私、を見失わないように。
私の住む北国は、まだ春の便りの桜は芽を色濃くして膨らんでいるだけで、咲くまでにはもう少し時間がかかりそうです。
昨日から4月になったものの、天気予報で「季節外れの寒気」という言葉の通り、今日はガクガクと震えるような寒い風が吹き、仕事終わりに小さな雪が降りだしてびっくり。
積もるものでもなく、その雪は名残惜しそうに短時間だけ降りましたが
春の雪って、なんか幻想的ですよね。
県外に住む、仲良しの女友達からの少し久しぶりのLINE。
新元号発表があって連絡しようかな?って思ってたけど
マミコにとってあんまりいい思い出のない日だから、1日遅らせたよー
と書かれていた文字を見て、最初は「?」と思ったけれど
そういえば… 私はエイプリルフールである4月1日に、当時の旦那さんから突然「離婚したい」と言われたんだった…
どうしよう…
すっかり忘れてた!!!
去年の今頃は、まだ色んなことを決めきれずに悩みがいっぱいあった春だったのですが、もう遠い過去のような感じがしています。
あんなに執着していたのが嘘のように、辛かった過去もぼんやりと角が丸くなっていき、
なんか色々あったよねー
とクスクス笑いをしながら話せる『私が通り過ぎてきた道』に変化していることが、とても嬉しい。
ギ、ギクッ(← 図星)
ほら、なんていうの???
いろいろしがみついたりウダウダしたりしたけれど、それを振り返った時に「何であんなことしたんだろう?」って後悔したり、消したい過去にすることもできるけれど、あんな事もあったけど、乗り越えて偉い&だからこそ今の私があるんだよねー、と自分で自分を認めてあげる方が、私にとっては馴染みやすいし、気持ちよく感じられるんだよね。
物事は自分が見たい角度で、どんな風にでも見れるのであれば
過ぎ去った過去も、自分にとって都合よく解釈した方が幸せだし、ね。
仁くーーーん、ありがとでち♡
私は神様ではないから、不完全な部分が山ほどあるけれど
その不完全さゆえに、魅力があり、個性があるんだよね。
個性と同じように、私にはいくつかの長所があって
動物が大好き!ということや、優しさや思いやりを持てることや、打ちのめされても希望を捨てられずにいる健気さとか…(書いていてなんだかくすぐったい気持ちになってきちゃったので、長所公開はこの辺でおしまい)
そして長所もあれば短所もわんさかあります。
自分をいじめてしまうクセがある事、人と自分を比べてしまう事、キチンとしなくてはと自分に完璧を科そうとすること、クヨクヨする事、3日坊主なことが多い事…
短所がない人なんていないし、短所があることは決して悪いことではないんですよね。
だけれど、私達は「より成長したい」と向上心があるからこそ、自分の中であまり好ましく思えていない個性をなくそうと躍起になってしまうんですよね。
短所を見たときに「ふむふむ、ここが私の弱点かー。こんなクセがあるのね」と思うだけで済ませられればいいけれど
欠点は自分にとっては好ましくないからこそ、徹底的にそれを見てアラを探してしまい、自分をいじめる結果になることが多くあります。
長所も短所も、その人特有の個性、魅力なのに、ね。
長所はさらに磨けばいいし
短所や自分の弱点は、優しく愛でてあげればいい。
自分自身とは一生のお付き合いです。
かけがえのない自分自身と、これからも一緒に生きていくのであれば
これから「幸せ」をたくさん感じていけばいいんですものね。
今までいっぱいいっぱい自分を傷つけ・虐めてきたとしても
弱点や短所を優しく愛でながら、自分の輝く個性を伸ばしながら
ここからスタートすればいいだけ。
はじめのうちは、何だかうまくいかないことが多くても、
それでも自分を諦めなければ、ずっと付き合っていく「自分」を少しずつ愛しく思えるようになれていきます。
ずっとこじらせて自分を嫌っていた私でも
少しずつ「私っていいかも」「私っていいなー」とニッコリと自分を抱きしめることができるようになりました。
新年度もスタートして、始める!というのにはピッタリの季節ですよね。
自分を優しく理解し、暖かく包み込んで、ちょびっとずつ仲良くなる。
そんな一歩を踏み出してみませんか?
半歩だっていいし、時には足踏みしてもいい。
何なら途中で寄り道しても、休憩してもいい。
だって、私たちは幸せになりたくて、
自分を好きになりたくて自分をいじめちゃうんだもの。
そんないじらしくて可愛らしい自分を、今日は両手でぎゅーっとハグして
自分に優しく声をかけてあげてみませんか?
いつもありがとう、私。
これからもヨロシクね。
自分自身をいつだって、愛してあげられるように
私もあなたと同じように、自分のためにできることをゆっくりと積み重ねていこうと思います。
今日はうーんと寒かったから、明日はあったかいといいな。
私らしい夢を、あなたらしい夢を見れますように。