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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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【ココロノマルシェ】納得のいかない別れ、無理矢理忘れようと蓋をしたところが執着になっているのだと思います。

あれ? このポーチのお仕事 まだ続くんですか??

こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。

何年も前の何かの雑誌の付録だったたっぷりサイズのがま口ポーチは、数年来の「生理用品」を持ち歩く際のポーチとして活用していました。

今回の手術の後は生理用品が不要になるので、このポーチはもう「今までの用途」から業務終了となるなぁ…と思いきや、入院のしおりを見たら「夜用・昼用ナプキン×3セット持参」と書かれているではありませんか!

ということで、最後のお仕事をしてもらい入院先にも持ち込みました。

幸い、術後の出血は軽微なため、本当にこのポーチの今までのお仕事は終了となりそうです。

今までありがとう

今までありがとう!

個人的にとても好きな色合いなので、この後はどんな仕事を担当してもらおうか??と思案中です。
私の「毎月のお供」だったポーチの事をご紹介した後は(注:誰にも頼まれていない前置き)ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

つい2週間ほど前、4ヶ月ほど付き合った彼と別れました。
それから、空虚感が凄いです。
彼から連絡が来てないか、彼は元気にしているか、彼にとって私は何だったのか。気になって頻繁にLINEを確かめてしまう自分がいます。

ただ、彼は優しい方で、私が押せ押せで流れで付き合ったところもあり、頻繁な喧嘩、破局復縁を繰り返したなかで「本当は好きじゃなかった」とまで言われたところもあります。
優しいところや、当時頻繁に会っていたから惹かれたのだと思いますが、趣味、生活リズム、価値観が合わない部分も多く、たとえ復縁したところで上手くいかないんだろうなあと思います。
例えば彼の仕事柄クリスマス、年末年始が会えず、その間連絡もほとんどなく、忙しく大変な彼を理解したいと我慢もしましたが、あまりにも連絡がなく、「ここに行ってた」と後日談で言われたLINEが私の家の近くだったとき、遊びに行く暇はあるのに会いたいってならないんだ・・・と怒りを覚えたこともあります。価値観の違いは沢山感じました。
私が白黒はっきりしたいタイプなため、「会えないとしても、好きな相手に連絡もないのはおかしい。別れるならもうはっきりしましょう」と我慢の限界が来て、年末に結論を迫った結果、別れた次第です。
その際に「私にはあなたが必要じゃなかった。一緒にいる未来が見えない。」と言われ、その言葉の重みに辛さを味わいながら、返す言葉もなく別れを受け入れた次第です。

しかし、年が明けたらこれをしようねと未来の約束をしたことや、楽しかった思い出を忘れることが出来ず、未だに苦しんでいます。
無理矢理思い出の写真を消したり、連絡先を消したりしましたが、苦しんでいる現状で、納得のいかない別れ、無理矢理忘れようと蓋をしたところが執着になっているのだと思います。

その中で
・私は彼を愛していたのではなく、絶対的に肯定してくれる存在として「彼氏」という存在が欲しかったこと。
・周りに彼氏がいるのに自分にはいないコンプレックス
・学生時代にモテることがなく、恋人がいなかった過去がコンプレックスになっている(見た目が可愛ければ愛されるという考えがあり、整形もしています。容姿へのこだわりも凄いです。)
・友だちと仲違いすることも多く、一人が寂しい・否定されることに耐えられない
ことに気づきました。

今は復縁したい、新しい恋人が欲しいという感情はなく、この苦しみから解放されたいと思いでいっぱいです。
何か助言頂ければ幸いです。
ご相談:すおさん

すおさん、こんにちは。
お付き合いしていた好きな人の手を離して、まだ2週間。
失恋で出来た心の傷は、きっとまだジュクジュクと痛みがひどい状態ではないでしょうか?

> 空虚感が凄いです。
> 彼から連絡が来てないか、彼は元気にしているか、彼にとって私は何だったのか。気になって頻繁にLINEを確かめてしまう自分がいます。

すおさんが彼の事を嫌いになって手を振りほどいたのではないのですもの、気になりますし、願わくば彼から連絡が来ていて欲しい!と思ってしまうのは、仕方のない事だと思うんです。

「お別れしましょう」

そのたった一言で、悩みがあったり葛藤があったりしつつも「彼の特別な存在」だった自分の場所がなくなり、当たり前のようにできた連絡が出来なくなるんですものね。
ほんと、恋が終わった時の途方もない悲しさや、深い穴に落ちたような気持は言いようがないものです。
一瞬で毎日の色が変わったみたいになるんですものね。
味気なく単調で、私って恋をする前はどうやって暮らしていたっけ??とすら思うくらい世界が変わって見えることだってあります。

お付き合いする中で色々ありながらも、「私の彼」という大好きな存在が隣にいてくれたのに、もうその人はいなくて、何かあったらふと送ることが出来ていたLINEのやり取りが終わってしまうこと。
彼と出かけた場所や、一緒に食べたもの、下手したらコンビニで買ったアイスを見ても泣けてくる…

別れって楽しいものなんかじゃなく、身を切られるような寂しいものですもの。
悲しさ、情けなさ、答えが分からない「なんで?」「どうして?」の迷路の中でグルグルする時間に飲み込まれた感じがして、虚しさでいっぱいになるものです。

失恋すると、心ってとっても傷付きます。

すおさんは転んで擦り傷を作った経験はありませんか?
傷が大きいとそれはしばらくジクジクと痛みますし、酷いときには化膿してしまいお医者さんに通って治療や投薬が必要になることだってあります。
すごく軽度な擦り傷であっても、ヒリつく感じがしばらく違和感として続き、お風呂に入る度に「ヒッ!」と声をあげてしまいます。

失恋で心に負った傷も、同じようにしばらくジクジクと痛みます。

擦り傷ってなんだかんだと治るまでにはちょっと時間がかかりますよね。
よくなってきたと思っていたのに、衣類にぶつかってかさぶたが剥げてまたジクジクしたり…

失恋で出来た心の傷も、擦り傷と同じように「すぐに」痛みや悲しみが消えてくれることはないけれど、段階を経て少しずつ良くなっていきます。
けれど時折、かさぶたが剥げたように「イタッ」と悲しみに襲われたり…ということがあっても、その痛みは擦り傷が出来た時と同じではなく、徐々に徐々に、恋が終わったことに自分が順応していけるようになります。

とはいえ、悲しみや空虚感の中にいる時には希望なんて持てないんですよね。

本当にこの悲しみから抜け出せるのかな?
また私は誰かと恋愛できるのかな?
あの人以上に好きになる人なんているのかな?

いろんな気持ちが湧きあがっては泣けてきて、きっと本当に苦しく寂しく悲しい時間を過ごしていらっしゃると思います。

でも、これだけは言わせてください。

悲しみの底にいても、本当に本当に少しずつ日常を楽しめる感覚は取り戻していけます。

今はまだ、しばらく悲しみに寄り添ってあげてください。

私は仏教徒ではないので宗教的な意味については詳しくないのですが、大切な人を失った後で「49日」という期間が設けられていますよね?
この期間は無理せずに悲しみの中にいる時間とも言われていますが、期間にしておおよそ1か月半は、喪失を体験した後で「頑張れない時間」なのかもしれません。

すおさんはお別れしてからまだ2週間ですもの。
絶賛・悲しみと嘆きの中にいる真っ最中でおかしくない時期です。

誰かに今の胸の内を吐露して聞いてもらえていますか??
悔しいよ、悲しいよ、どうしてよ!!と、ワンワン泣き叫ぶ時間はありましたか??

失恋は前向きで嬉しい体験ではありませんから、どうしたってネガティブで苦しい思考の沼に落ちていくものです。
ひとりでいることがしんどければ、お友達を頼ったりしてみてくださいね。
また、思いっきり涙を流すと心が少しだけ軽くなる事もありますので、泣ける映画や本を読んだりして思いっきり泣いてみる事も助けになってくれるかもしれません。

それから、体を動かすと鬱々とした気持ちを切り替えることが出来ることがあります。
体育館やジムなどでエアロバイクのようなものを全力で一心不乱に漕ぐ、少し広い場所でダーーッと全力ダッシュしてみる、YouTubeなどでアイドルのダンスを真似て全力で踊ってみる、といった「ちょっとした運動」も気分をリフレッシュさせてくれれますので、あまりに鬱々としんどい時には気分転換としてオススメです。

> 年が明けたらこれをしようねと未来の約束をしたことや、楽しかった思い出を忘れることが出来ず、未だに苦しんでいます。
> 無理矢理思い出の写真を消したり、連絡先を消したりしましたが、苦しんでいる現状で、納得のいかない別れ、無理矢理忘れようと蓋をしたところが執着になっているのだと思います。

未来の約束って、キラキラしていて本当に楽しみなものだったと思います。
同じように、楽しかった過去もずっとそこでキラキラして見えますよね。

失恋の大きなつらさの1つは「この先の未来が描けない」ということ。
別れてしまったから、そこで彼と同じ未来を見て、歩いていくことが出来ないんですものね。
そして振り返ると、そこには楽しかった日々や大好きだった人との時間が残っていて、その落差に愕然とするんですよね。

すおさんを苦しませている「未来にやりたかった事」「彼と約束していたこと」「過去の楽しかった忘れられない時間の事」を、もしもすおさんのお友達に話すとしたら、どんな風に言葉にして伝えるでしょうか??

例えば「来月オープンする新しいカフェに行く約束、すっごく楽しみにしてたんだよね」という言葉を、すおさんがすおさんのお友達が泣きながら話して来たら、どんな言葉をかけてあげますか??

そっか…
すっごく楽しみにしてたんだね。
それじゃ、カフェを見るだけで泣けちゃうよね。
ヨシヨシ、まだ辛すぎるよね。

というように、その思いに寄り添ってあげるのではないでしょうか?
そう言って、目の前で泣いているすおさんをギューーッと抱きしめたり、その背をさすったり、おいしいものを差し出したり、あたたかいお茶を準備したりと、少しでも癒してあげようとするのではないでしょうか??

そんな風に、すおさんの痛みや悲しみに、すおさんが優しくしてあげてください。
文字通りにギューーッと自分を包むように抱きしめて「つらいよね。分かるよ。」って言ってあげてください。

そして一緒に泣いたり、湧き上がってきた感情に共感してあげて、呪詛も泣き言も、心の中に溜まっている色んな感情を解放していってあげてください。

吐き出しながら、泣いて、怒って、また泣いて…とやっているうちに、少しずつ心が軽くなっていくと思いますから、その悲しみに無理やり蓋をせずにいてあげてください。

苦しいからと、「ムリに平気になろうと」するのは、自分のためにやめてあげて欲しいなって思うんです。
悲しい気持ちを認めてあげて、分かってあげて、どこまでも寄り添ってあげてください。
立ち直る力がないくらい傷だらけなのに、一番側にいる人に「立ち直って!!」と無理矢理立たせられてしまったら、すおさんはどこで泣くことができるのでしょうか??

今の時間は、思いっきり悲しみに浸っていい時間です。(辛いけれど、ね)

人って本当に不思議な事に「哀しみ続ける」という事にも疲れるんです。
続けるって熱量がいるので、ある程度悲しみ続けるとどこかのタイミングで、フッと「もう悲しみ尽くしたよ…」と浮き上がれるんです。
だからこそ、無理して自分を叱咤激励して「早く歩き出さなくちゃ」と、傷を見ない振りして頑張らせるよりも、自分の悲しみに寄り添ってとことん悲しみに浸る方が、より早く悲しみの沼から抜け出せたりします。

> 今は復縁したい、新しい恋人が欲しいという感情はなく、この苦しみから解放されたいと思いでいっぱいです。

失恋した時の痛みや苦しみは、本当に早く抜け出したいものです。
だってとってもしんどいんですもの。
けれど、やはり「傷」ですから、治っていくまでにはどうしてもある程度の時間が必要です。

別の方へのココロノマルシェのお返事でも少し書かせていただいたのですが、人は「喪失」という体験をすると、とても混乱します。
現実として中々受け止められなかったり、突然ガケから突き落とされたように感じて途方に暮れたり、日常の生活がままならなくなることだってあります。

そして、失恋というのは「死」と似ている部分があると思っています。

なぜならお別れすることで、その人とはもう会えなくなり、関わることが出来なくなります。
それまでの日々に未来がなく、全てが思い出に変わります。
二人の関係が「死」んでしまったかのようになるのですから、実際の「死」と全く同じではなくとも、死に対する心のプロセスと似たような心の揺れ動きがあります。

明日から何を希望にしていったらいいんだろう?
前みたいに笑える日は来るのかな?
このどうしようもない苦しみが収まる事はあるのかな?

悲しさとぽっかり空いた心の空虚感に支配され、押しつぶされそうな時間がずっと続くんじゃないかと思うと、不安になりますしゾッとします。

ここで「喪失後のプロセス」についてお届けしたいと思うのですが、これは失恋時にも当てはまるものが多いと個人的に思っています。
耐えがたく絶望が深い「死」であっても、必ず乗り越えることが出来るものだと言われていますから、愛する人を失った後の悲しみや苦しみがどう変化していくのかということを知る事で、この悲しみから抜け出すことが出来るんだ!!と思ってもらえるヒントになればと思い、ご紹介させていただきます。

1)否定・拒絶
こんなはずない!!嘘だ!と、現実を受け入れることが出来ない状態

2)悲嘆・パニック
別れが現実のものだと理解し、嘆き悲しんだり取り乱したりします

3)受容
押し寄せる悲しみに泣けるだけ泣いた後で涙が乾き、少しずつ現実を受け入れようとします

4)理由探し
別れたことを受け入れはしますが、なぜ別れることになったのだろうか?何が原因なのか?と理由を探しをして心が揺れ動く時期
(※場合によってはあの人が悪かったから!などと責任転嫁したくなる時期です)

5)リバウンド(揺り戻し)
もう大丈夫だ!と思った矢先にやっぱりダメだ…と泣いたり、冷静になったと思ったら取り乱したりと、別れを受け入れたはずなのに振り出しに戻ってしまったような気持ちを感じます

6)気持ちや意識の変化
悲しいけれど、でもしょうがなかったんだよね…などと考えたりすることが出来るようになります

7)行動の変化
前を向けずに過去を振りかっえってばかりいた自分が、新しいことを始めようと思えたり、出会いを紹介されたら「会ってみようかな?」と思えたりするようになります

8)回復期間
思い出すとチクリと胸が痛みますが、心も体も以前より元気になっていることに気付きます

9)転機・日常
新しい出逢いがあったり、本や周囲の人からの言葉に刺激を受けたりする事で心に転機が起こり、自分らしい日常を取り戻していきます

大切な存在や愛着のある存在を失った後の私たちの心は、このような流れで時間をかけて回復していきます。
あくまでもこれは「回復プロセスの例」であって、この通りに順調に進むのではなく、次のステップまで進んだと思ったらまた後退して…というように、一筋縄ではいかないものです。

残念ながら、今日飲んだら明日には失恋の悲しみが癒える特効薬のようなものがないので、やはり少しだけ時間が必要にはなっていきますが、すおさんが今抱えている「失恋の痛みや悲しみ」は少しずつ少しずつ、癒えていくものですから、その渦中にいる時間はどうしようもない時間として

頑張らずに自分を甘やかして時間を過ごし、無理して何かを頑張らずに、傷をただ手当てする時間

を過ごすことが出来ますように。

こんなにも自分を責めたり顧みたり、空虚感でいっぱいなのは「それだけ彼の事をちゃーーーんと愛した」という、すおさんの愛の証拠でもあると思うんです。

簡単に忘れられないくらい、一生懸命恋をしたことって、とっても素敵な事です。
残念ながら望ましい結果にならず、お付き合いの中で彼から聞きたくない言葉も貰ってしまったとはいえ、すおさんなりに精一杯のやり方で、この恋に向き合ってきたはずです。

この悲しみも痛みも、大好きな人がいて、その人にがっぷり乙で向き合った証ですものね。

> 「私にはあなたが必要じゃなかった。一緒にいる未来が見えない。」と言われ、その言葉の重みに辛さを味わいながら、返す言葉もなく別れを受け入れた次第です。

彼の言葉には、ちょっとだけ言葉が足りていないような気がします。
足りていないのは「今」という言葉です。

「今の」私には、残念だけれどすおさんが必要じゃなかった。
「今は」一緒に居る未来が見えない。

人の気持ちは、良くも悪くも変化するものです。
その時々で必要に思えない事もあれば、必要だった時期もあったでしょう。
タイミングなんかも関係してきますし、この言葉はあくまでも「その時(今)の彼」が思ったという言葉であって、これまでの二人や、すおさんそのものを否定しているものではないと思うんです。

最後に何かの本で読んだ言葉をノートにメモしていたのですが、出展が分からず…ですがご紹介させていただきます。

別れた人は、次の人への案内人

大好きだった人と別々の道を歩くのは、しばらくの間本当に苦しいけれど、でもきっとこの恋で楽しい気持ち・幸せな気持ちもいっぱい味わえたと思うんです。
恋って素敵なものですよね。
ぜひまた恋をしたくなった時に、次なる素敵な人と幸せな恋愛をすおさんが楽しめますように。

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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡

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私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。

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