続・キャベ太郎殺人事件(with 我が家の緑情報)
こんにちは。
今日も「眩しいくらいの夏」の日差し。
夜になると網戸 + 扇風機で寝ることが多いのですが、8月になったら途端に「熱帯夜」というか、寝る時間になってもまだぜんぜん外気は熱を帯びたままなので、設定温度を少し上げて「24時間エアコン稼働状態」にしています。
春から秋の途中までは、植物たちの成長を愛でるのが朝の私のお愉しみ時間の一つでもあります。
とにかくグングン成長します。
昨日はまだ硬かった芽が、翌朝にはほどけて葉をのぞかせていたりして、水やりの度にニコニコしてしまい、油断すると「うっかり日焼け」をしてしまいます。
今のマンションへ引っ越してきたことを機に、ずっと憧れていた「緑のある生活」を叶えよう!と、幾鉢か観葉植物を育てています。
ネコちゃんはNG植物があるので、極力ギンちゃんと共存OK(または限りなくグレーな植物)を選ぶようにしていますが、今の所、葉や幹を齧ったりするようないたずらはしていないので、うまく共存してくれています。
実は私、何気に『グリーンサム』でして、植物を育てるのが得意です。
今のマンションに引っ越してきて4回目の夏ですが、園芸店で150円などで買ってきたような小さな鉢植えだったものが、グングン成長して『結構なジャングル』になりました。
園芸店やお花屋さんに行くと、心奪われる植物はたくさんあるのですが、これ以上は置き場がないし(育つから大きくなるし)極力増やさないようにしているのですが、今年は1鉢「緑の仲間」を増やしました。
そう、その名も「キャベ太郎」
2020年の新年を彩る「お正月飾り用」にと買ってきた葉牡丹の切り花ですが、枝を切り詰めて水ににつけていたら、茎から発根し、その根はグングン伸びてきたため愛着がわき、鉢植えにして育てていました。
ちゃんと土にも根を張ることに成功し、キャベ太郎は我が家のグリーンのファミリー入りを果たしたのですが、7月の頭に私が窓辺のカーテンを開ける際に引っ掛けて鉢を倒してしまい、運悪く茎がポキンと折れてしまい「キャベ太郎を殺すのか?!」という失態を犯してしまいました。
愛着がわいていてかわいがっていたこともあり、すごくショックでした。
幸いなことに枝が壊滅的な折れ方をしていなかったので一命をとりとめ、しばらく様子を見ることに。
先端から3つの芽が出て、それぞれに大きくなっていた「キャベ太郎兄弟」でしたが、私の失態により2兄弟をその身から引きちぎられるというありさまで、ひょろっとして寂しそうだったキャベ太郎本体。
あれから1か月…
これは今から2週間前。
ちょうどキャベ太郎を落下させてから半月程の状態ですが、折れた枝部分から少しずつ脇芽が広がりだしているのが確認できます!!
じゃじゃーーん!
こちらが今朝のキャベ太郎です。
2週間前にはまだ小さかった脇芽もだいぶ成長して元気な緑色の葉と少しですが茎を伸ばしてくれて、傷口からしっかりと回復・成長を遂げてくれています。
うふふ。かわいい。
しっかりとたくましく新しい茎が伸びようとしてくれています。
毎朝ちょっとずつ大きくなるその変化を眺めているだけであっという間に数分経っちゃうんですよねー。
よーく見るとこれから芽吹きそうな小さな脇芽たちもいて、ひょろんと寂しそうだったキャベ太郎がまた緑の元気なキャベ太郎になってくれる日もそう遠くないと思っています。
キャベ太郎の枝から折れてしまった「キャベ三郎」「キャベ四郎」も、ダメもとで水差しにして発根を待ちました。
少し前に小さな小さな「根のようなもの」を発見したのですが、それから少し日が立ち、こちらは2週間前の状態。
しっかりと発根してくれているのが分かりますが、まだ頼りない短い根。
あーーっはっは。
全く持って分かりずらいのですが、今朝のキャベ三郎・四郎はすっかり安心できるほどに根を伸ばしています。
水から取り出してみると少しは分かるでしょうか??
根はうーんと伸びて安心できるくらいになりました。
キャベ三郎・四郎も殺してしまうことなく新しい苗にすることができそうです。
今は少し暑すぎて、新しい環境(土に植え付ける)はストレスが強すぎるので、もう少し温度が低くなる時期までは水差しにして根を育て、秋には鉢植えにして一鉢は実家の母にプレゼントしようと思っています。
これはベランダに置いている「ミモザ」の鉢なのですが、つぼみが沢山ついているのが見えるでしょうか???
育て初めて2年目の木なのですが、今年の春は小さな黄色の花をたった1枝分だけ咲かせてくれて、それにもうーんと感動したのですが、なんとなんと、来年の春は沢山花をつけてくれるようで、大きな枝という枝にそれぞれ沢山の「つぼみ」がついているのを見つけました。
2年目の今年、まだ幹は頼りなくひょろりと細いのですが背丈は私の身長くらいまで伸び、毎日枝先の葉を広げてつぼみを増やしてくれて、本当に愛おしい!!と感じていたのに…
ベダンダのコンクリートからの照り返しが強くなり、なんとなんと枝先が葉焼けしてしまい、慌てて室内に取り込みましたが時遅し。
枝の先端(これから伸びていく場所)が焼けてしまい、泣く泣く剪定。
夏の時期に枝を伸ばしてつぼみをつけるので、この時期は剪定はしないこと!と園芸サイト情報に書かれていたので、すごくショックでした。
が、運よく葉焼けしたのは先端だけだったので、枝やつぼみは元気なまま残すことが出来ています。
葉焼けしてしまった先端を切り詰めたので成長は止まるかな?と思っていたつぼみをつけている枝を観察すると、なんと新しい脇芽を伸ばそうとして柔らかな小さな葉が伸びようとしているのを発見!!!
じーんわりと嬉しく、しばらくニコニコ眺めてしまいました。
そして嬉しいはもう一つ。
背を高く伸ばしたものの、幹の下の部分は枝を落としてひょろんとしていたのですが、小さな芽の赤ちゃんのようなものが見えていたのを観察していたら、今朝はすっかり『新芽』として伸びようとググッと成長している姿を見ることが出来ました。
かわいいーー。
愛おしいーー。
嬉しいーー。
人から見たら「で?」と言われちゃうようなことかもしれませんが、私は植物の成長を見るのが楽しいので、毎朝・毎夕の水やりの際の成長を愛でる時間は満たされて幸せを感じる時間です。
思わず顔がニヤニヤしますし、弱ってしまった部分を見ると祈るようにして「持ちこたえらえますように」とハラハラしたり、私にとっての「ワクワク」「楽しめる」「幸せを感じる」時間を大事に思っています。
* * * * *
私の日常は、多分あまりドラマはなく平凡でのんびりしています。
お弟子さん入りした時に悩んでいた「今の業務」「一人で生きることへの不安」など、現実はそんなに変化はしておらず、相も変わらず悩む日もあれば隣の芝生を見て羨むこともあります。
それでも毎日、とても幸せで満たされています。
願いが全て叶っているわけでもなければ、不安や心細さはあっても、私は自分を嫌わなくなった分だけ、自分の好きな事や自分を寛がせることが出来るようになり、一人でもちゃんと「幸せ」「楽しい」「満たされる」という事を知ることができるようになりました。
誰かがいなければ、私は足りていないと思っていたけれどそんなことはなくて、ちゃんと「私が私でいるだけで笑顔になれる」という事を、今、体験しています。
幸せの物差しは、人と比べる必要はありません。
あの人は幸せな結婚をしているのに、私がそれを願ってもかなっていない…けれど、ちゃんと幸せだと思っていいんです。
あの人は安定した仕事や恵まれた環境で楽しそうなのに、私はそうじゃなくても、頑張っている自分を愛していいんです。
あなたがあなたの事を幸せにするんですもの。
他の人が持っている「モノ」があなたを幸せにするんではなく、あなたの「心」がそうさせてくれるのですから。
そして幸せを感じるハードルは「低ければ低いほど」自分をご機嫌にできますから、みなさんもぜひ、ハードルをどんどん下げていってください。
私もこれからもどんどん低くしていくつもりです。
植物に芽がついたことで幸せを感じられますし、朝、お米を研いで炊き立てのご飯を食べられたらなんだか幸せです。(焦がしちゃったらそれすら「お焦げまいうー」って幸せです)
何かを手にする・しないという「夢や目標や憧れ」はとっても素敵なものだけれど、それを手にする前から幸せだったり楽しい気持ちを持っていたったいいんですもんね。
何も後から感じるもの!!と拒否せずに「自分にとっての快であればすでに感じちゃってOK」って笑ってあげたいですよね。
「私」が楽しいかどうか。
「私」がほほ笑めるかどうか。
「私」がウキウキ出来ているかどうか。
「私」が穏やかで伸びやかでいられるかどうか。
基準はやっぱり「私」です。
勿論、毎日がアハハ・エヘヘではないことだってあります。
その日もやっぱり、基準は「私」であることに変わりはありません。
「私」が悔しいと感じているのか。
「私」が疲れているのか。
「私」が泣いているのか。
「私」が心細いのか。
私が感じている事に寄り添ってあげることと「いいよ。それでいいよ。」と優しく声をかけてあげながら、その時々に無理なく自分にしてあげられることをしてあげることで、自分がゆっくり元気になっていきます。
それは例えば、早く寝ることだったり泣くことだったり、おやつを食べることだったり、お風呂でボーッとすることだったり、何にもせずにただ膝を抱えていることだったり、そんな「小さな小さなこと」でいいんです。
何か大きなことをなさなくても、自分にできる「今の精一杯はこれなんだ」と自分に与え続けることが、自分の世界で自分との信頼関係を培う秘訣なのだと思っています。
あなたの「今日」はどんなものでしょうか?
小さな幸せに笑えていますか?
悲しい涙があればワンワン泣けていますか?
どんな自分でも「大事な自分」ですから、あなたがあなたにそっと気遣いをしてあげられますように。
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