【ココロノマルシェ】結婚寸前から不倫した彼女の事が理解できず、許せず、彼女と普通に友達みたいにしている旦那さんも許せない。
私の住む地域では、おとといからずーっと激しい雨が降っていました。
日曜日の朝も、いつも通りに起きたけれど、休みの日なので力まずにゴロゴロ。
本当はお出かけせずにずっと家に居たかったのですが、どうしても外せない用事があり、2時間ほど外出しましたが、それで全体力を消耗し、動けなくなった私はその後はバタンと電池切れでベッドに倒れ込みました。
昨日は自分のためにOFFの日。
まだ元気な体力が戻ってきていないので、今日もゆらゆらとマイペースで行こうと思っています。
さぁ、今日も全くお悩みと関係ない前置きをしていますが(注:いつもの事です)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
根本先生のお弟子様
はじめまして、ちくわぶと申します。
いつもメールマガジンを、楽しみに切実に読ませて頂いています。
何故か自分の悩みとタイムリーな時が多くて、監視されてるのかしら?といらぬ疑いをしたりしなかったり(笑)
間違いなく、茨の道を選んでしまう武闘派女子と自覚しております。
私は43歳バツイチで17歳の娘がおります。
5年前に離婚後初にして8年ぶりにできた彼氏が超ロックマンで、ボロボロになり、友人に根本先生を紹介されて、根本本と失恋レストラン?でなんとか這い上がる事ができました。
先生は私の命の恩人です。
その後、昨年(交際2年)、20年来の大学の同級生と再婚しました。
彼は初婚で、独身貴族で結婚とは縁遠い人でしたが、周りの友達が次々と片付いてしまったせいかどうか、私の猛烈アタックに陥落しました。
彼は両親との関係がこじれていたり、自分の中で問題を抱えていますが表に苦労や悩みを出さず穏やかに色々と受け止めてくれる、そういう意味で男らしい人です。
罪悪感が強く、口数は少なく、何を考えているか分からない、これがいわゆる男子なのでしょうか?
彼の事をとても愛しているし、彼の愛情もとても感じています。
結婚の直前に、彼の過去日記を読んでしまい、彼の1番仲良しである、バンドグループの中に元彼女(不倫)がいる事が分かりました。
彼女の結婚式の寸前から2年付き合っていて、出産するまで、2人で食事したりこまめに連絡を取り合っていた事が分かりました。
彼女の妊娠あたりに彼女に距離を取られて、私と付き合い始めたので、カラダ的な二股は無いようですが、気持ち的には黒判定です。
かなり入れ込んでいたのか、日記には私との記述は出かけた先くらいでしたが、彼女の所はデート(はあと)とか彼女が不機嫌たったとか、いちいち書いてありました。(ジェラシーメラメラ)
根本先生の教え通り、胸ぐらをつかむ事なく日記を見た事を彼に涙ながらに伝えて、「彼女の事が今も好きなら、私との結婚はやめてもらいたい」と伝えましたが、過去の事だから気にしないでもらいたいと言われ今に至ります。
気にしないでいられる訳もなく、モヤモヤ彼の荷物を漁る日々で、またもや根本先生のお世話になっている訳です。
手放しワークでなんとか保っておりますが、結婚寸前から不倫なんていう彼女のした事が理解もできず、許せず、その彼女とまだ普通に友達みたいにしている旦那さんも許せないのです。
今も平気で元不倫相手の旦那さんに抱っこさせて写真を撮ったり、理解を超えまくっています。
いったいこの2人の関係ってどういう事なんでしょう?解説おねがいします。
こんな事が気になる時点で、自己肯定感が下がってて、他人軸で、執着しているのは、わかってまーす(笑)
相談者:ちくわぶさん
ちくわぶさん、こんにちは。
離婚・大きな失恋を経ての再婚!ステキなパートナーに恵まれた事、よかったですね♡
私も昨年離婚したばかりなのですが、いつかまた再婚できる日を夢見ているので、勝手に嬉しい気分でお悩みを読ませていただきました。
> 彼の事をとても愛しているし、彼の愛情もとても感じています。
うゎぁ。ステキな関係ですね!
愛する人との再婚を果たし、彼からの愛情も感じられている…のに、ちくわぶさんが「彼の過去」に執着してしまっているのは何故なのでしょうか??
お二人の関係についてですが、私にはお二人がなぜ不倫をしていたのかも、お別れした後も友人関係が続いているのかも分かりません。
お悩みを寄せていただいたのに、ごめんなさい。
二人の関係についてもしもご主人や彼女から説明されたら
ちくわぶさんは納得されてスッキリすのでしょうか?
もしもスッキリするのであれば、ご主人に聞いてみる事で問題は解決できそうですよね。
ご主人に聞けずに、モヤモヤと荷物チェックをしてしまうのはなぜなのでしょうか???
> 日記を見た事を彼に涙ながらに伝えて、「彼女の事が今も好きなら、私との結婚はやめてもらいたい」と伝えましたが、過去の事だから気にしないでもらいたいと言われ今に至ります。
旦那さんは彼女のことが好きだった「過去」があるとしても、パートナーとして選んだのはちくわぶさんです。
ちくわぶさんの気持ちに対して、答えてくれた旦那さんの言葉を信じて結婚をされたのではないでしょうか??
誰にでも過去はあり、そしてそれはどんなに頑張っても変える事も、なかったことにもできません。
その変えようのない「過去」の事に嫉妬し続けてしまうのは、ちくわぶさんが辛いだけで「今」を生きられなくなってしまいます。
私たちは生きている間にさまざまな体験を通して、自分専用の「ルールブック」(観念)を持って生活しています。
・結婚も決まったのにフラフラと男性と付き合い続けるなんてあり得ない
というルールのちくわぶさんもいれば
・結婚は決まっても、両方好きだから気持ちが固まるまでは別れられない
とういう観念を持っていた彼女もいます。
そのどちらも「いい」「悪い」はなく、ただ単に「そういうルール」「そういう考え方」があるというだけで、
それが理解できないならできないままでいいんです。
過去にどんな気持ちで不倫をしていたのか、その過去を知ってもあまり意味はないように思うんです。
問題なのは「今」だから。私たちが生きているのは「過去ではなく今」だから。
> 今も平気で元不倫相手の旦那さんに抱っこさせて写真を撮ったり、理解を超えまくっています。
ちくわぶさんは、この写真を見てどんな気持ちになりましたか?
大切なのは「理解する・しない」よりも「私がどう感じたか」「私がどんな気持ちになっているか」です。
きっと「理解を超えている」という文章からも、すごく嫌な気持ちになったのではないでしょうか?
それは彼女に対しても、それをさせている旦那さんに対しても。
結婚というのは家族になる事でもあり、パートナーがとても身近な存在になりますが、どんなに身近になったとしても「私=彼」ではなく、あくまでも「私と彼は違う存在」です。
執着してしまうとその境界線が曖昧になりますが、どんなに近いとしても別の人なので彼の全てを共有する事は出来ないんです。
だから、彼に聞く事はできてもその言葉を信じるしかできないし、疑いだしたらどこまでも疑えます。
だからこそ、ちくわぶさんを楽にするために必要なのは
境界線を持つことだと思うんです。
私は私、彼は彼。
私は私、彼女は彼女。
境界線をしっかり持った上で、ちくわぶさんが自分自身でどう感じているのかをご主人に伝えること、気持ちを届けることが大切な事だと思います。
「私は」大好きなあなたが過去に不倫関係にあった友達と親しいことが不安であること。
「私は」いくらお友達であったとしても、自分の旦那さんが他の女性を抱っこするのはとっても傷付くこと。
「私は」それを知ってこんな風に悲しい気持ちになってしまった事。
「私は」あなたと彼女の関係について理解できないから、不安になること。
主語を「私は」にして、自分の気持ちを旦那さんに伝える事はできそうでしょうか?
執着してしまっていたり、自己肯定感が低い状態では勇気の必要な事かもしれませんが、相手を意のままに動かすことや支配することは私たちにはできないんです。
どんなに大好きで大切な旦那様でも、その旦那様をコントロールする事はできないからこそ、私たちにできる事は『自分がどう思っているのか』『自分がどうされると悲しいのか・嬉しいのか』を伝える事なんです。
その上でちくわぶさんと旦那さんの中で、どんな歩み寄りをするのか、どんなルールを作っていくのかを考えて擦り合わせて「2人のルール」を作っていく事で、信頼や安心感を築き上げていくことが大切だと思うんです。
ちくわぶさんが執着して荷物チェックをやめられないのは、旦那さんのことが「大好き」だからですよね?
大好きな人が過去に関係のあった女性と「自分がして欲しくないと思っている距離感」で仲良くしていることが嫌なんですよね?
ちくわぶさんがそう思っていることを旦那さんはどこまで理解してくれているのでしょうか?
以心伝心…が理想かもしれませんが、分かっているだろう!は分かっていないことの方が圧倒的に多いです。
特に男性は「気持ちを汲み取る」能力は女性と比べて圧倒的に残念です。
分かってくれているだろう…は分かっていないことの方が多いので、
旦那さんの中ではちくわぶさんが今感じている気持ちを分かってくれていないのだとしたら、それを伝えるって大切なことではないでしょうか???
ご自身の気持ち、悲しいとか不安になるとか嫌な気持ちになるとかを旦那さんに伝えられないとしたら、何故なのか?という部分を掘り下げてみることが大切です。
ちくわぶさんが旦那さんの荷物をチェックしてる時はどんな気分ですか?
ワクワクして楽しい気分でしょうか?
それとも不安でザワザワする気分でしょうか?
もしも後者であれば、その時のちくわぶさんの表情ってどんなものだと思いますか?
その姿を旦那さんに見せたいでしょうか???
証拠探しをする時に「ない証拠を探したい」という動機で探しているはずなのですが
探している時に欲しいものは「ほーらやっぱり」という疑念を確証付ける証拠です。
それは私たちの脳の仕組みや心の仕組みで不安だから探すけれど、不安材料が見つかることで安心するから探してしまうんです。
証拠探しをしているちくわぶさんが「幸せ」だというのならいいのですが
そうではないのであれば、自分を幸せににしない行動を続けているのは、自分をいじめているのと同じ事です。
それは自分がかわいそうですよね。
> こんな事が気になる時点で、自己肯定感が下がってて、他人軸で、執着しているのは、わかってまーす(笑)
ちくわぶさんが分かっているように、自分を軸にして自己肯定感を上げて、自分の気持ちを旦那さんに伝えられるようになる事で、ちくわぶさんが楽になっていけると思っています。
大好きな人だからこそ、執着しているんですもの。
大好きな人だからこそ、過去まで気にしている、そんな愛しい自分を幸せにしてあげることができるのは、ちくわぶさんご本人です。
執着している時というのは、他のものが見えなくなり望まない状態にしがみついてしまうため、そこから身動きできなくなります。
望まない状況をギューッと握りしめているその背景には何があるのでしょうか???
旦那さんと元・不倫相手の彼女との関係を知ることではなく、ちくわぶさんが本当に望んでいる事は「旦那さんの愛情を信頼したい!」という事ではないでしょうか?
問題になっている現実があるのは「自分の中に何があるのだろう?」という見方をする事が、執着を手放したり他人軸でグラグラと揺れてしまうのを手放すのに役立つと思いますので、ぜひ考えてみてください。
自分が、何故この問題を手放さずに持ち続けているのだろう?
自分が、何故この問題を大事にしているのだろう?
考える時の軸は「自分は」「自分が」と主語を自分にする事です。
結婚前の過去にここまで執着してしまっている…という事から、ちくわぶさんの心の奥にある気持ちとして
私のことだけを好きで、大切にして欲しかった
というものがあると思うんです。
当然ですよね。大好きな人だから、その人の気持ちが自分に向いていないのかも?と思ったら悲しくなりますもの。
この気持ちの奥には、ちくわぶさんが意識しているかどうかは別にして
自分のことを誰よりも愛したい、という
自分への愛への欠乏感が隠れているんです。
誰よりも大事な人である自分自身に愛して欲しい。
その愛を感じられていないから、愛を与えてくるはずの人から愛をもらおうと必死になっているんです。
そんなちくわぶさんがいるのだとしたら、その姿を見てちくわぶさんはどんな気持ちになるでしょうか?
愛されたくて、分かって欲しくて、助けて欲しいと泣いているちくわぶさんを、どんな風に愛してあげたいと思うでしょうか?
執着してしまう自分を、愛して欲しい自分を、まずはちくわぶさんが愛してあげて許してあげてみませんか?
自分を愛する事は、とっても素敵でやりがいのある作業です。
そして、いっぱい愛を注ぐ事で、周りからの愛を受け取る練習をしていると思ってみてください。
文章の中に「彼の愛情もとても感じています。」とあったように、旦那さんはちくわぶさんに愛情を持って接してくれているんですもの、今度はそれを喜んで受け取れるように、愛情を思いっきり笑顔で感じられるように、その感度を高めるため!と思って自分を愛することを実践してみて欲しいと思っています。
周りからの愛を求めるのも当然のことですし、そうされると嬉しいし幸せだと思えるのも普通のことですが
ステキなパートナーからの愛情を感じても満たされないという状況であれば、それは「自分の内側で満たされていないものがある」ということを目の前で問題を起こして教えてくれるのかもしれません。
自分で自分を愛し、満たすことで
今以上に旦那さんからの愛情を感じて幸せに笑って暮らせるとしたら、やってみる価値はありますよね!
見たくないなにかを必死に探すよりも、自分を満たして魅力を増したちくわぶさんをより一層旦那さんが愛してくれる方が、何倍も幸せを感じられるのではないでしょうか?
どんなに愛されて愛を届けてもらっていても、自分の中で自分を大切に愛せないと、常に愛情が枯渇している状態で、もっともっと…と求めてしまいます。
喉が渇いている時に海水を飲むと、渇きは癒されるどころかもっと苦しくなって海水を飲もうとするように
1番愛して欲しい「自分」が自分を見てあげずに外からの愛情だけで自分を何とか満たそうとしても、思う通りの愛情をもらえずに苦しくなってしまいます。
だからこそ、自分を愛し自己肯定感を高めることが、自分を幸せにするための秘訣なんです!
ちくわぶさんはこんなにも愛するステキな旦那様と再婚されるという幸せを手にしているんですよーー!
その幸せがこの先ももっと大きく、もっと深くなるように、起きている問題の後ろにある自分の気持ちを見てあげて、自分のことをたくさん愛してあげて欲しいな♡と思っています。
ちくわぶさんの求めていた「2人の関係」についてのお答えにはなっていませんが
ちくわぶさんがこの先を幸せで笑って暮らせるようになれたらいいな!との思いを込めて書きました。
自分を愛する秘訣は、どんな自分も許し・受け入れ・ありがとう!といってあげることです。
はじめのうちは難しく感じるかもしれませんが、自分を大切にするようになると周りからも大切にしてもらえることが増えていきます。
自分が大切に扱われたいなら、まずは自分が自分を大切に扱ってみる。
ぜひ、自分を大切にしてあげてみて欲しいと思っています。
せっかく出会えた素敵なパートナーです。
これからも茨の道を切り開いていくのではなく、自分を大切にすることで、同じように旦那さんからも大切にされて心から笑顔で微笑んでいるちくわぶさんの未来をお祈りしています。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。