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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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おかえり、仁くん。手術までの期間を少しでも楽に過ごせるようにしようね!

みなしゃん!ただいまでちーー。 仁くん、昨日の夜にお迎えしてもらって お家に帰って来たでちよー

昨日は本当に珍しくバタバタしていてご報告が遅れましたが、仁くんは昨晩「退院OK」の連絡をもらい、お家に帰ってこれました~。

夕方まで先生から連絡がなかったので、もう一泊入院なのかも…としょんぼりしつつ、夜に面会に行くために仕事を慌ただしく片付けていた中で、先生からの電話。

3日間の点滴と強めの利尿剤、酸素室で呼吸を補助していた効果が現れ、心配していた「肺水腫」を起こしてしまう可能性が高い「波形図」が大分緩やかな差になってくれたことから、一度お家に帰ってみましょう!と退院の運びとなりました。

が、万全になって帰れる…という事でなく、酸素室から出るとやはり呼吸がしんどくなってしまう事や、強い利用剤の点滴が効いているために落ち着いているので、お家でも苦しそうにしていたらすぐに連絡・病院へ連れてきてくださいと言われています。

と同時に、あと10日程後に手術予定の病院へ術前検査へ行くのですが、その間に出来ることとして「今の投薬」にプラスして「強い利尿剤」を足すことになりました。

朝のお薬。 合計5粒をチキンに刺して飲んでいます。

3月の定期診断時に、心臓の波形が大分落ち着いていたこともあり「腎臓」を休ませるために1種類利尿剤を減らしていたのですが、そのおかげもあってなのか幸いにして腎臓の数値が悪くない事から、今回も強めの利尿剤を使って危機を脱することが出来ました。

朝は5粒。
それと同じものを夜にも飲みますが、夜はもう1種類薬が足されて全部で6粒。

利尿剤は尿を排出させることで体の血液の量を減らすことにより「心臓」への負担を減らすと同時に、肺に水があればそれを取り除く役割をしてくれるものです。
心臓の負担を減らすために利尿剤を使うのは仕方がないのですが、利尿剤はどうしても腎臓に負担をかけるため「腎不全」のリスクがついてきてしまいます。

病気の進行に合わせて、血圧を管理するお薬(白い粒)と心臓の動きをサポートする強心剤(ピンクの粒)が増えていき、病状が思わしくないタイミングで一時的に利尿剤を使い「悪化」を防いで落ち着かせたのちに、利尿剤は減らす(または中断)というように、投薬コントロールがとても大事な事は聞いていました。
体重や血液検査の結果(腎臓の数値)に合わせて量も調整して飲ませる薬なのですが、改めて仁くんは「たくさんの薬」でなんとか病状をコントロールしているんだなぁ、と胸が苦しくなりました。

ちょっと前までは 手術しなくてもいいかもしれない!って言われてたのに 今は手術しないとこれ以上は見込めないって 言われたんですよね。

僧帽弁閉鎖不全症は、寿命と呼ばれる年齢まで「投薬」で症状を押さえてコントロールできる子もいるようですが、薬はあくまで病気を進行させないようにするサポートでしかなく、仁くんのように若い時に発見してもらって以来きちんと検診・投薬コントロールをしてもらっていても急激な進行をしてしまうと

治療する道は手術(外科処置)しかありません。

先生からも、つい数か月前に安定した際には「このまま手術せずに行けるかもしれない」と言ってもらっていたのに、退院前の昨日の話では「ここまで進行すると治療法としては手術しかない」というくらい急激なスピードで仁くんの心臓の病気は悪化しました。

手術はとても高額で、また受けられる病院が限られている事から住んでいる地域によっては移動も含めて色々と悩むことがたくさんあります。
お金の面だけではなく、年齢の事や他の疾患も考慮して「手術は選ばない」という人もいますし、病気の治療方針は飼い主さんがうーーんと悩んで決める事なので、いい・悪いはないと思っています。

私は手術をすることに決めましたが、術前検査で「手術が受けられない」と言われないとも限りませんし、もちろんノーリスクではありません。
手術を決めるまでには本当にすごく悩みました。
ただ、とにかく悩んで(同時に金額的な面もどう工面するかを考えて)

私が腹をくくって決めた

瞬間からは、ブレることはなくなりましたし強くなりました。
当たり前ですが「飼い主さんが決める」という事が大事なんですもんね。

先生からも「手術先の病院で詳しい検査をして薬がまた変わるかもしれませんし、手術の日まで肺水腫を起こさないように診ていきましょうね!」と言ってもらっているので、なんとか無事に手術の日まで仁くんが少しでも落ち着いてくれるように、出来ることをしていこうと思っています。

* * *

昨晩は、退院してきていつものクッションの上でウトウト…とするものの、酸素室から出て呼吸が苦しいのかなかなか眠れず、はぁはぁと呼吸の回数が多くて浅い事もあり、病院へ戻るかどうか?という状態でしたが、朝方には眠れるようになり、今はスヤスヤと寝ているのでとりあえずホッとしています。

手術先の病院は名古屋なので、少し長旅です。

今の状態では連れていくのも不安ですが、あと10日の間に少しだけでも状態が良くなってくれて、移動時に負担が少なくなるといいなぁ。

入院費

今回の入院費用は総額で『53,636円』でした。

毎月の定期健診と投薬で、23,000円前後なので、今月はなんと医療費が75,000円越え!!
ひゃーー。

その昔「健康でいる事がお金を貯める必須条件」というような話を聞いたことがありますが、うん、そうだよねーーと実感です。

当たり前過ぎますが、健康でいてくれるだけでいいし、大好きで大事な命が健やかに日々を送れるって何ものにも代えがたいものです。

仁くん、昨日はちょっと息が苦しかったでちけど 今日はハァハァしないでお昼寝できたでちー

昨晩は「また病院へ行くべきか?」とハラハラしましたが、今日はだいぶ元気を取り戻し呼吸も穏やかで、私が仕事をしている間は隣でコトンと横になって「クカーッ」とイビキのようなものをかきながら爆睡出来る程に「体が楽な日」のようです。

病気そのものは現状「良い状態」ではないので、仁くんの体調にも波があると思いますので、引き続き様子を見ていきます。

仁くんは昨日から我が家に帰ってこれました。
沢山の暖かい応援や祈りをいただき、ここに改めて「3魂」からのありがとうを届けさせてください。

我が家にはいつもの風景が戻ってきました!
みなさん、いつも本当に優しさや暖かい気持ちをありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

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