね。
いっぱい自分を責めましたもの。
許してあげませんか?
自分に「もういいよ」といって微笑んであげられる日が来るようにと祈っています。
まるさん、お悩みを寄せてくれて、気持ちを聞かせてくれてありがとうございました。
愛情深いステキな女性だということに、まるさんが少しでも早く気付いてニッコリ笑える日がちょっとでも早く訪れますように。
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