【ココロノマルシェ】何をどうしたらいいのか、どこからピースを繋ぎ直したらいいか分かりません。
こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
小さな頃から「歯磨き」に慣れて欲しいと思ってトライするものの、どうにも歯磨きが苦手な我が家のきょうだい。
赤ちゃん用の小さなヘッドのブラシから、360度に毛がついた丸いタイプのもの、軍手型で直接歯に触れてケアするタイプからガーゼタイプ…とあれこれ試していますが、未だに上手に口全体を磨くことはできません。
が!
毎日全部が磨けなくとも、磨けるときに少しだけでも「磨かないよりはいい」と獣医さんも言っていましたので、最近は指サック型でササッと数こすりを目標にして歯磨きをしています。
ネコちゃんは特に歯磨きが苦手な子が多い…とは聞いていますが、嫌いにさせない程度にコツコツと続け、できるだけ歯を残してあげられるようにケアしていきたいものです。
不満げに歯ブラシを見つめる我が家のイケメン・ギンちゃんの姿をご紹介した後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
・両親の尊厳を傷つけるようなことを言ってしまい実家と疎遠
・夫とは会話がなく、生活費も入れてもらっておらず
・体が動かない(朝最悪の気分で目覚める)なか、仕事ではボロボロ
・5歳の息子をネグレクト?してる気がする。育て方がわからなくなっている。
・友人も離れて行ってしまって話す人がいない
・せっかく夫と本当の家族になれそうだったのに、穏やかな幸せが手に入りそうだった瞬間に怖くなって(境界性パーソナリティ?)幸せを散々にぶち壊すようなことを言ったりしたりしてしまった。
・こどもをアダルトチルドレンにしてしまった、責任を感じる、死にたい。
と言った感じです、、どこからピースを繋ぎ直したらいいか分かりません。
私自身は統合失調症の服薬を行っています。
ご相談:あいさん
あいさん、こんにちは。
今のお気持ちはどうですか?
お子さんへの責任から死にたくなってしまうような気持ちはまだ続いていますか?
私は子育てを経験したことがないので、病気を持つ・持たないをのぞいても「子育て」をしている全ての人をすごいと思っています。
子育てで得られる喜びや深い愛情は、きっと何ものにも代えられない大きなものだろうと思いますが、それと同じくらい葛藤や悩み、向き合い方や罪悪感や戸惑いをいっぱい抱えるものでもあると思います。
子どものいない私が思う「子育て」というだけでも大変な事がいっぱいだと思うのに、そこにあいさんご自身の病気の症状と向き合いながらの子育てとなれば、その大変さはどれだけ大きなものなのでしょう?
お悩みの中で「実家と疎遠」「夫との関係も冷え切っている」「友人も離れて行ってしまった」と書かれていましたから、周囲に頼れる人や相談できる人がいない中で奮闘されているのですものね。
全部を一人で抱えているのですから、ますます苦しいものですよね。
体が動かない中でも、お子さんとの生活のために働かれているのですよね?
鞭打って頑張ってヘトヘトになって…
病気がなくともこの状況では頑張るにはしんどいものだと思います。
ヘトヘトで体が動かないくらい疲れきっていたら、お子さんに愛を与えてあげたくても「力が残っていない」のではないでしょうか??
5歳の息子さんとのことですから、まだお母さんであるあいさんのサポートが沢山必要で手がかかると思いますから、ネグレクト…になりかけている事を責める気持ちを一度横に置き、今お子さんのためにやれている事をちゃんと評価しながら(ハードルは決して上げずに)、
お子さんを思いやれる自分になるために、あいさん自身の安心を確保できる道
を探すのがきっと大事なのだと思います。
そのためには、きっとサポートも必要で、何もかもを一人で背負ってしまったら潰れてしまいます。
本来ならば旦那さんやご両親に助けてもらえたらいいのですが、それが難しい場合は「行政」を頼って見ることも、あいさんの負担を楽にするために何か手を差し伸べてもらえるかもしれません。
あいさんは「統合失調症」の服薬をされていると書いてくれていますが、主治医の先生からはどのように言われているのでしょうか?
ここで書いてくれたようなあいさんの気持ちを、先生には伝えられていますか?
私は専門医ではないので、病気に関するサポートや手助けができませんが、精神疾患ですから専門医でしっかりとした治療やリハビリ、サポートを活用して生活を立て直していくことが何より必要な事だと思います。
お薬の力であったり、それぞれの経過や症状に応じて対処の仕方や病気との付き合い方もあると思います。
お子さんを育てるという「大きな仕事」をしているのですから、今抱えている不安や子育てを含めた日常のサポートを受けれるかどうかも含めて、主治医の先生とよく話し合われてください。
統合失調症という病気を持っている・いないに関わらず、過労・自責・不安・孤立・不眠といったストレスがかかる状態は「頑張る」力を奪うものです。
感情が大きく揺れれば、もちろん病気にも影響してしまい「悪循環」に繋がってしまう事も予想されますから、
・お子さんへの責任を感じる、死にたい
・どこからピースを繋ぎ直したらいいか分からなくなっている
という事を、次回の診察時に先生に相談されてみてくださいね。
また、保健師さんなどに話を聞いてもらえているようであれば、それらの専門家の方に「SOS」を出して、使えるサービスなどを教えてもらって、少しでもあいさんの『心の負担』が減り、安心できる環境を整えられますように。
すでにご存じでいらっしゃるかもしれませんが、医療機関以外で病気をサポート・ケアしながら生活を作っていくための助けになる物がありますのでご紹介だけさせていただきます。
●精神科リハビリテーションでのデイケア
●生活・機能訓練(自立訓練)
●地域活動支援センター
●福祉ホーム、グループホーム
●精神障がい者保健福祉手帳の交付
これらはきっと病院の先生や、保健所などに連絡をすると詳しく教えてもらえると思いますから、ひとりでどうにもならない状態であることを話して、適切な支援をしてもらいながら、少しずつ元気を取り戻して行かれますように。
厚生労働省のホームページには「相談する・支え合う」と題して、サポートになりそうなものを紹介していましたので、すでにご存じかもしれませんが、改めてこれらを見て見られるのもいいかもしれません。
病院を通じてになると思いますが、患者会・家族会といった、同じ病気を抱えている人同士の繋がりから、適切な支援や病気と付き合いながらの子育てに関するヒントやアドバイスなどをもらえることもあるかもしれません。
とにもかくにも、信頼できる病院であればそこであいさんの現状を分かってもらい、薬や治療計画と合わせて助けになる物を紹介してもらえますように。
病院との相性が…というのであれば、病気を治療していくためにも信頼できる先生に出会えるように病院を変えて見るのもいいかもしれません。
そのために、保健所や精神保健福祉センターなどで相談されてみてくださいね!
病気を抱え・向き合いながらの子育てですもの。
ケアを受けながら、お子さんをケアしていければいいのですから、どうぞ一人で抱え過ぎずに受けられる行政支援を使いながら、あいさんを立て直すための道が拓けますように。
病気を持っていなくても、子育てには様々な悩みや葛藤がある物だろうと思いますから、いわゆるワンオペ育児でボロボロになってのお仕事も抱えて…本当によくやっていらっしゃると思います。
出来ない事が沢山あるのが「不完全な私たち人間」ですから、出来ている事を褒めながら病気が少しでも良くなるように治療をしながら、あいさんが心身ともに安心できる『余裕』が持てるように祈っています。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。