嫌だ!と思って小さなイライラを感じたけれど、立ち止まって「感謝」を数えてみた話
アツがナツいねぇ~
などとギンちゃん・仁くんに語りかけては、完全に無視を決め込まれている私ですが、さすがに日中は扇風機を回して風を足さないとバテそうなくらい熱くなってきました。
我が家は「日当たり良好物件」なので、だいたい午前9時半くらいから暑さがマシマシになっていくのですが、暑くなってくると部屋のあちこちにギンちゃんや仁くんが落ちている姿が見られるようになります。
冬場は手足をもぐすようにして「キュッとコンパクトで丸い形」で寝ていることが多いギンちゃんが、だんだんとゆるみだし、ドテーン床の上で『へそ天』になっている姿は我が家の夏の風物詩。
冷やし中華始めました
の張り紙と同じく、『銀太の開き』が見られるようになると、いよいよ夏だなぁとニッコリです。
* * *
いよいよ私にとって今期最大の責任がある重たい仕事がスタートしたので、ここ数日は精神的にも余裕があまりない状態でした。
…と過去形で書いていますが、まだスタートしたばかりであまり余裕がないのですが、もうスタートしてしまったので走るしかないなぁと、自分を上手になだめたりあやしながら頑張って乗り切ろうと思っています。
私は相変わらず「ライスワーク」である現在の仕事を続けていますが、まだ完璧には『生活するお金を得るためだけ』とドラスティックに線引きが出来ていません。
やりがいとかワクワク!を今の仕事に求めたい訳ではないのですが、どうにも「貢献できない自分」「仕事にやりがいを持てない自分」「もっとスキルアップしたいと思えず、他の人との温度差のある自分」に対する罪悪感を持っているようです。
罪悪感…
ほんとうに厄介な感情ですよね。(えーん、えーーん)
昨年、カードをプレゼントしてくれたMさんから「オンラインでカードを引くのでぜひ♡」と声をかけてもらった際に、仕事のことについてカードからのメッセージをもらいました。
そこでいろいろ素敵な事を教えてもらったのですが、その一つが
これしかないという狭い視点ではなく、求人サイトなどを見ることで「知らなかった世界」があることをまず知ること
というものでした。
私には今この仕事しかない!と思ってしまえば、どうしても視野が狭まってしまいますが、私が思っている以上に在宅で県外の仕事なんかもあるんだ!ということに
まずは「気付く」事が大事だ
と教えてもらい、今年に入ってから時々ですが『完全在宅ワーク』の求人をチェックしています。
私は今のマンションに引っ越しを決める前に、必要に迫られて物件情報を見てはいたものの、なんだか気持ちが上向かず、けれど探したことで「気は乗らなくても、ペット可で職場にも通える距離で、私の収入でも生活できそうだ」という事が分かり、飛び出すための心の土台をゆっくりと固める時間が持てました。
その後、突然トントンと今のマンションを見つけて引っ越しを決められたのですが、それも本当に「ある日突然」で、そこまでは物件情報を見ていてもピンと来ていませんでした。
でも、ピンと来る・来ないは別にしても『探し出していた』から、ちゃんと自分にとってのタイミングで物件に出会えたんだと思っています。
今、在宅勤務の仕事を探してはいるものの、今一つ飛び出す気持ちにはなれていないけれど、いざ本当に今の仕事が無理だと音を上げてギブアップしたとしても「条件は変わったり収入が減ったにしても、在宅での求人がゼロではなくてあるんだ!」と知れたことはとっても大きな力にはなっています。
そして、求人を見ている中で諸条件や新しい事に挑戦したい!と思えるまでに熱意が持てていないということは、業務はしんどくとも、慣れ親しんでいる今の職場にいる方がメリットを感じているんだよなぁ…と苦笑いしつつも、そうやってなんとなく続けることができています。
今はまだ飛び出したいと思えるほどの在宅ワークの求人に出会えていませんが(業務内容や収入など)、物件も恋愛も仕事も、きっと『ご縁とタイミング』があるものですもんね。
またチョコチョコと焦らずに求人をチェックして行こうと思います。
* * *
私はずーっと「在宅ワーク」という形で仕事ができたらいいなぁと願っていました。
願ってはいるものの、大企業や進んだ取り組みをしている環境で働いている訳ではないので、そんなのは夢だよなぁ…と思っていたことが、コロナがきっかけで思いがけずに叶いました。
そして実際に、在宅でのフルタイムでの仕事を体験して、本当にこの働き方が私にとってはピッタリ合っていて、すごく理想の形だという事が分かりました。
毎日通勤すること、人に会うことで感じていた気疲れがなくなったこと、メイクや服装などの無理をしなくていい事、ギンちゃん・仁くんを見ながら働けること、好きなお茶などを飲んで気分よく仕事ができる事、余計な雑務が減って集中できること、休み時間を有効に使える事、起きたらすぐに仕事に向かえるので朝起きることへのストレスが減ったこと…
今までは通勤することが当たり前だったので、自分が苦手だと思う事を「頑張ってやっていた」事にも気付かずに
これは当たり前だから
と思っていましたが、在宅勤務をさせてもらう中で、今までどれだけ『私にとってはしんどくてストレスだった』ことをやってきていたのかに気付きました。
今でも在宅勤務を継続できている事には感謝をしていますが、どこかちょっと「当たり前」のように受け止めている部分もありました。
当たり前になると、不思議と感謝よりも不満が目についてきて、ありがとうという気持ちが薄れちゃうんですよね。
私は在宅という働き方が理想だけれど、会社は在宅勤務を「継続してくれている」だけであって、働き方が置き換わったりしている訳ではないのに、出勤のローテーションが少し増えるという連絡が来て、
うーわ、あり得ない!
うーわ、ヤダわ!!
と、ものすごくガッカリすると同時にイライラッという気持ちも湧いてきました。
増えるといっても、月に2回くらいの頻度の出勤日が、週一になる(月4回)でしかないのに、本当に嫌で嫌で「キーーッ!在宅でできてるのになんでローテが増えるのよ!!」と不満ばかりが口をついている自分に気付きました。
もちろん、本音は「完全在宅がいい」なので、月4日といえどそれすら嫌なのですが、改めて今の状況に感謝できることっていっぱいあるんだな、という事を見落としている自分がいて、晩ご飯を食べた後で「感謝できること」と「なぜそんなにも在宅勤務がいいのか」を書き出してみたら、しみじみとありがたさを噛み締める時間が持てました。
希望が通るかどうかは別として、私は在宅勤務希望で、この先は働き方を選べるようになったら嬉しいということを、会社に提出が必要だった「要望書」に書き込んで出すことができています。
意見が言えていることも含め、今のスタイルで働けているって、なんて最高なんだろう!とそれをもっと喜んで
在宅で働かせてくれて、ありがとうございます
って伝えていたっけ??と振り返ったら、希望を伝えるばかりで「ありがとう」「嬉しいです」「本当に理想が叶っていて感激です」という事を言えていませんでした。
ただ「私の希望はコレだから」「私はこうしたい」というばっかりではなく、希望を出すくらい私にはフィットしていて嬉しい事、それを継続させてもらっていることでどれだけ気持ちが楽なのかについて、さらには希望を出せる環境や聞いてくれることに
感謝していることを、ちゃんと伝えたいな
と思いました。
個別で社長や上長と会うことがあったら、当たり前に思っていたけれど、すごくありがたい環境で働けていることへの感謝の言葉を伝えたいと思います。
出社ローテが増えるのは、やっぱり「うーーー」と思ってはしまうけれど、またどう変わっていくかは分かりませんし、やってみてどうしてもダメならば、その時に相談するという選択肢だってありますもんね!
それに「イヤだイヤだ」という方向を見るよりも、私はこの先にどうなったら嬉しくて、どんなローテーションだったら望ましいのか?それを考えたり、そうなったらいいなーという事を描いて、そっちに舵を切って行ける方が軽やかですもんね。
いわゆる「サレンダー」という状態ですが、私はこうなってくれたら嬉しい!そのために行きたい方向を見続けはするけれど、自分だけで決められることじゃない問題だからこそ、身を委ねるしかできないですしね。
改めて今、理想の働き方(業務はしんどいけれど)が出来ていることと、これが続くといいなぁ~と、私がどんな働き方を望んでいるのかを再認識できた、いいきっかけになりました。
嫌だなぁと反応するという事は、掘り下げて見ると自分が大事に思っている事や大切にしたい事が隠れていますし、嫌という事を裏返してみたら感謝が薄れていたことにも気付けたりと
嫌な事にちょっとだけ向き合ったから得られた恩恵
というものを通して、物事って本当に「両面で見れるものだな」と気付くことができたことも収穫でした。
ではでは、とりとめのない自分の記録としての内容になってしまいましたが、今週も明日が最終日!
みなさんもお疲れが溜っていると思いますから、共に明日を乗り切りましょうねーーー。
おやすみなさい。
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