辛い時ほど、自分を頑張らせ過ぎていませんか?
今日も朗らかな気分を連れてくるような明るい冬晴れの日曜日。
昨晩は3月15日(日)に開催される『カウンセリング体験会』に参加予定のカウンセラーたちが集まってミーティング。
私は地方のため会場へ行って参加できませんでしたが、zoomというインターネット会議システムを使って、離れているのにみんなの顔を見ながらミーティングに参加できて、とても楽しい時間でした。
どんなメニューにするのか?などなど、自分では分からない自分の強みや個性をみんなから教えてもらって作り上げていく時間は本当にワクワクする時間でした。
ちょうど1年前のもう少し先に出会ったみんなと、1年後にはカウンセタートしてイベントをやるために集まっているなんて、ほんとに想像もつかない未来でした。
参加するカウンセラーたちは、一生懸命にみなさんに喜んでもらえるイベントにしたいと思っていますので、ぜひ楽しみに待っていていただけると嬉しいです!!
はっ…
話がイキナリ横に逸れましたが、今日は朝起きて仁くんと爽やかな風を感じながらのお散歩をした後、部屋に差し込んでいる光が気持ちよくて音楽を聴きながら寝そべって読書をしていたら、いつのまにか寝ていました。(WOW)
何にも考えず気持ちよく寝落ちするって最高の贅沢ですよね〜。
変な寝姿だったようで、起きたら首がちょっと痛いのは自業自得?!ですが、心地よく寝た後はお腹も空いていたので、朝ともお昼ともつかないヘンテコ時間にブランチしました。(← ブランチって響きが勝手にオシャレですよね〜)
昨日は実家の母や妹達とランチや買い物に行ったのですが、ランチのお店の近くに随分前から気になっていたのに入ったことのなかったパン屋さんがあり、初めての入店。
美味しそうなパンが並ぶ中、どれも気になるけれど何しろお腹がパンパンになるくらいまでランチを食べた後だったので、厳選して食パンとバナナのクロワッサンダマンドというデザートパン風のものを買いました。
ブランチにしたのは「バナナのクロワッサンダマンド」で、そのままでも充分美味しいクロワッサンの間にバナナとココアが隠れていて、その上にアーモンドの生地らしき美味しいお化粧を施されていた『間違いなく・絶対に・太れる系』の美味しいパン。
なんで美味しいものって太れるようになっているんだろう…悩ましや。
うふ♡
果物があまり好きではない私ですが、パインは大好き!
スーパーで半額になっているカットパインを見つけて、ラッキー!!と大喜びでお買い上げ。
柔らかく熟れていて、甘酸っぱくて最高に美味しい上にお安い。いひひ、やったぜ!って気分です。
さてさて、1月に入って心のマルシェのお悩み相談でいくつかお返事を出させていただいたお悩みが「夫婦問題」に関するものでしたが、お返事を書きながら、自分が渦中にいた時に「上手くいく・行かない」は別にして、その時できる精一杯の力で色々頑張っていたよなぁ…と、必死だった自分を振り返ったりしました。
あの時に望んでいた未来とは違う未来を私は選んで、結果として私は今「独身」に戻ることにしましたが、ちゃんと今、楽しいと笑えているのだから、ほーんと未来は予測なんてできないものなんですよね〜。
孤独に怯え、毎日未来を憂いていたあの頃の私は「絶対に離婚したくないもん!」と言っていたのに、ね。
今でこそ過去を振り返って「あの問題があったから心理学を学び、自分を受け入れることができて、自己肯定できるようなるためのものだったんだよね」と言えていますが、渦中にいた時は問題に感謝出来る日が来たり、問題を懐かしく振り返って優しい気持ちで「問題」を見れるようになるなんて、全くといいほど思えなかったなぁ。
今でもやっぱり、問題は起きなければ起きないに越したことはないと思っているし、たくさん傷ついたし傷付けたし、夫婦として共に歩めていたらどれだけ良かったのだろう…とは思うけれど、それもまたひとつの道であって、私には違う道がありそれを選択して歩いているだけなんですものね。
あ…旦那さんだった人への未練とかそういうのとはちょっと違うんです!!
多分恋愛とは違う「大切な存在」という愛情は私の心の中にずーーっと残っていると思いますが、それは別に、私が彼に届けなくてもいい愛情です。
出会ってくれたことは、きっと一生の宝物です。
それは元旦那さんだけではなく、深く関わったけれど離れるしかなかった沢山の人達に対しても同じ思いです。
夫婦問題もそうですが、それまで「上手く言っていた」「普通に見えていた日常」が崩れたり欠けたりした時、私たちは途端に途方にくれます。
そしてその大きな衝撃を受け止める時間が必要なのにもかかわらず、問題が起きた瞬間から「頑張ろう」としてしまいます。
本当なら頑張る力なんてないくらい傷ついていたり、泣いていたりするのに、自分の感情を押し殺して必死に耐えて、過酷にも自分を奮い立たせ続けます。
なんとかしたくてテクニックに走ったりもしますし、急ぎすぎて焦ってしまい、望んでいたものとは違うものを手にして涙にくれたりもします。
問題が起きたばかりの時も辛いけれど、長引いてくると「いつまでもこんな状態で大丈夫なのだろうか?」「いつまでもこうしている事を、周りには言えない」と一人で重い荷物をいっぱい背負い出します。
さらに、誰にもわかってもらえない上に、自分でも自分を許せなかったりダメ出ししたり、自分に対して誰よりも酷い仕打ちをしてしまったりもします。
私は2度の夫婦問題の時間を過ごしています。
最初の夫婦問題があった時は、突然離婚したいと言われて、けれど別居まではいかずに過ごしていた2年間、彼は私に対して歩み寄る気持ちにはなれず、急に背を向けられた私は途方にくれていました。
その後、少しずつ関係は改善して「夫婦としてやり直す」という道を歩き出して1年後、2度目の夫婦問題が起きて彼は家を出て行きました。
途中で一度うまく言っていた時期もありますが、なんだかんだと5年半近く問題の中にいたのですが、その時に私はいろんな事を自分に頑張らせていました。
思いっきり他人軸で依存に傾いていたから…だと今は苦笑いできますが、自分の気持ちを押さえつけて、彼に少しでも嫌われないようにと必死でした。
それだけ好きだったから…
うふふ、なんて健気で可愛い女性でしょうねー(← 過去を肯定中)
他人軸に傾いてしまうのは、自分以上に相手を思う愛があるからですもの。
だから今、彼の一挙手一投足に振り回されてしんどい…と思っている人がいたら、自分軸に戻るための方法を選んで楽になる道に移動しつつも、なかなかそうできない自分を責めたりはしないでほしいと思っています。
他人軸になっちゃう位に愛している人がいるんだもんね。
それだけ一生懸命に向かいあおうとしているんだもんね。
そんな風に声をかけてあげながら、ダメな自分を許してあげませんか??
そして、それくらい愛しているからこそ、自分を立て直してまた彼に向かい合えるようになるために、自分の愛を支えてあげるために「自分軸」を取り戻していきましょうね!
もともとノートに気に入った言葉や細々した事を書く習慣があったのですが、問題が起きてから1冊のノートを準備しました。
それがこの「黒ノート」。
黒ノートは無印良品のゴム付きのA6サイズのリングノートで、私はこのノートに本やブログや見たドラマや映画、目について心に響いた事を書き留めていました。自分を奮い立たせて負けないために。自分で自分を励ますために。時には自分に足りないものを頑張らせるために。
このノートを書いていた時は、すっごく苦しかったんだもんね。
沢山泣いたし、泣けなくて感情すらなくした時期もあったし、自分を責めたりしんどかった自分を優しく救う言葉も沢山散らばっていて、読み返すとあの時の自分が蘇ってきます。
タイムマシンがあったら、飛んでいって抱きしめて泣かせてあげて、頑張らなくていいよって言ってあげたい。
手を握って背中を支えてあげて、ひとりぼっちだと思っていた私を絶対にひとりにせずに応援し続けてあげたい。
ノートの中にはこんな言葉がありました。
私はとてもよくやっている
ただ静かにボーッとリラックスしましょう。
ただボーッとできればOK。
静かにリラックスした状態で自分の胸に手を当てて、3回この言葉を唱えましょう。自分自身を受け入れた人は、毎日を楽しめるようになり自分がやりたい事にワクワクできるようになります。
自分自身に対する自信を持つことが、人生に奇跡をもたらしてくれます。
相当しんどかったんだろうなぁ、これを書いた時の私。
よくやっていたよね、本当に。
奇跡を待って、できる事がもうない…という状況まで頑張っていたんだね。
私は私以外の誰かのために存在しているんじゃないんだよ。
なにかを受け取るとしても、そのまんまの私でOKなんだよ。
自分で自分のことを好きになろうね。大好きになろうね。
どんな自分でも私は決して自分を責めない。見捨てたりしない。
そのために、自分を褒めて認めようね。
【気合いを入れて起きるの法則】
ネガティブな言葉共に起きると1日がブルーになっちゃうので「ヨシッ!」とか「エイッ!」とか、短い言葉で気合いを入れて起きる。
●凹まない
ヘコまないのはとっても大事なこと。
時々凹む日もありますし、周りから否定されたら凹むのは当然です。
でも負けないこと!
自分を信じる力と粘り強さ。やすやすと諦めない。だって、諦めるのはいつでもできるから。
夫婦だってもうダメだと思ったらダメだけれど、まだ頑張れる!と思ったら少しずつ修復の可能性が広がっていくよ!!
私たちは幸せになろうと決めた分だけ、幸せになるようにできています。
黒ノートに書いてあった言葉のいくつかをご紹介しましたが、どの言葉も一生懸命私を奮い立たせ、自分を変えようと努力させ、支えてきたものでした。
今読み返すと「こんなことまで…」と苦笑いしたくなるようなものもあるけれど、そうすることしかできないくらい、限界まで頑張っていたという証です。
私もそうでしたが、辛い時ほど自分にムチを打ち込んで頑張らせていませんか?
もう頑張れる力なんてないのに、それでも頑張っているあなたのことを、どうか今日、ほんの10秒でもいいから自分で抱きしめてあげて、自分に「ありがとう」って届けてあげてください。
私は黒ノート意外にも「日記」をつけていました。
引越しをする時に日記は捨てましたが、黒ノートを見返して自分の頑張っていた姿を見つけられたことから、もしも書くことが好きなのであれば「今日の私」をただ淡々と記録しておくのもいいのかもしれません。
そして1ヶ月たったらその記録を読み返して、私はこんなにも「よくやってきた」「頑張ってきた」と自分を労って受け取る時間を持つのは、自分を勇気付けて肯定する作業になります。
見返す時は絶対に「肯定の目」で見返すのが大事です。
だって、もう逃げ出したかったり考えられない…というくらいまで追い込まれているのに、頑張っているのは他でもないあなたなんですもの。
諦めずに頑張っているあなたのことを、褒めなくてどうするんですか!!
あなたは今、置かれた場所で自分の目の前にある問題に向き合って、充分に頑張っています。
本当に、本当に、頑張っています。
私は今日も、本当によくやっている。
ノートに書いてありましたが、そうやって自分の胸に手を当てて、大きく深呼吸して自分を大切にしてあげてくださいね。
問題はどんなタイミングで解決するのかは分かりません。
望んでいたものと違う形のこともあれば、望んでいた以上に素敵な形になるかもしれません。
道は一つではなく無数にあるんですものね。
私たちは選択の連続の中で生きています。
なにかを選ぶのですから、なにかを捨てる…ということをしているのですもの、揺れ動くのは当然ですよね。
迷っている間はたくさん迷いませんか?
みっともなくていいし、時間がかかってもいいんです。それは必要な時間だから。
最後に、少し前に読んだ本で「命の最後」に向き合うホスピス医の小澤 竹俊先生の言葉をお届けします。
不安の中で迷っているあなたが、どうか今日、ほんの少しでも自分を肯定できますように。
人は『絶対に後悔しない道』を選ぶことはできません。
『後悔がもっとも少ないと思われる道』を選ぶしかないのです。
(小澤 竹俊さん著:今日が人生最後の日だと思って生きなさい)
生きている間、絶対に後悔しない道は選べないんだそうです。
だとしたら、なにを選んでも後悔があるのだと思えば、ほんの少し体の力を抜けそうでしょうか??
願わない選択だった離婚を選んだ私でも、一回は死にたくなったりして落ち込んだけど、また元気に笑っています。
だから、きっと大丈夫です。私たちは、きっと強い。
だから、きっときっと、あなたもまた笑って生きられる日がやってくるから。