何もしないこと。根拠を探さないこと。
世間一般では新年度、そして月曜日の朝。
私は平日は普通の会社勤めをしていますが、やっぱり月曜日の朝は憂鬱な気分。
今月はピンチヒッターのような仕事を頼まれてしまい、
今朝から急に重いリュックを背負わされたような、なんだか心に小骨がつかえているような、どんよーりした気持ちがなかなか手放せずにいたので、
よし!気分転換!!
サクラの香りのバスタブレットを入れて「お花見気分のお風呂に入ろう!」と準備しましたが
ふんわり桜餅のような香りがただようバスルームの湯気に包まれても、なんだか心がささくれたような気分は消えていってくれません。
うーん。
こんな時は…
必殺・何もしない!
ということをしようと思います。(あれ?なんかおかしな日本語ですね)
動く体力・気持ちが乗らない時にもがくと
自分がイライラしたり、うまくいかずに空回りして落ち込んだりしてしまいがちです。
だから、なんだか自分でモヤモヤしている今日は、それが何か?を掘り下げたり気持ちを無理矢理に切り替えようとせず
こんな気分もあるよねー
と何にもしないことにしました。
心の中がモヤがかっている時に思い出すのは
心の中のコップのたとえ話です。
心の中のモヤのようにコップの中は泥水が入っていて、それを澄んだ水にしたい…と願っている時、何をしたらいいか?というような例え話なのですが
どうしても躍起になっている時や、そのモヤの原因が分からず早く白黒つけたい時は、コップの中をグルグルとかき回したり、いじってしまいがちです。
かき回したりいじったら、泥水はどうなるでしょうか?
うーんと暴れて水全体に泥が混じり、澄んだ水になるどころかより一層濁ってしまいますよね。
一刻も早く楽になりたい、気持ちをスッキリさせたい時、私達は「何かしないといけないのでは?」と思いどうしてもがむしゃらに動こうとしてしまいます。
それはまるで、コップをかき混ぜているのと同じことです。
こんな時に1番大切なのは、手を止めて待つこと。
何もせずに心を静めてただただ、待つ。
そしてその「待つ」ということが、1番難しかったりするんですよね…
自分の気持ちを満たす方法をいくつか試してみても、
なんだかしっくりこない時、何となく気持ちが波立っている時は
何とかしようと頑張るよりも、何もしないことが気持ちを凪にしてくれる近道だったりします。
だから今日の私は、何もしないことを頑張る!ことにして
モヤモヤの原因を突き止めて何とかするよりも、
あったかいお茶を飲んで、ギンちゃんや仁くんとイチャイチャして「モフモフの幸せ」を注入してリラックスしようと思います。
頑張り屋さんのあなたは、いつだって一生懸命に前を向いたり
自分の心が少しグレーがかった時に、何とかしようと力んでしまう、愛すべき「努力家さん」。
あなたはいつもいっぱい頑張っています。
だからちょっとだけ、何もしないで体の緊張を解いて
緩んであげることが「また頑張るための秘訣」だったりします。
疲れている時は、無理をしない。
それも自分を愛し、大切にすることの一つですものね。
頑張らない私には価値がない??
モヤを抱えて解決できない私はダメ???
ううん、そんなことないからね。
頑張らなくても価値はあるし、モヤモヤしていてもいいんだから。
そんなあなたに魔法の言葉を。
それは『何でか分からないけど』という言葉。
「何でか分からないけれど」私はスゴイ!ってことにする。
「何でか分からないけれど」私は魅力的!ってことにする。
「何でか分からないけれど」私は価値がある!ってことにする。
「何でか分からないけれど」私は既に素晴らしい!ってことにする。
そう!
何でか分からないのに、スゴイ!!
私は時々、自分にこんな言葉をかけてあげて、思わずクスリと笑っています。
モヤモヤを抱えて、何にもしない今日の私だって
「何だか分からないけれど」最高だ!ってことにして、今日はちょっとだけ早くベッドに潜り込もうと思います。
おやすみなさい。優しい夢があなたと私を包みますように。