【ココロノマルシェ】楽しい等の感情を感じられなくなり、何をするにも常に漠然とした恐怖や不安を感じるようになってしまいました。
こんにちは。
あなたの心の痛みや悲しみの傷に優しく絆創膏を貼る「心の保健室」を目指しているマミコです。
月曜の午前中、お客様を訪問する用事を足した後で、丁度近くにあったお気に入りのパン屋さんに寄り道して、久しぶりに大好きな「クロワッサン・ダマンド」というパンを買いました。
お気に入りのパン屋さんのクロワッサン・ダマンドは、ただでさえ美味しいクロワッサンにサクッとしたクッキー生地とココア・粉糖がはらりとかかっていて、中に焼かれてくたっとして甘みを増したバナナが隠れています。
確実に「ゆるふわボディに磨きがかかりそう」な高カロリーだと思いますが、すごく美味しくて、食べると幸せな気持ちになります。
私の住む家からはちょっと離れていて、コロナが本格的に流行りだしてからは足が遠のいていて久しぶりに寄り道したら、おかえり!と言わんばかりにお店に並んでいて嬉しくなって買ってきました。
久しぶりに食べたその味は、以前と変わらず優しい甘さで、朝からニッコリでした。
自分の好きなものを食べるって、すごく幸せな気持ちになれますね!
ご機嫌に美味しいパンでニッコリしたという私の話をお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
初めまして、KJと申します。
40歳独身男性、東北地方在住で自営業(子供相手のスクール)をしております。
両親は10年前から別居の後離婚、現在は同じく独身の姉と住んでいます。
長文失礼します。
後述するとあるショックな出来事を境に嬉しい、楽しい等の感情を感じられなくなり、何をするにも(風呂や本を見たり、テレビを見たり、など)常に漠然とした恐怖や不安を感じるようになってしまいました。
また、些細な事でもビクッとしてしまうなど、心理的に不安定になりました。
その後2~3か月間は何とか自己啓発本や家族に話を聞いてもらうなど、回復のための自助努力をしていたのですが、ここ1か月ほどで、心が「もう疲れた」とばかりに無気力になり、朝起きるのもつらい状態となってしまいました。
その出来事というのは、おそらくパニック障害(?)でしょうか。
それまで父の個人会社の経理をしていたのですが、その金策のために10年間、かなりのストレスを抱えてきました。
頑固者の父にはもちろん、姉にも言えずに無理をしていたところ、今年の6月下旬のある日、急に猛烈な不安感と絶望感(もうだめだ!おしまいだ!と追い詰められた感覚)が連続的に襲ってきて、まるでヒューズが飛んだみたいに無表情、無感情に陥り、周りの出来事が遠くに感じる体感がありました。
その日を境に、夜は殆ど自力では寝られなくなってしまいました。
月末の或る晩、夜中に再度パニックを起こし、家族が驚き、救急車を呼んでしまいました。(連れては行かれませんでしたが・・・)
自分では「ああ、もう頭がおかしくなってしまうか、死ぬんだ・・・」と漠然と思いました。
その後、心療内科から睡眠薬を処方され、
仕事を1か月休んで、その後も無理のないように少しずつ復帰していきました。
その間も姉に付き合ってもらい、旅行や買い物など、気晴らしをしようとしたのですが、この漠然とした不安感(特に朝起きた時)や、
周りとの分離感が拭えないのです。
特に、何をしても「楽しい」という感覚がほぼなくなってしまいました。
今まで楽しかったはずの仕事(子供相手の授業)が、感情が湧かないため苦痛で仕方ありません・・・。
辛いという気持ちは姉に聴いてもらったり、ノートに書き綴るなど、なるべく吐き出すようにはしていますが、心休まる時がありません。
今現在の無感情や恐怖心のきっかけとなったのはおそらく、その6月末のパニック状態になったことなのかな、と考えています。
こういった出来事をトラウマと呼んでいいかはわかりません。
現在はその出来事も頭では「過ぎたこと」と理解しているつもりなのですが、無意識からなのか、不安が止まりません。
特に、何かに集中して、はっと我に返った時に妙な不安感や分離感があります。
パニックが次また来たら・・・というのが怖いわけではありません・・・。
自分でも理由が分からず、困惑しています。
この出来事以降、父の会社の金策もひと段落付き、家族も協力的で、当初のストレスは大幅に減ったはずなのですが・・・。
心理的に見て、このようなトラウマや無意識の恐怖・不安からどのような方法で回復していけるのか、今後どう向き合ったらよいのかアドバイスを頂きたく、ご一報差し上げました。
このような内容ですがご回答いただければ幸いです。
失礼します。
ご相談:KJさん
KJさん、こんにちは。
日常のふとした瞬間に不安や怖れを感じてしまうとしたら、日々、気持ちが敏感になっていて気持ちが休まる時間がありませんよね。
それは言葉にするよりもずっと苦しく、しんどい日々だと思います。
心療内科の先生から睡眠薬を出してもらっているとありましたが、先生からはどのようなお話があったのでしょうか?
今も病院には通われていますか??
体とも心があまりにも疲弊してしまい、KJさんが表現してくださったような「ヒューズが飛んだように無表情・無感情になる」までに、いっぱいいっぱいに背負い込んでしまったんですものね。
ヒューズを飛ばして感じなくさせたのは、これ以上感じるとKJさんが壊れてしまうから、いったん休憩しようというKJさんの内側からの必死のサインなのだろうと思います。
それほどまでに、頑張ってきたんですものね。
自分では「こんな風になるまで頑張ったつもりはない」と言われるかもしれませんが、頑張れる力がある人ほど無意識に頑張り続けてしまい、ヒューズが飛ぶようにして強制終了して休むことを余儀なくされることがあります。
言い換えると、ヒューズを飛ばさない限りもっともっと鞭打って燃え尽きて灰になってしまうんです。
だから、すごく辛い荒療治ではありますが、KJさんの潜在意識が「このまま頑張っちゃダメ!!」とKJさんを守りたくてヒューズを飛ばせたんだろうと思います。
心療内科を受診されているのであれば、先生の診療計画もあると思いますのでよく相談されてくださいね。
> 後述するとあるショックな出来事を境に嬉しい、楽しい等の感情を感じられなくなり、何をするにも(風呂や本を見たり、テレビを見たり、など)常に漠然とした恐怖や不安を感じるようになってしまいました。
> また、些細な事でもビクッとしてしまうなど、心理的に不安定になりました。
私は大人になってだいぶ楽になれたのですが、子供の頃から発作のように恐怖や不安でいてもらってもいられなくなる事を繰り返してきました。
実はつい先日も、仕事のことをあれこれ想像したら大きな不安にすっぽり包まれ、数日間ではありましたが常に不安で焦るような気持ちと得体のしれない怖さに震え、すごくしんどい日々を過ごしました。
だから、KJさんが書かれている「常に感じる漠然とした恐怖や不安」がどれだけ体と心を疲弊させてしまうかを身をもって体験したので、これが数か月続いたとなったら体力も持たなくなるよなぁ…とギューッと胸が苦しくなりました。
KJさんは不安や恐怖を感じたり、ビクッとしてしまう時に少しだけでも気持ちが落ち着いたり不安が和らぐのはどんなときでしょうか?
誰かが側にいてくれると不安は少し軽いでしょうか?
テレビや音楽など、音がある方が楽でしょうか?
手を握ってもらったり、背中をさすってもらえると怖さは消えていきますか?
暖かいお風呂に入ったり、ほっこりできる飲み物を飲んだ時に心はちょっとだけでも穏やかになりますか?
フワフワのブランケットや毛布などにすっぽり包まると安心しますか?
いい年をした大人の男が…とか思わなくていいので、KJさんがどうすると不安が和らぐのかをリストアップしてみてください。
そして、不安や恐怖、ビクッとしてしんどい時には「弱さをさらけ出していいので」抱きしめてもらったり、側にいてもらったりして助けてもらったり、自分だけで出来る不安解消法があれば、それをとにかく自分に届けてあげましょう。
不安な時のお守りを持つ(心理的に安全な場所を作る)という事は、不安や恐怖がある時にとっても大事な事です。
私は今でこそ不安を感じる頻度は少なくなり、その際に不安とも少しずつ向き合えるようになれてきましたが(それでも不安の中にいる時は心臓がバクバクしますし、怖くて冷や汗をかきます)、ふかふか・ふわふわのクマのぬいぐるみを抱きしめることが自分にとって不安を和らげるので、お守りのようにクマのぬいぐるみを大事に家に置いています。
大の大人が、と言われようがなんだろうが、私はギューッとクマのぬいぐるみを抱きしめると不安が少しずつ和らぎ、徐々に落ち着きを取り戻すことが出来ますから「自分にとっての大事なお守り」を大切にしています。
心的安全を持つことについて、別の方のお悩みへのお返事でこのクマのことを書いていましたので、ご紹介させていただきます。
なので、KJさんが不安や恐怖を抱えているのであれば、それを和らげるものに甘えてください。
私たちは誰しも弱い人間です。
不安が強い時は「ひとりで抱えて頑張る」のではなく、周りの人に優しくしてもらって、手を借りて「助けてもらって」いいんです。
いつかKJさんが元気になって不安や怖さを感じなくなれる日常を取り戻した時に、ありがとう!って出来ることをお返しすればいいんですもの。
みっともなくていいし、情けなくていいし、力が入らず無気力でもいいんです。
今はそうするしかできない自分を責めるのではなく、今日もただ「生きた」という事を褒めてください。
先に紹介した記事の中でも書いていますが、自分で自分をギューーッと抱きしめる「セルフハグ」というのも、不安や怖れを和らげる力を持っています。
文字通り抱きしめてくれる人がいて、ただただ不安なKJさんを包み込むようにしてもらえればそうしてもらうこともおすすめですが、自分で自分を抱きしめて包み込んで優しく寄り添ってあげることもバカに出来ない力がありますので、よかったら試してみてくださいね。
> その後2~3か月間は何とか自己啓発本や家族に話を聞いてもらうなど、回復のための自助努力をしていたのですが、ここ1か月ほどで、心が「もう疲れた」とばかりに無気力になり、朝起きるのもつらい状態となってしまいました。
自分の心が疲弊している事に気付き、助けてあげようと優しい自分への自助努力をされた事は、とても素敵な努力だったと思います。
でも、頑張る事や努力することすら本当は無理なくらいKJさんが辛かった中で歯を食いしばっちゃったんですよね。
朝起きれないというのは本当に心がギブアップ!と訴えているサインです。
疲れたら当たり前ですが「疲れが取れた」と思えるまで休むことが必要です。
KJさんはRPGゲームをされたことはありますか?
私はゲームにそんなに詳しくないのですが、過去にやったRPGゲームでは勇者たちが戦いに疲弊して力がなくなると、お金を払い、宿に泊まってしっかり休むことで力を回復させます。
私たちも同じですよね。
体力的にも、精神的にも疲れてしまった時は、無理をすると電池切れを起こしてうんともすんとも動けなくなってしまいますから、動きたい・動けると思うまで、しっかり休むことが何より大切です。
と書いてはいますが、この休む時間すらしんどいんですよね。
思考は自分がこのままだったらどうしよう?と不安な妄想を大きくしてしまいますし、動けない自分や弱く情けない自分を恥ずかしいと感じたり責めたりもしてしまいます。
それでもやっぱりKJさんには、今頑張ろうとするよりも休んで欲しいと個人的に願っています。
休んだことで後れを取ってしまったり、一時的に諦めなくてはいけない事もあるかもしれませんが、それは元気になったときにまたリスタートしたり取り返すことが出来ます。
でもね、心をこれ以上追い込んでしまって生きることを諦めたくなってしまったら、それは取り返しがつかないくらい悲しい事です。
ここまで追い込まれてしまうと、元気を取り戻すのだって時間がかかってしまいます。
だからこそ、やっぱり今、しっかり休みましょう。
お仕事でどうしても今すぐ休めないならば、そこでやりがいを求めたり今まで通りにできない自分を責めずに、ただ仕事を淡々とこなす自分に〇をつけてあげましょう。
そして、仕事も出来れば整理をして少し休めるようにしてみましょう。
私はパニック障害にはなったことがありませんが、うつ病かどうかの境界線のような状態になったことがあります。
また、今は離婚をして独身に戻っているのですが、結婚する時に旦那さんだった人が仕事のストレスからKJさんが表現してくれたように「ヒューズが飛んだ」みたいにある日突然動けなくなり、心療内科の先生に診てもらったところ
入院を勧める(自殺してしまう可能性が高い)状態のうつ病
と診断されました。
そこで先生から言われたことは「とにかく安むこと」でした。
それが仕事だとまで言われました。
私は彼を見ていたので、自分が似たような状態(ふらふらと道路に進み出る)事をしてハッと気付き、心療内科を早く受診できて、そこでのカウンセリングが私にとってはとても相性が良く、うつ病として投薬治療をしなくても元気を取り戻すことが出来ました。
それでも最初に病院を受診してから先生に「もう大丈夫だね」と言ってもらえるまでに1年近い時間がかかりました。
気持ちは思い切り揺れて、焦りましたし不安も沢山感じ、いっぱい泣きましたしもがきました。
けれど一進一退を繰り返しながら、元気を取り戻せました。
旦那さんだった人は入院を勧められるほど深刻な鬱の状態でしたが、真っ暗闇で何もできず不安や心細さから泣いている日々を1年近く過ごしていましたが、変化が何もないように見えながらも、ほんとうにゆっくりではありましたが心は回復していき、1年半くらいでだいぶ楽になり、2年半で「寛解」と言われて薬も辞めることが出来ました。
この時に旦那さんだった人の主治医の先生から、うつ病やパニック障害といった不安を抱える病気は、ちゃんと治療をしてちゃんと休むことで9割は良くなる病気だからね、と説明していただきました。
うつとは種類が違いますが、強い不安や心細さ、怖さやビクッとするような心的負担の中で生きる時間は、とにかく苦しいし、早く楽になりたいし、焦ってしまいます。
焦れば不安がより膨らんで悪循環なのですが、それがやめられないくらいにしんどいんですよね。
1分1秒でも早く楽になりたいですもんね。
ヒューズが飛んでしまったかのように感情を切ってしまい、パニック発作を起こすくらいの状態に置かれているのですから、残念ではあるけれど「今すぐにケロッと良くなる」というよりは、ある程度の時間が回復には必要です。
長期戦なのであれば、力み過ぎずにできる範囲で折り合いを付けながら、少しずつ回復していくのを信じてあげるしかないんですよね。
私自身が苦しみの中にいた時も、旦那さんだった人が目を離すと死を選ぼうとするような状態の中で、本当に楽になれるのだろうか?と半信半疑にもなりましたし、何とかこの状況を早く変えたいともがきましたが、焦ってももがいても、時間は必要でした。
とっても辛い時間でしたが、それでも少しずつ、本当に気付くか気付かないかという変化を繰り返して楽になれる時間が増えて行きました。
出典先をしっかり覚えていないのですが、私が辛かった時に自分にかけていた言葉があります。
「夜明け前が一番暗い。」「開けない夜はない。」という言葉はよく聞きますし、実際に開けない夜はないけれど、大きな不安や悲しみに飲み込まれて希望が持てない時は、やっぱり夜が早く開けて元気になりたいと強く願います。
でもね…
明けない夜はないが、早起きしても夜は明けない
焦りそうになる度、大きな不安に潰されそうになる度に、この言葉を自分にかけ続けました。
焦って早起きして「早く!!」ともがいても、朝は時間にならないとやってこないように、待つ時間が必要でどうしようもできない事ってあるんですもんね。
今は早起きしてもがくのではなく、朝が来るまでしっかり寝る事が必要なんです。
そして、頑張るのではなくとことん自分を甘えさせて優しくしてあげるための時間です。
辛い時は頑張っちゃだめです。
辛い時はとことん優しくしてもらう時間が必要です。
KJさんが頑張っている事を、誰かに褒めてもらっていますか?
とっても辛い状況にいることを、責めれられるのではなくただ抱きしめてもらっていますか?
お悩みを読ませていただいた限り、お姉さんをはじめとしたご家族がKJさんの苦しみに寄り添い・理解し・抱きしめようとしてくれていますよね?
その愛と優しさに、今はしっかり甘えちゃいましょう。
KJさんに差し伸べてくれる数々の愛情と優しさに「ありがとう」と言いながら、うんとうんと優しくしてもらいましょう。
私からも、KJさんが頑張り続けようとしている事、苦しい中にあっても自分を諦めないで生きてくれている事に「お疲れ様」の言葉と、暖かいハグの気持ちを贈ります。
不安や怖れ、無気力で無感動な状態で生きるってものすごく苦しいのに、想像を絶する生きづらさの中で、本当によくやっていらっしゃいます。
長くなってしまっていますが、もう少し話をさせてください。
KJさんは「結婚の誓い」の言葉をご存じですか?
他の方のお悩み相談のお返事でもよくご紹介しているのですが、本当に素敵な言葉で私が大好きな言葉なのでご紹介させてください。
健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、悲しみのときも、
順調な時も、逆境の時も、
富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?
ここにあるように「健やかな時も病める時も」が私たちの人生にはあります。
順調に海の上を航海していた船に突然の嵐が来て、その船から投げ出されてしまう事も長い人生には起きることがあります。
結婚の誓いなのでパートナーに対してこのように寄り添い、互いを大切にできるようにと願いを込めた誓いの言葉ではありますが、自分自身に対してもこの言葉は当てはめられるものだと私は思っています。
世界中の誰よりも大事な「自分自身」に対して、この誓いのように慰め、愛し、助けてあげたいですよね。
神様がこのように誓いの言葉を聞かれるという事は、私たちの人生には「良い時もあれば悪い時もあり」「順調な時も逆境のときもある」と言われているんですよね。
そしてKJさんは今「病める時」であり「逆境のとき」を生きているんですもの。
この時にこそ、KJさんを愛し、敬い、慰め、助け、真心を尽くすように自分の味方でいてあげなくっちゃですよね。
問題は乗り越えた時に必ず大きな恩恵があると言われています。
もちろん、辛いですししんどいですから問題には出来るだけで会いたくないと思ってしまいますが、心理学の世界では今の自分に起きてることは「すべて正しい」「必然」という見方をしています。
という事は、こんなの嫌だ…と思う今の状況は、KJさんにとってどんな意味があって起こしている現実かは今すぐは見つからなくても、後になってきっと
あの問題があったから今の自分がある
ときっと言えるようになれているはずです。
未来のKJさんは、今のKJさんに「耐えてくれてありがとう」と、きっと言うと思います。
ここまでしないと頑張っちゃう人であれば、休ませる・背負い過ぎてしまわないようにストップをかけるために今の問題が必要だったかもしれませんし、何でも自分で引き受けてしまうのであれば、今の状況になる事で人の力を借りていいと許可を出すために問題が必要だったのかもしれません。
今すぐに答えは分からなくても、これだけ大きな痛みですから未来の恩恵というのはものすごいものだろう!とちょっとだけでいいので思ってみてください。
また、心の回復は先にも書きましたが一進一退です。
昨日はとても前向きで前進したように見えたのに、今日は落ち込んで不安でいっぱいで何歩も後退したように見えてしまう事が常です。
なので、感情が伴わなくていいので日々の記録を「日記」としてつけることもオススメです。
変化は時に亀の歩みのようで、焦ってしまう事がありますが過去の記録のような日記を見ると、実は変化していたんだ…と気付けて自信を持つことが出来ます。
今の状況では信じるのは難しいけれど、心はちゃんと回復する力を持っていますから、時間薬という言葉があるように「時間」をかけながらになりますが、心療内科の先生と診療計画を納得いくように話し合い、周りの人に甘えることをヨシとしながら、少しずつ日常を取り戻していきましょう。
カウンセリングを受けることも、心を整理したり「分かってもらえる」という安心感につながる事がありますから、心療内科でカウンセリングのシステムがあるか聞いてみるのもいいですね。
心療内科以外でも、信頼できそうなカウンセラーさんに定期的に話を聞いてもらうのも役立つかもしれませんので、KJさんが話をしてみたいと思えるカウンセラーさんに出会えるといいですね。
長くなりましたし、自分のことをあれこれ話してしまい、KJさんが求めていた答えはお届けできなかったかもしれませんが、KJさんの日常の不安がほんの少しだけでも軽くなり、生きている事がしんどいと思う時間が減るようにと祈っています。
フレー、フレー、KJさん。
ゆっくりゆっくりですが、きっと大丈夫です。
心からKJさんの気持ちが穏やかになれるようにと願い、応援しています。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。