眠る前の優しい一言 ~何歳だって「遅い」ということはないから~
先日スーパーに行ったら「ガトーバスク」という名前のお菓子が売られていました。
ガトーバスク???
聞きなれないお菓子名で興味津々なうえに「チェリージャム」が閉じ込められているなんて!
チェリーって、女子心をくすぐりませんか??
インターネットで「ガトーバスク」について調べてみたら、フランスのお菓子で「厚めに伸ばしたアーモンド入りのクッキー生地でダークチェリーのジャムやカスタードを挟んで焼いた伝統菓子」なのだそう。
封を開けてみると、大きなクッキーのような厚ぼったいお菓子がひとつ。
齧るとホロリとほどけて、中に閉じ込められている焼いたことでドロリとしたチェリージャムが絡まってとってもおいしい。
バターの風味がしっかりしていて、甘くて食べ応えのあるお菓子は幸せな気持ちを届けてくれるけれど、仁くんの言う通り「わがままゆるふわボディ」に拍車をかけてくれちゃいそうな、危険なお菓子。
ほーんと、美味しいものって太れるように出来ていますよね。とほほ。
でもね、でもね、私ここの所「在宅勤務でストレスが減った」からなのか、今までと同じ生活スタイルのはずなのに
少しずつ痩せだしたんです!!!
多分、仕事中は何かと「飴」や「ハイチュウ」や「チョコ」や「ビスケット」などをモグモグと摘まんでいないとダメだったのに、在宅勤務になってからはほとんどおやつを食べなくなったんです。
在宅だとどうしても集中して作業してしまい、目が疲れてしまうので意識的にお茶の時間を取るようにしているので、そこでお菓子を一つつまむかどうか、という感じになり、それが「痩せ」への道に繋がっているのかもしれません。
さてさて、お菓子の話に夢中になってしまいましたが、今日ももう眠る時間ですよね。
眠る前にほんのちょっとだけ心を温めてくれるようにと今日お届けするのは、いつだってリスタートできると思える勇気が湧く言葉です。
なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはないの。
ジョージ・エリオット(イギリスの作家)
この言葉を聞いた時に、すごく勇気が持てたのを懐かしく思い出します。
私は今でこそ「自己のっ!肯定のっ!カーーン!」などといって、自分を大事に思いやって愛情を注ぐことが出来るようになりましたが、自分に価値がある「存在意義のある人間だ」とはなかなか思えずに生きてきました。
自分を好きだと言える自分になりたい。
そう思って色んな事を試しても、心はスースーするように反応してくれず、私はなかなか自分を受け入れることが出来ず、なりたい自分になることが出来ずにいました。
何度も諦めかけましたが、生き辛い自分を助けてあげたくて「これが最後」と祈るような思いで自分を変えようとしては挫折の日々。
変える必要はなくて、受け入れるだけでよかったのに、随分と遠回りをしてきました。
遠回りはしたけれど、私は自分を大事に思える私になりたいという夢は諦めずに持ち続けました。
折れそうになる度、この言葉を読み返して勇気をもらってきた、本当に素敵な言葉だと思っています。
遅いという事はないんです。
いつだって私たちは挑戦していいし、なりたかった自分になるために「いくつになっても」トライしていい。
うまく行かない事があって、なりたい自分や理想としている自分になるのに時間がかかってしまっても、遅いのではなく「それがその時に実を結ぶ」タイミングであって、いつその花が開いても美しく咲けるんですものね。
何か思うようにいかない時や、物事に躓いて全く進めない時もあります。
その時間はもったいないように見えますが、動けない時に無理をしたら疲れるだけですしケガをします。
体も心も、無理させて頑張らせ過ぎてしまえば、ケアをしてあげないといけなくなりますものね。
人より遅いスタート地点に立つことになるかもしれません。
それでも「遅すぎる」という事はなく、どんな時であってもなりたい自分になっていっていいんです。
さぁ、何歳になっても「遅い訳ではない」のですから、動けない時は無理せずに自分を休めることを優先して、元気になったらあなたのために力を発揮して「なりたい自分」になることを楽しんで!!
だから、焦らずに生きましょう。
さて、今日もおやすみなさい。
私もあなたも、明日が健やかに始まりますように。