11日の入院生活を終えて、無事に退院・戻ってきました ~やっぱり自分の暮らす場所が最高~
昨日・今日と新潟市はすこぶるいいお天気!
昨日は退院を予定していた日で、朝から先生や看護師さんが「いよいよだねー」「お天気で良かったですよね。雪だと足元も不安定だし。」などと声をかけてくれて、荷物をまとめながら窓の外の朗らかなお天気にホクホクしていました。
看護師さんたちに病棟のエレベーターの前までお見送りしていただき、病棟に入って10日以来に「病棟外」に出た解放感といったら!!
休日のため正面玄関ではなく、夜間・休日通路から外に出ましたが、久しぶりのヒンヤリした風が気持ちよかったなぁ~~。
病院までは妹が迎えに来てくれて、荷物も持ってくれました。(ありがたや)
その後、一旦マンションに寄り、郵便物を確認したり、病院に持っていった荷物を部屋に置いて実家に向かいました。
しばらくぶりに会う「2魂」とは、どれだけどらまっチックな再会になるんだろう…
と、家に帰るまでにワクワクしていましたが、帰ってすぐに私の声に仁くんが気付いて、妹の部屋から勢いよくリビングへ飛び出してきて、尻尾がちぎれんばかりに興奮してくれて、こちらも愛おしさが爆発。
抱っこするとピトッと体を預けてくれて甘えん坊モードで、顔を近づけるとペロペロと舐めてくれました。
ギンちゃんは…というと、妹の部屋のベッドの上でこちらの様子を見ながら待機していたので、「ギンちゃーーん、会いたかった~♡」と、私の方からギンちゃんの横に滑り込むと、グルグルと喉を鳴らしながら体を私に寄せてきてくれて、そのまま5分くらいずっとナデナデさせてくれました。(甘え下手で触られるのが好きじゃないギンちゃんにしてはすごく長い時間触らせてくれました。)
会いたくて会いたくてたまらなかった2魂に会えて、抱っこ出来て幸せ。
昨晩は実家に泊まったのですが、ギンちゃんは足元、仁くんは私の体の右側にくっつくようにして「3魂」で寝ました。
実家には一泊し、朝7時過ぎに妹から送ってもらってマンションに戻ってきました。
しばらく実家に滞在しようか迷ったのですが、長期滞在するには着替え等が中途半端だったり、荷物も出しっぱなしで気になるため、とりあえず一旦戻って片付けることにして3魂で久しぶりのマンションへ戻りました。
なんだかんだいって、私の生活基盤は実家ではなく3魂で日々暮らしている1LDKの賃貸マンションなので、やっぱり「帰って来たーー」と日常を取り戻した感じがしました。
帰ってきてあれこれと病院から持ち帰って来た荷物を片付け、洗濯機を回し、一段落したところで猛烈な睡魔が襲ってきました。
なにこれ??
病院にいた時も、お昼寝いらずで過ごせていたのに??
急いで何かする用事もないので、ギンちゃんと仁くんを従えてベッドへGO!
久しぶりの自分のベッドの慣れた感じの心地よさに、あっという間に夢の中へ落ちていきました。
が…
なんだかとにかく寒い。
ガタガタとする感じで寒い。
嫌な予感がして体温計で熱を測ったら、37度8分で発熱していました。
Oh,No………..
病院にいた時も、術後に数回熱を出していたのですが(熱を出していても特に不調はなく、熱がありますね~という感じでした)、病院から戻ってきてホッとして熱が出たのかな??と、そのままもう一度夢の中へ。
そのままタップリ寝て、先ほど目を覚ました時にはスッキリ!
念のために熱を測ったら、37度3分まで下がっていました。
まだ微熱はありますが、体的な不調はないのでしばらくは熱が出たり引いたりしながらなのかな??と思っています。(前回の卵巣嚢腫の手術の時も似た感じで熱が出たり引いたりしました)
退院する時に、病院の売店で「スキントンテープ」というのを買って帰るように言われていました。
スキントンテープは傷の回復を助けるために貼る、術後のケアテープ。
お値段は400円弱で、これを長さ3㎝位に切ったものを幾枚か重ねて傷の上にペタペタと貼り、シャワーやお風呂の後にはがれてきたら張り替えるだけ。
前回の手術の後も使っていたので、使用方法は分かっていますが、今回は傷の大きさが15㎝程あるのでやはり少しでもキレイに傷跡ケアができたらいいなぁ…と思い、帝王切開経験のあるサトヒーヌから「アトファイン」という傷跡ケアテープの事を教えてもらい、術後の傷のサイズ的に「Lサイズ」を買えば良さそうだったので、昨日の病院からの帰り道にドラッグストアに寄ってみたのですが、お店での取り扱いがないと言われちゃいました。トホホ。
私の暮らすマンションの近くには、系列の違うドラッグストアがいくつもあるので、術後の癒着予防もかねてテクテク歩いて傷跡ケアテープを探しに行ってみようと思います。
(ネットでも買えるのだと思うのですが、手軽に近くで買えると便利ですもんね!)
術後の経過はすこぶる順調だとは思いますが、やはり痛みがあります。
それと、なんとなーーく寂しい感じ(喪失感??)があるのも事実。すごく思い入れがある訳じゃないのに心もとない気持ちというか、どこかスーーッと心が寂しいような気持ちになる事があります。
これはきっと、病院というスペースの中でどうしても気持ちがネガティブになりがちな事や、一人であれこれ余計なことまで考える時間があったから…に起因しているもので、しばらくすればなくなると思うのですが、こんな時は
そう思っている自分を無視せずに、一緒にその気持ちを感じて、それをどうしてほしい??と私のリクエストに応えてあげて、自分をゆっくり元気にさせていく大事な時間
だと思っているので、のんびり気持ちに寄り添っていこうと思います。
すごく落ち込むとか、すごく寂しいとかではなく、季節が夏から秋に変わる時のような「どこか物悲しい」というような感じなので、基本は元気なんですけれど、ね。
そうそう、今の私の傷の痛みはこんな感じです。
・傷口そのもの … ほぼ痛くない
・傷の下側 … 術後の内出血なのか、青~黄色に変化して腫れている(痛みあり)
・傷の上側~おへそのあたり … 痺れるような刺すような痛み(触れたり触るととても痛い)
・傷の右側 … 痛みはほとんどなし
・傷の左側 … 痺れと時折差し込むような痛み
という感じで、病院にいた時にしばらく感覚がなくてびりびりした感じだなぁ~と思っていた所が、そのまま痛みを感じるようになったようです。
術後すぐは何かにつかまって「えいっ」と踏ん張らないと起き上がれなかったのですが、今は横向きになって腕に少し力をかけて痛みを感じないようにして起きれるようになりましたし、早歩きはできないものの、歩くことにも不自由はありません。
ただやはり、まだ歩いている途中でツキツキと痛みが出てしまったり、膀胱や腸といった内臓が今までは子宮に押されていたのに、子宮がなくなる事で体内で一生懸命に調整しているのか、腸が動いたり膀胱に水が溜まってくると「アウッ」とお腹を押さえてしまうような痛みが出てしまいます。
ピリピリした感じ(痺れた感じ)は、手術の際に神経も切っているので人によっては神経痛のようになる人もいる…と言われていますが、1~3カ月くらいで落ち着くと思うので様子を見て我慢せずに痛み止めを上手に使っていいと言われているので、また少ししたら変化があるんだろうな~と、あまりに我慢できないようなら痛み止めを飲むことにしています。
なんだかんだいって、やっぱり「自分の暮らす場所」に戻ってきた安堵感と解放感はやっぱりすごく大きいものですね~~。
安心して緩んだ途端、猛烈な眠気が襲ってきたりと、知らずに気を張っていたんですもんね。
今日はこのままマンションで過ごす予定だったのですが、実家の母が「手巻き寿司」「お取り寄せした豚丼」などなど、食べにおいでーー、家事は無理せずに泊まりにおいでーーー、と呼ばれているので、仕事を終えた妹が車で迎えに来てくれるという言葉に甘えて、また実家に戻る予定にしています。
実家にそのまま滞在でもよかったのですが、一度マンションに戻って荷物を整理したり一息付けて、なんというかホッとしました。
やっぱり「日々の生活をする場」って安心感が違いますし、非日常ではなく日常を取り戻した感じに、少しずつどこか心が寂しいような気持ちが癒えていくんだろうなぁと思います。
はーーー、やっぱり「お家最高!!」。
無事に退院して、いつもの場所でいつものようにお茶を飲んでいる時間が幸せだ!!とニヤニヤしているおまみーぬです。