【ココロノマルシェ】どうせ出来ない、どうせ私は変われないと思い込んで疲れてしまって諦めることの繰り返しです。
バレンタインギフトとして売られていたのであろう「黄金の箱に入ったチロルチョコ」が、職場近くの大きな文具専門店でひっそり安くなって売られていました。
お値段138円。
チロルチョコは15個入り。
チロルチョコって普段自分に買うことがあまりないのですが、お安くなっていたので久しぶりに食べましたが、一粒ずつ包装されていて食べたい分だけ食べれるので、職場でつまむのには食べ過ぎずに済んでいいのかも?!
チョコは私にとっては美味しい栄養ですが、ギンちゃん・仁くんたちにとっては「毒」になる怖い食べ物。
黄金のチロル毒は、私専用です!
ゴールドのパッケージが神々しかったので見せびらかした(?)後は(注:誰にも頼まれていない前置き)【ココロノマルシェ】に寄せられたお悩み相談をしたいと思います。
いつも拝見しています。
たくさんの学びをありがとうございます。
私が心理学を学ぶようになって5年近く経ちます。両親との関係に悩み、夫との関係に悩み、自分を大切にしてこなかったことを知りました。
両親の価値観の中で生きてきて、全て他人軸で決めて生きてきました。気付いたら自分がいなくなってた、、
そして子供たちも夫もいなくなったんです、離れていってしまいました。
色んなことに気づかさせられてるんだなと思ってます。
先生の本を読んだりワークをやったりしているのですが、頭では理解していても心がついていかなくて。
どうせ出来ない、どうせ私は変われないと思い込んで疲れてしまって諦めることの繰り返しです。
やはり、子供の頃からのどうせ私は愛されない、どうせ私は幸せになれないという思い込みなのでしょうか。
他人を信用できず、特に近い人や彼氏には依存してしまい、気持ちを確かめるようなことを繰り返してしまいます。
相手を傷つけてしまう、、このままでは大切な人がみんないなくなってしまう。
両親との関係で苦しんで、子供の頃からいい子じゃないと生きてちゃダメだと思ってました。
今でも親の顔色を気にしてしまいます。親がどう思うだろう、悲しませたくないなど。それは自分の声、、、
分かってても出来なくて負のループから抜け出せずにいます。
何をどうすればいいのか、もう分からなくなってしまって。
相談者:Rinさん
Rinさん、こんにちは。
「自分軸」になりたい、自己肯定して大切な人たちとよい関係を築きたいと、だいぶ頑張ってこられてお疲れのようですね。
> 何をどうすればいいのか、もう分からなくなってしまって。
こう思ってしまう・感じてしまう時というのは「限界」まで疲れてしまっている状況だと思うんです。
何とかしなきゃ!!と焦ってしまう気持ちは分かりますが、頑張る力がない時は、まず「休む」事をしてみませんか?
一旦頑張ることはお休みして、自分を労る時間を優先してあげましょう。
ゆっくり眠ったり、温泉やお風呂で緩んだり、美味しいものを食べたり、自分に「ご苦労様」って労いの言葉をかけてあげて、また頑張る力を養うための「戦力的な休憩時間だ」と思って、ちょっと息継ぎするように一休みしませんか?
RinさんはRPGゲームをご存知でしょうか?
ドラクエなどの敵と戦い経験値を積んで成長していくゲームですが、強くなるために戦ったゲームの登場人物は、戦いでの疲労や怪我などで疲弊していくとどうすると思いますか?
宿に泊まってしっかり休息を取って自分を回復させます。
疲れ切って頑張れない時は、潔く休まないと戦えないんです。
敵に出会うとすぐに倒されてしまい、経験値も積めず成長もできません。
私たちもこれと同じように、疲れている時に頑張ろうとしても、頑張る力がない時は空回りしてうまくやれず、失敗を重ねることで自分を責めたり追い込んだり、やっぱり私はダメんだ…、やっぱり私は愛されないんだ…、やっぱり私は変われないんだ…、と自信を失うことだけを積み重ねてしまいます。
急がば回れということわざがありますが、何とかしたくて急ぎたくなりますが、上手くやれなかった事ばっかりだったとしても、自分の問題と向き合い「変わりたい」と必死に努力して疲弊し続けてきた自分を一度労ってあげて、休憩時間を持ってみてください。
元気になれば、また頑張れますから。
車だってガソリンがなくなったら走れずに給油するように、息切れしている時はしっかり休むことが、また自分軸を持って自己肯定していくためにも大事なことです。
ゆっくりとご自身の体を抱きしめるようにしてさすってあげながら、Rinさんご自身にこんな言葉をかけてあげてみてください。
本当によく頑張ったね。
お疲れ様。ありがとう。
どうですか?
この言葉を自分に言ってあげられそうですか??
もしもこの言葉を言うのに抵抗があるようなら、ちょっと言葉を変えてみましょう。
Rinちゃん、頑張らせてきちゃってごめんね。
本当は限界なのに、まだダメだ!って責めちゃってごめんね。
自分を許せずに「このままじゃダメだ」と沢山攻撃しているときは、ありがとうを自分に言うことに抵抗があります。
そんな時はまず、いっぱい自分に「ごめんね」を届けてあげてください。
ゴメンネという言葉に慣れてきたら、少しずつ自分に「ありがとう」を伝えてみてくださいね。
お悩みを読ませていただいて、Rinさんは随分とご自分を責めていらっしゃるように感じました。
自分を責めるその奥にあるのは、大切な人を笑顔にしたいのに出来ない自分、愛される事を許せない自分、自分を愛せない事を許せない自分がいるのではないでしょうか?
> 相手を傷つけてしまう、、このままでは大切な人がみんないなくなってしまう。
> 両親との関係で苦しんで、子供の頃からいい子じゃないと生きてちゃダメだと思ってました。
いい子じゃなきゃダメだと決めたのは、ご両親を笑顔にしたかったからですものね。
いい子の私がいれば、家族を守れたからではないのでしょうか?
私が私を犠牲にして我慢する事で、家族を平和で幸せにしたかったから健気にいい子で生きようと奮闘したのではないでしょうか??
でも本当は、いい子じゃない私でも愛して欲しかったんですよね。
本当は寂しくて、抱きしめてもらいたくて、私を褒めて欲しくて、頑張った事を認めて欲しくて、いい子だねって受け入れてもらいたかったんですよね。
だから大人になって「ご主人やお子さん」などの身近で大切な人の愛を確認したくて試してしまうような事をしてしまったんではないでしょうか?
こんな私でも愛してくれるの?
その愛は本当なの?
って、何度も何度も確かめるようにしてしまったのは、ずっと寂しくて苦しくて、助けを求めていたのからではないでしょうか?
> 今でも親の顔色を気にしてしまいます。親がどう思うだろう、悲しませたくないなど。それは自分の声、、、
> 分かってても出来なくて負のループから抜け出せずにいます。
負のループから抜け出したい…と苦しんで身動き出来ない状態ならば、もう限界だからと白旗をあげて降参するのも1つの方法です。
心の中でご両親にこんな言葉を呟いて見ることはできそうでしょうか?
お父さん、お母さん。
2人が望む子供になりたくて、私は一生懸命頑張っていい子でいたいと思ってきました。
でもね、私はお父さんとお母さんの望む子供になれなかったの。本当にごめんなさい。
2人の期待に応えられない私でごめんなさい。
ずっとずっと頑張ってきたけれど、2人にとっての自慢の娘になれなくてごめんなさい。
親をがっかりさせる言葉や、もう頑張れないんだって精一杯やったけど親の望む私に離れない事を「ごめんなさい」って言えそうでしょうか?
きっとものすごく抵抗があって言えないのではないでしょうか?
でもね、そろそろ許してもらいませんか?
お父さんやお母さんの望む子供になれない…と鞭打って、本来の自分を見失って空っぽになってしまって、ずっと他人軸で頑張ってきたんです。
ずっと頑張り続けて苦しんだんですもの、もう頑張る事を降参しませんか?
白旗をあげて、もう無理だから許してね、って自由になるためにご両親の期待に応える事を手放していきませんか?
ご両親を失望させるような言葉や「ごめんなさい」と言えないくらい、Rinさんはずっとずっと頑張り続けてきたんです。
自分を後回しにしてでも喜ばせたくて、自分軸を捨てて他人軸になって、認めてもらいたい・期待に応えたいと健気に生きてきたんです。
ご両親を心から愛しているから、いい子でいようと頑張り続けているんです。
他人軸で生きづらくなってしまったとしても、一生懸命に愛を与え続け・求め続けたんです。
ご両親の期待に応える「いい子ちゃん」を演じる事がしんどいんだ…って白旗を振ってその思いを手放して行きながら、同時に頑張ってきた自分を認めてあげましょう。
上手くやれない自分を許してあげましょう。
いい子だったり、上手くやれるかやれないかではなく、本当の意味で自分を大切にしてあげましょう。
どうせ出来ない、変われないと言いながら、こんなに疲弊してもまだ何とかしようとしているRinさんですもの。
諦め切れないのは、自分を愛してあげたいと心の奥にちゃんと自分への「愛」があるからではないのでしょうか??
まずは頑張れないくらいまで自分を我慢させてきた事を認め、ゆっくり眠ったり湯船で力を抜いてゆらゆらしたり、緊張を解いて自分を労ってあげましょう。
少しずつ自分が緩み、また何かできそうだと思えるようになってきたら、少しずつ自分を受けいれ、満たしていく作業をしませんか?
元気になれてきたら、自分軸を持つために自己肯定・自己受容をしてき、自分と仲直りしていけばいいんですものね。
といっても、自己肯定できると体がピンク色になる!といったような目に見えて分かる変化がある訳ではありませんし、自己肯定できるようになっても問題につまづいたり悩んだり失敗する事があるので、大事なことは
ゆっくり変化していくんだ!と自分に何度も言い聞かせる事。
空っぽな私を満たすんだから、時間がかかるものなんだ!と覚えておく事。
自己肯定というのは「よくできた事を褒める」という事だけでなく、こうやって迷って疲れて身動き出来な今の自分を責めないということ。
頑張りすぎて動けない自分が、今の自分であると認め、精一杯やってきたんだもんね!と受け入れてあげることです。
どうせ変われない、どうせ愛されないと思っちゃう「今の私」に、そう思っちゃうのはしょうがないよねー、とヨシヨシと言ってあげることが自己肯定です。
自分を好きになりたいのに好きになれない自分が「今の私」なんだ、ってただ受け入れてあげてください。
自分を満たして自分軸で歩く!と決めても、今まで自分軸を持ったことがなければ「自分軸初心者」です。
自動車免許を取りにいく時に、はじめはおっかなビックリでコツを掴めずどうしていいか不安だったとしても、少しずつそれに慣れていきコツを掴めるように、知らない事を少しずつ体験していくのですから、出来ないことが多くて当然だ!と思ってあげてください。
自分軸・若葉マーク。
自己肯定・教習中。
自分を頑張らせすぎちゃう人は、ついついすぐに結果を出さないといけない!!と焦ってしまいますから、自分を追い込まないように優しく声がけをしてあげてくださいね。
実は私も長い間自分の軸を他人に明け渡し、自己否定して変われない自分を責めて攻撃して生きてきました。
自分で自分を満たせないから、周りの人に満たして欲しくて外に求め、けれどそれは一時的に満たされてもすぐに足りなくなり、どんどん相手を疲弊させていき、最終的には一人ぼっちで途方に暮れる事を繰り返してきました。
自分を愛する事を頑張るのに、自分を好きになれない自分を責めて生きてきました。
でも、こんな私でも自分と仲直りして自己肯定できるようになりました。
時間はかかるかもしれませんが、自分を大切にして満たす事ができるようになると、ちゃんと自分を受け入れてもらえて愛されるように世界が変化していきますから、どうぞ、自分を労ってあげて、また少し頑張りたいな!と思えるようなったら仕切り直して自分を肯定する作業をしてみてくださいね。
くれぐれも、今は休む事・自分を甘やかす事・頑張れない自分を抱きしめることが第一ですよ!!
過去にココロノマルシェのご相談で、自己肯定感を高める方法についてお返事を書いたものと、私が自己肯定する上でやった事をご紹介させていただきます。ゆっくり休息した後で何かお役に立てたら嬉しいです。
他人軸で依存して愛情を試してしまわなくてはいけないくらいまで、自分を犠牲にして頑張ってきたRinさんですもの、これからはうーんと笑顔になって幸せを感じて自分を楽しませて行かなくちゃですよね!
辛かった分だけ、苦しんだ分だけ、泣いた分だけ、絶対に自分を大切にしてあげましょう。
焦らないで、ゆっくり、ゆっくりですよ。
大丈夫、冬の間は枯れたように見える桜の木もきちんと芽吹くように、Rinさんが自分らしい花を咲かせて愛される未来は必ず待っていますから、頑張り過ぎさんの自分を抱きしめて労って、それからまた、歩き出しましょうね。
今日は少しだけでも楽に眠れますように。
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ココロノマルシェでは様々な視点でお悩みに回答を寄せてくれるカウンセラーが沢山います!
あなたと同じようなお悩みを発見したり、あなたのお悩みを相談したり、あなたのココロが少しでも軽くなるお手伝いが出来れば嬉しいです♡
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ココロノマルシェとは違いますが、あなたのお悩みを、ブログで記事にしてもいいよ!という方は、ぜひお悩み相談を送ってください。
私なりの形で、あなたのお悩みに寄り添いたいと思っています。