小さな願いを叶えてあげると、自分のやりたい事が見えてくる
私は痛みにめっぽう弱いのですが、昨晩は久しぶりに強烈な頭痛に襲われ、やりたい事があったけれど「痛みからくる吐き気」が酷く、EVEを飲んでベッドに直行しました。
頭痛持ちではないのですが、目を使う仕事(パソコンとにらめっこ)なので時々目の奥がずーんと重くなり、ご褒美のようにヘッドスパや自分でもマッサージをしたり、ホットアイマスクなどでもほぐしてあげるようにしてますが、ここ数日は仕事で集中して作業する事があったため、思っていた以上に目の奥に疲れを貯めてしまっていたようです。
頭痛の時は痛み止めを飲んでおとなしく寝るしかない!のですが、吐き気がするくらいの痛みは久しぶりで、寝たいのに気持ち悪くて寝れない…というのが地味に辛かったです。(えーん。えーん。)
泣き真似をしながら早い時間にベッドにうずくまる私を心配してくれたのか、ギンちゃんは目の下の皮膚の薄い部分をざらざらの舌で舐めてくれ、仁くんも私の首をひたすら舐めてくれて、きょうだい揃って「看病という名の嫌がらせ」をしてくれました。
泣きたくなるくらいの頭痛は落ち着きましたがまだぼんやり痛みの芯が残っているので、今日は痛み止めを上手に使いながら乗り越えようと思います!
アロマのある生活に憧れますが、精油はネコちゃんの体で解毒できない成分があるらしく『使うのはかなりグレー』な部分があるようなのディフューザーなどでふわーっとお部屋を香らせる…というのは諦めていますが、週末や朝晩など少しの時間を「リラックスタイム」に充てるために…
アロマオイルを1滴垂らした薄い香りの足湯
で体を温めつつゆるみたいな!と思い立ち、昨日の仕事終わり(まだひどく頭痛がする前)に雑貨屋さんに寄り道して『レモングラス』のアロマオイルを買ってみました。
実は、過去に私が夫婦問題でしんどかった時にも「ゆるむために温める」という事で実践していた過去があります。(その時はオレンジの香りを選んで元気注入していました!)
毎日やるわけではありませんが、ソファーに座って香るか香らないか??というレベルではあっても好きな香りのお湯に足をつけてボーッとするのはなんとも贅沢な気分になれます。
自分を丁寧に、大切にしてあげている気分
というのでしょうか…
なんかとってもくすぐったくて自分の事が愛しい存在に感じられます。
私はずっと自分を嫌って否定して生きてきました。
感情を押さえこんで思考する事をして生きてきていましたが、大きな問題を前にした時、思考に押しつぶされそうになって「私の感情ってなんだろう?」というのが全く分からなくなっている事に気が付きました。
食べたいものすら感じられなくなるくらいに自分の感情が麻痺していて、それでも必死に思考だけはし続け、どんどん自分を追い込みました。
夫婦問題のセミナーや自己肯定感を上げるためのセミナー、自己啓発本などいろいろ「自分を助けたい!」と参加したり読んだりするけれど、全てに共通して言われている
自分のやりたい事を優先しよう
という「意味」は分かるのですが、いざ実際「私のやりたい事ってなに??」とはたと立ち止まる事の繰り返しでした。
当たり前ですがやりたい事というのは「感情が動く」ものです。
思考優先で感情を切っていた私がいくら思考して「やりたい事を教えて??」と自分に問いかけ続けても分かる訳はなく、やりたい事すら思いつかない自分はダメな自分なんだ…と自分責めをして自己嫌悪を募らせるという悪循環を繰り返していました。
大事なことは「私は何をやりたいのかな?」「私の幸せってなにかな?」というのを何度だって問いかける事で、そこで答えが出ない自分を『絶対に責めない』という事なんですよね。
「そっかー、分かんないよね。ずっとやりたい事を押さえつけてきたのは私だもんね。ごめんごめん。これからゆっくり見つけて行こうね。」
って寄り添う事をすればいいだけで、答えが見つけられない自分を叱りつけるなんて自分苛め以外の何物でもない…と今の私は思えていますが、まぁ、当時はそんな風に思えなかったんですよね。(えへへ)
自分のやりたい事をやる事が「自分を愛し、自分を自由にする」のであれば、そのやりたい事を見つけるために何をしたらいいのかな???と思い、私が実践したことは…
日常で感じる「小さなやりたい事」を叶える事
でした。
例えば、仕事帰りに甘いものが食べたい!と私が思ったのであれば、それがどんなにチープなのでも「教えてくれてありがとう」と自分に声をかけて届けてあげました。
時には冷蔵庫ストックしてあるチョコひとかけらだったりしましたが、それでも「届けてあげる」という意識で自分の願いを叶え続けました。
いい香りで緩みたいな~!と感じて、足湯っていいかも?!と思いついた私は、それを「出来る範囲」で叶えてあげました。
あったかいお茶が飲みたいな!気になる雑誌があるな!今日中に出しておきたい書類があったね!埃が見えるからここをサッと掃除したら気持ちいよね!お昼寝したいくらい疲れてるね!ベッドリネン類を清潔にしたいね!
私たちは日常生活の中で「ポツポツ」と小さなやりたい事が思い浮かびます。
その小さな願いを可能な限り叶える事を意識しました。
だって、今まで私は感情を切って無視してきたんです。
急に「ねぇ、なんか大きなやりたい事を叶えようよ!!」と言ってきたとしても、何一つ私の小さな願いを叶えてきてあげていないのですから、私の無意識が私を信頼なんてしてくれていないはずです。
信頼していない人に、大事な願いを話さないもんね…
今日はハンバーグが食べたい!ってお母さんにリクエストして「分かったよ」と言われていたのに夕飯がカレーでガッカリした後で「明日はハンバーグにするね!」と言われてワクワクして待っていたのに、翌日は煮魚。
諦めずにまたハンバーグをリクエストしますが、テーブルにあったのはパスタ。
だとしたらいつの日かハンバーグをリクエストするのを諦めますよね。
私たちの内側でも同じような事が起きています。
これやりたい!!これ楽しそう!!これ心地よさそう!!
という「自分の感情」が動くことを提案してくれているのに、それを聞いてもらえなかったら、提案をするという事自体を諦めていきます。
無意識の内に自分が自分を諦めることが習慣化してしまうんです。
そこで、自分を信頼してやりたい事を伝えてもらえるようになるためにも、日常の小さな願いを叶えてあげる事を実践し続けました。
出来ない時は「ごめんねー。でも教えてくれてありがとう。」と自分に届けました。(全てを叶えないとダメ!という事ではないですし、そこで自分を追い込んだらこれも自分苛めですしね。)
やりたい事が分からない。
自分の本音が分からない。
そう思って悩んでいる人がいたら、ぜひ、自分の日常の「些細で小さな願い」を叶えてあげる事をしてみてください。
叶えてあげる → 実績になる → 私は叶えることが出来るんだね!という自信になる → 叶えてもらえるならもっと信頼していい → やりたい事を届けたくなる
という循環が出来るようになるんです!!
そうそう!!
美千代ったら上手にまとめてくれてありがとう♡
私は賃貸暮らしなので、お部屋を快適にして暮らしたい!という思いが沸いたとしてもできる事には限りがあります。
100%完璧には叶えられなくても、どうやったらそれに近い事をしてあげられる??どうやったら快適って思ってくれる??と考えて叶えてあげると、自分がとっても嬉しくなると気付きました。
アロマの足湯もその一つです。
ネコちゃんとアロマの関係を考えたら無理な部分もあるけれど、可能な限りで自分を心地よく緩ませる活用はできないかな??
足湯の他にもアロマオイルではなくリネンウォーターを眠る前に枕の近くにシュッとするだけでいい匂いに包まれて眠れて幸せだって感じられそうじゃない??と思いついて実践してみたりもしました。
・考えてくれた事
・それを実行してくれた事
は、自分のためにこんなにもしてくれるんだね!という信頼になると同時に、自分の自信になります。
例えそれが失敗でも「これは残念だったねー」と笑って受け入れ、感謝してくれる自分がいる事も発見しました。
いきなり「ほんとにやりたい事」「ライフワーク」「自分が夢中になれる事」を見つけられなくてもいいんです。
ゆっくり小さな事を叶えてあげている中で、少しずつ自分を信頼して、自分の心が緩んでいって、大きな夢ややりたい事を教えてくれるようになりますから。
なぁんて、私はまだライフワークと呼ばれるものってなんだろうなぁ??なんてぼんやりしていますが、それでも毎日がのびのびと自由な事を喜べているので、焦らずに自分のスピードで行こうと思っています。
さぁ、今日のあなたの小さな願いはなんでしょう??
それをささやかに叶えてあげて、自分との信頼関係を太くしていく事ができますように。
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