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『ペットロス・離別・失恋』サヨナラの痛みと哀しみを癒す心の保健室 ~あなたの傷に優しく絆創膏を貼るお手伝いをしています~

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【ココロノマルシェ】過去のことを思い出して苦しくなってしまいます。自己啓発本もたくさん読んでいるのですが、やめられません。

毎日あっつくなってきたでちからひんやりした飲み物が恋しくなるでちね!

1年中「暖かい飲み物」が好きでお湯割り派の私ですが、夏の間は麦茶や水出しのルイボスティーを作っておき、冷たいままだったり電子レンジで温めたりしてガブガブ飲むために「冷蔵庫にお茶を作って常備」しています。

個人的に「ルイボスティー」が大好きなのですが、その中でもダントツで好きなのが無印良品の『マスカット&グリーンルイボス』というお茶。
昔はお湯で飲めるティーパックタイプもあったのですが、今は夏の間水出しパックになって出会う事しかできなくなり、また美味しい季節がやってきた♡とうれしくなってお買い上げです。

水で作れ!って書いてあるのにマミコは平気でお湯に漬けたりしますからね…

水出しでゆっくり抽出するのも美味しいのだけれど、在宅勤務中のちょっとしたお茶時間に暖かい飲み物が飲みたくなって「お湯でティーパックのように抽出」してもちゃんと美味しいんです!

マスカットなので少し「白ワイン」を飲んでいるようなそんな気分になれるふわーっと甘い香りのルイボスティー。
どうやら好き嫌いが分かれる感じの味らしいのですが、フレーバーティーがお好きな方はぜひ!
お気に入りのお茶情報を勝手にお届けした後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。

今まで上手くいかなかったこと、失敗したこと、怒られたこと、嫌われてしまったこと、冷たくされたこと、ひどい態度をとられてしまったこと、相手が機嫌が悪いので理由もわからず謝ってしまう自分など、小さい頃から現在まで日常の中で過去のことを思い出して苦しくなってしまいます。

昔のことを思い出してもしょうがないとは頭ではわかっていて、自己啓発本もたくさん読んでいるのですが、どうしてもやめられません。

仕事も上手くいかないことが多く、私にできること向いているものはあるのかなと思ってしまいます。

この性格をやめたいと思っていますが、抜け出せません。

何かアドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
相談者:ゆかさん

ゆかさん、こんにちは。
過去のことを振り返っているゆかさんが「楽しい事」でニコニコするのではなく、できれば思い出したくないような悲しい事や辛かったことで苦しんでいらっしゃる姿に、とっても胸が苦しくなりました。

辛かった過去は思い出さずにポイッと投げ出せればいいけれど、今もお仕事がうまくいかない…と「思うように自由に生きられていない」状況では、どうしても前向きに過去を見つめてあげるなんて難しいですものね。

> 昔のことを思い出してもしょうがないとは頭ではわかっていて、自己啓発本もたくさん読んでいるのですが、どうしてもやめられません。

ゆかさんはなぜ「自己啓発本」をたくさん読んでいるのでしょうか?
それはきっと、自分を助けてあげたい・愛してあげたい・楽に生きられるようになりたい・幸せを感じたいからなのではないでしょうか?

実は、私も過去にゆかさんと同じように「何をやってもなんだかうまくいかない現実」に悩み、過去を悔いたり泣いたりながら、生きづらい自分からなんとか逃れたいと『知識として』たくさんの自己啓発本を読みました。

本の中にあるように「過ぎてしまった過去を思い出したところで、それは過去で私たちが生きているのは『今』だから、今を大切にしながら未来を作っていく」ことについての納得できる情報や自分を愛することや自己肯定することの大切さは、どの本を読んでも「共通して書いてあることだからきっとそうなんだろう」と頭では理解していても、心がそこについてこないことで、私は長い間立ち往生していました。

ゆかさんも「自己啓発本に書いてあることを実践したいけれど…」といくつか実践してみても、なんだかすっきりしなかったり虚しくなってしまったり、なんだか心が置いてけぼりで現実を生きるのに必死で、なんとかしたくてもがいていらっしゃるのではないでしょうか?

うまくいかない状況って、ほんとにしんどいですよね。
自分の心がすっきりしなくて、自分を好きになれないって、とっても悲しいし生きていても楽しいと感じられませんものね。

でも、ちょっとだけ立ち止まって考えてみて欲しいんです。
ゆかさんが手に取って学ぼうと思って読んでいる自己啓発本は、ゆかさんにとってなぜ必要だと思い、なぜそれを読もうと思うのか??

今の自分を変えて、より心地よく笑っていきたいからですよね?
もっと生きやすく、快適で幸せを感じて楽しく人生を歩みたいからですよね?

そう思って自分を「助けてあげたい」と必死に努力しているゆかさんの事を、まずは「私に対してとっても優しい思いをもってくれているんだね」といい子いい子と頭を撫でてあげるように見つめてあげてください。

今、ゆかさんは映画館にいてこれから短編の映画を見るんだというシーンをイメージしてみてください。
映し出されたスクリーンには、過去に傷ついた自分のことを思い出して肩を落とし泣いているゆかさんがいます。
喜んでもらいたかったのに失敗したり上手くできずに周りの人にがっかりされて震えているゆかさん。
周りの人に笑顔で挨拶したのに冷たくされてポツンと立ち尽くすゆかさん。
仲良くなりたくて懸命に話を合わせるのに、仲間に入れてもらえず疎外感を感じているゆかさん。
誰よりも努力して、毎日のように希望をもって「今日こそはきっと!」「今度こそは大丈夫!」と笑顔で振るまうのにその期待が砕かれて、家に帰ると涙をこぼしている傷だらけのゆかさん。

いっぱい苦しい思いをして、誰にも見せていないけれど胸には無数の傷跡があって、まだ完治せずにガーゼで傷をふさいで手当てしているものもある状態のゆかさんが、スクリーンの中でその傷を押さえながら一生懸命に職場で働いているシーンが映し出されたら、ゆかさんはどんな思いでその映像を見ますか?

いっぱい涙が出ちゃいますよね。
ずっとずっと、頑張ってきたし、今も頑張っているスクリーンの中のゆかさんをただただ抱きしめてあげたくなりますよね。

ゆかさんはずーーっと頑張って生きてきました。
今もそうです。頑張って頑張って、頑張って生きています。

それをイメージの世界で感じてあげると、ゆかさんに対して「頑張らせること」「できないことを責めること」ではなく「お疲れ様。今日も頑張ったね。」と優しくしてあげたくなりませんか?

自分に対して、もっともっと優しくしてあげましょう。

過去にできてしまったたくさんの傷は、思い出したくなくても時にチクチク痛むこともあれば、まだ熱を持ったものもあるかもしれません。
今すぐに過去を思い出すことをやめられないのですから、思い出して悲しい気持ちになるたびに、その悲しい体験をして泣いている自分の背中を暖かい手でさすり「分かるよ。一緒に泣こうね。ごめんね、頑張らせてきちゃったね。」と寄り添い続けてあげてください。
今、過去の傷に丁寧にお薬を塗ってあげて、傷ついた過去の自分を治療してあげるイメージで接してあげましょう。

> この性格をやめたいと思っていますが、抜け出せません。

悲しい体験や痛みを通して臆病になってしまったり、成功体験が少ないと「うまくやれる!」と自信を持つのは難しいですから、すぐに性格を変えることは難しいですよね。

なので、魔法の言葉を一つご紹介します。

うじうじしちゃうのが私だから『しょうがないよねー』

ほんと、しょうがないんです。
長年かけて「私はダメなんだ」って言い聞かせて自己否定して生きてきちゃったんですもの。
そんなにすぐに「前向きでハッピー♡」なんて気持ちが180度変わることなんてないですから、頑張ろうとしてもできない事があるのは「仕方のないこと」です。

しょうがないよね。てへへ。

という感じで、自分で自分に苦笑いしてあげちゃいましょう。
どんまい!って背中をポンと叩いて、また仕切りなおしていきましょう。

自己肯定がすぐにできなくても、自分を責めなくなることのほうが大事です。

私たちはともすると誰よりも強く自分を叱責したり、できないことを見つけては自分に呆れたり、自分をうんと虐めてしまいます。
それは「自分に自信がないから」「このままでは愛されないから」「今のままの私では価値がない」と思い込んでしまっているから。
裏返すと『自信をもって愛されて幸せを感じて楽しくいきたい』からこそ、自分をちゃんとさせようとしてますます追い込んでしまうんです。

ゆかさんは「怒られたり」「呆れられたり」「けなされたり」「罵られたり」するほうが伸びるタイプでしょうか?
だとしたら自分を責めることは自分を成長させるのにぴったりのやり方ですが、きっと違いますよね??
であれば、虐めてしまうのではなく「ほめてあげて」「優しく寄り添ってあげて」「大事にして」自分をこの先少しずつ伸ばして行ってあげませんか?

自己啓発の本などをたくさん読まれていらっしゃるとご存じだと思いますが、自分を幸せに導くために不可欠なのが『自己肯定する力』です。

とはいえ、ずーーっと自己否定したり自分の価値を低く扱われた体験を積み重ねてきてしまった人にとって、自分を肯定するってものすごくハードルが高いですよね。(過去の私は自己否定の達人だったので、自分が自己肯定できるようになるなんて全く想像できませんでした)

本の中に書いてある「やってみたいこと」「やれそうなこと」を試すものの、今一つしっくりこなかったり、すぐには楽になれずに諦めてしまったり…それを繰り返して、少しずつ少しずつ、それは本当に亀のような歩みでしたが、やってきたことが「塵も積もれば山となる」で、自己否定することから抜け出せるようになれます。

もう一つ、魔法の言葉をご紹介しますね!

自己啓発本などを実践しようとしてもうまくできなかったり楽しめなかったり続かなかったら、ぜひ、自分を叱責するのではなくこう呟いてみてください。

これは私には合わないやり方だったみたい。
それが分かっただけでも一つ成長だね!

自己肯定は生きやすく楽しく人生を送る上でとっても大事なものなので、簡単に習得できる技や魔法があればいいのだけれど、残念ながら本当に少しずつ変化していくものです。
私は自分のブログでも書いているのですが「自己肯定できるようになったら体がピンクに変色するとか、何かしら分かりやすいサインがあればいい」のですが、自己肯定できるようになる事は日々の積み重ねの延長にあるので、気が付いたらずいぶんと生きやすくなっていたなぁ、そういえば自分のことを責めなくなっているなぁ、どんまい!ってよく自分を励まして支えているなぁ、というように立ち止まって成長を確認したときに、あぁ、変わったなぁと過去の自分からの成長を見つめて発見できるようなものです。
ちょっとずつ、ちょっとずつなので「頑張り過ぎない事」や「すぐに結果を出そうとしない事」もとっても大事です。
そして、自己肯定するうえで最初に取り組むといいと思っているのが

自分を否定するのをやめる事。
否定した自分にも「またやっちゃったねー」と責めずに笑ってあげることです。

お仕事に関しても、今は自分の価値を否定してしまっているので「私にできることなんてあるんだろうか?」と感じていると思いますが、自分を受け入れ少しずつ仲直りしていくことで、やりたいことを感じる力を持てたり、できない自分でもしょうがないか!と置かれた場所でも腐らずに楽しめたりと、状況が変化すると思います。

私もゆかさんと同じように、自分を助けてあげたいのにうまくやれず、地中にめり込むくらい自己肯定感が低くて、何でも自分でやらなくてはいけないと自立して鎧を着込み、もう生きるのすらしんどい…という状況や大きな問題まで用意して、そこでやっと「自分を助けたい」と自分に向き合う事ができました。
過去の傷はなくすことはできないけれど、痛みを知っている分だけ自分にも人にも優しくしてあげられる力があると私は思っています。
ゆかさんもきっと、痛みに寄り添える大きな愛と優しさを持っている人だと思います。それはとってもすごい価値だと思いませんか??

過去の体験はできればしたくない体験でしたよね。
だからこそ、数々の痛みを乗り越えていることを「加点方式」で振り返ってあげましょう。
私がブログに書いた記事なのですが自分を評価してあげるための方法についてご紹介していますので、何かお役に立てることがあればと思いご紹介させていただきます。
他にも私なりの「自己肯定」するためのやり方や、ココロノマルシェのお悩みで自分を好きになりたくて悩んでいる方へ充てたお返事など、ゆかさんの心に何か届くものが少しでもあればいいなと思い、まとめてドンとご紹介させていただきます。

焦りたくなってしまうし、早く自分を楽に笑わせてあげたいから頑張っちゃうけれど、どうせやるなら「キツイものより楽しみながら」やれたほうが長続きしますものね。
楽しむために・幸せを感じるために自分を肯定したり啓発しようとしているのですから、変化の途中にいる「今」を少しでも快適にしてあげるためにも、できるだけ自分を否定することを少なくしていけますように。

否定したとしてもそれを笑いとばせるようなゆかさんにとっての「魔法の言葉」を見つけてあげて、自分に優しく接してあげられますように。

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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡

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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。

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